出勤して、業務だ。業務も大事だが、迫りくる内部監査対策も大事だ。というわけで、私と先輩は、だいたい半日くらい内部監査準備である、書類を作ったり、はんこを押したりなんだりかんだり。「でもこの程度で済むんだもん、よくなったよ」そんなもんすか？内部監査は来週の水曜である、ひとまず前日が祭になることは避けたい。今日は隣の部署のメンバーとうちの先輩が一緒に社検をやる案件があり、それで隣の部署のメンバーの一人がこっちで作業をしているのだが。「内部監査すか？いろんな意味で終わってますね(笑)(笑)」まあ、そういうことか(笑)。
さて、ここ数日中国案件で大変な先輩だが。「今日はもうかかってくる気配ねえな？帰っちゃっていいな？」一応、自分自身にも念押ししてから退勤である。あれだけヘルプ要請があって、今日はこれだけ静かって…確かに怖い気がしないでもないが。

休憩中に、なんかよさげなライブ情報を仕入れる。残業する気はさらさらないので、こうなったら定時ダッシュだ。というわけで、定時後、そこそこだべってから、自転車を置くためだけにアパートに帰宅し、スーツ姿のままバスで駅前へ。
やってきました、ピークアクション。本日の催し物『小野一樹presents HOME vol.56』というライブイベント。ピークアクションって、スタンディングだったよな、革靴は失敗だったか…。しかし会場内には丸椅子が用意されていた、一安心。最前列の端に陣取り、開演を待つ。最初に演者さんがみんなステージに上がって、ちょっとトークがあってからライブスタートである。
トップバッター、主催小野一樹さん。笑える曲があるかと思いきや、とんでもなくストレートで、ぐさっと刺さる曲もあった。最後のあの曲は、涙が出そうになった。あれをこうしてライブで歌うのって、相当なプレッシャーだと思うのだけれど。それでも発信するのだから、本当にすごい。
2番手、MANAMIさん、本日のお目当てです、はい。ライブのタイトルにちなみ、家族のことを歌った曲もあれば、夏に向けての定番曲、そしてグランシア須賀川のCMソングに決まった『あいすくりーむ』。カバーもあったりなんか。あとは何より、トヨタカローラ福島のCMソング『はじまりの予感』やっと耳になじんできたし、ついにCMのオンエアも始まったそうだ、早く見たい聞きたい。
3番手、北海道から山口孝司さん。ギターがすごいよ、ステージ上の動きも激しいよ、何よりマイクなしでも届く声量よ。そして歌詞の内容が、はっとするようなところを突く。ああ、そういうこともあるな、でもそうありたいな、そんなことを考えさせられる内容であった。圧巻のパフォーマンス、すごいパワーだった。
最後、黒川翔太さん。最初はみんなを巻き込んで盛り上げるのだが、しかし「しっとりした曲ばかりで、これ以上盛り上がりません」と断言(笑)。確かにしっとりした曲が多い。そして、風景を浮かび上がらせるような曲の作り方がなされている。いいなぁ、温かいなぁ。
最後は出演者全員の大団円、みんなで盛り上がれるカバー曲をやる。ずっと笑顔の絶えない、終始素晴らしいライブであった、ありがとうございました。
終演後に物販で、演者の皆さんと話すことができた。みなさん温かい、本当に。

ピークアクションを出て、バス停に行ったら、すぐにバスが来た。終バスの一つ前、いいや乗ってしまえ。フライデーナイト、混んでいる。晩飯を食いたかったが。アパート最寄りで降りて、コンビニ弁当で済ませる。しかしスーツのままでも、行く価値のあるライブだった、これはマジ。