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  • from: とおるさん

    2019年10月22日 21時16分03秒

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    19年10月22日Tuesday

    即位礼正殿の儀、今年限りの旗日である。本当なら心底めでたい日である。しかし即位のパレードが延期になったように、日本全国で心の底から祝う感じではなくなってしまった。天皇陛下のご即位は、そりゃもちろん喜ばしいことである。しかし台風のタイミングが悪い、インパクトが強すぎた。
    朝から、全国区のニュースで、母校の大学が浸水して来月まで授業が再開できないとか、福島交通で浸水したバス90台廃車だとか、胸が痛いニュースが多い。

    いつもより若干遅めに起きる、若干である。とりあえず朝飯だけ済ませて…今日は予定がない。ただ、一日中、部屋にいたら腐りそうな気がする。ラジオを聞きながら…そういえば、今日、福島でイベントあったな。…行くか、行こう。
    パソコンを広げて、もろもろのツールを使って、情報収集。郡山福島間の東北本線は、バス代行輸送があるというのだが…なかなか時間が読めないな、どうしよう。いいや、ここは割り切って新幹線だ。
    11時前、アパートを出る。バス停でバスを待つ…バスが来た、バスが。こんな状況なので、バスが来るだけ奇跡だ。当たり前なんて何もない。
    無事に郡山駅に到着し、ひとまずは在来線改札。水郡線と磐越東線は運転見合わせ、東北本線はバス代行輸送。その時刻表に目をやると…普通に列車が走る倍かかる。しかも本数が少ない、これはいかん。割り切って、新幹線にしておいてよかった。そして改札口には、磐越東線の被害状況の写真が掲出されていた…いわき方面の被害が凄まじすぎる。これは復旧に時間がかかる、作業に当たられている皆様には頭が下がる。
    ひとまず、エキナカコンビニでカフェラテを買って、ボーっと新幹線を待つ。ラジオ福島蚊から、リクエストが流れてきた。先日の菊人形会場での公開放送を見て…ひとりぼっち秀吉BANDの『俺達まだやれる人』これでパワーが沸いてくれば、と思って選曲した。
    ホームで、新幹線を待つ。来た、新幹線が来た、高いだのなんだの言っている場合ではない、走っているだけありがたいのだ。各地にアクセスできるだけありがたいのだ、繰り返すが当たり前などない。

    あっという間に福島に到着した、1区間の贅沢。改札を出て街中へ、ちょっと早いから昼飯だよね。歩いていくと『街の洋食屋さん』の看板…たまにはいいんじゃね?というわけで、そのままその洋食店へ。
    お店の中に入ると、雰囲気はかなりある。そんな中メニュー表を眺めて…いろいろあって、全部おいしそうなんだけど、お店のメニューを冠している定食を注文した。まずサラダとコーンスープが出てきた、サラダはシンプル、コーンスープは濃厚。そして出てくるメインディッシュ、ハンバーグとライス。ハンバーグ…けっこう大きいと思ったけど、ぺろっと行けた。味がそんなに濃くないので、それがよかったのかな。美味しかった、ごちそうさまでした。

    やってきました、福島テルサ。今日はここで『東日本大震災遺児支援チャリティ後援会ライブ 生きる(第44回曹洞宗青年会東北地方大会福島集会)』が行われる。会場30分前で、なかなか並んでいる。しかし私は、前売り券を持っていない。当日券が出るらしいのだが…どこ?わからず困っているところで、ライブ会場での顔見知りの方を発見。助けを求めると、情報を仕入れてくれて、入り口の受付で無事に当日券をゲット、助かりましたありがとうございます。
    開場、ひとまず席取り。前から数列目の真ん中、なかなかいいポジションが取れた。じゃあ、一服。テルサ内の喫茶スペースで、アイスコーヒーをいただく。何度となくテルサに来ているが、入るのは初めてだった。
    再びホールに戻った。まだ開園まで時間があるし、昼めし食って満腹だし、昼寝をかます。そして開園に先立ち、曹洞宗福島県青年会会長からのご挨拶を賜って、いざ開園である。
    第一部は講演会。『夜回り先生』こと水谷修氏をお迎えして『どこまでも、生き抜いて』と題しての講演である。水谷さん、これまでの活動を振り返りながら、今現在日本が抱える問題や闇を、面白おかしく、かつ真面目に。だから聞いていて飽きないし、どこまでも引き込まれて、そして考えさせられる。東日本大震災のエピソード、そして夜回り先生の活動。なぜにいじめが起きるのか、DVが起きるのか、貧困に困っている子供に、どう向き合うのか。そして普段の生活から、考えなければならないことは多い。子供の希望をつぶすのは、身近な人の言葉、生活。だからこそ家庭円満、互いを認めてほめる、それこそが大事なのだ。そして子供を放っておいてはならない、夜の世界から昼の世界に連れ戻すために、我々に何ができるのか。そして特に水谷先生が印象に残る、ある女の子の話。胸に重くのしかかった。何にしても、命は尊いものだ。水谷先生が語る命の重さ、そして絶対にその命を消さないという使命感。聞きながら、後半はうるうるしてしまった。生きる意味を、考える、貴重な貴重なお話だった。
    第二部はライブパート。竹内イタルさんの司会で、われらがチェリーボーイズの登場。まずトップバッターは、ave。『島の歌』『福の歌~がんばっぺバージョン』の2曲を披露。前半からの空気をがらりと変えるのにちょっと苦戦していたけれど。でもこのタイミングでの「福の歌」はしみる。震災のことをもちろん思い出すし、やっぱり先日の台風のこともある。だからこそだ。
    次に登場したのは、thing of gipsy lion。真琴さんの歌詞はストレート。だからこそ『時間』『ロックンロール』という2曲は重い。時間は刻々と流れるし、だからこそちゃんと生きなくては、そういうことを考えさせられた。
    ここで一気に空気が変わるぞ、次はDEFROCK。MCターキン、ギターhiropon、DJハッピーソング。1曲目から『1寺バイト』で会場は大盛り上がり。DJハッピーソングはちょくちょく何か仕掛けてくるし(笑)、ヒロポンさんのギターがかっこいい。『好きすぎて』では会場みんなで手を上げて、一体感が生まれた。
    そしてだよ、最後に登場、竹原ピストル。あの竹原ピストルさんだよ?こんな近くで拝めるとは思ってもみなかった。正直、そこまで詳しくはない。だけど聞いたことのある曲が多くて、一緒に盛り上がれた。曲から感じる熱い思いと、MCでのあの人間味のあふれる感じ。あれが竹原ピストルという人間なのだろう、かっこよすぎる。会津でのエピソードがもとになった曲もあるし。何より終盤の「ようそこの若いの」のサビで、会場が大合唱。これには感動してしまって、歌いながら涙が出てきた。こうしてライブで盛り上がれるのも、命あってこそ。そして当たり前ではないことを感じられた。ありがたいな、本当に。
    これだけでは終わらない。アンコールにて再びピストルさん登場。そしてまずave氏を呼び込み、熊本地震をきっかけに作られた2人の楽曲『こんなに離れていても』を。これまた会場のみんなでサビを歌って。そして最後はチェリーボーイズ全員で『全狩り解禁日』5人集結したチェリーボーイズ、楽しい、かっこいい。こんな元気が、より大きのみんなに伝わればいいな、そんなことを思った。
    大盛況のうちに、演目は終了。最後は水谷先生と青年会会長から一言ずつ感想を。水谷先生も明るく前向きなコメントを、会長は感極まって思わず涙。こんな感動的なエンディング…ああよかった。今日といういろんな思いが交錯する日だからこそ、このイベントが開催できたことのありがたさを、参加した身としても考えなければならない。上手く言葉にまとめられないのだけれど、来てよかった。ありがとうございました。

    テルサを後にして、福島駅へ。考える…東北本線で帰ると、通常の倍かかる。いいやもう、新幹線。その前に、ずんだシェイクで一服。なんと私までで、ちょうとずんだシェイクが売り切れた、なんというタイミング。
    買って、在来線改札を抜けて、飲みながら新幹線改札も抜けて。しまった、腹減ったな。新幹線まで時間がある…いいや、晩飯を済ませよう。立ち食いそばでささっといただく。
    ホームで新幹線を待つ、やまびこ号とつばさ号の連結ね、からの出発。すぐに郡山に到着し、改札を出た。
    バス乗り場へ…アパートの最寄に行くやつがあるぞ、急いで乗り込んで、無事に帰ってきた。バスも新幹線も走っているのが、本当にありがたい。そしてイベント一つ取ったって、開催されて参加できる、そのありがたさを、考えさせられた一日だった。全部、生きていてこそ、命あってこそ。

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