起きてはみた、とりあえず。朝食を済ませて、しばらく何もせず、ボーっと過ごす。掃除は明日にしよう、そうしよう。今日はやることがある、うん。

そういうわけで9時半過ぎ、会社に出てきた。昨日の立会検査の残件処理である、出荷までに時間がないので、やれることはやってしまう。うちの部署では、先輩と後輩2人が出ている。隣の部署も1人か？出ている。私は会議室にこもり、手順書を手直ししたり、実機があるうちに試せることを試す。誰もいない土曜日、本当に静かだ。途中、別の後輩も出てきた。
昼休み。後輩のリクエストにより、またも大須賀である。昼飯時だというのに、待ち時間もなく入れた。私はつけ麺、先輩は油そば、後輩たちはラーメンだが。私以外の3人は、ニンニクを増した、私は昼から胃のショックを与えたくないので増さなかったが。「ニンニクやべえ…」「くっさ」だって自分で増したんだろ(笑)。
午後も会議室で、作業を進める。あらあら仕上げると、なんだかんだもういい時間である。午後はラジオをBGMにしていたが、競馬中継、東京競馬場のメインレースで悲鳴が上がったな。そんなレースを聞き終えたタイミングで、会社から帰る。

帰宅して、会社の鍵を置いて、再度アパートを出る。母校前経由のバスで、駅に向かう。最近、見慣れない車体が多い。この車体も、最近見るようになったな。台風被害、どこからかの中古車だろう。こうして復旧してくれたことがありがたい。

やってきました、peak action。今日はここで『荒牧リョウ「soulful」リリースツアー郡山編』が開かれる。着いたら、なんと一番乗りである、ラッキー。オープンと同時に、特等席である一番後ろの端っこ、テーブルもある席を陣取った。
トップバッター、thing pf gypsy lion。安定の真琴さんである。『歌謳う夜』『ステージ』と始まり、新曲『リンゴみそになるのこんなに早かったっけ』これは聞けば聞くほどじわじわ来る(笑)。MCでは多少の自虐ネタも交えつつ(笑)。先日二十歳を迎えたテリヤキチキンもとい吉田チキン氏に贈る『over the 20』メロディーに見事にテリチキちゃんのことを載せている。『リスタート』『旬』最後の『時間』あらためて、この曲たちを聞くと、日々をどう生きるか、考えさせられる。なんだかしみたな～。
二番手、パイナップル独りウェイ。今日もまたあの癖の強い世界観で、会場を沸かせる。ライブの始まりは『マダラカマドーマ』ここでどっかん。音楽だけでなく、体全体を使って表現するのが、パイナップルさんならではだと思う。『三春ダム』『あぶくま洞』『ヒューマンとヒューマン』といったおなじみの曲から、さあギターを置いたぞ、来るか？とみんなが期待したところで、季節柄『春のスキャッド』からのお待ちかね『おにぎり』同じ曲なのに、毎回パフォーマンスが違うからおもしろい。これで終わると見せかけて、名曲『あだたら』でしめる。笑うだけ笑って、最後はじ～んときた。
三番手、DEFROCK。今回はバンドスタイル、MCターキン、ギターhiropon、ドラム酒井乃莉子、DJオノシン、盤石である。『飯坂ベース』『飯坂公開処刑』で一気に熱量を上げる。ヒロポンさんも酒井さんもしっかり歌う『好きすぎて』『MASAO』はトラックの上にさらにギターとドラムが乗るので、何倍にもパワーアップして聞こえる。『恋はブギーバック』などのカバー曲もあったりして。『1寺バイト』『トラトラトラ』はパフォーマンスを含め本当に会場が一体となり、ターキンさんがカッコよく決める。いや～、暴れた。
四番手、荒牧リョウ。初めて聞く、もちろん予習はしていない。ギター弾き語りだけでなく、トラックというかオケも組み合わせている。ロック寄りではあるのだが、ロック一辺倒というわけでもない。そしてしっかりと芯が通った、強い歌声と歌詞。これは背中を押される人も多いのではないだろうか。そして今日は大事な日、荒牧さんのお師匠さんの命日だそう。だからお師匠さんの曲もやって。荒牧さんの曲は、本当に強い。ただ強いだけではなく、どこかにやさしさみたいなものもあって。かっこいい、その全力さが。
大盛り上がりで、ライブは終了となった。物販にて、シンジプ真琴さん、DEFROCKバンドと話すことができた。真琴さんのグッズがどんどんすごくなっている、手作りキーホルダーって。さらにターキンさんの物販には、果樹園の商品が並んでいる。もろもろ買って、ピークアクションを出た。良い箱で良いライブを見られる、幸せだ。

なか卯でカレーを食べて、バスでアパートへ。これまた見慣れない車体がやってきた、なんだこの塗装は。車内を見ると、これはもともと都バスだったんだろうな、たぶんな。そんなことを思いながら、無事に帰宅した。