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  • from: とおるさん

    2020年09月11日 23時01分06秒

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    20年09月11日Friday

    朝のNHKの東北ローカルニュースにて。「東日本大震災から、今日で9年半です…」9年半かぁ、そして今日は11日の金曜日だな。曜日と日付の組み合わせで、ちょっとどきっとする。

    夜は雨だというので、歩いて出勤する。いつも通り、業務に仕掛かる。今やっている案件も、おおよそ工程表に乗っているので、そこは心配ない。しかしそれより心配なのが、別の案件だ。今メインで注文をもらっているお客さんの子会社。もうそろそろ仕様が出てこないと、間に合わない。しかしお客さんからリアクションがなく、先輩がとにかく気をもんでいる。どうにかならんかねぇ。
    午後になって、どこからともなく…ごろごろど~ん!「また来ましたね」「また瞬停するのかなぁ」大敵、雷。しかしそこまで近づいてこず、業務中はなんとかなった。
    残業時間、私はだいたいきりが良くなったので、ぼちぼち上がろうとする。先輩は電話で話し中。部署を出て、デスクへ向かうが。先輩、なぜか電話中、じっとしていられないという習性がある。いつの間にやら事務所にいて、電話しながら歩き回っている。「なんであいつは電話しながら歩いてんだ?」「気になるぞ」やんややんや言われているので、先輩を止めようと思ったが…バスの時間が迫っているので、引き揚げてしまう薄情な後輩を許してください。

    そういうわけで、バスで帰宅する。買ってきた晩飯を食って、パソコンをテレビにつないで、配信開始を待つ。

    20時半、配信開始。今日は、PEAC ACTION再オープン9周年記念の、ひとりぼっち秀吉BANDの無観客配信ライブである。秀吉バンドのライブを見るのなんて、いつ以来なんだろう。画面に映し出される、見慣れたピークアクションのステージ、そしてバンドの4人の姿、これだけでうれしくなっちゃうよね。しかも今回は映像クルーも入って、かなり本格的。
    『追風』から始まって、今日という日に『何度も』ここでもう、手を上げてしまう。震災から9年半という日に、聞けて良かった。どんどん盛り上げパートが続き『俺GJ』そして超序盤だというのに『俺達まだやれる人』ここで秀吉さんが、いつものこけるくだりで、お客さんがいない客席に飛び込む。お客さんがいないんだなぁ、改めて思う。
    ここでマジで本編終わりみたいな空気を一瞬醸し出すが(笑)。震災から半年後に再オープンしたピークアクションへの思いを、みんなが語る。ジョンさんはじめ、スタッフの皆さんには感謝である。
    次のゾーンはしっとりと。新曲『昔話』『絵に描いたような幸せ』『アメリカへ行ったら』『幸せのアイデア』秀吉バンドの音楽にゆっくり浸る。自然と笑顔になれる、うん。
    次のMCパートでは、ホリさんのガチ宣伝が入る(笑)。そして髪型がモヒカンではないという、今年はこれで行くらしいぞ(笑)。
    ライブはどんんどん終盤へ向かっていく。『juice』を聞くと、本当に終盤だな。『hope』は4人の歌声が、どんどん重なっていくパートがやっぱり好き。会場でも大合唱になるもんな、またあの空気を味わいたいんだ。『みんなひとりじゃないよ』を聞くと、以前放送されていたラ時番組を思い出す。そしてこうしてみんなで配信を見ているRと、ひとりじゃないなぁ、って。秀吉BANDの人柄が、そう思わせてくれている気がする。秀吉さんが、ツイッター上で核心を突いた感想を見つけた『チョビリン』いつになく熱がこもっていた気がした。
    もう一曲やって、お開き。ここでステージに、ジョンさんを呼び込んで。改めて、この9年間への思い、そして昨今への思いを語る。震災から半年後に走り始めたピークアクション、そして今のこの状況でも、走り続けるピークアクション。ライブバンドである秀吉バンドも活動が制限されているが、その中でももがき続ける。今回の撮影クルーには、そんくんもかかわっているらしい。やれることを、みんなでやる。次のライブはいつかわからないけど、よろしくお願いしますということで、ヨギさんが締める。最後は、冒頭、若干切れちゃった追風で、ありがとうございました、お疲れ様でした。
    みんなできることをできる範囲で。その中で精いっぱい、音楽を届けてくれるありがたさ、それを受け取れる幸せ。本当にありがたいことなんだ。バンドメンバー、スタッフさあん、本当に感謝してもしきれない。欲を言えば、何も考えず箱で騒ぎたい、大音量で音楽を浴びたい。でも今こうして音楽を受け取れる幸せを忘れずに。いつかまた、何も考えずライブハウスで騒げる日が、早く来ますように。

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