出勤して、業務である。その前に、作業着に着替えた。入社以来、作業着を買い替えてこなかった。年に数回しか着ないので、そこまででもないと思っていた。しかし着なくても傷んでくる、なので今年度、新しいのを買った。それで、今日初めて、袖を通した。新しい作業着って、こんなに硬かったか？しかも吸汗性も悪い…ああとりあえず洗濯したい。
作業開始。今日は、海外案件の品物を組み立てる。実は来月に、もう海外案件は迫っている。しかしそれだけではなく、追加のぶんもある。それも国内である程度検査してから、出荷する。業者さんに渡す前に、まずは社内で組み立てて、最低限の動作チェックだ。会議室を借りて、先輩と一緒に組み立て始める。
途中、営業さんの来客があり、対応できる場所がないため、私たちがドタバタやっているわきで、打ち合わせをしている。そこで先輩が、あるものを発見してしまう。見てみると…製品が、明らかに変形している。いや、なんでこんなことが。で、そこで打ち合わせをしている営業さんが担当で。お客さんが帰ったタイミングで、先輩がブツを見せる。「はぁ！？」「びっくりしたんですよ…」様子を見にやってきたヘッドの先輩「これおかしくね？」変形の仕方が異様である。保守部のグループ長も見に来て「なんか、熱加わった感じだな」そう、叩かれたにしては、傷っぽくない。湾曲して変形しているので、熱が加わったと判断した。
昼休み、営業さんが関係者各位に、ブツの写真を展開。「これはおかしいべ」「こんな壊れ方あんの？」誰も見たことがない、まれに見る不良品である。
午後から、いよいよ動作チェック。でも「火入れするの怖いよねぇ…」変形したパーツは取り外して、チェックだ。ぱっと見、健全に動いているように見える。途中で営業さんと保守グループ長が来て「これ(ユニット)ごと熱された可能性あっからさ」「丸ごと手配するね」外箱に外傷はない、そうなると出荷の過程で、しかも組み立てのどこかの段階でやられた可能性がある。なのでパーツ交換ではなく、全体を交換する運びになったそうだ。検査までに間に合うのかなぁ。
もろもろ、チェックできる部分のチェックは終えて、片付ける。この湿度と、社屋工事の締め切りで、汗だくである。先輩はこの暑さも荷物運びも、全部ダイエットに結び付ける。今回の意思は固いらしい、これはマジだな。