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  • from: とおるさん

    2021年11月27日 22時32分39秒

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    21年11月27日Saturday

    起きて、じいちゃんに線香をあげて、朝食である。そこから、今日の予定を確認する。朝のうちから、またちらほら来客やら供物が届いたり。みんなで食事をするのに、テーブルが足らない。父ちゃんと一緒に、物置からテーブルを引っ張り出してくる。なんせほこりがすごいので、ウエスで拭きまくる。
    昼は、母ちゃんが美容室に諸々確認に行ったついでに買ってきたおにぎりと、焼きそばパンならぬミートソースパン、どちらにせよカロリー爆弾である(笑)。インスタントのスープに、あとはちょっとした温野菜。これで昼飯は済ませた。

    昼過ぎ、遠方の親戚が続々到着し、さらに近場の親戚も来た。久々に来る人もいて、一瞬「誰?」みたいな空気も流れる(笑)。手伝いを頼んでいるご近所さんも来て、これでだいたいだろうな。若干密っぽいので、窓をしっかり開けて換気はする。
    14時半、葬儀屋さんの進行のもと、いよいよ納棺となる。全員腰に縦結びにひもを結い、納棺の儀である。目の前で寝ているじいちゃんを見ると、まだこのまま起き上がるんじゃないか、という気がしてならない。全員で水を口元へ運び、肌の出ている部分をぬぐう。さらに旅の装備を順番に身に着けていく、私は妹と一緒に手に付ける奴を。中指にひもを通したが…まだ動くんじゃないかと思っちゃう。みんなで声をかけて、別れを告げる。いよいよ全部整って、男衆で棺桶を運び込み、また男衆でじいちゃんの布団を担ぎ、じいちゃんを棺桶の中へ。棺桶に納まったじいちゃんの姿を見て、急に実感がわいてきて、一気に涙があふれてきて止まらなくなった。一緒に入れる品物を順番に入れていく、私はじいちゃん自身がつけた梅酒だった。花をかざりその姿を見て、また涙である。
    一連の儀式が終わり、お清めの水やら塩やらやっているところで、男性陣にお呼びがかかり、部屋から棺桶を運び出し、霊柩車へ。そんでもって、その霊柩車に私も乗る。父ちゃんが位牌、私が遺影持ちである。町内の斎場へ直行、ばあちゃんの葬式以来である。準備自体は斎場の人がやるので、ここから先はスムーズである。
    通夜まで時間があるが、やることはいろいろある。あとでお返しの都合もあるので、父ちゃんの指示により、妹が生花と塙の名前を片っ端から写真に撮る。まだまだ時間があるな、と思っていたが、焼香のお客さんが来るので、休憩場所から式場に入っている。
    17時、通夜。まず最初に、じいちゃんの写真のスライドショー。なんかのときに準備しておいたじいちゃんのいろんな写真を投影。私や妹の成人式のときの写真、卒寿祝いや金婚式、家族旅行、昔の白黒の写真など。こんな写真が流れてから、いざ和尚さんのお経が始まる。それと同時に参列者の焼香だ。お経が終わってから、喪主である父ちゃんの挨拶、何事もなく無事に通夜は終わった。

    寒い寒い言いながら、親族一同帰宅。斎場での通夜振舞はできないので、昨日頼んだ弁当を、みんなで食べる。実家である母ちゃん側の親戚でなく、父ちゃんの親戚のほうも来てくれた。しかしこのご時世だし、弁当の量もだしで、そこまで長くはならない。ちらほら帰っていき、斎場に止まるおば夫妻は斎場へ向かい、何人かは近所の宿泊施設へ入浴しに。その間に私と妹で、うちに泊まるいとこたちの布団の準備である。父ちゃんの手も借りつつ。母ちゃんは今日も、香典をもらった各位に電話。
    そんなのも落ち着いて、風呂から帰ってきたいとこたちと、久しぶりに話す。仕事の話とか、みんな成長したわ。特に「こんなニュース見ながらやんややんや言うようになったの」「年取ったね~」なんて。もうこうして話すことも、この先あるかないか。明日は朝がすこぶる早い、そこまで夜更かしはしないように。

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