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  • from: とおるさん

    2021年11月28日 23時09分03秒

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    21年11月28日Sunday

    今日はいよいよ告別式である、じいちゃんとの最後の別れだ。しかし告別式が早い故、朝も猛烈に早い。7時半に斎場を出る行程になっている、なので斎場に着くのは7時ごろ。なので家を出るのは...と逆算していくと、5時半置きにしておかないとまずい。そういうわけで、昨日は早めに寝た。

    5時20分ごろ、目が覚めた。母ちゃんは美容室に着物の着付けを予約している、出かけていく音が聞こえる。そんでもって5時半、携帯のアラームで起床して、とりあえずひげをそる。朝食は、昨日の夜に親戚に出した弁当の残りである、かなり余ったので親戚に多めに配って、さらに朝食のストックに回せるくらいの余裕である。だがこういう弁当はえてして揚げ物が多かったりする、父ちゃんは煮物とか金平ごぼう、焼き魚などの部分だけ食べる。さすがに私もしんどいので、同じような感じ。途中でいとこたちも起きてきて、準備をして弁当を食べる。朝からがっつり揚げ物をいっているいとこもいる。下に寝たいとこたちは、布団を2階に上げさせる。ここはまたみんなで食事をするスペースになるので、片付けなければならない。女子たちはよくあの短時間で化粧をして弁当まで食うもんだ。
    7時過ぎ、ぼちぼち出発。着物を着つけた母ちゃんは、車の乗り降りにも一苦労。さらにいとこが泊まって人数も多いので、妹の運転でもう1台で斎場に向かった、ここまではよかった。
    斎場に到着して、妹と母ちゃんが、みんなのぶんのカイロが欲しいかもしれない、という話になり、取りに帰った。父ちゃんが「間に合うかな...」と心配する。準備がどんどん進み、出棺の時間が近づく。なのに妹は戻ってこない。時間間際に、妹から着信があるも取れず。そしたら他の親戚たちに着信があり「エンジンかからないって言ってる」とのこと。待っているわけにもいかないので、妹を実家でピックアップすることにして、家族で霊柩車に乗り込み、どたばたの出棺である。もともと実家を経由するコースだからよかったけどさ(汗)。
    実家までやってきた、組内の人が見送りに集まっている、いったん霊柩車を駐車場で回してから、再び実家前。私はダッシュで妹を呼びに行く。組の人にどう見られていたか(汗)。どうにか形になり、霊柩車はクラクションを響かせ、いざ出棺である。父ちゃんは助手席で位牌、母ちゃんは後ろで骨壺、私は遺影、妹は最初から持つものがなかったので安心だ。父ちゃんと母ちゃんは、窓越しにお礼を言いながら進む。霊柩車で久々に町内を走る、中学校に町民体育館にプール、マジでいつ以来だよ。そして見慣れない建物、これが統合された新しい小学校なんだって。とか話していると、後ろをつけていた親戚の車がはぐれた、よくあるやつ。ここで待ってると時間がなくなるので、火葬場に直行するように父ちゃんが連絡を取る。だが葬式なので、みんなマナーモード、片っ端から着信に気づかない。妹がグループLINEをして、途中で折り返しも来て、無事に連絡がついた。火葬場に近づくにつれ、じいちゃんに会えなかった話になる。特に妹はである。かの病原体が憎い、本当に。
    火葬場に到着、霊柩車から棺桶を下ろして、いざ火葬場へ。しかし入場の際に、容赦なく検温&アルコール消毒、なかなか厳しいぜ。中に入り、最後の別れの挨拶、和尚さんのお経が響く中、順番に焼香だ。棺桶の中のじいちゃんは、本当に穏やかな顔をしている。最後までありがとない。全員の焼香が終わったら、いざ炉の前へ。全員で合掌し、送り出す。そこから1時間ほどかかるというので、ここで軽食の時間。飲食の人数制限がある、会場の和室に入るにもみんなで入れ代わり立ち代わりだ。朝食代わりに、コンビニサイズのサンドイッチを1パック準備してもらっている。食べ終えたら、ロビーで過ごす。いとこたちととりとめのない会話、こんな空気だったな。「ハッシュタグ葬式」とか言ってみたりする、不謹慎(笑)。こんなことを言えるのは、じいちゃんが長生きだったから。そして1時間後、焼きあがった。出てきたじいちゃんのお骨の残り方に、みんなびっくり...しっかり残っている。「丈夫だったんだわ」最後まで自分で歩いてたもん、これだけ残るのも納得だ。お骨拾いだが、この部屋に入れるのも人数制限があるので、最初は遠縁の人から。私は集落の人と一緒に拾う。その後もお骨拾いは進む、お骨がしっかり残っているので、2回目が回ってきた。今度は内孫ということで、妹と一緒に拾い、あとは火葬場の人が細かい骨を集める。ここで初めて、喉仏の由来を知った、どういうことか。最後に喪主である父ちゃんが頭蓋骨を納めて、お骨拾いは終了である。
    斎場へ戻る、今度は骨壺を持つ母ちゃんが霊柩車の助手席へ、位牌を持つ父ちゃんが後ろだ。母ちゃん「こんなに小さくなって...」もともと小さかったじいちゃんが、もっと小さくなっちゃった。斎場へ向かう道中、妹「うわ~、山真っ白」父ちゃん「タイヤ交換しねっきゃなんねが...」んだべ。
    特に何事もなく、無事に斎場へ到着し、位牌・遺骨・遺影は祭壇へセットされる。告別式を前に、お参りに来るお客さんも多い。なんだかんだやっているうちに、告別式が始まる。あの世へ送り出すお経はすごい。和尚さんが普段のお経では使わない道具を使いつつ、お経を唱える。途中のお経まではなんともなかったが、この世での行いを伝え、三途の川を渡すところになって、急に涙があふれてきて、泊まらなくなった。本当にじいちゃんは行ってしまったんだ、にわかに実感がわいてきた。焼香もして、三日七日、初七日の法要まで終わって、告別式は終了である。最後に喪主である父ちゃんが挨拶、練りに練った長くもなく短くもなく、それでいて的を得た挨拶、すげえな。後に寺参りが控えているので、家族全員でばたばたと斎場を出る。お寺に向かうのは自家用車なので、父ちゃんがドライバーで、妹が位牌を持つ。
    お寺に到着し、各々中へ、下駄箱が新品だ。みんなで「使い初めだ」と言いながら靴を入れる。まだ和尚さんが準備中で、ちょっと時間がかかる。今どきは正座でなく、みんな椅子になっている。全員にお経の本が配られ、和尚さんに合わせて全員でお経を唱えてから、焼香する。これで一連の流れは終了だ。このご時世なので和尚さんもなかなか話ができず、最後にじいちゃんに着けた戒名の意味を教えてくれた。何事にも前向きで、健康で丈夫だったという特徴を反映した戒名、なるほどそういう意味か。

    さて、実家に戻る。父ちゃんと母ちゃんは斎場で、世話人をしてくれた近所の人からの引継ぎがあるので、私と妹は実家で降りる。集まっている親戚に、昨日の夜に続いて弁当を出す。その準備を諸々、みんなで協力して配る。私が全体に目をやっている中、妹はささっと父ちゃん側の親戚の相手に徹する、気が利くな。こっちの親戚も、ちゃんと弁当が足りたのを見届けて、各々食べ始める。そんな中、斎場に届いていた生花がばらされて届いた、尋常じゃない数の花束になった。これださらに祭壇のわきにスタンドの花だ、すごい量。そうこうしているうちに父ちゃんと母ちゃんも帰ってきて、無事に全員がそろった。まあこの場も弁当だけなので、昨日の夜に引き続いて、そこまで長くはならない。父ちゃん側の親戚が帰ると、もう片付けモードだ。座布団を重ね、テーブルを畳み物置へ。弁当のパックも洗われる。さらに向こうでは、花輪代の計算が始まり、遠方の親戚たちは墓参りへ。いろいろ落ち着いたら、全員でコーヒーを飲み始める。そこから、なんでもかんでも値段が付くぞ、みたいな話になる(笑)。話す内容は変わったが、ノリは昔のままだと思う。いろいろ話しているうちに、全員で写真を撮ろうという話になる。じいちゃんの遺影を抱いて、まずは孫一同。次に婿一同。さらに娘一同、と続くのだが、娘一同の写真を撮っている旦那たちの後ろ姿を撮る孫たちという、よくわからない構図が生まれる。そして最後は全員だが、どうやって撮影するか。いとこの携帯を踏み台に乗せ、さらに供物で上がった鳩サブレの大きい缶で携帯を支え、セルフタイまで撮影。これで何とか撮影できたっぽい。そんなこんなで、みんなぼちぼち帰っていく。それはいいのだが...誰かの忘れ物を母ちゃんと妹が見つけた。中身を見て、隣町の親戚のやつだと判断し電話をするも...まだマナーモードか、出ないぞ。しばらくして折り返しが来て、そして取りに戻ってきた。

    全員が帰ったら、みんなぐったり疲れる...怒涛のスケジュールが終わった。でも無事に乗り切ってよかった、まだまだ細かい手続きは残っているものの、まずは一息。母ちゃんはパーマ屋さんに着付けで借りたものを返しに行ったり友達にお返しを渡しに行ったり、父ちゃんは細かいいろいろを確認。私は部屋に戻り、ラジオを聞く...気持ちが落ち着かないので、いつもの番組だ。
    晩飯、母ちゃんは頑張って鍋とちょっとしたおかずを作った。しかしまだ気分は落ち着いていないらしく、父ちゃんと母ちゃんの会話が若干荒い。ぱっぱと食べ終えて、もろもろ準備。しばらく来ないので、じいちゃんに線香をあげる。

    磐越東線の最終で、郡山へ。日曜の夜、列車内の乗客は本当にまばら、私が乗って以降はほぼ乗客が乗ってこない。外も真っ暗、ね。ここでもラジオを聞きながら、気持ちを落ち着ける。
    郡山に到着、在来線改札で精算。私の前後で精算する客はいない、日曜の夜はマジで人出が少ない。バスまでしばらく時間がある、まあ待とう。やってきた西の内経由のバスも乗客は数人、街中を見ても...もうみんな店じまいよね、日曜の夜は早い。乃木坂46の『シンクロニシティ』『sing out!』サザンオールスターズ『ロックンロールスーパーマン』いろんな楽曲に気持ちを落ち着けてもらう。
    アパートの最寄でバスを降りる、私が最後の乗客だったな。アパートへ歩きながら...星がきれいだなぁ。帰宅して、荷物を解いた...ふう。なかなかまだね、感情が落ち着かない、ついてこない。でもちょっとずつ進まないと。

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