この時期にネクタイなんかしちゃって、出勤して、業務である。さあさあさあ、戦戦兢兢、内部監査である。まず朝礼で、社員証を首から書けるように全員に周知、ここがポイントである。
朝礼終了後、すぐさま会議室に集まり、早速内部監査開始である。品証部から2人、いわきから監査員メンバー1人、それに対してこっちはわりと大人数で臨む。まず午前中は、これまで保有している規格について、いつも通りの監査である。まあこの辺りは、突っ込まれるところはたかが知れている。そしてやっぱり、案の定の展開になった、毎回同じなんだよな。各案件の点検では、技術部からはうちの案件ではなく隣の部署の案件を出す。いわきのメンバーが監査するが、案件を直接担当したメンバーと、隣の部署のヘッドの先輩と、そして私の3人がかりで「はい！ここ！」「こっちの資料！」矢継ぎ早でチェックさせる展開、結果、無事に乗り切った(笑)。
昼休み、もうすでに疲れている。内部監査だろうとなんだろうと関係なく、仕出し弁当をいつも通り食って、いつも通り昼寝して、午後に臨む。
午後の部は、新しく取得する規格について。受け答えするメンバーを午前中から入れ替えるのだが、その筆頭が私である。担当メンバーが休みなゆえ、自ずと私になる。事前に質問項目は展開されていたので、それに従って、まあ適当に喋る喋る。一通りの受け答えは出来たし、新しい規格なのでそこまで深く突っ込まれることもなく、質疑応答は乗り切った。
しかしここで終わりではなく、今度はオフィスツアー、社屋の中の点検である。ISO関連の掲示物が古いとか、誰も気づいていない棚を開けたらとんでもなく古い資料が出てきたとか、多少のツッコミがあったが、2階はまあいいだろうと。問題は1階である。玄関から事務所内がよく見えるのがまず問題、しかし見えないのは不審者とかが来たときにまずい、痛しかゆし。2階から、余っている衝立を見ってきて立ててみるのだが、どうも上手くない。他にも掲示物云々あるのだが、正解が見えない。支店長的に、これ以上衝立を高くするのはNGということで、じゃあどうしようとなる。「建て替えるしかないか…」という声がちらほら、行きつくところはそこなのよね…。
思いのほかオフィスツアーが長引き、若干押している。なので、終了会議も後ろにずれる。そこで出たのは、午前中に指摘された、やっぱりな、なところ。そして、さっきオフィスツアーで正解が見えず、ここは引き続き観察点。抜本的な解決先は、マジで社屋を建て替えるしかないような気がするのだが…。
不適合は出ずに、内部監査は終了、もう疲れたわ。残業時間に作業しようとしたが、気力を持って行かれて頭が回らない。一緒に残業していた先輩に、内部監査中に見つけられた棚の話をした、さらに先輩が隣のヘッドの先輩にその話をした。「え？まだまだごろごろしてると思うよ？」言われた通り、会社内のあちこちを見てみると…軽く30年くらい前の資料が眠っているのを発見…とりあえずそのままにしておいた、これはそのうち対策を打たないとよろしくない。