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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年02月22日 06時03分55秒

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    安心して失敗できる

     子どもと生活しているとどうしても上からの目線で見ることが増えていく。人生の先輩として、子どもたちにこれだけは伝えたいと思うのもそれだ。これは、大切なことであるが、押しつけになっていないか常に自戒しなければならない。私たち大人は、いろいろな経験を経て、「これは大事だ。」という内容を獲得してきている。しかし、子どもはその経験がない。同じような経験をしていれば、きっと「これは大事だ。」と言われても分かるだろうけれど、経験がなければ、分からないことの方が多い。まずは、体験をじっくりと見守り、体験をしたことに意味付けや価値付けをしていくことの方が子どもの学びに合っているし、無理がない。
     いいことを言っても、納得してもらえないのは、その体験の違いによるところが大きい。だから、
     「安心してやってごらん。先生はいつでも、手助けできるように、あなたを見ているから。」
     と、子どものすることを見守る姿勢が重要になる。これを進めると、
    ・一つのことを学ぶのに多くの時間を費やすことになる。
    ・失敗することが分かっているのを見ていることの辛さに耐えなければならない。
    ・多様な子どもの取り組みに対応できない未熟さを感じることになる。
    ・本当に失敗させてよいか不安になる。
     しかし、自分の力で乗り越えたときに、「よく頑張った。」と子どもの力に感動したり、自分のとは違う乗り越え方をしたときに発見したりすることができるのもこの取り組みがあるからだ。
     子どもを信じて見守ることは、辛いことでもあるが、子どもの可能性を生かすことにもなる。教師の立ち位置で子どもの動きが決まる。
     犬をつれて散歩に出かけるときに首に付けるひもの長さはどの程度に決めているのだろう。子どもへの指導はそのひもの長さを決めることに似ている。絶対に自分の思い通りに動かそうとすれば、短いひもの方が扱いやすい。しかし、犬にとって不自由になる。犬の自由性を高めるとなるとひもの長さは長くなる。教師と子どもは、信頼と呼ぶひもで結ばれている。そのひもの長さは、子どもが決めるのではなく、教師が決めている。
     鵜飼をご存じだろうか。(地元長良川で行われている。)一度に5〜10数羽の鵜を操り、鮎を獲る鵜匠の姿が、私たち教師のひもさばきと重なって見える。

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