家庭訪問を迎える時期になってきた。時間は短いけれど、保護者と直接話ができる最高の機会だ。子どもを理解する上で、どうしても保護者の理解は欠くことができない。
・この子は、どんな背景で育ってきたのだろう。
・この子は、どんな環境で育てられているのだろう。
・この子は、家庭ではどのように位置づけられているのだろう。
・この子は、保護者からどんな愛情を受け取っているのだろう。
　保護者の子育てに関わる見方や考え方、そして、子どもを育てる環境を見ることができる。こんな大切な時間だから、十分に準備をして迎えたい。
　逆に保護者の立場から考えると、どんな先生なのだろう？我が子を大事にしてくださる先生なのだろうか？関わりやすい先生だろうか？などと教師そのものへの関心があり、それが決定される大事な時間でもある。直接話をすると人柄が見えてくる。ここで印象が今後の学級経営にも影響が出てくると考えると、たかが１０分程度だとしても大事にしなければならない。
・子どものよさをつかみ話ができるようにしておくこと。
・訪問時間を守ること。
・地図であらかじめ場所を確認しておくこと。
・話の内容を事前に決め、伝えたいことを整理しておくこと。
・対応に差をつけないために訪問先での接し方を決めておくこと
・身なりを整えておくこと（ただし派手にならない。足の先から頭まで。）
・事前のメモを参考に、笑顔で目を見て話すイメージトレーニングをすること（家に入る直前に）
　好感をもっていただくことが第一となる。相手を尊重する気持ちを大切にしながら、聞き役に徹するように努力したい。