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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年07月25日 06時09分47秒

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    意思の疎通を欠かない

     慣れてくると、きっとわかっているだろうという思いになりがちだ。これが、溝を作る元になる。安定していると安心してしまうのが人間。しかし、人は変化している。それも、気付かないうちに少しずつ変化している。出会う人が変われば吸収するものも違う。場所が変われば、感じるものも違う。刻々と変化する毎日の生活の中で生きている。新聞やテレビなどで得る情報も違えば、家族で話す内容も同じではない。変化に合わせて生きているのが我々だ。その変化は大きな変化ではない。だから、変化しているにも関わらず、変化していないように感じる。また、脳は変化を嫌う。変化しない方が安定しているので安心できる。安心できるように脳が働く。だから、思い込みが多くなる。夫婦でも家族でも同様だ。まして、教えている子どもたちもそうだ。わかっていてくれるだろうという思い込みが、変化に対応できない自分を作ってしまう。コミュニケーションをとり、今の相手を十分理解しながら、事を進めていくことで常に変化に合わせた生き方ができる。人を固定的に見ないで常に変化している存在としてとらえることができれば、会話も違ってくる。ひとつひとつの説明も丁寧にしなければ、わからないだろう。「前に話したでしょ。」「わかっているでしょ。」ではない。わかってほしいから、わかっているかどうか心配だから、丁寧に話すのだ。常にこの気持ちをもちながら、相手に接することで思いやりのある生き方も身についていく。言葉足らずになることの裏には、思い込みがある。「ここまではわかっているはずだ。」「ここから話せば理解できるだろう。」などという思い込みだ。これは自分本位であり、会話をする前提に欠ける。会話はお互いを理解するために行うものであり、自分の一方的な思いを伝えることではない。伝えたいことがあっても相手を知らなければ伝わらない。嫌いだと思っている相手から話をされても聞く耳を持たない。今忙しいのでそれどころではないと思っている相手ならば、聞いても別の事が脳裏にあるため意図が伝わらない。気になることがあって、それどころではない相手ならば、早く用件を済ませてしまいたいと思い十分に話を受け止められない。このようにすべては受け取る相手を知ることから始まる。その相手に合わせて会話を進めることになる。ここで大切にしたいことが、「話してもいい?」という言葉かけだ。相手に許可を得ることは、相手が話を聞く構えができたかどうかを確かめることができる。「ちょっと待って」ということならば、相手は先に自分のしたいことができる。相手が主導権を握っているので、相手は安心していられるので、したいことが終わったら話を聞く構えができる。この状態ならば、安心して受け入れてもらえる。「後にして」であっても、「いづれは聞くよ。」ということであり、聞く準備ができたときには知らせてもらえば、安心して受け入れてもらえる。相手との意思の疎通を欠かないでうまく関わりをもつことになる。
     急ぎだからというのは、こちらの都合。それでも言いたいのならば、100%伝わらないということを前提に話を進めるしかない。決して後から「あの時、言ったでしょ。」と言わないようにしたい。例えば、「忙しいときに話したから十分伝わらなかったんだ。」ということなのだ。相手の心を開いていない以上伝わらなかったとしても相手の責任ではない。心を開いていない状態で話した自分に問題がある。どうしても確実に伝えたいのならば、受け取ってもらったかどうか心配する気持ちから、絶えず確認を取る必要がある。「例の件はよかった。」「大丈夫。」と声をかけるのだ。学級の子どもへの指導も同じだ。大人である教師は弱い立場の子どもたちの立場になければならない。丁寧に繰り返し何度も言わなければならないことを一度で済ませてしまおうということはないだろうか。「何度も言わせないで。」と自分の傲慢さを子どもの問題として押し付けていることはないだろうか。このような丁寧さに欠けることが子どもとの関係を悪化させることになるとしたら、とてももったいない話である。

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