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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年01月15日 04時40分32秒

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    子どもが使う言葉

     「先生、〜してください。」「分かっているから、言わなくてもいいです。」などと子どもたちが、教師に対して話してくるときに、どんな思いになるでしょうか?
     「教師に向かって、指示や命令をするなんて、どういう子どもだろう。」と思うでしょうか?それとも、「自立していていいなあ。」と思うでしょうか?どんな思いでこの言葉を受け取るでしょうか?これも時と場合によると思いますが、どのような人間関係が築かれているか、とても興味のあるところです。
     日頃使っている子どもの言葉から、教師との人間関係がよく分かります。子どもが教師を尊敬する対象としてみていると、このような言葉は使わないでしょう。教師と対等の立場と考えているとこの言葉を使っても不思議ではありません。子どもが自立していく過程で、言葉遣いは変わっていきます。教師から指示や命令を素直に受けて行動することが多い時期から次第に指示や命令に対して自分の意思を発揮し始め、やがては、自分の意思で行動することが多い時期へと変化していきます。子どもが今、どの時期にいるのかは、教師との関係とは無関係のはずです。それにも関わらず、子どもたちは、今の自分の状態を言葉で表し、教師に投げかけてきます。これに反応して対応するか、それとも、すぐに反応せず、一旦言葉から、子どもの状態をつかんだ上で、その意図に合わせた対応をするかは、教師の姿勢で決まります。つまり、教師が、子どもとの関係を友達感覚でいると、すぐに反応して言葉を返すことが多くなります。その方が子どもの感覚に合うからです。しかし、「ちょっと待って、その言い方はおかしいでしょ。こういう時は、お願いすることだから・・・・。」と話し方を指導し、その上で子どもの要求に応えていく教師とは明らかに違います。これを指導すると子どもとの信頼関係が崩れると考えているとすれば、大きな勘違いになります。この言葉を挟むことは、時と場に応じた言葉を獲得する機会を作っただけです。子どもの要求に応えることができれば、信頼関係が崩れることはないのです。(子どもが求めているのは、言い方ではなく、要求の内容なのです。言い方に意図はあまりありません。ただし、信頼関係を崩そうとするときは意図的に言葉を選びます。)
     子どもが教師の言葉に反応していることと同様に教師自身も子どもの言葉に反応していることが多くあります。何気なく使っている子どもの言葉に反応するのではなく、一旦受け止めた上で、適切な言葉を選んだり、使ったりすると会話が違ってきます。ただし、使い慣れた言葉は、すぐには変わりません。時間をかけてじっくり取り組みたいと思います。そのためには、次のような取り組みが考えられます。
    <例>
    ・言い方を繰り返し指導する。
    ・言い方を変えたときに要求に応える。
    ・よくなった言い方を褒めたり、紹介したりする。
     間違えても叱ることではありません。繰り返しが足りないだけなのです。これは、子どもとの根気比べです。

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