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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年05月27日 05時44分41秒

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    抑えられない感情

     「したくてたまらない。」、「決して許さない。」、「怒らざるを得ない。」などと強い感情が表れたときは、冷静に判断できません。

     後から後悔しても始まりませんが、どうしようもないのです。それは、感情の方が理性よりも強いからです。

     これは、強い感情ばかりではないようです。常に感情が優位に働くようです。
     「よいことをしよう。」「悪いことはやめよう。」「人に迷惑をかけてはいけない。」「約束は守らねばならない。」などと思って行動している時にも、同じように感情が働いています。その行動をしている時には、心地よい感情があります。
     好きなことをしている時も同じです。心地よいからしてしまいます。

    子どもを叱る時の感情を考えてみましょう。

     叱りたくなる感情が沸き起こったとき、ムカムカします。そのムカムカした気持ちを吐き出すとすっきりします。叱った瞬間がこれです。
     
     「ここは〜すべきだった。」「やり過ぎたかな。」等と叱りすぎると後悔することがあります。
     これは、感情の後に理性がついてくるからです。つまり、叱った子どもの様子を見て感じるものがあるから、その感情を理性が判断します。ここも感情が優位に働いています。

     このように意識せず、当たり前にしている行動の裏にも、必ず感情が動いています。そして、私たちの行動を操っています。

     人によって叱り方が違うのは、この感情の違いによるものです。
    「そこまで、叱らなくてもいいのに。」「それは、してはだめでしょう。」などというのは、叱る感情の違いをよく表しています。 

     叱る行為は、叱る側の感情の問題であって、叱られる側の行動とは、無関係です。

     手を出して痛めつけないと、本当に叱られたことが身にしみないかと言えば、そうではありません。叱られた側の感情が動けばいいのですから、手を出さなくても感情を動かすことはできます。

     大きなショックを与える方法の一つとして、手を出して痛めつけるという方法が考えられますが、これだけではありません。
    ・したことの重大さに気づく。
    ・したことで辛い気持ちになる。
    ・したことで苦しむことになる。
    ・したことで痛みを感じる。
    ・された相手の気持ちになる。
     いろいろな方法を考えることができます。

     しかし、叱る時には、冷静になれないのです。ついいつもの自分で叱ってしまいます。
     ここが難しいところです。そして、叱る時には別の要素が入っていることがあります。
    ・相手を従属させたい。
    ・自分を優位に立ちたい。
    ・優越感を味わいたい。
     などと、叱る側は叱られる側よりも優位だという思いがどこかにあり、それを確認するために叱るという行為を使っていることがあります。

     子どものためではなく、叱る側の都合で叱っていないかということです。所謂「八つ当たり」は、言語道断です。

     子どもを心から愛しているから叱るのだと本当に言い切れる「叱り」をしているかが重要になります。

     このように考えると、本当に叱らなければならないことは、限られてくるように思います。

     そして、もし、手を出さなければならない時があるとしたら、それはどんな時なのでしょう。
     体罰はいけないと決められているから体罰をしないということではないように思います。まして、自分を守るために体罰をしないなどと思っていたら、子どもは本気で叱られるという体験をすることはないでしょう。

     子どものために、本気で叱っているでしょうか。また、その裏返しとして、子どもを本気で褒めているでしょうか。
     
     子どもは敏感です。先生が、自分のために本気で叱ったり褒めたりしてくれるか、わかっています。教師の都合で褒めたり叱ったりしているならば、すでにそれは見破られています。

     感情で動く子どもたちを理屈で叱ることでもありません。抑えられない感情が子どもに伝わることが重要です。本気で叱ったり、褒めたりする抑えられない感情が子どもを揺り動かすのです。

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