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  • from: 岐阜のすーさん

    2012年05月14日 05時24分05秒

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    価値観で裁く

     5月も中頃となりました。この頃になると子どもたちは、学級での生活にも慣れ、次第に自分を出し始めます。
     そのため、4月には見られなかった、子ども同士のトラブルや学級全体で考えなければならない問題が起きることがあります。
     これは、とても自然な事です。安心の場が提供されているから起きてくることです。
     
     これに異常に反応することが、問題を複雑にしたり、解決困難な状況を作り出すことがあります。
     
     つまり、教師の価値観が強く出過ぎて、教師が問題を解決しようと力むと子どもからの反発が出てくるからです。

     子どもたちが自分たちの問題だととらえ、自らの力で解決するために教師が知恵を出し、解決の糸口を作るように見守ることができれば、子ども対教師という構造は作られません。
     むしろ、教師の支援を望む子どもた増えることになります。

     ここが一番教師の力が試される所です。

     「子どもの力で、どこまで問題解決できるのだろうか。」「その時に活躍するのは誰なのだろう。」また、「どのような人間関係ができあがるのだろう。」などと子どもを信じて、子どもたちの一挙手一投足に着目し、子どもの可能性を見つけ出すことができれば、問題を解決したときの子どもの自信にもつながります。

     これには、多少時間が必要です。
     
     教師の焦りや都合がそれを邪魔しています。つい、「時間がないから。」「すべきことが他にあるから。」「こんな風にしたいから。」などと教師の考えが優先してしまいます。

     せっかく力を出そうとしている子どもであっても、「このくらいの時間で解決できないようでは、だめだ。」「他との関わりを考える力がない。」「もっと全体を考えて、効果的な取り組みをしなければならない。」などと教師の価値観で子どもを裁き始めるのです。

     失敗から学び、自分の成長につながります。

     子ども自身が学ぶ機会を奪い、教師の価値観で裁かれた子どもは、自信を失います。

     いくら素晴らしい価値観であったとしても、過剰に反応することは、光と影を作り出します。

     子どもを承認し、子どもの言動を活かすための価値判断が必要になります。

     学級の目標と結びつけながら、
    「今あなたがしようとしていることは、どんな値打ちがあるの?」
    「この学級がよりよくなるためにあなたは何ができるの?」
    「今の取り組みは、仲間のためにどんな力になったの?」
    などと子どもに語りかけながら、知恵を授けたいと思います。

     この5月を乗り切ることは、学級づくりの土台を強く、大きくすることになります。

     自らの価値観を学級の目標と照らし合わせながら、どのように対応することが子どもを活かすことになるのかをじっくりと考えてみたいと思います。

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