「〝タクティカル・ジャッジメント〟なんてどうでしょう？」
　最近（かなり？）ごぶさたでしたが、久しぶりにオススメライトノベルを紹介してみようかと……。そんなわけで第3弾は〝タクティカル・ジャッジメント〟です。
　ところで、〝逆転裁判〟というゲームをやった事はありますか？ 自分はあいにくやった事はないんだけど、裁判で容疑者の無罪を証明するゲームです。そして、このタクティカル・ジャッジメントは不敗（腐敗？）の弁護士・山鹿善行が法廷侮辱罪ギリギリのありとあらゆる手段を使って容疑者を逆転無罪へと導き、真犯人を暴き出すという、まさにライトノベル版逆転裁判。
　この作品の魅力は会話かな。個性的なキャラクターが揃っているんで普段の会話も十分面白いんだけど、特に裁判中の舌戦は最高。証人に対する皮肉や揚げ足をとる主張、それによっておこる「異議あり」の連発は読んでて楽しい。さらに、真犯人が示された瞬間の検事側の反応はパターンが分かっていても面白く、毎回スカッとした気分になりますね。
　ライトノベルで弁護士モノというのは珍しいと思うんで、読んでみるのはどうでしょう。きっと面白いと思いますよ。

「〝ハーモナイザー・エリオン〟は良作ですよ」
　オススメライトノベル第2弾。アキツキさんはファンタジー系が好きなようなので、富士見ファンタジアの〝ハーモナイザー・エリオン〟を紹介してみようかと……。
　この作品は、ハーモナイズ〟というお金で魔物と契約する召喚術が特徴。当然、強力であればあるほど要求金額も膨大。「大金持ちになりたい！」という野望を持つエリオンはハーモナイズで最強の魔神〝ランドラ〟と契約してしまい、膨大な報酬を払えなかった時には身の破滅という、一風変わった借金ファンタジー。
　この作品の魅力はキャラクターかな。特にエリオンがいい味を出してます。すさまじいまでの守銭奴で、代金値切るのは当たり前。けど、お金のためならなんでもするというわけでもなく、しっかりとした誇りや信念を持っているし、逆境や誘惑にも負けない心の強さもある好感の持てるキャラクターです。
　善人だけど欠点も多いエリオンの活躍は面白いので読み心地がよく、初めてライトノベルを読む人でも気軽に楽しめる作品だと思いますよ。

「〝七人の武器屋〟なんてどうでしょう？」
　さて、好きな作品を紹介しようと思います。今回は富士見ファンタジアの〝七人の武器屋〟を語ろうかと……。
　この作品は武器屋のオーナーになった7人が困難を仲間達と乗り越えていく姿が面白い。特に、難題に立ち向かうと決めた後の痛快ともいえるノリが大好きです。やる時はやる、そんなキャラクター達の活躍を読んでいるとスカッとした気分になれます。
　また、武器屋らしく、独自の接客術〝オーナーコンボ〟や〝マイウェポン〟があり、それぞれのキャラクターの個性を反映していて面白い。中でも、一撃必殺にして使い捨てのマイウェポン〝ビッグバン・ソード〟はお気に入りです。
　ジャンルはファンタジー。とはいえ、コメディ色が強いんであんまりそんな印象はないんですけどね。

「今度読んでみます」
　〝薔薇のマリア〟ですか。残念ながら読んだ事がありません。ただ、ファンタジー系は結構好きなので、近いうちに読んでみようと思います。

　それと、〝Fate/Zero〟の4巻は公式サイトだと年末に出るみたいですよ。まぁ、正式な発売日の発表はまだのようですけど……。
　4巻では結末も気になるけれど、バーサーカーの動向が気になりますね。なんせ、未だに正体不明の英霊で、何をするのか予想がつかないし。そういうのも含めて色々と楽しみです。

「Re:好きな作品を教えてください」
好きな作品は自己紹介でも書いてある薔薇のマリアですね。
この作品の魅力は「仲間」ですね。
仲間のために何が出来るかを考え、仲間のために命を賭ける。などよくある仲間との関係ですが、それでもそれぞれの悩みの表し方などがうまく書いてあると思いましたね。
ジャンルはファンタジーになるのでファンタジーが好きなら面白いとおもいます。

Fate/Zoroは自分も読みました。本当に面白いですよね、読んでたらまた本編をやりたくなってきましたよ。
４巻は今年中に出るんですかね？