『東京レイヴンズ』の短編の感想です。
　春虎達の何気ない日常を描いたものでこれといって何か起きるような面白い話ではなかったんですが、この何気ない日常が春虎達にとって絆となったかけがえのない日々だと思うと感慨深いものがあり、短編の最後としてきれいにまとまっていて良かったです。

『東京レイヴンズ EX2』の書き下ろしの感想です。
　『EX1』の書き下ろしは春虎と北斗が出会った時の話でしたが、今回は大友先生達が出会あった時の話で、学生時代の三人が見れたし、話の方も色々な事情が絡んでいてなかなか面白かったです。
　できれば、この三人の話はもっと読んでみたいんですけどね。それこそ春虎達にも負けないくらい面白そうな話を作れそうですし……。とか考えてたらなんか本当に読んでみたくなってきたなぁ。

自分の友達は結構原作買ったりしていました。
アニメは終わったけど、原作はここからが本番だと思うので楽しみです！

『東京レイヴンズ』はキャラデザは良かったと思うんですよ。夏目やコンや鈴鹿は可愛らしさが出てましたし、大友先生は本当に格好良くてキャラの魅力は出ていたと思います。
　ただ、ストーリーはどうしても不満が残ります。原作ファンだからこそ思ってしまうのかもしれませんが、必要最低限のやり取りでどうにか形を取り繕っているように見えてなりませんでした。
　『東京レイヴンズ』は後半から盛り上がってくるので第一部をやりきった方がいいというのも分かりますけど、第一部をやりきっても全体のクオリティが落ちてしまっては本末転倒という気がするんですけどね。
　まぁ、感想や評価は人それぞれですが、それでも『東京レイヴンズ』を多くの人に知ってもらえたのは良い事ですよね。できれば原作ファンが増えてくれると嬉しいんですけど……。

　あと、原作11巻が来月発売します。
　夏目の出生の秘密が明かされたり、10巻では断片的だった仲間達の現状が分かるみたいなので楽しみですね。

アニメ東京レイヴンズ、全話終わりました。僕はとても満足しています。その理由は、東京レイヴンズの魅力を十分に伝わってきたからです。
あざのさんの作品を読んでいると、本当の盛り上がりは6,7巻からとなっているのを感じます。しかしBBBのアニメでは、3巻までの内容で盛り上がる前に終わってしまいました。それに比べると東京レイヴンズではしっかりと第一部を全部やってくれました。理想は3,4クールですが現実的ではないので、多少のクオリティを犠牲にしても面白さを優先した判断は、とても嬉しかったです。
内容に関しても、荒削りながらも原作の雰囲気はよく出せていたと思います。ストーリーの緻密さや、北斗や夏目やコンの可愛さ、大友先生や天海部長の格好よさはとても伝わってきました。
回りの原作を知らない方も、おおむね面白いと言ってくれていました。東京レイヴンズの魅力が多くの人に伝わって良かったです。

2期は残念ながらなさそうですが、まだ2部が未読ですしこれからも東京レイヴンズが楽しみです。

『東京レイヴンズ』第24話（最終回）の感想です。
　悪くなかったけれど、鏡戦が微妙でやや不満の残る最終回でした。
　鏡戦は原作だと面白かったんですけど、アニメだと微妙でした。展開そのものは原作に忠実だったんですが、春虎の使った符術の巧みさやコンの封印の詳細など丁寧に描いて欲しかったところが上手く表現できてなくてあまり面白味がなかったですね。
　結局最後まで話数不足による描写不足を感じる原作ファンとしてはとても残念な作品でした。

　さて、全話まとめての感想でも。
　まずどこのどいつだ2クールで第一部やりきろうなんて考えたバカは！
　どう考えても話数が足りずに詰め込むなんて事になるのは目に見えていただろうに！ そのせいで話を削ってしまい面白味がなくなってしまってる。
　2クールだったら短編を挿んで上巳の再祓までにしとくべきだったと本気で思う。絶対にそっちの方が話のクオリティは良かった。
　あと、色々とあった改変もダメだった。偽角行鬼の呪捜官がオカマになったり、護摩壇が巨大で移動式だったり、なんか増幅器みたいなものがあったり、鴉羽が変身スーツになったり、八瀬童子用の幻術なんかあったり、微妙でいらない改変が多すぎた。
　と、不満の多い作品ですけど、キャラデザは良かったと思います。最初は少し微妙かと思っていたんですが、表情が豊かでとても良かったです。そのせいか短編というかコメディ回は楽しかったですね。
　あと、空中戦の出来が妙に良かったです。以前にも書きましたけど、エイトビットは『IS』を作ってましたから空中戦のノウハウみたいなものがあるんでしょうね。
　まとめると、話数不足で話の方は色々とダメになってしまっているけど、作画は悪くなかったというところですね。一部酷かったですけど……。
　二期はまずないでしょうね。原作自体にストックがないのもありますが、そもそも面白くなかったし、DVDとBDの売り上げも良いとは聞きませんからね。
　放送前はかなり楽しみにしていたし期待もしていたんですが、『BBB』と同じ末路を辿ってしまいとても残念です。

『東京レイヴンズ』第23話の感想です。
　流石にクライマックスだけあって本当に作りが丁寧で良かったです。
　アニメからの人はまさかこの土壇場で天馬が活躍するとはかなり意外だったんじゃないだろうか。かくいう自分も原作を読んだ時は天馬が戦局をひっくり返す活躍をするとは思っていませんでした。けど、こういう才能に劣っていてもそれを利点に変えてしまうという展開はとても面白いですよね。
　それと、京子については原作の時も思ったんですけど、もっと早く伏線を出せなかったのかと思いましたね。原作でも9巻で突然才能に目覚めたのでご都合主義っぽいと感じたんですよね。
　あと、泰純が夜叉丸を幻術で惑わすという改変がありましたけど、あれはいらなかったと思いました。まぁ、土御門家にも活躍して欲しかったのかもしれませんけど、あれは設定を無視したご都合主義にしか見えなかったです。
　さて、最終回もこの調子で丁寧に作って欲しいですね。余計な改変はいりません。

『東京レイヴンズ』第21話と22話の感想です。
　今までと比べて原作の省略と改変がない丁寧な作りで良かったです。最初からこれくらいのクオリティでやってくれたらと思うんですが、今更か。
　21話は夏目が死に春虎が捕らえられた事でそれぞれが行動を起こす様子がクライマックスの戦いを予感させて良かったです。特に大友先生の殴り込み発言が良かったです。
　22話はやはりコンの忠言が心に響きました。倉橋長官達とのやり取りも含めて見応えがあって良かったです。

『東京レイヴンズ』第20話の感想です。
　相変わらず原作の省略と改変のせいで微妙な出来になってるけど、流石にラストは切なかった。
　そういえば、鴉羽織が変なスーツになっていたのには笑った。原作ではあくまで外衣のはずなんだけど、なんであんな変身ヒーローみたいなデザインになったんだ？ というか、原作でもあの戦闘形態（？）になったりするんだろうか？
　あと、空中戦（？）の出来は良かった。『インフィニット・ストラトス』といいエイトビットは空中戦を作るのが得意なのかな？
　さて、第一部で残すは9巻分のみ。そして、残りが4話あるという事はラストは省略や改変なしでやってくれそうな予感がする。最後くらいは面白くなって欲しいなぁ……。

『東京レイヴンズ Girls Photograph』2話の感想です。
　今回は春虎が風邪で寝込んだのを夏目だと勘違いする京子の話で、妄想と空回りぶりがなかなか楽しかったです。
　それに、春虎のトラウマやら夏目の儀式など短編の設定もちゃんと意識していて良かったです。ただ、流石に子供の頃のような謎の儀式ではなくまっとうな呪術で風邪を治すと思うんですけどね。

『東京レイヴンズ』第19話の感想です。
　悪くなかったけれど、やっぱり省略されている部分が気になってしまい物足りなさがありましたね。
　ただ、夏目と京子が和解するシーンはキャラの感情が出ていて良かったです。正直、話は尺の都合で削られてしまっているのであまり面白くないんですが、こういったワンシーンに限ってなら良いシーンもあるんですよね。
　そういえば、大友先生のとびっきりの間抜け面が見れなかったのは残念。どんな顔なのか楽しみにしてたんだけどな。

『東京レイヴンズ Sword of song』5話の感想です。
　一体目の鬼を倒した直後に二体目の鬼と戦うとは展開が早い。てっきりもう少し時間を空けてくるかと思ったんだけどなぁ……。
　鬼との戦いを知った者は魂を縛られるため誰にも言えずに孤独な戦いを強いられ続けるかと思いきや、戦いを密かに見つめる影が。まぁ、十中八九塾長の式神でしょう。どういう形で暁兎達に助力していくのか楽しみです。
　それと、入塾式での出来事も話題として話と絡ませてくるあたり同一世界によるスピンオフを意識していて好感が持てましたね。ちなみに、鈴鹿が同じクラスになって話に絡んできたりするのかと期待してたんだけど、別クラスで話には絡んでこなさそうなので残念です。

『東京レイヴンズ』17話と18話の感想です。
　17話ですが、ふざけんな。シェイバ戦は第一部における春虎最大の見せ場だというのになんだあのクオリティの低さは……。見ていて悲しくなったよ。
　あと、鏡を放置してるのも気に入らない。護衛なのにシェイバの暴走を放っておいた説明が必要だろうに尺の都合で完全に削除されてやがる。それに角行鬼もいないし……。
　18話は17話が酷かったせいかずいぶんとマシに感じたな。ただ、やっぱり細かいところが足りてないので原作ほど面白いとは感じなかった。
　17話はとにかく戦闘のクオリティの低さや説明不足、18話は無難だったけど特に面白いところもなかった。今まで原作の省略による描写不足などの不満があっても見てきたけど、そろそろ本当に見るのが辛くなってきた。けど、ここまできたら最後まで付き合うか。

　『東京レイヴンズ』15話と16話の感想です。
　まずは気になっていた新OPとEDなんですが、新OPが酷い。前のOPが良かっただけにより一層酷く見える。特に使いまわしが酷い。いや、使いまわしがあるのはかまわないんだけど、それを曲や他の映像とのタイミングを合わせずに継ぎ接ぎしたかのようないい加減さを感じました。ちなみにEDの方は無難な出来でした。最後にちょっとネタバレがあります。
　さて、15話では、相馬多軌子が登場。まぁ、それはいいんですけど、やっぱり原作の省略や改変が気になって仕方がありませんでした。
　16話も似たようなものですね。天海部長の戦いはわりと原作に忠実で良かったです。ただ、どうしても原作の省略や改変による描写不足が気に入らないんですよねぇ……。
　前々から思ってるんですけど、ラノベがアニメ化した場合、1巻分あたり5話をかけるのが一般的なのに、なんで第一部（短編除けば8巻分）を2クールでやろうなんて考えたんですかね。第一部を中途半端に分割するよりも一つにまとめた方がいいという意図は分からなくもないんですけど、そのせいで中身そのものが中途半端になってるんじゃ本末転倒もいいところだと思うんですけど……。とはいえ、これは原作ファンだからこそ思う事であって、アニメはアニメで面白いんだろうか？

　『東京レイヴンズ』の短編の感想です。
　コンの偽者現る？ その正体は簡易式。わざわざコンの簡易式を作るなんてもの好きはすず先輩唯一人。コンの簡易式を渡す条件としてすず先輩に付き合う事になり、春虎とコンに災難が……。
　コンと簡易式の踊りを見てすず先輩が大興奮。確かに子供が踊る姿は微笑ましいものがあるけど、流石にすず先輩のようにはなれないなぁ……。しかも簡易式は1体ではなく2体、それどころか8体になり、さらに倍以上。すず先輩のコンへの愛がこれほどとは……。
　なんか、そのうちMMDですず先輩と似たような事やりそうな人が出てきそうだなぁ……（すでにあるかもと思って探してみたけれどなかった）。
　そういえば、第2部ではコンとすず先輩の関係はどうなったんだろう。やっぱり大きくなってしまったから冷めてしまったんだろうか？

ドラゴンエイジで連載の始まった『東京レイヴンズ Girls Photograph』の感想です。
　前回のスピンオフが酷かったんで不安があったんですが、まともでした。まったく、あんなスピンオフやるくらいなら最初からこっちをやって欲しかったですね。
　タイトル通りヒロインにスポットを当てていて今回は鈴鹿なんですが、春虎とのデートでツンデレぶりを発揮するにやにやと和む話で良かったです。
　続きでは夏目やコンや京子にスポットが当たっていくんでしょうね。結構良かったので続きが楽しみです。

『東京レイヴンズ』14話の感想です。
　道満VS大友先生の戦いはクオリティが高くて良かった。それに、小暮さんのトドメの一撃も格好良かったです。
　ただ、省略や改変がどうしても気になってしまう。わりとうまく1話にまとめたとは思うんですけど、原作と比べるとやり取りが必要最低限という感じでどうしても物足りなさがあるんですよねぇ……。
　あと、土蜘蛛を流用したのはともかく、アルファとオメガの機甲式姿もなかったのはどうかと思った。結構見てみたかったのになぁ、残念。

　『東京レイヴンズ Sword of song』4話の感想です。
　まさか翌日に鬼と戦う事になるとは思わなかった。対策や修行のための準備期間が少しくらいはあると思ってたので予想外の展開。
　そして、鬼はあまり強くなかった。剣が効かないのは厄介だったけれど、弱点突かれたとたんにあっさりと負けるというのはなぁ……。あまりにもあっさりと負けてしまったし、使役式じゃなくて偽角行鬼のような簡易式なのか？
　一体目の鬼はなんとか倒せたものの犠牲者が出てしまい、これからどうなるのか続きが気になります。
　けど、雑誌が6月くらいに休刊するんで最後まで読めるかどうか……。

　『東京レイヴンズ』13話の感想です。
　あれ？ 2クール目から新OPと新EDになると思ってたんだけど、変わってない。話の区切りもいいし、変わるにはちょうど良いタイミングだと思ったんだけどなぁ……。もしかしてOPとEDがまだ出来てないというオチだったりするんだろうか？
　話の方は相変わらず省略や改変されているのが原作ファンとしては気になるけど、悪くはなかったかな。
　省略や改変で気になる点をいくつか。まず、いまだにシェイバが登場してないのが気になる。わりと必要なキャラのはずなんだけど、まだ出てこないところを見ると出す気がないのか？ あと、塾長と道満のやり取りもなかったなぁ……。それに、道満の式神が土蜘蛛っていうのはどうかと思った。これって道満の式神を新しく作らずに土蜘蛛を流用した手抜きとしか思えないんだけど、どうなんだろう。
　さて、14話のタイトルは術比べ。つまり、ついに道満VS大友先生の戦いが見れるので楽しみです。そういえば、今回の授業でさりげなく五行生克やってたな。さりげなさすぎるけど、これは符呪の舞の伏線かな。ただ、五行生克は基礎中の基礎であって2年の授業でやるような内容じゃないと思うんだけどね。

『東京レイヴンズ』12話の感想です。
　コメディパートはキャラの表情が豊かだし楽しかったけど、、合宿の話を1話にまとめようと原作を削りすぎていたので話としては面白くなかったです。
　原作通りとまでは言わないけど、もう少し上手く作って欲しい。根本的に尺が足りないんで詰め込んでしまうのは仕方ないところではあると思うんだけど、それにしても……。
　まぁ、合宿で1クールを終わらせたのは区切りが良いと思いました。そういえば、2クール目からはOPとEDが変わるみたいなので楽しみですね。