「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8」
　ついに京介と黒猫が恋人に。
　まぁ、ここ最近フラグが立ちまくってましたから、時間の問題だとは思っていましたけどね。
　とりあえず恋人になった舞い上がり具合が二人とも凄かったな、と。京介もかなりのものだったけれど、黒猫に至っては闇の眷属から聖天使に転生して神猫になったり、一晩でノート一冊を願望と妄想で埋め尽くすという凄まじさ。京介じゃなくても、あれは引く。
　デートにしても、願望と妄想で埋め尽くされたデスティニー・レコードに沿って行動するというなんとも中二病っぽい展開に。まぁ、黒猫らしいとえいばらしいですし、デート自体は初々しくて微笑ましいものだったんですけどね。
　そのままデートを重ねて京介と黒猫が恋人としての仲が深まっていくんだなと思っていたら、終盤ではまさかの展開に。そして、ついに黒猫VS桐乃の直接対決が！
　終盤の展開には最初戸惑いましたけど、終わってみると黒猫の本心が見えた気がします。やり方はまどろっこしかったと思うものの黒猫らしいと思ってしまいました。
　ちなみに、対決の結果は、黒猫が勝負に勝って試合に負けたというところかな。しかし、黒猫と桐乃の戦いはまだまだ続きそうですが……。

　……ところで、デスティニー・レコードを見て未来日記を思い出したのは自分だけでしょうか？