バンコクの街を夜歩いていると、カラフルな電球を付けた店「カラオケ屋」が目立ちます。
タイには、外国人向けカラオケと、タイ人向けカラオケが有り、今回の話は「タイ人向け」です。
外人向け、日本人向けのカラオケには、行った方が多いと思います。
タイのカラオケは、日本の「カラオケ・バー」みたいな感じでホステスさん？が居ます。
そして、テーブルや椅子を店の前に出し、やる気の無い呼び込み？をしています。
ただし、スクムウィット通りなどの繁華街の外国人向けカラオケは、呼び込みがすごいです。

　ロ－カルなタイ人向けカラオケ屋に入ります。ん〜！？「何だこの暗い空間は？ほとんど何んにも見えません！」
従業員の女の子約１３人居ますが、誰もこちらに来ません。「やる気が有るのか？」仕方ないので、こちらから女の子を呼んで注文をします。
普通の酒屋で売っている「１００パイパー」（タイで売っているスコッチウィスキーの１番安い物）３３０バーツ定価？が、「３８０バーツ」と言う事なので注文します。５０バーツの上乗せは、仕方ないな、です。

　日本のガイドブックに必ず？出て来る、アヌサワリーのソーイ・ラング・ナムに有る「ティダー・イーサン」（イーサン食堂）では、「１００パイパー」が４００バーツです。７０バーツ上乗せかよ！！！
「ウイスキー持ち込むとどうなりますか？」「ウイスキーの持ち込み料が５０バーツです」で、隣にあるセブンイレブンで３３０バーツで買い、５０バーツの持ち込み料払っても２０バーツ安くなります。
訳解らんです！！！
それから比べれば、カラオケ屋の＋５０バーツは良心的です。
個人的に、この「ティダー・イーサン」は、大嫌いです。日本語の色々な所では、紹介されていますが、「高くて不味く」、「日本語のメニューが有る」だけがセールスポイントの店です。
僕はソーイ・ラング・ナムに１年住みましたが、５件ぐらい隣の「イーサン・ロット・デート」の方がお勧めです。僕はこの店に、ほぼ毎日１年通いました。
　この店の、ソンクラーン（タイ正月）休みの前の日に呼ばれました。行ったら店を閉めて、従業員だけの、日本で言う「忘年会」に参加していました。？？？？
何が、何だかさっぱり解りませんでしたが、従業員曰く「今日は無料だから好きなだけ飲んで食べていきなよ！」です。？？？
全く訳が解りませんが、しこたま無料で飲んで食べて、やはり無料でした。ただし、この店の従業員総てが、イーサンの貧しい村出身を十分理解していたので、その時に写真をバチバチ撮り、総ての従業員にあげました。皆大変喜んでくれて、少しはお返しが出来たかな？です。
「東海大や農大でタイ語を教えている先生や九大名誉教授の先生」がご来店なさるお店です。
僕みたいな馬鹿だけが、来るお店ではないようです！
この店の事を書くと、きりが有りません。この店は良いですよ〜！
次の話題で特集記事で書こうかな？日本語の雑誌では、全然取り上げてもらえない店なので、余計に応援したくなります！！！
（例外的にダコさんだけ取り上げてくれているのは確認しました）が！もっと紹介してくれよ！です。
僕はひねくれ者なので、『お金を取っておいて』書いてある嘘は、絶対許せません！です。
　僕の性格が少し解ってもらえるかもしれません。

　話がそれちゃいましたが、僕が最初に行ったタイ人用カラオケの話に戻ります。
入店して、ウイスキー・氷・水とカラオケ本を持ってきてくれますが、「お酌無し、カラオケの注文も取りません」？？？
沢山居る従業員は自腹？でお酒を飲みながらカラオケをしていて、ちっとも僕らの相手をしてくれません。
「カラオケはお客さん優先じゃないのかよ！」です。仕方ないので、適当にやり、歌を入れます。
「タイ語のみのカラオケ」１曲５バーツ。でも従業員がやっていて、８曲分ぐらい待たされました。
終わっても拍手も有りません。店のお客は僕ら２人。
しばらくして、他のお客が１人来て、ビール１本、つまみ２品頼み、従業員の歌を聞いて帰りました。
ん〜ん！？解からない！カラオケって自分で歌う所じゃないのか？？？夕飯を食べに来ただけ？？？
そしてまた１人来て、ビール大瓶１本（６０バーツ）を頼み、カラオケを３曲立て続けに歌い帰りました。
店に居た時間２５分。はや〜！会計７５バーツ。女の子が居る意味無いじゃん！！！
今度は若い男性３人組み。カラオケを入れます。しかし？？？。自分で入れたのに歌わず、聞くだけ？
タイのカラオケ屋は、ミュージックVCDを使い、カラオケ用音楽だけ聴く事と、元の歌手の声も一緒にも聞けます。
歌手の歌が聞きたかっただけ？カラオケの意味無いじゃん！５曲入れて１曲も歌わず・・・。
しかもこの３人の客、女の子無し。？？？
何の為に「カラオケ」来ているの？？？
　僕らは女の子を呼んで一緒にお酒を飲んでいます。馬鹿話で盛り上がった頃、やっと３人組が女の子を１人呼び一緒に飲み始めました。客３人で女の子１人？？？従業員沢山居るのに！
呼んだ女の子に、色々話を聞くと、「ここの店では、日本人はほとんど来ない。ファラン（白人）は結構奥さんを連れて来るが、ビールとつまみを食べてカラオケを歌わず帰る」そうです。
　そしてお客２人組が入ってきて、直ぐ女の子２人を呼び、飲み始めます。「これが本来の飲み方だろう！と個人的にはそう思います。
　タイ人は元来「恥ずかしがりや」が多いのですが、恥ずかしくて女の子を呼べないのかな？
恥ずかしくて人前で歌を歌えないのかな？ん〜ん、でも何か勿体ない気がします。
　ここまでは、僕の個人的な日記の一部を抜粋して有ります。第１回目のカラオケ日記です。

　タイには、カラオケボックスも有ります。普通の個室と、オープンエアーのカラオケも有るようです。
　僕ら２人は、２０時から１時まで居て、ボトル１本料理３品で会計５６０バーツで、女の子には５０バーツづつチップを渡しました。５時間歌って遊んでこの価格なら仕方ないな！
タイ人向けカラオケでは、自分で盛り上がるのも良し、『お客のタイ人を観察していても面白い』です。
『歌を歌わなくても、聞くだけでも』OKですよ〜！
カラオケの楽しみかたは、人それぞれなのかなあ！でもそれで良いのかも？？？