晴れた日は田畑を耕し雨の日は読書をする。
そんな悠々自適な暮らしがしてみたいと思うことがあります。

この度、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読破しました。文庫本で全８巻。１巻は約４百ページですので、８巻で３千ページを越える大作です。おまけに、最近の文庫本より字が小さ目で、言葉遣いも難しいので読み進めるのは時間がかかりました。

大河ドラマの「龍馬伝」は欠かさず見ています。同じ題材でも切り口ひとつでこうも違う表現ができるのかと感心します。とにかく、「龍馬伝」は面白いです。

９月５日放送の寺田屋騒動。おりょうが二階の龍馬に急を知らせるシーン。しかもおりょう役は真木よう子です。小説を読んだことのある人は否応なくても期待が高まるところだったでしょう。
一方で私は冷静な見方をしていました。ＮＨＫですので、どうせ適当にごまかすのだろうなと。

しかしその予想は間違っていました。
放送を見て、私は吃驚してしまいました。「そこまでやるか、ＮＨＫ！」　清々しい気持ちになりました。