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  • from: 21世紀さん

    2009年05月18日 20時37分29秒

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    【麻生首相ぶら下がり詳報】

    『市民目線』の民主党…「市民?国民じゃないのね」(18日夜)
    2009.5.18 19:59

    このニュースのトピックス:新型インフルエンザ
     麻生太郎首相は18日夜、代表選を終えて新執行部の体制ができあがった民主党について、「安全保障の問題、財源の問題。政権担当能力を言われるなら、この2点は避けて通れない」と述べた。首相官邸で記者団の取材に応じた。

     ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


    【新型インフルエンザ】

     --新型インフルエンザだが、兵庫、大阪で感染者数が130人あまりとなり、学校の休校など社会生活への影響も大きくなってきている。大阪府の橋下徹知事から「国として弱毒性(のインフルエンザ)を前提とした方針を出してもらいたい」という要望もあがっているが

     「このH1N1っていう新型のインフルエンザの内容、細目については、まだきちんとした解明が終わっていないと、私自身は理解をしています。少なくとも今日本では、死亡者はおられない。幸いにして亡くなられた方はおられない、というのが現状です」

     「いろいろ病気をお持ちの方が、この新型インフルエンザにかかると、悪くなる、重篤化するという確率は否定されていないという今の現状においては、対応を『弱毒性だから』『低毒性だから』といって、ただちに変えるという気持ちはありません。いずれにしても、今の状況をきちんと見極めたうえで柔軟に適切に対応していくことだと思いますが」


    【民主党新体制】

     --民主党だが、今月27日に鳩山由紀夫新代表と首相との党首討論が調整されている。鳩山代表は「官僚目線の麻生政権」と「市民目線の鳩山民主党」…

     「何目線?」


     --「官僚目線の麻生政権」と「市民目線の」…

     「市民? はい。国民じゃないのね」


     --はい。鳩山民主党の対決の姿を示したいというが、どう向き合っていくか

     「『国民目線』『市民目線』といわれるんだったら、やっぱり市民の気持ち、国民の気持ちとしては、小沢(一郎)代表代行になられてますけども、小沢さんとの金の話っていうのが一番国民としては聞きたいところじゃないんですかね。そういった意味では、民意と民主党の話、少しねじれがあるかなぁと思いますね。今の話を聞いただけで、あなたの話だから正確にはわかりませんよ。だけど、今の話だけをうかがえば、そんな感じがします」


     --小沢前代表が代表代行として執行部に残ったが、西松事件を含めた総括を示せていないとの考えか

     「私自身はそう思っていますけれども。御社の世論調査でもそうなっていません? 各社、そうなっているように、僕は側聞してますんで。正確にどういう内容か知りませんが、『説明が足りていない』という答えの方が多いと。かなり多いというように聞いています。民意としては、そこらのところの説明がキチンとされないと、何となく、国民目線というのと、何となくチグハグな感じがします」


    【各社の世論調査】

     --世論調査だが「首相としてふさわしい人物」という調査項目で、鳩山新代表が麻生首相を上回る結果が出ているが、どう受け止めるか

     「どう受け止めているか。あの、鳩山党首のお話は、これまた極めて短い話でしか聞けなかったんで、もう少しいろいろ説明をしていただくと、われわれとしても対応の仕方があります。この間の短い話の中だけでいきますと、『消費税の論議はしない』と言っておられました。で、われわれは少なくとも財源というものを長期的に考えたときには、少なくとも社会保障の問題等々、少子高齢化のなかにあっては避けがたい。そう思っています」

     「従って、この社会保障の財源を考えたときには、長期的に見た場合、消費税を充てるというのがわれわれの基本的な考え方です。その前には、景気をきちんと良くしておかねばならん。色々なことを考えていますよ。『そういう財源の問題がいかがなものかなぁ』というのが一点」

     「少なくとも、一国の責任を担われる場合においては、安全保障の問題っていうのは、今の朝鮮半島の話を含めていろいろ問題だという意識はかなりの方がお持ちだと思います。その安全保障の話については、これまでは少なくとも、民主党の対応を見てれば、国際貢献含めて、ソマリアの対応はよく分かりませんけれども、まだ。少なくとも、インド洋の給油も反対ということでした。また、日本の防衛は少なくとも、第7艦隊だけいれば十分と言っておられた方が代表代行におられます」

     「色々な意味で、安全保障の問題、財源の問題。この2つだけは、党首としてそれぞれのお考えがあるんだと思いますんで、その点はわれわれとしては、どちらが政権担当能力ということを言われるのだったら、この2点は避けて通れない問題だと思ってますんで、ぜひ、論議をさせた上で、国民の方々に判断をしていただきたいと思っています」


    【日本郵政の人事】 

     --日本郵政の人事の関連だが

     「日本郵政、はい」


     --今日、取締役を選任する指名委員会が、西川善文現社長の続投で一致して、取締役会に提案することを決めた。一方で、選任の決議には、総務大臣の許可が必要だが、鳩山邦夫総務相は西川社長の経営を厳しく批判しており、難航も予想されるが

     「僕の所管外のことを言わせようとしておられるわけですか?」


     --一応、政府も株主ということで

     「あのー、少なくとも、その話は、鳩山総務大臣が担当だと思いますんで、鳩山総務大臣の下できちんと整理されてあげてこられた上で、私の方の話になるんだろうと思います」

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from: 21世紀さん

2009年07月23日 07時30分52秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
遊説「選対本部の方針に従う」(22日夜)
2009.7.22 20:18

このニュースのトピックス:麻生首相ぶらさがり詳報

 麻生太郎首相は22日夜、事実上の衆院選開始を受けた自身の遊説日程について「選挙対策本部で基本方針を立てるので、その方針にそってきちんと対応していく」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。



支持団体まわり

 --首相は今日、日本経団連や全国農業協同組合中央会(JA全中)に出向き、衆院選の支援要請をした。業界団体に直接出向くのは珍しいと思うが、狙いと感触は

 「経団連、JAに行くのが珍しい。あの、歴代の(自民党)総裁がどのようにしておられたかは存じませんけれども、私たちがやってきたこれまでの政策、それを正しくご理解を、国民の方々にいただくのも当然ですけれども、各種団体にわれわれがやってきたことをきちんと説明申しあげるというのは、この10カ月の成果という意味においてはものすごく大事なことだと、私自身はそう思ってます」

 --理解はしてもらえたか

 「熱心に話を聞いていただいたと思っています」



遊説

 --民主党の鳩山由紀夫代表は明日から遊説を始めるが、首相はどのように遊説をしていきたいとお考えか
「自分自身の考え方もありますけども、選挙対策には、それぞれ政党なり、それぞれの選挙対策本部で基本方針というのを立てられます。その方針にそってわれわれとしてはきちんとした対応をしていくということであって、選挙日程というのを、何をもって選挙日程と言っておられるのかは分かりませんけれども、基本方針というのにそって計画を立てていくことになる。そういうことだと思っています」



反省の弁

 --首相は昨日の記者会見や両院議員懇談会で、反省や謝罪の言葉を口にしていた。具体的には何を反省して、どのようにすればいいと考えているのか

 「あの、昨日もそれに対してお答えを申しあげたと思いますが、私のいたらなかった発言のために政治に対する不信、不安というものを招いたことについて。また、私の力不足のために党内の結束が乱れたということについて、地方選挙、戦っておられた方々に対していろいろ、ご迷惑をかけることになった。そこがまず第一だと思っております」

 「また、国民の選挙を通していろいろ、ご批判、ご意見というものを頂いておると思います。それを真摯(しんし)に受け止めて謙虚に反省した上に立って、次の選挙戦を戦っていくことなんだと思っています。そういう意味を込めて申しあげた、ということだと思いますが」



全国幹事長・政調会長会議

 --首相は今日、自民党の全国幹事長・政調会長会議に出席したが、その中で地方県連から「自民党が置かれている状況は非常に厳しい、政策的に戦える環境がほしい、武器がほしい」という話が出た。選挙戦で地方の声に対して何を武器に戦っていこうとお考えか

 「これは政策としてはマニフェスト、選挙公約というものが今から正式に作られることになります。それできちんと説明をしていくことになりますが、基本的には今、置かれている状況というものは、私は経済は全治3年と申しあげました。おかげさまで、景気回復の兆しがやっと見えてくるところまで来たと、そう思っています」
「しかし、まだまだ中小企業、小規模企業、雇用の問題、また、地方というものには、それらの政策というものはいたっていないし、また、景気指標が上がった、上がったと一部(報道で)書いてありますけれども、それは対前月比が上がった話であって、対前年同月比が上がったわけではありません。従って、そういうところをきちんと、まだまだやっていかない限りは私どもの目指しております全治3年ということにはいたらない、まだとてもいたっていない。従って、景気回復、いわゆる、それを最優先にしていくというのが私どもが訴えなければいけない一番、最初のとこだと思っています。景気最優先、それがうたうべき最初だと、私はそう思ってます」

 「ほかにも安全保障の問題とか、また、財源の問題とか、いろいろありますけれども、景気は少なくとも、雇用の問題含めて国民にとって今、最大の関心事はこれだと思ってますから、これを、この政策を継続してやっていけるか、いけないか。経済政策をきっちり明確にしている私たちにとっては最も訴えなければならぬ、大事なとこだと思ってます」



山口土砂崩れ

 --山口県の豪雨で大きな被害が出ている。受け止めと、政府の対応は

 「山口県の話というのは、昨日の晩、いわゆるまあ、集中豪雨っていろいろな表現がありますけど、鉄砲水。われわれの言葉でいうと鉄砲水ですけれども、そういう状況で大変、悲惨なことになっております。亡くなられた方々、まだ正確な数ではありませんけれども、ご冥福(めいふく)をお祈り申しあげますし、また、行方不明の方々がおられます。こういった方々の捜索、発見に全力を挙げるということです。直ちに林(幹雄)防災相を派遣しております。(東京に)戻ってきてますんで、その報告を受けたいと、そう思っております」

 --激甚災害に指定する考えはあるか

 「林大臣の報告を聞いた上で判断します」

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from: 21世紀さん

2009年07月15日 23時32分11秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
】「信任受けた首相として話す」(15日)
2009.7.15 18:28

このニュースのトピックス:麻生内閣
 麻生太郎首相は15日、東京都議選敗北を受けて、自民党内で開催を求める声が出ている両院議員総会などについて、「信任を受けた首相として話をさせていただく」と述べた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【2閣僚との会談】

 --今日、首相官邸に与謝野馨財務相と石破茂農水相が来て40分ほど話をしたようだが

 「はい」

 --今日は何の要件だったのか

 「あのー、個別にいろいろお見えになった方の話をすることはありません」

 【両院議員総会などの開催】

 --自民党の各派閥の事務総長が今週中に両院議員総会などを開くよう、細田博之幹事長に申し入れた。党内で両院議員総会の開催を求める声が強まっているが

 「選挙の総括というお話だと聞いていますけれども、選挙に関してのお話は、昨日、代議士会で説明をさせていただきました。また、その後、内閣不信任案に対して、党内から、出席者全員の信任をいただいた。逆にいやぁ、不信任案は否決されたということだと思ってますんで、大変ありがたかったと思っています。いずれにいたしましても、選挙の総括につきましては、幹事長に一任すると、確か、(昨日昼の)代議士会で申し上げたと思っていますんで、幹事長のほうで然(しか)るべき対応をされるんだと思います」

 --両院議員総会が開かれれば、首相の退陣論が相次ぐことも予想されるが

 「あぁ、私どもとしては、それに対して昨日信任をいただいたところとなりますので、私としてはそれに対して、信任を受けた内閣総理大臣として、お話をさせていただくということになると思います」

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from: 21世紀さん

2009年07月15日 23時30分11秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
首相問責決議「真摯に受け止める」(14日夜)
2009.7.14 21:24

このニュースのトピックス:麻生首相ぶらさがり詳報
 麻生太郎首相は14日夜、参院本会議で首相問責決議が可決されたことについて「私自身としては真摯(しんし)に受け止める」と話した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


 「(予定時間から約1時間半遅れたため)お待たせしました」


 【内閣不信任案】

 --今日、衆院で内閣不信任案が否決され、参院で首相問責決議が可決された。それぞれ首相の受け止めを

 「まず衆院の不信任案につきましては、333票という、票を頂いて、自由民主党の中から見ますと、福田(康夫)先生はじめ、おられない事情の方以外、ほとんどもれなく(反対投票)ということになったというのは、私どもとしては、私としては大変、ありがたいと思っております。あの、いろいろ皆さんご意見があるんでしょうが、内閣一致して、政府与党一体となって(否決した)ということだと思いますんで、大変ありがたいと思っております」


 【首相問責決議案】

 「問責につきましては、参院において、麻生太郎総理大臣(首相)に対しての不信任、あ、問責だったということだと思いますんで、その点について私ども、私自身としては真摯(しんし)に受け止めて、重く受け止めております」
「もう1点、やっぱり、北朝鮮の貨物に関するこの法律(北朝鮮貨物検査特別措置法案)というものが、これは日本の隣の国が、核実験を2回行って、日本に到達できるミサイルを何回となく発射する。こういった状況に関して、世界中がこれに対して、国連で(安保理)決議1874を出してやってる最中、日本が、一番影響を受ける日本。その日本がそれに対応できないというようなのでは、これは国際社会に対していかがなものかと、私は強くそう思っていますんで、その意味では、この法案というものは遮二無二通して頂きたいなと、私自身は率直にそう思っておりました。従って、これが審議できないというような状況が参議院で作られるというのは、いかがなものかと、私自身は率直にこの点に関してははなはだ不満です」


【古賀誠選対委員長辞意表明】 

 --自民党の細田博之幹事長と会っていたが、古賀誠選対委員長が東京都議選敗北の責任をとって辞意を表明した

 「詳しく古賀先生の話を聞いていませんけれども、地方選挙の一連の結果についての責任を、というのであれば、これは選対委員長一人でとるべきものではなくて、全体として、党全体として受け止めなければならない大事な点だと思っておりますんで、私としてそのような話が幹事長からありましたけれども、私として、それを、辞表を受理するというつもりはありません。そう伝えて、慰留するように言いました」
--古賀氏は宮崎県の東国原英夫知事の擁立の責任についても総務会で言及した。首相は出馬の要請をしたことについては失敗だったと考えるか

 「いえ、私はいろいろな、少なくとも、政治、行政の上で、知事といえば行政の長でありますけれども、政治家という前提で、タレントというような意識より、政治家として、少なくとも宮崎県のイメージをあれだけ上げるのに成功した知事というのは、これまでいなかったというのははっきりしていると思いますね」

 「その意味で、一人の候補者として抱えるということに関して、私自身はいろいろな候補者を擁立して考える(のは)、選対委員長としての仕事だと思いますけれども、その対応が、相手方の対応に対していろいろご意見なりがあるのは知ってますけども、私自身は国会議員に出る以上、みな総裁を目指したいというお気持ちがないわけではないと思いますんで、それを一概にはなから否定するというつもりはありません」


【東京都議選総括】

 --関連だが、自民党内、閣僚からも、地方選敗北の総括を求める声がある。両院議員総会の開催を含め、首相はこの件にけじめをつけた方がいいと考えるか

 「あの、この件については、今日、代議士会でご質問というか、ご意見がありました。その前に私の方から、この種の話は聞いている、聞いておりましたんで、幹事長に対して、一連の話というのはどういう形でやるかというのが私にはよく分かりませんので、そういった意味ではどういう総括の仕方があるのか、幹事長に、そこのところは検討するように、という指示を出したところです」


【核持ち込み密約】

 --核持ち込みに関する日米間の密約に関して、今、新聞紙上でも元外務事務次官の一部が実名で「そういう密約があった」と証言しており、政府と見解がまったく違う状況になっている。国民にとって分かりにくいと思う。首相は以前から、外交・安全保障については政府が責任を持ってきちっりやるべきだと言っているが、その観点から、もう一度、調査を行う考えは

 「密約はなかった、そうずっと答弁を申しあげてきておりますんで、密約はなかったということですんで、私として改めて調べるつもりはありません」

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from: 21世紀さん

2009年07月13日 23時40分34秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
「投げ出さず歯を食いしばる」(13日夜)
2009.7.13 21:48

このニュースのトピックス:麻生首相ぶらさがり詳報

麻生太郎首相は13日夜、衆議院総選挙を自身の手で断行する意向を表明したことについて、「(自分に)批判があるのは十分承知しているが、だからといって、直ちに辞職をして、投げ出すという無責任な態度をとるべきではない。ここは歯を食いしばっても頑張らなきゃいかん」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


 「来週7月21日の週早々に、衆議院を解散し、8月30日に総選挙を実施する。その旨を今日、与党幹部に伝えました。首相就任以来、約10カ月少々になりますが、いずれ争点を明らかにして、国民に信を問う。そう申し上げ続けてきました。今国会ではおかげさまで、当初予算、また、補正予算のほか、多くの重要法案を成立させていただくことができました。ここで国民に信を問いたいと思います。国民に問うのは、どの党が皆さんの生活を守る、ニッポンを守るか。これが、争点です」

 「民主党は『政権交代』を言っておられます。しかし、現実的な政策も財源も、示されておられません。これはわれわれから見たら、国民不在の党利党略以外、何者でもないと存じます。私と与党はこの10カ月あまり、経済対策、景気対策、この1点に全力をあげてきたところです。経済危機から皆さんの生活を守る。これが、政治の責任だと考えています。景気回復のためには、やっとというところまできた。ここで手を緩めることはできません。経済対策は引き続き、責任ある政党のもとに実施していかなければならないと確信しています。民主党にこれからのこの経済対策を任せることはできないと存じます。何でも反対、少なくとも、4度の予算に反対でしたから」

 「その意味では、われわれは少なくとも、確かな実績をもって、その上で、着実に政策を進めてきた政府・与党、自民公明の連立制とか、私は逃げずに、公約をもとにして、国民に信を問いたいと。このように思っております」
--今回の解散、投開票日の日程で、この日程を選んだ理由を

 「私は『近々解散をする』『近々判断をする』と申し上げてきたと思います。思いましたんで、今日、その日程を決断し、与党に伝えたということです」


 --来週解散の理由は何か。今週ではなく来週という…

 「今、われわれとしては、われわれにとって極めて重大な安全保障上の問題である北朝鮮の船舶の検査法などなど、われわれにとっては非常に大きな問題が抱えたまま(に)なっております。これはぜひ、あげさせて(成立させて)いただきたい。それが、大きな意味で、この地域の安全保障にもつながる。そう思っていますので、この法案はぜひ、あげていただきたいと、われわれはそう思っておりますんで、この日にちを早く、会期末が迫っていますから、その意味ではきちんとしていただきたいと。そういうことです」


 --今日、民主党など野党が不信任、問責決議案を提出したが、これで事実上、国会審議がストップしてしまう可能性が高い。その中で、あえて来週解散すると、今おっしゃっていただいた理由との齟齬(食い違い)がある感じがするが

 「全然、齟齬がないように思いますけども。基本的には、われわれとしては審議をしていただきたいと。審議をしないと言うのであれば、これは少なくとも安全保障に関しては、全然答えを出さないということを言われるんでしょうか。私にはちょっと、正直、今の置かれてる、日本の置かれてる国際状況、また、この極東アジアにおける安全保障の問題を考えたときには、考えられないと思いますが」


 --それを受けて、ただちに、という考えにはならないか

 「われわれとしては少なくとも審議をお願いしたいと思っております。私たちとしては衆議院では、審議は仮に不信任案が否決されれば、その問題をきちんと継続していける、きちんとあげた上での話だと思っております」


 --今回、このタイミングでの発表について、自民党内の麻生下ろしを封じるためという見方もあるが

 「全然違うと思いますけど」


 --あのー(別の記者)

 「ご質問ですか?


 --いえ、よく聞こえなかった

 「あー、全然違うと思います」


 --昨日の都議選はじめ、最近の選挙の結果を見ても、自民党はかなり厳しい状況におかれている。このまま総選挙に入っても、苦戦を強いられるのではないか。今後どのように態勢を立て直していくのか

 「選挙というのは、われわれは常に数々の選挙をやってきました。この前、4年前の選挙も勝てるという状況で選挙に突入したわけではありません。しかし、結果としては、思いのほか、票を出させていただきました。選挙というものはやってみなければわからないものだと、われわれは常にそういう心構えで選挙に臨んできました。今回も例外ではありません。従って、状況が悪いと。悪い中でわれわれは選挙をしなければならない。都合のいい時ばっかり、選挙をできるわけではない。いつの時でも、そういうものだと思っています」

 「これ、東京都の選挙については、これは、いろいろなご批判がわれわれにはあります。私どもには、東京都の選挙ではなくて、これはいかにも国政選挙かのごとき話になっておりました。われわれとしてはその点に関して、自由民主党なり、私に対してなり、そういったご批判があるんだと、それは謙虚に受け止めなければならんとこだと。私はその点に関して、私に対する批判なんであれば、それはもう、謙虚に反省をしなくていかんとこだと思っています。その上で、どうやって、今回の衆議院の総選挙につなげていくか、という話は、これまでの数々の地方選挙の結果を踏まえて、どこを反省し、どこを猛省し、どこを訂正し、どうやって直していくか、どう立て直していくかというのは、われわれが今後真剣に考えていかなきゃならん最も大事な点だと、謙虚にそう思っております」
--当初、都議選直後の選挙で国民に信を問うという方針でおられたと、自社の取材では漏れ伝わっているが、都議選直後の解散を見送り、来週にするのは、やはり都議選の結果が影響しているのか

 「全く違うと思います。どのような取材をされたか知りませんけど、私は近々ということを、えーっと、あれはラクイラですからイタリアのサミットで申し上げたと思いますが、都議選直後にするといったようなことを、もしそういった取材をしておられたら、それは取材の間違いだと思います。『近々』とは申し上げました」


 --都議選の件で、先ほど「私なり自民党なりに批判があった」と言ったが、どういった点が有権者にとって批判の対象になったのか

 「これは、色々な分析がありますんで、今、この場でこれが一つだと、この一点だということはないと思います。いろいろなご批判を受けて考えなきゃいかん問題だと思ってます」
--今、自民党内では、一部で麻生首相では総選挙は戦えないという声があるのは確かだ。あえて、首相が総選挙に臨むのは、どういう考えか

 「今の状況で、色々なご意見があるのは、百も二百も知っております。しかし、少なくとも、去年の9月に、(自民党総裁選は)少なくとも、党員による選挙、議員による選挙でありました。地方の党員票を入れての選挙をやった上で選ばれた。そういう立場にあるものとして、今の状況がいかがなものかというご批判があるのは、十分承知していますが、だからといって、直ちに辞職をして、投げ出すと。そういう無責任な態度をとるべきではないと。私自身はそう思っています。したがって、ここは歯を食いしばっても頑張らなきゃいかん、大事なとこだと思ってますんで、よく言われるように、表紙をかえるとか、包装紙をかえるとか、色々な表現がよく使われていますけれども、私は基本的には、逃げずに戦わなければならない。ここが一番大事なとこだと思っています」

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from: 21世紀さん

2009年07月06日 23時44分17秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
静岡県知事選「自民、追い上げた」(6日夜)
2009.7.6 20:38

このニュースのトピックス:麻生首相ぶらさがり詳報
 麻生太郎首相は6日、静岡県知事選で自民、公明両党の推薦候補が敗れたことについて「残念だ」としながらも、「自民党の追い上げがかなりあった。底力を感じた」との認識を示した。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


【静岡県知事選】

 --静岡県知事選で自民、公明両党推薦の坂本由紀子候補が惜敗した。受け止めを

 「自民党と公明党推薦の坂本由紀子候補が、わずかな差ではありましたけど負けてしまいまして、大変残念に思っています。新知事にあってはぜひ、静岡県民のために頑張っていただきたいと思っています」

 --この結果が国政に与える影響をどう考えるか

 「県知事選という地方選挙が国政に直接、影響を与えることはありません」

 --甘利明行革担当相が6日、「引き続いて行われる数々の選挙に多少なりとも影響を与えていくだろう」と発言したことについては

 「あの、どういう気持ちで言われたのか知りませんけれど、いろいろな影響を与えるって、それは選挙ですから、いろんな影響を与えるって、この定義がよくわかりませんから、お答えのしようがありせん」

 --東京都議選に与える影響についてはどうか

 「都議選につきましては、都議選と静岡県知事選と直接つながっているというものではなく、都議選というものは、この4年間の都政についての判断を都民がされるということになりますんで、都議選と静岡県知事選が直接つながっているわけではないと思います」

 --地方選挙で連敗し、自民党内で解散先送りの意見もあるようだが

 「あ、解散につきましては毎回、同じことをお答えするようで恐縮ですけれども、解散についてはしかるべき時期に私の方で判断させていただきます」
--特に考えに変わりないと

 「ありません」

 --民主党が分裂選挙であったにもかかわらず、自民党が負けたことに関して、どう考えるか

 「あの、この選挙に、あの、至る経緯っていうのをどれくらいご存じなのかはわかりませんけど、(民主党などが推薦した)川勝平太候補の方が先行していたというのが事実でありますので、その意味では自公推薦の坂本由紀子候補の方がスタートとしてはかなり出遅れた形になったというのが事実だと思いますんで、はなから難しかったといわれておりましたけれど、最終的には、そうですね、よくここまで追い上げたというのが、選挙をやられた方の実感だと思いますんで、その意味では、なんていうの、告示になった以降というものの、自民党の追い上げというものがかなりのものがあった。底力みたいなものを改めて感じたのが正直なとこです」


【ラクイラ・サミット】

 --イタリアで8日に始まる始まる主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)の意気込みを

 「今回のサミットに関して言わせたら、これはちょっと、いろいろ議題がありますんで、あれですけども、あの、この前から言っていましたように、金融・経済の話、地球温暖化の話、食糧安全保障の話などなど世界的な大きな話題というのがいくつかありますんで、これは議論をされていかなければならんところだと思っております。いわゆる地球規模の問題という話です。この点に関しましては、金融でも、日本は主要20カ国・地域(G20)金融サミットを最初にやらせて頂いた時から国際通貨基金(IMF)の基金、融資など日本がリードしてきましたし、また、この温暖化の話につきましても、最初にきちんとした方向性を示したのは日本ですし、食糧の安全保障、いろんな話、これは日本がいろいろ言ってきている話でもありますんで、こういった問題に道筋をつけていく一つのいい機会になる、私自身はそう思っております」
「また、話題に最初から、シェルパ、シェルパっていうのは(サミットにおける首脳個人代表で)先乗りしている人たちの話で、北朝鮮の話などなど、これ、出ておりますんで、こういった地域情勢についても、この北朝鮮問題については、イランの話もよく出ますが、北東アジアにおいては、核実験をすでに2回したという国家がそこに隣国として存在している状況というのは、またイランの状況とは格段に度合いが違うと私どもはそう思っておりますんで、こういったものに対応していくというのは大事なんだと思っております。北朝鮮については、(北朝鮮関係船舶の貨物検査を可能にする)貨物検査法案というのが、今、与党プロジェクトチーム(PT)等々でやっておりますけども、私が不在中であっても、これはさっさとできることなら対応してもらいたいという話は、官房長官に指示してあるところです。あの、少なくとも国連安保理決議というのは、実効があがるようにするというのは、我々隣国にとりまして極めて大きな責任ですし、国連安保理決議1874号をリードしてきた日本としては、この問題は非常に大事な問題だと思っております」

 「あとはサミットの機会に、まあ、イタリアのベルルスコーニ首相、オバマ米大統領、ロシアのメドベージェフ大統領、それからローマ法王ベネディクト16世等々、会談を行いたいと考えているところで、有意義な機会だと思いますんで、きちんと対応していきたいと思っています」

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from: 21世紀さん

2009年07月03日 23時23分20秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
都議選告示「聴衆の反応は良かったかなぁ」(3日夕)
2009.7.3 19:59

このニュースのトピックス:麻生首相ぶらさがり詳報

 麻生太郎首相は3日夕、告示日に2カ所で応援演説した東京都議選について「都民、聴衆の反応は、私から見ては良かったかなぁという感じだ」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【都議選告示】

 --東京都議選がきょう告示され、首相も今日、2カ所で演説したが手応えは

 「日本を守る生活、暮らしの安全を守るのは自民党しかないということを、都民の皆さんに強く訴えたんだというのが、簡単に言えば筋だと思っています。そして、この9カ月間の実績を強く言わしてもらって、責任ある政策を、今後ともさらに引き続き、やっていかなくちゃいけませんので、(景気の)底割れしないためには、さらなる政策の継続が必要ということを強く訴えて、それに対して、民主党の場合は説明責任。たとえば、政治資金の話にしても、説明責任に関しては、かなり説明責任を果たしておられないのではないか。また、政策については財源は一切言われませんから、何となく、そこらのところも不明確。外交、安全保障政策に至っては、何となく、党内の意思統一ができているようには思えませんし、また、対応策を、15分か20分ぐらいで申し上げたんだと思いますが」

 「聴衆の反応は、事務所回りを57カ所させていただきましたけれども、あちら(事務所回り)は夕方なんで、今ひとつ反応がちょっと見にくいところがありましたけれども、今日は昼、日中でしたんで、その意味では、大衆というか都民、聴衆の反応は、私から見ては良かったかなぁという感じが。感想といえば、そういうところです」


 --都議選の勝敗ラインについて河村(建夫)官房長官は「自民、公明の両党で過半数」と設定した。勝敗ラインについてどう考えるか

 「地方選は、勝敗ライン、私が決めることではありません」
--先月、八王子でぶら下がり(取材)があったとき、首相は「第一党でありつづけなければならん」と言った。それは目標でいいのか。それとも…

 「(さえぎるように)第一党で自由民主党が常にあり続けようと思うのは当然です。政権政党なんですから。ありつづけようと思うのは当然。それを勝敗ラインと一緒にして、話を一緒にしちゃうのは、(この質問をした)毎日新聞独特のやり方かと思いますけど。そんなこと、申し上げたことはありません。地方選挙は地方選挙だとずーっと申し上げてきておると思います」


 --選挙の結果が政権運営に与える影響についてどう考えるか

 「地方選挙は国政選挙に与える影響はないと思います」

 --影響はないと

 「はい」


 【衆院解散】

 --衆議院解散だが、首相は「然るべき時期に判断する」とこれまで述べてきた。都議選直後の解散は選択肢か

 「選挙の後の解散の日程については、色々な方が色々なことに引っかけてねぇ、昨日も何か聞いておられましたけれども、お答えは常に同じ答えしかありません。解散の時期は然るべき時期に私が判断をします。それしか申し上げることはありません」

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from: 21世紀さん

2009年07月02日 23時08分42秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
北ミサイルの意味「それが分かれば苦労しない」(2日夜)
2009.7.2 21:33

このニュースのトピックス:自民党
 麻生太郎首相は2日、北朝鮮のミサイル発射について「それ(理由)が分かれば、世界中苦労しない。挑発行為は、北朝鮮の国益にならないと度々、警告している」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


 【北朝鮮ミサイル発射】

 --北朝鮮が短距離ミサイルを2発発射したとの情報がある。事実関係と受け止めを

 「そういう情報があるということは知っています。その詳しい内容についてしゃべることはない、というようにご理解いただければと思います」

 --要はインテリジェンス(秘密情報)の情報と

 「そうです」

 --繰り返し挑発行為を重ねられているが、何のメッセージか

 「それが分かれば、世界中苦労しない。色々な説があります。正直、私どもも、そういう挑発行為をすることは、北朝鮮という国の国益にならないとわれわれは度々、警告をしているところですけれども、今、色々な形での挑発行為が継続している状態をどう理解するか。ちょっと正直、隣国というのは、日本以外にもありますけれども、そういった国々(を)含めて、そこは理解できていないと思います」


 【解散署名の代行】

 --明日からだが、天皇陛下が外国を訪問される

 「はい」

 --その間の国事行為は法律上、臨時代行を務める皇太子さまが執り行えるとなっている。首相は、解散の署名などを皇太子さまに務めていただくことは避けた方がよいという考えはあるか

 「これは天皇陛下が外遊中に、その国事行為の代行は皇太子殿下がなさる。法律上、それが決められております。それに関して、天皇陛下がおられない間に、国事行為の代行を皇太子殿下がされますという法律がありますんで、法律通りさせていただくというのが普通。何でも、別に解散に限って言う訳じゃありませんけれども、そういうものだと思います」

 --現行の憲法になってから、一度も代行の解散はないが、問題はないと

 「いやいや、法律上は何ら問題はありません」
【マニフェスト作成】

 --自民党内で、マニフェスト(政権公約)ができるまで解散すべきでないという意見がある。党の問題だが、自民党総裁として、解散するまでにマニフェストをまとめるのが妥当だと思うか

 「マニフェストは、色々なところで、色々な方々が、色々なことを言っておられる。で、マニフェストを作成する委員会。また、それの下に、それを担当するプロジェクトチームがあります。そこで着々と進んでいるという風に理解しております。それをなるべく早くやっていただくということなんだという具合にして、皆、そういう方向でやっておられるんじゃないでしょうか」

 --マニフェストができるまでは、解散とかそこまでは

 「党の公約づくりですから、(解散・総選挙は)いつあってもおかしくないと思いますんで、かなり急いでやっておられると思いますが」 


 【水俣病特措法】

 --水俣病特措法が今国会で成立する見込みだが

 「よかったですね。僕はこれは、ちょっと、皆さんが生まれる前の話かもしれませんが、これは公害といわれるものの、多分、最初に表にでたと言われるものの一つじゃないでしょうかねぇ。その意味では、いろいろな長い経緯があったのも、知らないわけではありません。関係者、いろいろ努力をされて、結果として、こういう法案がまとまりつつあるということだと、ものすごくよかったと私自身はそう(思っています)」

 --今回の法案には、反対する患者団体や、のれないという団体もある。政府として全面解決にどう取り組むか

 「これは議員立法で出されたんだと思いますんで、双方の議員のいろんなご努力というものであって、そのご努力というものは、私は多としております。したがって、私は、のれないからと言って、それがまたずーっと延びたら、今これでいいと言っておられる方々を救えない。いうことになるんじゃないですか」


 【基軸通貨】

 --次に基軸通貨についてうかがう

 「何通貨?」

 --基軸通貨

 「おぉ」
--中国がG8サミットでドル、ユーロに代わる新たな基軸通貨を提案するのではないかという報道があります。で、IMF債の発行とかの話もあると思うが、新たな基軸通貨の可能性についてどう考えるか

 「それは中国の誰が言われたのか?」

 --今日、外務次官にあたる方が「そういう話はない。聞いていない」としながらも、「将来的にいろいろな基軸通貨があることは望ましい」と。一般論として新たな基軸通貨の可能性はどうか

 「ああ、その程度の話ですか。今すぐ基軸通貨っていうような話を、多軸にしろ、かつてはユーロの話もありましたし、いろいろ話はあると思います。しかし、基軸通貨っていうのは、別の何? 通貨が出てくると、それに対してドルが下がる確率がすごく多い。中国は多分、どれくらい持ってますかねぇ。今、2兆ドルとよく言われますけど、まあ、4割や5割近くは、僕はドルで持っていると思いますね」

 「そうすると、ちょっと、その内容は詳しく知りませんけれども、それが下がるんですよ。それは中国が、自分で持っている価値が下がるというのは、中国の経済にとってはしんどいですよ。だから、その意味では、多軸通貨を長期的に考えるという意味なら、まだ言ってる意味がわからん訳じゃありませんけれども、G8でするというのは、なかなか、いかがなものかと思いますし、あの、あそこはその種の為替の話は、あの、人民銀行はその権限はありませんので、銀行筋からとか金融筋が言ってる話では、全然なんの意味もないと。私らはそう思います」


 

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from: 21世紀さん

2009年07月02日 00時16分37秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
鳩山問題「弁護士は弁護するためにしゃべる」(1日夜)
2009.7.1 22:24

このニュースのトピックス:麻生首相ぶらさがり詳報

 麻生太郎首相は1日、民主党の鳩山由紀夫代表が政治資金報告書の虚偽記載をしていた問題について「弁護士に頼んだら、いかにも公平に(調査するように)思えるが間違いだ。弁護士は弁護するためにしゃべる人だ。頼まれた人のことは絶対悪くいわない約束で弁護する。おかしいと思わないか」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。



閣僚兼務解消

 --兼務解消の人事を発表したが、狙いを

 「狙い。狙いは今日で、シーリングも終わりましたし、一応、各自としてはやらなければいかんところは一応、今日で概算要求基準などなど、この内閣で決めねばならんことが一応終わったという一つの区切り。それから、兼務を長いこと、お願いをしておりましたんで、その兼務という仕事はやっぱり、しんどいところだと思っていました。その意味では、兼務を補充(解消)するというのは、いつかやらなきゃいかんと思っていました。この体制というものをきちんとしておく必要があると思いましたから、2閣僚ということになりますけれども、今日決めさせていただいたということです」


 --(衆院議員の)任期満了まで2カ月あまりのこの時期で補充をした理由について

 「今、申し上げた通り。シーリングは一つの段階。一つの区切りだと思っています」


 --党役員人事に関しては、これから手をつけるつもりはあるか。当面手をつけないか

 「党役員人事について(質問した)共同通信はずっと役員人事をやるという前提で、ニュースを流しておられましたけれども、私の口から党役員人事をやるという話はただの一度も、一言も聞いた人はいないと思いますよ。違いますか?」


 --今回の閣僚人事はシーリングが終わったという区切りの他に、選挙対策の意味はあるか

 「選挙の対策。それは閣僚は結構、忙しい仕事ですから、その仕事を1人でいくつか兼務するのは、急場ではいいかもしれませんけど、やっぱり、長い時間やってられるというのは、なかなかしんどいものがあると私は思っています。したがって、その意味では、いろいろなタイミングがあろうと思ってましたけれども、シーリングは一つのタイミングかなと思っていましたんで、この時期にさせていただきます」


 --内閣支持率が現在低迷しているが、今回の人事で回復につながると考えるか

 「僕はそのところは、支持率の点については、私が決めることではありませんので、お答えようのしようがありません」


 --党役員人事だが

 「今、答えたと思うけど」


 --2カ月の間に選挙があるなかで、人心一新して選挙にかつ体制をつくる考えもあったかと思うが

 「『あったか』ってのは、あなたが考えたという意味でしょ。あなたがそう思ったんでしょ。私としては意見が違うと思います」


 --2閣僚を新たに兼務を解消されたということで

 「はい」


 --これを機に解散に打って出る考えはあるか

 「解散の時期は、しかるべき時に私が判断します。いつもの答え通りです」



概算要求基準

 --シーリング(概算要求基準)の話を聞きたいが

 「シーリング。はい」


 --今日、先ほど閣議了解されたなかで52・7兆円で過去最大の一般歳出が閣議決定された。財政再建路線と社会保障費増大のバランスについて改めて

 「最初にというのは、去年の10月ぐらいから、申し上げていることと基本的にはまったく同じなんですが、今、日本にとって当面は、景気対策、経済対策だと申し上げました。従って、短期は景気対策、中期は責任と。財政再建ということを申し上げたと思いますが、それが基本です。おかげさまで、景気対策の結果、今日、日銀短観が、2年半ぶりに上がった。株価も今日、一時期1万円をつけました。今、終値9万、いや9900いくらだったかな? なっていると思いますので、これで(底値の)7000円から9900円まで戻ってますんで、その意味で40何%株価は上がった」

 「倒産件数は下がったと思っています。しかし、まだ、いわゆる、有効求人倍率、失業率。これは遅行指数。後から出てくる数字なんで、少し遅れます。中小企業は大企業に比べて、この種の景気感が中小、小規模企業に出てくるには、大体5カ月から6カ月ぐらいずれて、後から出てくるのが通常です。そういった意味では、今、まだ、景気の一番底ぐらいに感じておられるとこかなぁと思ってますけれども、それでも先行きが見えてきた数字は、私は大きいと思っていますんで、そういった意味では、この対策をここまでやってきた実績。これがこの内閣がキチンと世間に問うべき、世に問うべきは、この景気対策の実績だと。私自身はそう思っています」



鳩山問題

 --民主党の鳩山代表の献金問題だが、昨日、鳩山代表は、亡くなっている人や実際には寄付してもらっていない人からの偽った記載をしていたことを認めたが 

 「自分で説明されていないと思いましたね」 
--自分で説明されてない…

 「弁護士に頼んだでしょ。だって自分で調べるんじゃないでしょ。弁護士に頼んだら、いかにも公平なように思えるかもしれないけれど、それは間違いです。弁護士は頼まれた人のことは絶対悪くいわないという約束で弁護するのですから。弁護士に頼むというのは全然おかしいと。どうしておかしいと思わないのか。それを記者会見で聞かない記者の方が俺には信じられない」

 「弁護士っていったら、弁護するためにしゃべる人だ。その人が調べるって、検事が調べたんならわかるよ。弁護士が調べたって話を聞いて、はあー?と僕は最初にそう思いました。公認会計士とか、まあ、いろんな表現はありますけど、そういった意味で、それが不思議だなあと思いました」

 「それから、個人献金が善で、企業献金が悪だという話をずっと言っておられたと思いますが、何となく、個人献金も、という話になりませんかね。そういった意味では、本当にまともに善意な個人献金をしている人にとっては、はなはだこれは自分たちとしては心やすらかじゃないと思いますね。こういった話はきちっとされないかん。なんでしょうね、自分のお金を預けていたというくらい信用しているわけですよ。しかもあれでしょ、何千万なるとか。何千万も預ける人って、なかなか奥さんにでも預ける?(マイクを持つ記者に逆質問する)」


 --僕ちょっと独身なんで…

 「それは失礼しました。なかなか自分のお金でも何千もの金をポイと第三者の秘書官に預けちゃうとは考えられない。しかもそれくらい信用している人が、なんで個人献金という名目にしなくちゃいけなかったのか、というのが一番理解できないところですね。だから、そういったところでは、なんでそれを個人献金に秘書がしたのかといえば、ちょっとそこの理由がわからんといったら、誰かが、いや、ノルマ達成がなんとかとあったそうですよというからさ、おれ、ちょっと本人に聞いていないから、よくわかんないんで、鳩山さんの個人献金でどれくらいあるんですって聞いたら、総理よりはるかに多いとかいうから、結構な額ですねと。それでもまだそれ以上ノルマがあったとするとなると、ちょっとなんとくなく理解ができないんで」

 「なんで秘書官、お金預ける人がやれば、いやそうだったんじゃないでしょうかと。ぜんぜん説明としては、すごくチグハグな感じがしたので、僕は全部が全部みたわけでもありませんし、また、内容を全部読んだわけではありませんけど、漏れ承った話だけをパッと聞いただけでも、今くらいのことは、なんとくおかしいなという感じがしますけどね」 



閣僚補充

 --閣僚人事にもどるが、今回の人事で東国原(英夫・宮崎)知事の入閣は検討されたか

 「まったくなかったと思います。(質問した記者が所属する)日本テレビの流したニュースだと思います」 


 --確認だが今回は党役員人事はされないということで

 「先ほど答弁した通りです」 


 --解散までに役員人事についてやるお考えもないと

 「今、しゃべって…(笑いながら)あの、みんな何回もしゃべったら、おれがポロっと別のことをいうと期待して聞いているんかね。あの、靴は脱いだらちゃんとそろえなさいよと何回もいわないとわからないっていう世代の子供をもっているのかどうか知らんけど、その程度に扱わんといて」


 --首相が党役員人事をやるといったことは確かになかったと思うが

 「確かになかったと思うんですがじゃない。ありません」


 --先週の記者会見の中でも、記者とのやり取りのなかで、役員人事、閣僚人事を含めて検討されているのか、といったやり取りがあったが、首相はじっくりいろんな方々のやり取りを拝聴していると言った。役員人事も選択肢のなかにあったのではないかと推測するが

 「推測されるのは自由。それから、あの時の現場にいましたか? 記者が。あれは、時事通信が質問したと思いますねぇ。しつこく、同じ質問を何か空回りして質問された記憶だけが残っておりますけれども、あの時に誰か他の人が役員人事の話をした。あんまり同じ話でしたので、僕は別の表現をしたら、『役員人事をやるんですね』と勝手につくった。あれがスタートですよ。だけど、僕はその後、ただちに、あっ、こういう言い方をすると、ね、役員人事は、党役員人事は考えているように思われるから、それは表現はまったく関係ないからねと打ち消した言動も聞いていたでしょ。それでもニュースにしちゃう、フフフ、(質問した記者が所属する)NHKも考えないかんですよ」

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from: 21世紀さん

2009年06月30日 21時58分47秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
内閣改造「前から考えてはいた」(30日夜)
2009.6.30 18:17

このニュースのトピックス:次期衆院選

麻生太郎首相は30日夜、内閣改造について「しかるべき時に、しかるべき方をと、前から考えてはいた」と述べ、前向きな意向を示した。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


 --フジテレビの新人の清水と申します。よろしくお願いします

 「見かけない顔だと思いました」


 【党役員人事】

 --自民党役員人事について、昨日、首相は「現時点では全く考えていない」と言ったが、明日、発表する考えはあるか

 「はい、明日、人事を発表するお考えがあるか。いや、単刀直入の質問ですね。人事については私が決めさせていただきます。昨日、お答えした通りです」


 【内閣改造】

 --役員人事に関連して、兼務閣僚の補充を含めた内閣改造もとりざたされている。役員人事と内閣改造は一体で行うのか

 「あのー、しかるべき時に、しかるべき方をと、前から考えてはいました」


 【麻生降ろし】

 --昨日の夜、自民党の中川秀直元幹事長が、小泉純一郎元首相らとの会談の中で「集団自殺みたいなことはできない、麻生首相に降りてもらうことが一番だ」と首相の退陣を求めた。塩崎恭久元官房長官らのグループも「総裁選を前倒しして各候補が政権公約(マニフェスト)を競うべきだ」と主張した。こうした動きにどう対応するのか

 「あのー、一部にそういう動きがあるということは知っています」

 --そういった動きを知った上で、どのような感想を持つか

 「感想。特に感想はありません。あのー、今は一致団結すべき時だと思っています」
【両院議員総会】

 --都議選がある7月12日の翌日に、両院議員総会を開くべきだとの署名活動も始まった。この動きについては

 「あー、そういう動きがあるということも知っています」 


 【解散日程】

 --解散日程に関して、都議選直後を想定しているとの見方や、政府・与党内には(6日の)主要国首脳会議(サミット)出発前に解散の宣言をする案なども浮上しているとの見方もある。首相自身はそういう可能性もあると考えるか

 「あのー、解散の時期については、しかるべき時期に、私が決めさせていただきたいと思っています」

 --それは、首相も時期を決めかねているということか。それとも、決めているが、言えないのか。

 「解散の時期については、いろいろな要素が毎日変わっておりますんで、しかるべき時期に判断させていただきたいと思っています」

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from: 21世紀さん

2009年06月29日 23時45分48秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
「9月10日までずっと遠くない時期」(29日夜)
2009.6.29 20:24

このニュースのトピックス:次期衆院選
 麻生太郎首相は29日夜、衆院解散・総選挙の時期について自身が25日の記者会見で「そう遠くない」と発言したことについて、「(衆院議員の任期が満了する)9月10日まで、ずっと『そう遠くない時期』だと思う」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


 【党役員人事】

 --自民党の役員と閣僚の人事についてだが、27日、自民党の細田博之幹事長と会談し、「自分は言ったこともないし、外野が勝手に作り上げているだけだ」と人事断行に消極的な姿勢を示したということだが、改めて現時点で人事について

 「人事について、考えていません」

 --解散・総選挙をするまで、人事は考えないと

 「だから、今、現時点では考えていませんと。そうお答えしてます」

 --現時点とは?

 「あのね、言葉尻捕まえていくから、こないだの時もそうだったなあ。こういうこと、余計なこと言えば、また、くだらない話なるからやめよう。危ないとこだったなー、いやー、はい。フフフフフ。考えていません」 

 --はい、次にですね

 「わかった?」 

 --全く考えてない

 「フフフフフ」
 【麻生おろし】

 --先日、自民党の中川秀直元幹事長が、「自分の政権が終わっても、自民党政権が続くようにすることこそが、総理総裁としての名誉ある決断だ」と公然と退陣を求めた。若手でも「総裁選を前倒しすべきだ」という声が上がるなど、麻生おろしの動きが広がっているが

 「前倒しを考えていません」

 --麻生おろしが広がっていることについては、どうか

 「知ってます」

 

 【解散時期】

 --昨日、首相の側近とされる自民党の大島理森・国対委員長が8月上旬に行われる東北地方の祭りにたとえて、「私たちのお祭りを重ねてやらなければいけないのではないか」と発言した。与党内では「8月2日あるいは9日に解散・総選挙が行われるのではないか」との憶測が広がっているが

 「2日に解散ですか? 2日に投票ですか? どっちです?」

 --投票

 「あ、そうですか。解散時期、投票日、私が決めます」

 --2日、9日というのは、首相の言う「そう遠くない時期」と一致すると考えてよいか

 「『そう遠くない時期』は、9月の10日までずっと『そう遠くない時期』だと思ってますが」

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from: 21世紀さん

2009年06月27日 00時00分32秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
「質問するなら調べて聞け」 長期金利上昇懸念の質問に(26日夕)
2009.6.26 20:25

このニュースのトピックス:自民党

麻生太郎首相は26日夕、平成22年度予算の大枠を示す概算要求基準(シーリング)で赤字国債の大量発行が避けられず、長期金利が上昇する懸念が出ているとの質問を受けて、指標となる新発10年物国債の利回りが低いことを指摘。「質問するなら、それくらい調べて聞け」と記者団をたしなめた。首相官邸で記者団の質問に答えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 「はい、すいません、お待たせしました」

 【マイケル・ジャクソン】

 --質問の前にひとつ、世界のスーパースター、マイケル・ジャクソンが亡くなった

 「そうね〜、今朝CNN、BBC、こればっかりだったね。いくつぐらいかなぁ、俺たちアメリカの学生してるころだから、24〜5(歳)。マイケル・ジャクソンは当時、どれくらいだ、ジャクソン5ってんで出てきたんだと思うけどなぁ。子役やってて、えらいこう、タップダンスやってたんだと思いましたけどね。それが最初の印象。それから、だいぶちょっと、時代が変わってだいぶあとで、もう一回出てきたときには、ムーンウォークか。ムーンウォークのころ、もう俺たち40(歳)ぐらいになってんじゃないかなぁ。1980年代?かねぇ、ありゃ。ちょっと記憶ありませんけど。いずれにしてもわれわれの世代だったらエルビス・プレスリーとか、その後の世代、う〜ん、ビートルズなんてところなんだろ、マイケル・ジャクソンっていえば、その次の世代は、マイケル・ジャクソンっていう時代、やっぱりスーパースターなんじゃないですかねぇ。だから50(歳)ぐらいで亡くなってるのかなぁ、それでいくと。ちょっと正直いって、何とも言えず、なに、プレゼンス、存在感がある歌手だったように、ぼくはそういう印象だな。リズム感があって、うん、タップダンスのほうがぼくの記憶のほうには強いですけどね、そんな感じです」

 【党役員人事】

 --早速質問で、がらっと変わるが

 「そうだろうね」

 --自民党内で役員人事を行うべきとの意見がある。いろいろ憶測はあるが、実際のところはどう考えているのか

 「これはあの、昨日もみなさん方の先輩の方々から何度もご質問を受けたんで、何度も同じことをお答えしてあるんで、昨日と今日の間に変わることはありません」

 --早速党内では、谷川秀善参院幹事長などから「メリットはない」などとの異論も出ているが

 「いろいろな党内にご意見があるのはいつものことですから」

 --ご意見拝聴しているということは、(役員人事を)することも排除はしないと

 「それも昨日、似たような質問があったんで、引っかからずにお答えしたと思いますが。今の段階、っていうとまた先は明日はまた別ですね、って話につながるからね、えぇ。考えてません」

 【衆院の解散】

 --昨日の続きで、解散時期について「そう遠くない時期」と…

 「ハハハハハハ」

 --これもいろいろ憶測があるが

 「そう遠くないっていうと、どういう印象です?」

 --いろいろある

 「一月でもそう遠くないと思いますけどね、二月でもそう遠くないと思いますけど。あんまり毎回毎回、ご質問が出るから『そう遠くない』とお答えしただけなんで、あの、時期については然るべきときに自分で判断しますと、お答えを申し上げた通りです」

 【橋下・大阪府知事】

 --大阪府の橋下徹知事だが、自治体の首長のグループを結成すると。例えば地方の税財源移譲などを積極的にやってくれる政党を支持しようとのスタンスを示しているが、マニフェスト等々で何か応える考えはあるか

 「あの、マニフェストで今、それちょっと橋下さんの質問の内容を知りませんから、お答えようのしようがありませんけれども。少なくとも、知事としていろいろ政党にこういった政策をと言われるのは、地方を経営している経営者としての意識がある、ということはいいことだとぼくは基本的にそう思います。それから、地方財源については、今回の予算、補正予算含めて、地方というものはかなり手厚く配分がいった。地方の現状というものに関しては、自由民主党のやった政策ということに関しては、かなり手厚いもんだったと。これはどの地域に聞かれてもほぼ同じことを言われると思っていますけど」

 【シーリング】

 --シーリングだが、一般歳出総額は52兆円台と過去最大で調整が進んでいる。赤字国債の大量発行は長期金利上昇の懸念がある。税収の回復見込みのめどが立っていない中、財政再建の方向性は

 「最初からあの、申し上げましたように、当面は景気対策。当面というか単年度はね。短期的には景気対策、中期的には財政再建と申し上げて、当面3年間はかかりますと申し上げました。その通り、景気は4月を境に先行指数は上がってきていると思っています。車などいろいろその数字はあげられますけれども、そういうものが上がってきたところだと思いますんで、引き続き、この景気が底割れしないようにするという対応が必要なんだと、基本的にはそう思っています」

 「その上で、今の何? 公債発行によって金利が上がるというけれども、その点は常にわれわれがいろいろ配慮しているが故に、これだけ国債発行の比率が世界で最悪とかいろいろ言われながらも、日本の国債の金利は10年物国債で今日、1コンマいくつだ? 知ってる人いないか、経済部じゃないと。1コンマ38とか39。1コンマ4切ってない?」

 「質問するなら、それくらい調べて聞け」

 --すいません

 「1コンマ38か39だと思いますけどね。アメリカが3コンマいくつ? まぁ、そういった意味ではこれまで注意深くこういったものは対応をしていく、してきましたけれども、今後とも国債をさらに発行せざるを得ないという状況下の中において、金利、金利って今10年物国債ですよ。10年物国債の金利というのが急激に上がるということがないように、配慮して、あり続けていかねばならぬものだと思っております」
【母子加算】

 --歳出がふくらむなか、生活保護の母子加算は廃止されたままだ。確かに就労支援は打ち出しているが、働けないからという人もいる。批判が多い廃止だと思うがどうか

 「あの、母子加算というのは何に加算しているか?」

 --生活保護

 「生活保護に加算しておられますよね。だから生活保護で場所によって違いますけど、約17万円?それから東京だと住居手当が約7万円ぐらい出てますから24万円が基本的に出ている。そこに一律2万3000円だったか、なんだか、7000円だったか、2万3000円だったか出てたと思いますが、そういうのを一律というのをやめて、働いている母子の家庭であれば1万円。子供が高校生であれば2万円。というような形でいろいろ対策をきめ細かにしたという点を、ちょっときちんと説明していただかないと、何となく、2万いくらが、安くなった話ばっかりされますけれども、きちんとした対応をしている部分については、きちっと言っていただかないと、話が妙な偏った形になっている。私にはそう見えますけどね」(※24万円というのは、世帯によって違うが、子供1人で母親が働いている場合)

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from: 21世紀さん

2009年06月26日 23時56分17秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
内閣改造「考えていない」(25日昼)
2009.6.25 13:11

このニュースのトピックス:麻生首相ぶらさがり詳報
 麻生太郎首相は25日昼、内閣改造について「今の段階では、考えているわけではありません」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳細は以下の通り。



重要法案関係


 --公務員制度改革関連法案が今日の午後、審議入りする。臓器移植法改正案など重要法案の今国会での成立への思いは


 「公務員制度改革基本法は関連法案の一環で、人事の一元化、一元管理等々、改革関連等々の大事な第一歩だと思っていますんで、臓器移植法は衆議院は上がって別の案も出ている。ちょっと国会の対応がよくわかりませんが、われわれとしては速やかに実現することを期待しています」


 --総選挙が間近に迫る中、与野党間の対立も目立つ。公務員制度改革関連法案や船舶の貨物検査を可能とする特別措置法を今国会中で成立させる見通しは


 「成立するかしないかは国会対策の話ですから、国対に聞いてもらわないとわかりません」




内閣改造


 --来週中にも2010年度予算のシーリングがまとまれば、兼務が多い与謝野財務相や佐藤総務相の兼務を解くなど、内閣改造はあるか


 「いろんな方がいろんなことを言っているのは知っていますが、今の段階でそのこと(内閣改造)を考えているわけではありません」




解散・総選挙


 --重要法案の成立を目指すと、7月上旬の解散は難しくなるが、今国会中には解散するのか


 「解散は、然るべき諸要素を勘案した上で、最終的に決めます。いつも言っている通りです」

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from: 21世紀さん

2009年06月26日 23時52分00秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
臓器法案審議引き延ばし「いかがなものか」(24日夜)
2009.6.24 21:45

このニュースのトピックス:麻生首相ぶらさがり詳報
 麻生太郎首相は24日夜、臓器移植法の改正案の参院審議について「どんどん引き延ばされている。ちょっといかがなものかと思う」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


 【与謝野迂回(うかい)献金疑惑】

 --与謝野馨財務・金融・経済財政担当相の迂回献金疑惑だが、与謝野氏は「政治資金規正法上は問題ない」という認識を示している。説明責任は十分だと考えるか

 「今日、(衆議院の)決算(行政監視)委員会で、どなたかの質問に答えておられましたけれども、しっかり説明をしておられたと。私はそう思いましたけど」

 --与謝野氏は献金について「返却するつもりはない」と話しているが、疑惑が取りざたされる渡辺喜美元行政改革担当相は「団体が不正を働いたのであれば、責任の取り方として、お金を返上する」と話した。献金の返金についてはどう考えるか

 「あの、与謝野氏の考え方でよろしいんじゃないでしょうか。基本的には、その段階で特にご自分がいろいろなやましいことがないと思っておられるんでしょうし」

 【都議選前の解散】

 --自民、公明両党が今日、船舶検査法と臓器移植法の改正案の今国会成立で合意した。自民党の細田博之幹事長は会見で、「法案の成立は早くても7月12日以降」と述べた。都議選前の解散をしないということだと思うが、どういう認識か

 「国会の運営については、国会対策委員長。解散の方については、私が判断をさせていただきます」

 --都議選の結果で、悪かった場合の責任論も出ている。内閣改造も含め考えはあるか

 「今の段階で、内閣改造を考えているわけではありません。また、都議選については、いろいろ、静岡県知事選挙もありますけれども、地方議会の選挙の結果が、国政に直接影響を及ぼすということは、考えておりません」


 【臓器移植法案】

 --解散は私(麻生首相)が判断するということだが

 「はい」

 --臓器移植法(改正)は待っている方がたくさんいて

 「そうですね」 

 --首相の専権事項だが、その采配(さいはい)ひとつで、今後の命運が変わってくる方もたくさんいるが、成立は…

 「臓器移植法の、参議院の中で『Cダッシュ』とか、いろいろ出てきてるんでしょう。早急に片づくあてがないとか、いろんな話がわんわん出てます。国会運営で、今国会中に結論が得られるのか得られないのか、というような状況ですから、国会の運営については、私に聞いては、判断しかねますけど。そこのところは、今の段階で『それが直接影響』と言われても、なかなか」

 「僕は、あの時ABCD(の4案のうち)、Dだったかな。案を出したんですけど、否決で、全員でAということになりましたんで、参議院もAかなあと思ってたら、なかなかそうはいかないという状況。Aと衆議院で決まったんだったら、Aでいかれた方がいいのかなあと。私自身はもう結論が出た衆議院としてはね。その方がいいのかなあと思っちゃいますけど、なかなかいろいろ別のご意見があって、どんどんどんどん引き延ばされているというのも、ちょっといかがなものかなあとは思っています」

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from: 21世紀さん

2009年06月23日 23時31分27秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
】「沖縄は私にとって特別な思い」(23日昼)
2009.6.23 14:26
 麻生太郎首相は23日午後、沖縄戦集結の日にあたり、「私にとりましては特別な思いがあります」と述べた。沖縄全戦没者追悼式に参列後、記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳細は以下の通り。

 【追悼式】

 --沖縄戦集結から64年、「慰霊の日」ですが、どういった思いで式典に臨まれたのか

 「私らの世代と、少しみなさんとは違うのかもしれませんが、この沖縄ってところはやっぱり、先の大戦、最大の地上戦、しかも軍人、軍属以外、一般住民が巻き込んでの最大の地上戦をやっております。かなり悲惨なというのは、私たち当時5歳くらいですけれども、沖縄が陥(お)ちたっていう話は、かなり子供心にわれわれの世代だと記憶のある世界なんです」

 「従ってそういった意味では、なんとなく、ここのところは、当時確か牛島満っていう大将だった、大将っていうか司令官かなぁ。参謀長っちゅうか。長、長、長(勇)さんっていう参謀長、太田大将のほうが有名ですけれども、このお二方が自決されたのが6月23日で、この日が戦没者追悼式になった日なんですけども、そういった思いがこういろいろ聞かされて育った世代でもありますんで、そういった意味では戦争っていうものを直接強く感じたのが沖縄というのは私どもにとっては特別、私にとりましては特別な思いがあります」

 【不発弾対策】

 --沖縄の不発弾対策について。政府の責任を明確にして対策にあたるのか。それに関連して磁気探査機を民間に貸し出す取り組みが始まるが、十分進むかどうか

 「最初の問題点は、これは国の国家補償の話という話と、対策の話とはこれは、国と地方とでそれぞれ分けて、これまでやって取り組んできたところです。従って今、仲井真(弘多)知事と不発弾対策の基金を新たにつくったり、今いろいろしてるところですけれども、その一環として、今の磁気探査機の、なに、貸し出しというのは、これはあの、私、申し上げたひとつの案の中では、ぼくはうまく利用していただければ、効果が上がんのではないか。私自身はそういった期待があります」

 「なんとなく、随分かなりの部分の探査は終わっていますけども、山間部に入るとか、いろいろ奥に入ればまだまだ。そのときは鉄の嵐といわれるほど、いわゆる爆弾が降った地域もありますんで、そういった意味では、あぁ、鉄の嵐なんて言葉は、あなたの世代に通じませんかね。私たちの世代はそういった言葉を聞かされたのがけっこう、そういう世代でしたから、なんとなく、鉄の嵐といわれるほどの爆弾が降ったところのあとが、まあ山間部問わず随分といろいろなところに残っている、隠れているのがまだあります。もちろん、東京でもあるんですよ」

 「東京でも焼夷(しょうい)弾が随分落とされて、多くの方が焼死しとられますんで、そういった残りってのは、まだないわけではありませんけども、比率としては沖縄高い。そういったものの比率を、事故にあう確率は高くなりますから。そういったものをきちんとしていかんとして、今いろいろ取り組みをさせていただいてるということです」

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from: 21世紀さん

2009年06月23日 23時29分18秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
骨太方針と財政規律「難癖の付け方に無理がある」(23日夕)
2009.6.23 20:26

このニュースのトピックス:自民党
 麻生太郎首相は23日夕、「骨太の方針2009」で社会保障費2200億円の抑制方針を撤回したことで、政府の財政規律が緩むとの批判が出ていることについて、「社会保障費と公共事業の話を一緒にするのは難癖(なんくせ)の付け方としては無理がある」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【東国原氏出馬要請】

 --まず、東国原英夫宮崎県知事について伺う。

 「はい、はい、はい、はい」

 --今日、古賀誠自民党選対委員長が東国原知事に出馬要請をした。これは事前に首相の了解を得ておこなったものか

 「東国原さんに会いに行くという話は知ってます」

 --今回の要請について首相はどう考えるか

 「要請についてどう考えるか。これは選対委員長のところでいろいろな候補者に当たっている話の一つだと思います」
--今回の要請に対し、東国原知事は「私を次期総裁候補にして選挙を戦う覚悟はあるのか」と答えて回答を保留した。これは麻生首相への挑戦とも受け取れると思うが、どうか。

 「あの、知事を辞めて、それなりにいろいろなことをやる。それは人の去就の問題ですから、そんな、おちょくったような気持ちで言っておられるとは思いませんけれども、ちょっと詳細を把握しておらないのでコメントのしようがありません」

 【日本郵政社長人事】

 --日本郵政の西川善文社長の人事の問題だが、昨日、西川氏の続投が決まり、報酬を30%、3カ月間返上することで決着した。今回の続投決定について首相はどう考えるか

 「西川さんの続投の決定については、これは、前から申しあげているように、これは法律と事実に基づいて、きちんとやっていただく。総務相として、所管官庁の閣僚として、きちんと話をしていただく。その上で業務改善命令などなど、いくつも出された上での結論なんだと思いますし、また、西川さんの方も、西川さんと一緒に着いてきておられた、えーっと(三井)住友(銀行)関係の方の、4人の方がそれぞれ辞められるとか、いろいろ、話が、全部が全部、知ってるわけではありませんけど、きちんと対応しておられるんで」

 「これは仮にも株式会社、日本郵政の出された、ご自分の会社で決められた人事ですから、それで、その上で、きちんとした対応に基づいてされたんだと思っておりますんで、これを政府としてそれがおかしいとか、いうようなのは、それは介入の仕方としてはいかがなものか。前からずっと同じことを申しあげていると思いますが」

 【骨太の方針2009】

 --次に骨太の方針について聞く

 「骨太、はい」

 --社会保障費の2200億円の抑制をめぐって議論が紛糾したが、今日、閣議決定された。首相の受け止めを

 「あーこれは、これまで、そうですね、経済対策の方向性ということで、安心、活力、責任ということをずっと申し上げてきたと思います。それをはっきりお示しすることができたんだ、というふうに私は基本的には、そう理解をしております」

 「それで、今回、よくやられた中で、例えば2200億円の社会保障関係の話は、あれもだいぶ前から、これは中福祉・中負担の一環としては、ほころびが出ているのではないか。こういったものをきちんと修正をしないと、このままほころびが大きくなるということになりゃせんか。したがって、この点は再検討の余地がある」

 「かたわら、財政再建という話は、これは中期的には財政再建ということを言っているので(骨太の方針)2006の中にも書いてありますけども、いろいろな弾力条項なんていうのは、いくつも入っている」

 「そういったものをきちんと踏まえて、財政再建というものは中期的には政府として大きな責任なんだから、この2つはきちんとやる。2006の、なんて言うの、『基本方針を踏まえつつ』というのは、きちんと入れた上で、という話をいましたんで、その話は、与謝野(馨財務相)さん(が)だいぶ前からそんな話をしていますんで、その方向は最終的には、それは通ったんだと思ってますんで」

 「あのー、与謝野さんと最終的には与党と、昨日、役員会かなあ、終わったあと、調整をされた上での話だと思っていますんで。あのー、この方針に沿った形、私の指示と、指示とあってますんで、来週中にはシーリングのめどは立てるように、とは、いう話はしましたけど」

 --今、骨太2006という話があったが、今回、2200億円の文言を外すことで、骨太2006を事実上、修正するものではないかという声も上がっていて、例えば…

 「おたくで」
--えー、まあ、そういうふうに…

 「あなたの考えね」

 --私も含めて

 「はい、わかった」

 --そういう声があると

 「誰かが言ったとか、無責任なことは言わないで、自分が言ってますと言わないと、誰が言ったか、わかんなくなっちゃうから。はい、あなたがそう思う。はい、いいよ」

 --はい、そういう可能性もあると思うが、公共事業の削減などは課題として常にあるわけだが、今後の財政再建に向けて、影響もあるのではないかと懸念も上がるかと思うが、その点については

 「あのー、2006の中に書いてある話と、2200(億円の抑制方針撤回)とが矛盾すると言いたいんですか」

 --いや

 「ちょっと質問の意味が、長くてよくわかんない」
--矛盾すると言うよりは、実質的に骨抜きになるのではないか

 「2200(億円の抑制方針撤回)のおかげで」

 -ええ。それが、そこを外すことによって、例えば公共事業とかも…

 「全然違うと思いますけどね。2200(億円)というのは、社会保障関係で、これは毎年8000億(円)から1兆(円)前後、これは自然増がありますんで、その自然増のうちから2200(億円)というのを削っていたというのが、これまでのあれだったと思いますが。だって、年度を重ねれば額は増えいきますから。絶対量としては。その額はもう限度にきているのではないかという話と、公共事業の話を一緒にするというのは、少々難癖の付け方としては無理があるんではないですかね」

 --あくまでも社会保障費か

 「社会保障費。これが基本です。それが今一番の問題、安心社会実現のために、一番のほころんでいるところはこの部分ですから、この部分はきちんと対応するということだと思っています。公共事業については、これは、今の、例の、トンネルあける話やら、トンネルあける話っていうのは例の、なんだ、首都高(速道路)をやるのはどういった、環状何号線だったけな、何号線だっけあれ」

 (秘書官「外環道です」)
「外環道、んー、外環道、あの話やらなにやら、そういった意味で、長期的に見て、これは物流やらなにやら促進する、こういたようなもので今、止まっている、いろいろなところがある、そういったものはある程度、優先順位をきちんとメリハリつけるとか、いろいろな表現をしましたけど、きちんとそういったところは、つないだところは、つなげるべきところはきちんとやりますという話。また、いろんな意味で、スーパー港湾とか、いろいろありますんで、そういった日本の長期の成長を考えたときに必要という部分。いろんな意味で、優先順位の付け方はいろいろあると思いますけども、公共事業費全体というものはきちんとした能率とか、効率とか、いろいろ考えてきちんと対応していく。2006の基本ということを申し上げております。だいたい、2006にも柔軟条項って書いてあったじゃん。読んでないだろう」

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from: 21世紀さん

2009年06月22日 21時05分37秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
骨太了承されず「(総務会)決定に従う」(22日夕)
2009.6.22 19:39
 麻生太郎首相は22日夕、自民党の臨時総務会が、政府の社会保障費2200億円の抑制方針をめぐり紛糾、経済財政運営指針「骨太の方針2009」原案の修正案を了承しなかったことについて「(総務会の)決定に従う」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


 【骨太方針】

 --骨太の方針2009について、明日、自民党の総務会で、社会保障費の自然増、年間2200億円抑制を撤回することでまとまるようだ。首相は総務会の方針に基づき、この2200億円抑制方針を撤回する考えはあるか

 「あの、この話は今、党と与謝野(馨財務相)さんのところで詰めておられると思っておりますので、総務会の決定が出されるんだと思ってます」

 --この2200億円抑制についてはいろいろ議論が出ているが、このこと自体については

 「最終的な…議論、議論の(途中の)話をいろいろするつもりはありません。(総務会の)決定というものに従うということだと思いますが」
【総裁選前倒し】

 --総裁選を前倒しすべきだという意見が自民党内で強まっているが、検討する考えはあるか

 「総裁選を前倒し、といういろいろなご意見があるということは知っています。私自身として前倒しするつもりはありません」


 【内閣支持率】

 --FNN(フジニュースネットワーク)が先週末に行った世論調査で、内閣支持率が17.5%と再び2割を割り込んだ。受け止めは。また、首相にふさわしい人でも鳩山(由紀夫民主党)代表との差が、首相が19.8%に対し鳩山代表が51.6%となった。麻生内閣発足以来、民主党代表との差が最大になった。この要因についてどう考えるか

 「要因? 要因はちょっと私自身のことですから、よく分かりません」

 --支持率が下がったことについてはどう考えるか

 「支持率が、上がる、下がる、ということにつきましては、それは私に対する批判と思わなくっちゃいかん。これはもう毎回お答えしている通りです。従って、それに対して謙虚に受け止めて真摯(しんし)に対応していく。それ以外に方法はありません。私の場合は政策というものを言ってきましたんで、それを引き続き訴えていくことだと思っています」


 【「核持ち込み」密約】

 --先日、共同通信が核兵器を積んだ船や飛行機の日本立ち寄りを黙認することで日米が合意したとされる核持ち込み密約を、歴代の事務次官らが一部の政治家を除く首相や外相に隠していたという記事を4人の事務次官経験者の証言を元に書いた

 「東京新聞ですか?」

 --共同通信が書いた

 「ああ」

 --この件について、政府は一貫して「密約はない」と説明しているが、そうすると、4人の事務次官がうそをついた、もしくは、米国に公文書が残っているので米国がうそをついていることになると思うが、どうか

 「あの、基本的には、日米間に核持ち込みというような密約はなかった。それだけです」

 (秘書官「はい、終わります」)

 --米国に公文書があることについてはどのように…

 (首相、立ち去る)

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from: 21世紀さん

2009年06月19日 23時19分36秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
「好きだねぇ、その話ばっかり」(19日夕)
2009.6.19 19:16

このニュースのトピックス:自民党

 麻生太郎首相は19日夕、自民党内で政権浮揚のひとつと考えられている内閣改造について、「今、考えていることはありません」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳細は以下の通り。


 【西松事件初公判】


 --まず、西松建設の事件について


「西松?はい」


 --今日、西松建設前社長の初公判があったが、冒頭陳述で小沢(一郎前民主党代表)事務所から「天の声」があったと指摘された。この件について民主党は十分、説明責任を果たしていると考えるか


「民主党がですか?」


 --民主党ならびに小沢前代表が


「これ、ちょっと待って、今、主語はどっちにあんの?裁判の結審にあんの、民主党なの、どこに、どこに主語があんの」


 --民主党は十分に説明責任を果たしていると考えるか


「少なくとも、これはもう司法の場に話がいってる話なんで、『政治とカネ』という話については、これはきちんと裁判の場で明らかにされていくということを、これは国民は期待している、と私は思いますけどね」


 --その点に関して、さらに民主党側には説明が必要だと


「そうでしょうねぇ。ちょっとぼくはその裁判の冒頭陳述の内容を読んでいませんから、どこまで説明されてるかという話は、あなたの話しか知りませんので、読んでませんから、ちょっと今の段階でこれ以上、言いようがありません」
【重要法案再可決】


 --今日、海賊対処法案、国民年金法改正法など重要法案が再可決されたが、受け止めを


「国民年金法の方は、これは正直いって、ここにくるまでには15年ぐらいかかった、うん、もっとかかったかな、15〜6年かかったという記憶が私にはあるんです。少なくとも若い人にこれは負担がかかりすぎる。いわゆるこの年金の負担の話っていうのは、ずーっと検討されて、厚生省(現厚生労働省)に限らず、これは厚労族に限らず、多くの人が、これに関わってこられた方々も多いと思いますが、少なくとも今の状況で従来の3分の1の税金を2分の1に上げて、この年金というものの負担というものを、いわゆる給付と負担の割合というもので、給付というものを維持しながら、負担というものをなるべく軽減させる。このためにまあ、3分の1を2分の1に引き上げる法案だったんですが。あの、民主党は反対をされましたけれども、われわれとしてはこれは給付を2分の1に引き上げる、というのは平成16年にこれを決めて、最終的に今日、できたということは大変よかったと思っています」


「海賊の方は正直申し上げて、少なくとも海外に自衛隊を出すのは、というお話でこれまた民主党は反対でしたけれども、少なくとも戦争に行くんではありません。これは明らかに海賊というのは海の上の強盗みたいなもんですから、そういうものに対応しないと、少なくともここに2000籍の船がこう、あの、日本の船だけでですよ。日本の船だけで2000籍の船が通ってるという現状で、われわれとしてはその人たちの財産、生命というものを守るというのは、これはわれわれとしての最低限、やらねばならぬ大事なことだと思ってましたんで、どうしてこれに反対されたのかよく分かりませんけれども、いずれにいたしましても、こういったものが通ったということは、少なくとも日本の安全とか安心とかいうものを考えたときに、この年金、またこの海賊対処というのは大きかったと思って、今日の3分の2は、私にとりましては、この法案はいずれも非常に私にとっては、うん、よかったなと、正直思ってます」


 【解散】


 --かねてから成立に意欲を見せていた重要法案が成立したことで、解散への環境が整ったと


「ハハハハ」


 --決断される


「好きだねぇ、その話ばっかり。あの、解散時期については、まだまだいろいろ法案が残っていますんで、然るべき時期に、最終的に判断を私のほうでいたします」


 【内閣改造】


 --自民党内から内閣改造を求める声が依然としてあがっている。内閣改造のメリットとデメリットについてどう考えるか


「さあー、それは、メリット・デメリットはみなさんのほうが考えられるほうの話なんであって、私が考える話ではないと思っております。内閣改造について、今、考えていることはありません」

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from: 21世紀さん

2009年06月18日 19時19分36秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
臓器移植法案「私はD案」(18日午後)
2009.6.18 15:57

国会内で記者団の質問に答える麻生太郎・首相=18日午後2時51分、国会(酒巻俊介撮影) 麻生太郎首相は18日午後、衆院本会議で臓器移植法改正4案のうち、脳死を一律に人の死とするA案が可決されたことについて、「私はD案に入れるつもりにしていました」と述べた。国会内で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳細は次の通り。

【臓器移植法案】

 --A案が可決されたが、受け止めを

 「総理として聞かれているんでしたらお答えはできません」

 --政治家・麻生太郎個人としては

 「一議員としてということで、今回は党議拘束ない、ということでそれぞれ投票されたんだと思います。今回は、臓器移植によって人の命を救うという話と、人の死をどう考えるかっていうことの選択を迫られた話だと思っていますんで、いろいろ悩んだ方も多かったと思いますけども、少なくとも臓器移植を望んでおられる方々にとって、立法府としての結論を出したというのはよかったんではないかと思ってます」

 --首相はA案には反対を投じたが、その理由と、もし、A案が過半数に届かなかった場合は、B・C・D案、どれに賛成を投じる予定だったか

 「私はD案に入れるつもりにしていました」

 --その理由は

 「今、お答えしたように、人の命を救う臓器移植という話と、人の死をどう考えるか、という意味で、これは正直、まあ、私だけじゃなく、多く悩まれた方が多いと思いますが、臓器移植というのを開くかたわら、脳死については、これはいろいろ、まだ、世の中の意見というものがきっちりまだ固まっていないのではないかなぁと、私自身はそう思っていましたんで、私はD案というのを考えていました」

 --関連だが

 「関連、はい」

 --これから参院に送られると思うんですけど、本国会の成立を目指すんであれば、解散時期への影響はあるか

 「ないと思いますよ」

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from: 21世紀さん

2009年06月17日 23時11分58秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
「党首討論にならなかった」(17日夜)
2009.6.17 20:20

このニュースのトピックス:次期衆院選

 麻生太郎首相は17日夜、民主党の鳩山由紀夫代表と行った2回目の党首討論について、「質問に対する答弁の形みたいになったので、党首討論というような形にはならなかった。外交、防衛問題や施策の財源が論議できていない」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


 【党首討論】

 --今日、2回目の党首討論が行われたが、感想は

 「感想? そうですね。郵政の問題など国民の関心がおありのところについては、十分に説明ができたと思っています。ただ、質問に対する答弁の形みたいになりましたんで、党首討論っていうような形にはならなかったんだと思っています。従って今、両党間で外交・防衛問題とか、またいろいろな施策に対する財源の問題など、これ、論議としてはできていないと思っていますんで、この点について、次回っていう話を今日、委員長にお願いをしましたけれども、こういった両党間の違いっていうのをきちんとする。そういった機会ができればなぁという感じが、感想っていやぁ、そういうとこかな」

 --財源と安全保障を改めて議論したいと

 「はい」

 --国会であと、いつまでに何回くらい討論したいと

 「さぁ、そらな。前々から申し込んであってもお受けになりませんでしたからね。何回といっても、こちらの希望通りになるわけではありませんので」
【都議選】

 --東京都議選についてうかがう

 「何選?」

 --都議選

 「あっ、都議選。はい」

 --昨夜、自民党幹部が首相があれだけ選挙区を回っているのだから、覚悟を決めているのだろうと指摘する声も

 「覚悟? はい」

 --このように、自民党内から都議選の結果と場合によっては首相の責任問題に結びつけるような声も上がっているが、こうした声について

 「あの、都議選に限らず、千葉の選挙(千葉市長選)についても、また、静岡の選挙(静岡県知事選)についても、いろいろ選挙はありますけれども、党を挙げてやるという党の方針が決まってるんだと思います。従って、都議選に関して、(自民党の)総裁としてできる限り応援に行くということを決めておりますんで、党として当然のことだと思いますが」

 --衆議院解散・総選挙を前に、結果は直接総理の責任には結びつかないと。都議選と衆院選は別だという認識でよいか

 「地方選挙と総選挙は全然別です」

 --6月7日だが、首相自身が、「引き続き都議会においても政権政党第一党でありつづけたい、ありつづけねばならぬ」と言ったが、都議選の勝敗ラインはどう考えるか

 「地方選挙の勝敗ラインを総裁が決めるなんてことは、考えられませんけど。少なくとも総選挙の前の地方選挙において、地方選挙においてもぜひ、勝ってもらいたいという気持ちを言うのは当然だと思いますが」
【沖縄返還の密約】

 --昨日の東京地裁の情報公開訴訟で、昭和47年に沖縄返還に関連して日米間で取り交わされたとされる密約について、東京地裁の裁判長が、文書を保有していないと説明する国側に合理的な理由を説明する責任があるのではないかと述べ、国として説明責任を果たすよう求めたが、どう説明するか

 「少なくとも密約はありません。ずっと一貫して申し上げてきていると思いますが、それから、今の話は外交文書の話なんで、基本的には外務省に聞かれるのがアレで、いずれにしても係争中の話なんで、何とも答えようがありません」

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from: 21世紀さん

2009年06月16日 21時45分47秒

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「Re:【麻生首相ぶら下がり詳報】」
衆院解散時期の「意見は丁重に拝聴」(16日夕)
2009.6.16 20:13

このニュースのトピックス:次期衆院選

 麻生太郎首相は16日夕、衆院解散・総選挙の時期について「いろんな意見がある。意見はみんな丁寧に拝聴することにしている」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【都議選とのダブル選】

 --昨日(15日)行われた会合で、自民党の古賀誠選対委員長が東京都議会議員選挙とのダブル選挙を進言したが、ダブル選挙についての考えは

 「昨日行われた会合? あぁ、士志の会の話ですね。ダブル選挙についてはどうお考えですか? あのひとつのご意見が、そういうご意見があるというのは前々から伺っていますけど」

 --それについて前向きな考えか否定的な考えか

 「昨日、答えてあるんじゃないですか」

 --首相自身は

 「昨日、久間(章生)先生がぶら下がりで全部答えられたと聞いてますが」

 --首相は「笑顔で聞いていた」ということで

 「今してる笑顔(自身の顔を指さしながら)、はい」

 --では昨日、久間氏が言っていた通りということでしょうか

 「はい。あの、いろんなご意見があるんですよ、こういう時期になりましたら。だから、そういったご意見はみんな丁寧に拝聴することにしてますけど」

 --今日の自民党代議士会で、古川禎久環境政務官は「自民党はこの際、大政奉還を決断して国民の懐深く帰るべきだ」と、退陣を求めているともとれる発言をしたが

 「あの、大政っていうのは奉還するっていうのは、なんの大政をどう奉還するのか、ちょっと正直意味がわかりませんでしたので、どういう意味かなぁと思って拝聴してましたけど。いずれにしてもあの、若い方々には緊張感っていうものが非常におありになるんだ、というように受け止めましたけど」

 【鳩山氏辞任問題】

 --同じく代議士会で、鳩山邦夫前総務大臣の辞任をめぐる経緯について、説明不足だとの声が上がっているが

 「あの鳩山大臣の、なに、辞任の話ですけれども、あのときのぶら下がりでも私は答えたと思いますが、少なくとも、郵政民営化というのは、これは現実問題として、決まってすでに進んでおりますんで、きちんと進めていかなければならない。また、郵政事業というものは、国民の財産ということも申し上げました」

 「そして郵政というのは仮にも上場を目指している会社ですから、その上場していこうとしている会社に対して、政府の介入というものは慎重の上にも慎重であるべきなんだと、私は基本的にそういうもんだと思っています」

 「従って、株式会社で指名委員会とか取締役会で決まった話を、後から株主権なり、許認可権を使って介入するというのは慎重な上にも慎重になるべきなんだと、私は基本的にそう思っていますんで、取締役会が決定をされる前の話なら、まだいろいろあろうと思うんだ。ただ、いずれにしても業務改善命令が出されていますんで、その業務改善命令に対応して、どのような対応を郵政会社がこれからされていかれるのか、というのは、郵政会社側の対応にかかっているんだと思います」

 --総理、総理(2人の記者が同時に質問)

 「どちらですか? レディーファースト? あなた? どっち? 先に言ったのは? 先にいったのはあなただから、決めるのはこちら側が決めるんじゃないの?」

 --すみません。今回の一連の件に関して、国民に対する説明責任を十分果たしたと考えている、というのは、かつて他党に対しても、説明責任を果たすべきだと強調した経緯もあるが

 「はい」
--もちろん事案は違うが、今回の件について説明責任に関してどう考えるか

 「今、あの、辞められた、辞められた直後にも申し上げましたけれども、郵政事業というのは、国民のこれは財産と思っていますから、その会社、新しく会社になっていますんで、その会社というのは、政府が仮にも100%の株主だったとしても、上場を目指しておられる民間会社ですから。その民間会社が決められた話に対して、後から政府が介入するというのは、慎重の上にも慎重であるべき。私はそれが基本なんだと思っています」

 「決まった後からいろいろ言うっていうのは、いわゆる政府の不当介入というような誤解を招きかねないと、私自身はそう思っている。これが、今回の話を決めさせていただいた決定のもとです」

 「ただ、西川(善文社長)さんの方も、業務改善命令が出されていますから、その業務改善命令にどうきちんと対応されるか。これは、総務大臣のもとで、きちんと今後、対応していかれるものだと思います」
--そうは言っても、各紙の世論調査などで、国民は鳩山氏がリストがあったというような話もしている。今までの経緯が不透明でわかりにくいという声もある。さらに重ねて聞くが、さらに丁寧に説明することは

 「どの点に関しての丁寧の質問でしょうか」

 --今までの経緯とか、それから今後の展望。それをさらに説明していく考えはないか

 「あの、少なくとも、ことを決定するまでの間、いろいろな経緯の話の対応があるもんですけれども、人事に関係したり、また、民間の会社に関する件の内容を、その経緯がどうあったということを説明するというのは、聞こえがいいけど、そのなかを、全部内容を、全部見せるということが果たして正しいということでしょうか」

 「僕はそこは基本的には、少なくとも、個人との間に出された手紙やら文書やらというものが、安易に外に出されるほうがおかしいと。私は基本的にそう思います」

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