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憲法20条を考える

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  • from: 21世紀さん

    2009年05月21日 23時15分22秒

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    【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】

    「(自民党の厚労省分割案は)朝三暮四だ」(20日夕)
    2009.5.20 21:39

    このニュースのトピックス:鳩山代表ぶらさがり詳報

     民主党の鳩山由紀夫代表は20日夕、都内の個人事務所で記者団に対し、1-3月期のGDP(国内総生産)が戦後最低を記録したことに関連し「政府の打つ手が少なくとも半年遅れたことが、致命的経済失政につながった。家計の消費を直接刺激する施策に転ずるべきで、そのためにやっぱり政権交代が必要だ」と述べた。ぶら下がり取材の詳細は以下の通り。


    【GDP】

     --1〜3月期のGDP(国内総生産)が年率換算でマイナス15・2%と、戦後最低を記録した。この受け止めと、民主党として打開策としてどのようなことを政府に求めていくか


    「これは政府の対策が、こんにちまで遅れてしまったと。少なくとも半年、打つ手が遅れたということが、致命的な今回の経済失政につながったと。私はそう思っています。従ってこれは、いわゆる内需というものをとことんですね、引っ張りあげていかない限り、喚起しない限り、戻らないと。しかも、今の補正予算のようは話であればですね、基金もそのうちの3分の1は基金で、別に今年全部使うもんではない、みたいな話が判明してきましたけれども、あのようなデタラメな補正予算では、決して内需は喚起されない。従って決して経済は好転しない。私どもとすれば、もっと直接、家計の消費を刺激する、そういった施策に転ずるべきだと。そのためにはやっぱり、政権交代が必要だと。そう思っています」


    【補正予算】


     --政府が出している補正予算というのは、内需を喚起する具体策は何もないと?


    「何にもないという言い方は、それは言い過ぎかもしれませんが、極めて乏しいと。すなわち15兆円という、サイズだけ大きく見せかけているけれども、そのうちの4兆いくらが基金であると。基金というのは、必ずしも今年使うものではないけれども、一応頭出ししとこう、みたいな話ですからね。こんなものが、今の喫緊の経済を立て直すということにはとてもならない。それ以外にも極めてもう、官僚の皆さん方の、今までほとんど採用されてこなかったようなものをなんでも羅列したというような代物ですから。国民の皆さんがかわいそうですよね。それで財源がなくなって、国債発行。将来の消費税増税。冗談じゃないよ、って話ですね」


    【ぶら下がり取材スタート】

     --今日から可能な限り毎日、ぶら下がり会見に応じていただけるということだが、その狙いについて教えていただきたい


    「狙いって、皆さん方からやはり、開かれた民主党の姿というものをね、要望されていると認識しておりますし、私としてもできる限り、まあ時間の許す限りでありますけれども、代表としての、あるいは党としての思いを、率直に国民のみなさんにお伝えをしたい。その場をつくりたいと思いましたから、このような、いわゆるぶら下がりといいますが、それはできるだけ頻繁にやりましょう、ということになりました」


    【参院での補正予算案審議】

     --きょうから参院予算委員会での平成21年度第1次補正予算案審議が本格スタートした。新生民主党としての反転攻勢の場になると思う。友愛についての論戦もされていた。鳩山代表も委員会を見るため足を運んでいたが、どのような印象を持ったか


    「印象? やっぱり、参議院は良識の場でですね、少なくともうちの質問者は非常にいい質問してきたなと。質問用意してきたなと。それに対して答弁があまりにもデタラメだなと。やはり、長期政権が腐敗をしていると。答弁がまるでなってないと。いうことを、垣間見ましたね。非常に情けない、もう。国民のみなさん、もしテレビでこれごらんになってたら、どういう印象を持たれたか。なんにも答えられてないじゃないか。そんな印象ですね」


     --新たな民主党の姿は出てきつつあると思うか


    「新たな民主党というよりも、まあ今までの民主党の、思いというものを、さらに、私の『友愛』という思いをみなさんが持ちながらですね、攻勢かけてくださってると。これは感謝したいですね」


    【郵政民営化見直し】


     --今日、岡田克也幹事長が国民新党幹部と会見し、政権獲得時の郵政民営化見直し実現や、選挙前に連立政権の政策骨格を作成することなどで一致したようだ。国民新党内には、民主党心執行部に変わったことで郵政民営化見直しが本当に実現できるのか懸念もあったようだが…


    「その懸念、なくなったでしょ? ねえ。国民新党さんの郵政民営化に対する抜本的な見直しをしてほしいと、やりましょうと、私どもは前執行部においてそのことを確認をいたしました。そしてそのことは岡田幹事長も理解を示し、『当然です』ということを私にも申しましたから。必ず、党の方針に従って幹事長も動いてくれると。そう確信していますから問題ありません」


    【マニフェスト】

     --今日、『次の内閣』の会合があり、次期衆院選の政権公約(マニフェスト)を検討する委員会を設置することになった。代表選で主張した『友愛』というキーワードは、マニフェストにどのように盛り込もうと考えているか


    「私はマニフェストは、ある意味で継続性が重要だと思っています。従って、今まで直嶋(正行)政調会長のもとでマニフェストを検討してくださったことを、ある意味で、国民のみなさんに分かりやすいものができつつあるなと、そう思っています。さらにそれを、豊富化すると。どのようにして、ということになれば、私の描いている友愛の社会、その友愛の社会のイメージをですね、具体的に盛り込こんでいただきたいと考えています。端的にいえば、いわゆるきずなのある社会というものをですね、具体的なイメージのなかでマニフェストに書き入れていただきたいと。そう思っていますし、それはいわゆるコミュニティーというもの、地域社会というものをもっともっと大事にする。問題を極力、地域社会のなかで解決をしていけば、コストも安くなり、満足も高くなると。そういう社会ができるということを、私はマニフェストのなかでうたってもらいたいと。そのように思っています。それをどのように具体化するかということはこれから(マニフェスト)検討委員会で頑張っていただきたいと思っています」


     --すでに直嶋政調会長には指示したのか


    「これからです。まあお分かりになってると思いますけどね」


    【厚生労働省分割案】


     --政府が厚生労働省の分割案を検討し始めた。民主党の霞が関改革に対抗する姿勢をみせているが、その本気度はどのように見ているか


    「なんなんだろうね、と思いますよね。今まで厚生省と労働省があったと。それを、改革だと言って1つにしたと。今度はまた分離かと。こういう、ある意味でまあ、朝三暮四というかですね、えー、何が原因でですね、1つにして、何が原因でまた分離させるのか。そこがよく見えない。こういうのはもっと、まじめに議論していかなきゃいけないんじゃないでしょうか。確かに、厚生労働省が多くのお金を握っているし、またいわゆる(国会の)委員会などもですね、かつての厚生省と労働省が合わさって、雇用問題あるいは年金、みんなここに凝縮されてますから、大変だなということは分かりますが。何かもっと、まじめな議論がその底辺になければいけない。そんな気がしてなりません」


     --仮に民主党が政権を取った場合、分割することは選択肢に入るか


    「うん、それは政権取ってから考えたいと思います。まだ今、頭のなかにあるわけではありません」

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コメント: 全29件

from: 正義顕揚さん

2009年08月14日 20時03分14秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
行政機関の閣僚が靖国神社に参拝する事は憲法20条に違反する司法の判断が示されている以上,新政権では鳩山代表の発言は必ず実行して欲しいですね。国立の戦没者追悼施設を作ればトラブルも無くなると思います。第二に創価学会の施設を利用して公明党の選挙活動をする事は誰の目から見ても政教一致に当たり、憲法20条政教分離の原則に違反します。この点もきちんとけじめをつけて欲しいですね。

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from: 21世紀さん

2009年08月13日 09時53分02秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
国立追悼施設に「取り組みたい」
2009.8.12 22:37

このニュースのトピックス:自民党

 民主党の鳩山由紀夫代表は12日夕、国立追悼施設建立について「取り組んでいきたい」と述べた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【党首討論】

 --麻生太郎首相との党首討論で民主党の政策は伝わったか

 「十分かどうかは分かりませんが、私なりに伝わるように努力を申し上げました。特に、今日のことで申し上げればね、どちらが説得力があったかは聞いておられる国民のみなさんのご判断に委ねたいと思います」


 「ただ、やっぱり、麻生総理、改革に対する姿勢がないなという思いを強く感じました。本来ですね、これからの4年間で何をやるという前に、これまでの4年間で何をやってきたかということが一番大事なことだと思います。その総括とか反省、何か『やった、やった』ということばかりでですね、国民のみなさんからすればこんだけ政治によって生活が厳しくなったと。そのことに対してどうしてくれるんだという思いを強く感じておると思うんです。それに対する、まあ、責任感というかね、反省の弁が聞かれなかった。なぜ、これからやれるということを羅列しておかれるならば、今までなさらなかったのかと。これがすべてだと感じましたね。まあ、政治家としての責任とか矜持(きょうじ)とかいう問題ではないかと私は感じました」


 --財源論と安保・外交に多くの質問があったが


 「特に麻生総理、自民党さん、民主党のあら探しをいろいろとされているなと。弱いところは財源と外交じゃないかというふうに思われたのかもしれません。どっこいそうはいかないよということで、財源の問題は全然、私ども気にしていませんから。やればできると思っていますし、現実にやります。それは政権をとれば」


 「ただ、彼らからすれば、政権・与党側からすれば、無駄遣いがあるといえませんから。無駄遣いがあったら今のうちに変えなければいけない話で、それを変えていないということは、アニメの殿堂一つとってみてもやめられていない。無駄遣い、放置していると。言葉では無駄遣いを1円もさせないみたいなことをおっしゃりながら、無駄遣いを放置してきているのが、こんな日本をつくってしまったということですからね。この無駄遣いをなくせば十分、財源がうく。優先順位が高いものができるということはわれわれは確信していますから。ここにいくら攻められても何の不安もありません」
「また外交に関しても、当然、政権をとれば外交の、あるいは安全保障の、政権が代わってもすぐには変えられるものと変えられないものとがあると。その継続性の中で、われわれは、しかし基本的な考え方というものをどのようにして他の国々との信頼関係の中で構築していくかって話ですから、私は問題にならないと。気にしてはいない話であって、従って、こういうところでいろいろと民主党に欠点があるんじゃないかと思っていただくと、十分、それに対してはお答えができると。そう思っています」


 【アフガン支援】

 --インド洋での給油活動について「単純に延長しない」という話だったが、どういう意味か


 「『単純に』という意味は文字通り『単純に』でありまして、そのまま延長するということは考えていないということであります。これは、われわれとして、さっきも申し上げたように、もっと大事な支援があるんじゃないかと。まあ、政府は、やたらこれは感謝されているみたいなことをお話しされていますけれども、いろいろと仄聞(そくぶん)すると必ずしもそうではないと。もっともっとアフガニスタンにとって喜ばれる支援のやり方、十分あるんだということであります。従って、これ、くどいようですけれども、こういった問題はオバマ大統領との新しい信頼関係の構築の中で、新しい道をつくり上げていくことが十分にできると思っておりまして、そういう意味で、単純に延長するなどという発想ではないと。信頼関係の中で議論をして結論を見いだしていくべきだと。そう思っています」


 【党首討論】

 --消費税について麻生総理に質問していたが、答えは十分だったか


 「消費税に関して申し上げれば、これは麻生総理はすべて逃げましたよね。これ、2つのことはおっしゃっていながら、その2つを論理的に結びつけると、それに対しては明言されないって、いったいどういうことなのかと思います。言うまでもありませんが、お聞きになってお分かりだと思いますが、来年度中に、まあ、簡単に言えば景気は回復するという公約が1つ。景気が回復すれば消費税を上げるという公約が1つ。しかし、ならば、『景気が回復するといわれた2011年に、消費税をじゃあ上げるんですね』ということを何度もお聞きしたけれども、それに対しては明言を避けるということでありましてね、何なんだろうなと思います」


 「こういうところに、マニフェストの中に矛盾というかですね、非常にあいまいさが残っていると。2011年中に消費税を上げるとおっしゃりたくないんだろうなという気持ちを強く感じたところであります。ただ、マニフェストの中でそのように2つの文章をつなげればですね、私の言ってることが正しい話であって、そのことに明言されないということは、私は矛盾を抱えたマニフェストだと申し上げなければなりません」


 【臨時国会】

 --政権交代後の臨時国会の意気込み、実施したい優先政策は


 「臨時国会で何をやるかということは、まだまだそんな先のことに余裕はありません。大事なことは、私ども、政権交代を果たすということで、そんなに簡単な話ではないと思います。特に、これからお盆の時期を迎えて、国民のみなさま方に、どのように訴えかけ続けていくかということは、非常に難しい状況でもあります。ここで緩んでしまったら、私ども、勝てないと思っています。そのような状況の中で、その先の特別国会、あるいは臨時国会をどうこなすかと、何を議論するかということは、まだまだとても考えているゆとりはありません」


 【党首討論】

 --麻生総理は民主党の弱点を攻めてきたが


 「本当はもっと本質的なね、議論をやりたいところ、先ほど言ったような政治家の矜持の問題かなと、そのように感じました。あら探しばかりされるよりも、もっと大きなこの国をどうするという議論をされるべきではなかったかと。結局のところ、やっぱり官僚の政治、官僚任せの政治というところから抜けることができない政権であるがゆえに、あのように、とにかく本質論ではなくて、あら探しを懸命に自民党あげてやっているという姿が出ているのかなと。そう感じました」


 --念入りに準備したり気を使ったりした点は


 「基本的に麻生総理が何をお訪ねになりたいかということは、あら探しで来るんだろうなとも予測していましたから、予測の範囲を超えたものは一つもなかったなと。そう思います。その意味では、事前に私ども、頭の体操をいろいろと準備体操としてやらせてもらいましたので、そのことは役に立ったなと思っています」


 【靖国】

 --靖国神社参拝をしない理由は。国立追悼施設の新設に前向きな考えに変わりはないか


 「ご案内の通り靖国神社はA級戦犯が合祀(ごうし)されている状況でありますので、このような状況の中で、例えば総理大臣とか閣僚が参拝することは好ましくないと。私はそう思っております」


 「そして、国立追悼施設、すなわち宗教性、一定の宗教によらない、しかも、どなたもそういう意味ではこだわりとかわだかまりがなく戦没者の追悼ができるような施設、それは国立追悼施設というものに対して、私どもとしては取り組んでいきたいと。そう思っておりまして、取り組みを進めるという思いで、私ども考えていきたいと思っております。天皇陛下も靖国神社には参拝されない、大変つらい思いでおられるんじゃないかと思いますから、陛下が心安らかに行かれるような施設というものが好ましいなと思うもんですから、それもひとつの理由ではあります」


 --閣僚の参拝自粛は条件か、それとも閣僚へのお願いか


 「お願いと…。まあ、うちの、これは連立政権ということになれば、その連立政権の中で民主党としてお願いする必要が出てくるとは思いますが、民主党の中では、総理および閣僚の参拝は望ましくないという判断をしていますから、そこはみんなで守ることができるものだと思います」

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from: 21世紀さん

2009年07月29日 21時25分01秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
インド洋での給油活動「延長しない」 (1/4ページ)
2009.7.29 20:43
 民主党の鳩山由紀夫代表は29日、海上自衛隊によるインド洋での給油活動について、「基本的に延長しないというのがわれわれの立場」と述べた。遊説先の熊本県菊陽町で記者団に答えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

【マニフェストの財源論】

 --マニフェストの財源論で、自民党から批判が出ている

 「(熊本3区では)大蘇ダムというダムがあるそうですね。いくら400、500億つぎこんでも、水がたまらないという、ダムにならないダムという典型例がある。まさに、ムダなダムの例だと思うが、それにも現政権はさらにお金をつぎこむという発想だし、われわれからすれば、こういったダムはムダだと思わざるをえません。したがってどこにムダがあるかということを、自民党さんは今までの政権、担当してますから、なかなかムダがあるとはいえない。しかしわれわれは、政権を担当してこなかっただけに、ムダがよくみえています。それをさらに徹底して事業仕分けなどを行えば、もっともっとムダが出てくる。9兆円以上のムダを削減することからスタートしたいと思ってますから、その財源論に対する自民党の批判はあたらない。彼らは、彼らの理屈で天下りを認めているから、こういったムダも省くことができない。彼らの理屈であって、われわれにはとてものめる話ではないということです。むしろ、これは非常に大きな争点になっていくとそのように思います」


【ダム建設】

 --民主党は川辺川ダム、八ツ場ダムも中止の方針を出しているが大蘇ムはどうするのか

 「これは地元の皆様と相談しなければいけないと思っているが、あれは少なくともわが党からすれば、こんなダムになぜさらにお金を投入するんだ、という発想です。したがって、ムダなダムという位置づけになるかと思うが、最終的には当然、地元のみなさんと相談して決めていきたい」

-川辺川ダムは
 「当然、協議をする。地元のみなさんからすると、ここまで進めてきて、かかわりのある町の人たち、ここで計画がなくなったら、自分たちはどうなるんだ、という思いがあると思います。したがって、計画を見直す、中止するというときは、さらに地元の首長さん、住民のみなさんとよく相談して善後策を講じるということが必要になると思う。そのための協議は大いにやることが必要だと思います」

【海上自衛隊によるインド洋での給油活動】


 --インド洋の給油活動だが、マニフェストでは触れていないが、仮に政権を取ったらどうするのか。また、来年1月15日以降、期限が切れたらどうするのか


 「基本的に、私たちが立場を変えたというつもりはありません。ただ一方で、外交というものの継続性も必要です。すなわち今、海上自衛隊の船が出ていると。それなりの仕事をしていると。それを突然、政権取ったら明日は戻ってこいというのは、これは無理な話だということでありまして、時間というものがある程度かかる。その間に、やはりアメリカのオバマ大統領との信頼関係を築いていく中で、しっかりとした結論を見いだしていくということであります。私どもとすると、基本的な立場を変えているわけではありません」

 --延長には反対だということでいいのか

 「基本的に延長しないというのがわれわれの立場であります」

【中田宏横浜市長との連携

 --昨日、横浜市の中田宏市長が辞任したが、受け止めと民主党との連携の可能性について

 「まだ、ご本人とも連絡を取っておりませんのでよくわかりませんが、すなわち、なぜ今この時期にお辞めになったのかというところが若干、判然としません。ただ、中田市長時代、考え方は、地域主権などの発想は極めて民主党に近いものがおありになってましたから、何らかの形でこれから、どういうお立場になるにせよ、ある意味での、この国を変えるという意味での協力ということは十分考えられる方ではないかと思います」


【アイヌ民族支援】
 --今日、アイヌ政策の政府の懇談会が報告書を出して、さらなる生活支援拡充を求めるなどの新法が必要ではないかということが盛り込まているが、政権を取った場合のアイヌ民族をさらに支援する新法については

 「新法の制定が必要だと考えております。これは、昨年ようやくアイヌの皆様方を先住民族として認めることができた、これは画期的なことだ。それに基づいて、彼らの生活、われわれにとって見習うべきものはたくさんあるわけですから、彼らの権利というものを守るための新法というものが、それがどのような内容であるかは別として必要ではないかと。積極的に法律の制定を求めていきたい、そう思っています」

【3党政策づくり】

 --民主、社民、国民新党のマニフェストが出そろった。この3党での共通の政策づくりはどう進めていくのか。スケジュールはどうなるのか

 「それはですね、幹事長を中心に、幹事長レベルで必要に応じて政調会長の出席を求めて、最低限どこまで共通項があるかというところを議論していくことになろうかと思う。スケジュール感は、いずれにしても来月18日が公示ですから、公示前までにそれなりに詰めてですね、もしわれわれが政権を取れるという立場になったときの、連立のあり方の中で、最低限必要な『心合わせ』というものを言っていくことになろうかと思います」

【国と地方の協議機関】

 --国と地方の重要事項協議の場を設けることが政策集に入っていたが、マニフェストに盛り込まれていない。これについて大阪府の橋下徹知事が反発しているが、どう取り組むのか。マニフェストの改訂版を出すつもりがあるのか

 
 「マニフェストは、実はこの間出したのが政権政策集です。正式なマニフェストというものではありません。正式なマニフェストというのは、公示日からしか配ることはできません。その中に私どもとすれば、今の国と地域の、地方の協議会を入れるという文言を入れるように私の方から指示しています」

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from: 21世紀さん

2009年07月15日 23時47分52秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
【鳩山ぶら下がり(2)】「東京12区からは小沢一郎代表代行との思い」
2009.7.15 23:36
 【非核三原則、自民党】

 --自民党の分裂含みのゴタゴタについて憂いはあるか。非核三原則に関し、密約が表になったら三原則自体が無効になり、ゼロベースで見直すという考えはないか

 「まず、非核三原則の話から続けて申し上げれば、先ほども申し上げたことに尽きていると思っております。すなわち、現実問題として、今ですね、アメリカがいわゆる核を搭載した船を日本に寄港させる意味はなくなっているわけです。従って、ゼロベースで考えるというよりも、非核三原則は現実、もう今は守られているという状況であります」

 「従って、いわゆる非核三原則がかつて守られていたかどうかということは、過去の話でありまして、過去において密約があったと。しかし密約にせざるを得なかったと。被爆国としてということであったと思いますから、過去は過去の歴史の中でですね、検証が必要かもしれませんが、ある意味で役所としてというか、政治家として、政治としてやむを得ない措置をとったのではないかと。そのように思っています」

 「そして、現実問題として、非核三原則は少なくとも近い将来においては、別に破られることもないと。すなわち意味がなくなってきていると。いわゆる持ち込むという意味がなくなってきているという状況の中ですから、ゼロベースで考えるという必要もないんじゃないかと。非核三原則は現実として守られていると」

 「ただ、この北朝鮮の脅威の問題をどう考えていくかと、米国の拡大核抑止力というものをどう見つめていくかという議論は、あってしかるべきだと思っていますが、必ずしもそれが非核三原則をゼロベースで見直さなければならないということではないと思います」

 「それから、なんでしたっけ。最初は。ああ、そうか。二大政党制の一方の自民党さんにそのような…、失礼な質問に答える必要もないんじゃないかと思いますし、やはり自民党さんは今は分裂含みと申されたけれども、そう簡単に分裂するものでもない。その証拠に昨日は粛々とですね、麻生総理に対してみなさんで信任をされたということでありますから、いざというときには党としての一致した行動というものがなされ得る政党だと思っています。まあ、自民党さんにもっとこういう問題に対して、政局、自ら政局をおつくりになっているようですけれども、しっかりがんばってもらいたいと。そう思います」
【非核三原則】

 --核抑止の観点から米国の核が持ち込まれる可能性は否定できないか

 「だから、そこは日米で、くどいようですけれども、相当、時間かけてもいいから、大いにオープンに議論した方がいいんじゃないでしょうか。私は少なくとも、この近未来において、非核三原則というものは十分に守られ得る状況にあると。そう思っていますから、そこはそれを前提として、しかし、遠い将来、どうなるかという議論をどこまでやる必要があるかと。アメリカの考え方などもね、徹底的にうかがいながら議論をしていく必要があるだろうと。そう思います」

 --寄港ではなく、通過の可能性はないのか

 「領海内を通過する可能性もないのではないかと。そう思っています」

 【空白区】

 --鳩山氏は都議選の演説で東京12区に勝てる候補を出すと述べていたが

 「言ってましたか?」

 --小沢代表代行の国替えは現時点でどうなっているのか

「それ、私に聞くんですか。それが分かれば世話ないんですけれども、小沢代行も近々、東京12区の関係者を呼びます。そして、そこで彼らの意見を求めながら、候補者の擁立に対して自分の意見も、その場では申されるか分かりませんが、一任を取り付けるとかいうようなことをされるのかもしれません。従って、もう時間的にあまり余裕がありませんから、解散が間近ということでありますので、今週、来週、遅くとも来週くらいには候補者が擁立されるのではないかと」

 「そしてやはり、東京12区からすれば、何としても有力な候補者を擁立してもらいたいと。できれば小沢代行だという思いが強く伝えられていますから、そのことも含めて、小沢代行が判断されると。そのように思っています」

 【全国知事会】

 --全国知事会が各政党のマニフェスト(政権公約)を点数化して評価すると決めたが、どのような評価を受けると期待するか

 「それは、知事会のみなさんにできるだけいい評価をいただきたいなという思いはあります。私どもも地方分権、地域主権ということが、まず結党のときからの大きな旗でありますから、その大きな旗がですね、国民のみなさんにだいぶ浸透してきたなということはうれしいなと思っております」

 「知事会のみなさま方も、ある意味で国に対してはっきりとものを言うようになってこられて、地域主権、真の意味での地方分権を主張されてこられているということは、何より頼もしいことだなと思っています。従って、かなり私は考え方が近いと、そのように思っておりますし、なかなか今までの自民党中心の中央集権の発想からは出てこない考え方でありますから、私どもとすれば、地域主権というものに対してさらに理解が深まることを期待してますし、ぜひ、よい評価を賜りたい。そう思っています」

 【最低賃金】

 --民主党が掲げる最低賃金1000円は中小企業に影響を与えるのでは

 「最低賃金1000円というのは、お考えになってお分かりのように、その1000円で1年間、どれぐらいだろうな…働かれてもですね、必ずしも所得が多いわけではありません。かなり厳しい暮らしを強いられる数字であります。しかし一方で、中小企業の方々からすれば、時給1000円は高いよと。厳しくなるなと。今、経済厳しいからと。そういうお気持ちがあると思います」

 「従ってですね、この時給1000円というものが一気にですね、明日にでも実現をされなければならないということにすると、中小企業の方々は大変厳しくなると思いますから、若干の時間的な猶予というものが必要ではないかと。われわれとすれば2、3年かけて、まあどのくらいの期間になるか最終的に今、議論しているんだろうと思いますが、そのくらいのスパンの中で1000円を実現したいという目標を立てていると。そう私は理解しています」

 【麻生降ろし】

 --自民党の中川秀直元幹事長が両院議員総会開催の署名について「与謝野財務相も署名をした」と述べたが

 「あの、他党のことでありますから、あまり個人的なことは申し上げるべきではないと思います。と言って、申し上げてしまうのが、いつも私の悪い癖ですから、あまり述べたくありませんが、まあ、両院議員総会を開会をするというのは、このような状況ならば、その中身は別としてですね、必要なことではないかとも思います。でも、これは他党のことですから。中身は分かりません。従って、開くことと、それから開いた後、どういう結論になるかということは、いろいろと推測はありますけれども、開くこと自身を拒むというのはなかなか現実問題としては難しい話なのかなあと。他党のことでありますが、そんな思いであります」

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from: 21世紀さん

2009年07月15日 23時44分14秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
【鳩山ぶら下がり(1)】非核三原則見直し「日米で議論すればいい」
2009.7.15 23:26
 民主党の鳩山由紀夫代表は15日夕、非核三原則の「持ち込ませず」の見直しについて「将来を見据えて日米間で議論すればいい」と述べた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【麻生降ろし】

 --自民党は「麻生降ろし」をめぐり混乱しているが、どうみるか。衆院選に与える影響は

 「昨日、その(内閣)不信任案が出されたときに、自民党の議員のみなさんは一致団結をして国民の代表として麻生総理を信任されたと。その翌日にですね、国民のみなさんの代表として『麻生総理、がんばってください』と信任をしておきながらですね、1日たったらどういうことなんだろうと。国民のみなさんからすれば、まったくよく分からないと。裏切りとも聞こえるような行動ではないかと。そう思いますね」

 「ですからやはり、一番大事なことは、政治家というのは、信を問われているわけですから、『麻生総理で行こう』と信任をされた以上、本来、麻生総理の下で総選挙を戦うというのが筋じゃないですか」

 --麻生首相が21日の週に衆院解散する日程は動かないと思うか

 「もう、終わった話だというふうに、国民のみなさんはそう思っていますよね。そこは非常に大事な話だと思いますから、それを今、覆すということはなかなかできないんじゃないかと。あるいは、やるべきではないと。国民のみなさんにやっぱり視線を合わせた政治を行うべきであってね、国民のみなさんが不在ですよね。こういう話っていうのは」

 「まあ、昨日は麻生さん、信任して、今日は党内で不信任のようなね、動きをみせるということは、これは理解されないんじゃないですか。逆に言えば、そこまで自民党が政権の体をなしていないというか、政党の体をなしていないと。そういう気がしますけれどね。でも、一度決めた以上、すなわち、総理が党の執行部と協力をして、あるいは与党の執行部と協力をして決めた日程ですから、これは変えるべきではないと。そう思いますね」

 【非核三原則】

 --非核三原則について鳩山氏は昨日の記者会見で「現実的対応がなされてきた」と述べたが、民主党内の議論はどうあるべきか

 「結論を申し上げればね、やっぱり政調でしっかり議論をするべきだと思います。私が申し上げたいのは、これは、密約という言葉でありますけれども、過去、もう、その密約があったことはアメリカ側から明らかにされているわけですから。それを密約だから、いまだに『ない』などということを政府が主張していること自体非常にこっけいですよね。ここはやはり、事実は事実として認める。もう、過去、あのときはあのような密約にせざるを得なかったという事情があったということは、ある意味で国民の多くのみなさんは分かってますから。そこはもう、外務省の官僚のみなさんが過去、『ない』と言ったから今もないんだと。でも、アメリカ側がもうすでに資料も明らかにしているわけですから。それはどう考えても、国民のみなさんもね、当時のことを考えながら理解をされると。私はそう思いますね」

 「だから、それを前提として、これからどう考えるかということでありますけれども、私は現実的な面を大事にしなさいということを申し上げた。一方は、北朝鮮の状況があります。他方は、特に日本は非核三原則を掲げています。そして、アメリカはもうすでにですね、現実的な対応の中でも、いわゆる核を搭載した船がですね、日本を寄港する必要はなくなっているわけです。従って、現実的な対応の中でも、非核三原則というものは現実問題としては堅持できるという状況で、何も不自由はないと。そう思います」

 「ただ、北朝鮮の状況もありですね、やっぱりこの問題に関しては将来のことを見据えて考えれば、日米間で徹底的に議論をしていくと。そして、こういう世界情勢、特にアジア情勢の中で、正直にですね、うそをつかないで、密約とかいう話ではなくて、オープンな議論の中で結論を出していけばいいんじゃないかと」

 「民主党が政権をとったらですね、当然、まずこういった文書の所在みたいなことはやはり明らかにしていきたいし、その中で、オープンな議論の中でね、結論を出していきたいと思いますが」

 --非核三原則を見直すべだと言ったわけではないのか

 「見直すべきということではなくて、現実的な対応の中で考えていく必要があるんじゃないかということは申し上げました」

 【衆院選空白区】

 --鳩山氏は新党日本の田中康夫代表と会っていたが、東京12区や兵庫8区の空白区についてはどうなるっているか

 「それは、田中康夫・新党日本代表とはですね、親しい間柄でありますから、時折姿を見せてくださっています。いろいろとアドバイスもしてくださっているという間柄です。その中でまあ、若干、それはご自身の選挙区のことに関してもお触れにはなりました。ただ、結論は出ておりません。というか、これは小沢(一郎)前代表の国替えと、自分の院替えというが、ある意味でダブルで初めて意味が出てくるんだということでありまして、いずれ近いうちに小沢代行とも会われてですね、そのところの結論を2人の間で出されるのではないかと。そう期待しています」

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from: 21世紀さん

2009年07月09日 23時03分58秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
「脱税、基本的にあり得ない」(9日夕)
2009.7.9 20:30

このニュースのトピックス:次期衆院選
 民主党の鳩山由紀夫代表は9日夕、政治資金収支報告書の虚偽記載問題に関し自民党側が脱税疑惑を指摘していることに対し「脱税など基本的にあり得ない」と反論した。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


内閣不信任案

 --週明けに提出すべきだとの声が上がっているが

 「やはり、都議選の結果というものをみる必要があると。都議選で、まあ、静岡(県知事選)もそうでしたけれどね、麻生政権に対して見切りをつけた静岡県民、また東京都民がどう判断するか。地方選挙であっても、やはり麻生政権に対する批判というものがどのぐらい強いかが見える選挙であります。従って、それを見ながら、週明けに私どもとすれば検討することになると思います」

 「ただ一方で臓器移植法案などがありますから、何としてもこの通常国会中にあげなければいけない法案というものはしっかりと上げる必要があると。そのようには考えています。それをみながら判断をすると。国民の世論、それから野党の共闘関係。そういったものも合わせて考えていきたいと思います」

 --重要法案を重視すると、与党に会期末まで引っ張られる可能性があるが

 「まあ、臓器は参議院ですからね。参議院は民主党がある意味で主導権を握っているところもありますから、そう長くはかからないのではないでしょうか
--貨物検査特別措置法については

 「貨物ですか。それはどのぐらい時間がかかるかによりますけれども。果たして今すぐに必要なのかどうかと。北朝鮮がノーだといえばなかなか検査ができないという状況ですから、そう簡単に法案が上がってもすぐに実施ができるという状況でもないかもしれないと。そのことを考えればですね、本当に緊急かどうかということは検討する必要がありますね」


献金虚偽記載

 --衆院政治倫理・公選法改正特別委員会の理事会で与党が鳩山氏の参考人招致を求めたが

 「それはすべて現場のみなさんがね、努力していただいていますから、私は民主党の現場の判断におまかせをします」

 --一部報道で、鳩山氏が修正して提出した政治資金収支報告書に、献金したはずだという人の名前も削除されていたようだが

 「うん、これはすべて 弁護士の方がね、調査をして、弁護士の調査によって、これは基本的に絶対、寄付をしたと確信のある方を除いては、これは寄付をされなかったという判断がなされたんじゃないかと思います。それは弁護士の判断によってそのようになったと思っています。ご迷惑かけているかもしれませんが、そこはまた、今、弁護士の方が調査をしている最中です」


内閣不信任決議案

 --不信任案を提出したら臓器移植法改正案も審議拒否の対象になるのか

 「うん…、ですから、そのタイミングみたいな話も出てくると思いますが、私どもとすれば、不信任を出せば当然、その後の審議はできない状況になりますね」

 --都議選の結果が出た時点で不信任案の扱いを決める考えか

 「ふふ。それはまだ分かりません。ですから、今、申し上げたように、法案というものがあるわけですから、その法案の審議の仕方、あがり具合、その辺も勘案する必要があるいはあるのではないかと思いますし、また、都議選の結果にもよりますよね」


党首討論

 --15日の党首討論を断ったが、今後、応じる考えは

 「党首討論に関しては私は少なくとも今回、判断しておりません。すなわち、現場がすべて判断をしております。この都議選が終わった後、麻生政権がどのようになっているか。国民のみなさんからまさに解散しろという要求の方が強い中で話して意味があるかということで判断されたんじゃないかと思いますが、私はすべてこれはいわゆる現場にお任せしています」


献金虚偽記載

 --自民党の菅義偉選対副委員長が鳩山氏に脱税疑惑があると主張しているが

 「脱税などということは私は基本的にあり得ない。そう確信しています。どういう意味での脱税だか分かりませんけれども、私にはまったく心当たりはありません」

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from: 21世紀さん

2009年07月03日 23時26分42秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
「景気後退だから政権交代」(3日)
2009.7.3 20:01

 民主党の鳩山由紀夫代表は3日夕、麻生太郎首相が都議選の街頭演説で「政権交代が景気後退になってはならない」と述べたことに対し、遊説先の東京都足立区で「景気後退したから政権交代なんだ」と反論した。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

【東京都議選】

 --告示されたが、手応えと意気込みを

「はい、まず今日から始まりました都議会の選挙、大変、今、ご案内の通り、手応えは感じています。やっぱり都政を変えて国政を変えようというね、大きな都民のみなさんの期待というか、希望というものが表れているなと。必ず都議会で民主党、第1党になると。その固い決意でこれから臨みたい。私も全力投球したいと思います」

 --麻生太郎首相は「政権交代が景気後退」と述べているが、都議選が国政に与える影響を含めてどう考えるか

「私は、麻生総理がね、なぜ、都議会の選挙なのに国政の話しかしないのかと不思議でなりません。そして民主党の批判の矛先を政権交代すれば景気が後退すると。政権交代は景気後退だとおっしゃる。それを私は逆にとらえて、冗談じゃありませんと。景気後退したから、政権交代なんでしょうと。今日までの麻生政権の運営、特に景気対策が全然、後手後手でうまく機能してこなかったから、国民のみなさんが大変苦しんでいる。だから政権交代が必要なんだということを私は申し上げたい」

「特にこの都政においても、新銀行東京の、あのめちゃくちゃな経営の状況というものを考えたときに、これ以上、これを放置すれば、さらに都民の、あるいは下手をすると国民の税金というものを投入しなければならなくなる。このようなことになれば、ますます景気に悪影響を与える。私たちは新銀行東京ではなくて、中小企業に対する新たな方策というものを政策として打ち上げていきたい。そう思っておりまして、景気回対策は大事です。そのための中小企業政策として、新銀行東京ではなくて、新たな道を民主党は築き上げていく。そう申しあげたい」

 --第1声を築地を選んだ理由は

「それはご案内の通り、築地の市場の、いわゆる豊洲の一部への移設問題というのが、この2つの大きなイシューのひとつ、テーマのひとつだと思っています。私どもはやはり、築地の移設には反対です。その意思を示すためにも象徴的なところで第1声を菅直人都連代表とともに行ったということであります」

【献金虚偽記載問題】

 --鳩山氏の資産報告書の訂正がされたことと、閣僚から説明責任が足りないとの声が出ていることへの受け止めは

「資産の報告を修正をいたしました。時間がかかったことを申し訳なく思っておりますが、しっかりと正しく行わなければなりませんので、このような時間がかかったことをご容赦願えればと思います。

私は記者会見で、私の知り得る、でき得るかぎりのことに関して、正直にお答えをいたしました。当然、これからさらにというお気持ちもおありになるなら、と思いますが、少なくとも現時点で私が答えられることをしっかりと記者会見では述べたつもりであります。それを国民のみなさんが、あるいは閣僚のみなさんがどう判断されるかというのは、それはそれであることは理解いたします」
--鳩山氏の個人献金額が国会議員の中で突出しているのに、なぜ秘書は献金額が少ないことが発覚するのを恐れて虚偽記載をしたと推察されるのか。匿名の献金について調査をして説明する考えか

「後者の方は今、弁護士が調査をしている最中ですから、調査の結果、われわれが必要であれば、当然そのことはまたご報告をいたします」

「それから、いわゆるかかわった秘書の意図であります。その件に関して、私はやはり、企業・団体献金が『鳩山は金を持っているから』ということでなかなか集まらないと。その焦りもあったと思います。さらに申し上げれば、その秘書は、私が代表時代、民主党の中に実質、出向して働いておりました。その間、私の資金に関しては手がつかなかったと。その間に、相当、また、私の資金集めが苦労していたと思います。そのことがですね、いわゆる本人(鳩山氏)に知られるといかんなという思いの焦りの中で、個人献金をあのようなかたちで事実ではない方に増やしてしまったのではないかと。そのように推察されます」

【都議選】

 --河村建夫官房長官が勝敗ラインについて自公で過半数だと述べた。第1党を民主党に開け渡す予防線ともとれるが

「まあ、自民党さんが1党ではなかなか第1党になれないということを自ら暴露した話ではないかと思いまして、やはり政党とすれば第1党を目指すのが当然ではないかと思いますが、早くも告示日にそのことをあきらめになられたのかと。何か、こちらが戦いを挑んでいる中で、相手がもうすでに予防線をはられたということはさびしい気がしますね」

【世論調査】

 --読売新聞の世論調査で、内閣支持率が2割を切り、「首相にふさわしい人」では鳩山氏が麻生首相に2倍近い差をつけている。鳩山氏の献金問題では、「辞任すべき」が3割弱だった

「やはり国民のみなさんが麻生政権に対してほとほとあきれたと。なんだ、あの内閣改造もどきは、みたいな話でですね、この政権にはもう頼っていられないと。民主党、しっかりがんばってくれという気持ちの表れだと思って、むしろ感謝しています」

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from: 21世紀さん

2009年07月02日 23時04分27秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
地方議員の献金は「慣習」(2日)
2009.7.2 21:27

このニュースのトピックス:自民党

 民主党の鳩山由紀夫代表は2日夕、自らが代表を務める党総支部への地方議員からの献金について、自民党側が「原資は鳩山氏の資産の可能性がある」と指摘したことに対し、「慣習で地方議員も寄付をしている」と否定した。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


 【マニフェスト】

 --先ほど幹部会を開いていたが、マニフェストについて話していたのか

 「マニフェストについて、最終確認をしておりました。まだ中身については当然のことながら申し上げる段階ではありませんし、まだ若干のこれから、修正が必要なところもあります」

 --いつごろ公表するのか

 「それは選挙の時期が、すなわち解散というものがいつになるかによります。それまでの間に、やはり時間があれば、その間にさらにさまざま手を加えるということもできると思います」


 【水俣病救済法案】

 --与野党の修正協議が成立したが、社民、共産両党は反対している

 「私はですね、その、与党案がかなり譲歩してくださって、私どもの考え方が大筋において認められたと。そう思っておりまして、大変、努力された方々に敬意を表したいと思います。水俣病の患者さんの立場からみれば、やっぱり、先送りされるということはこれまでの長い間、苦労してこられた方々からすれば耐えられないという思いも多くの方、持っておられると思います。その意味で、相当、救済の範囲が広がったということ」

 「それから、この分社化ということに関しても、基本的に一時金が支払われるまでは行わないというようなことも与党側が認めたわけですから、基本的に私どもの考えを相当、飲んでくれたと。そう思っています。従って、私は、ここでですね、まあ、すべてが解決したということにはならないとは思いますけれども、多くの方々にとって朗報がもたらされると。そのように考えています。ぜひ、この通常国会の中で成立をさせるべきだと思っています」


 【都議選】

 --明日告示だが、意気込みと目標は

 「都議選に関しては、これまでの石原都政に対する評価、例えば築地の移転の問題とか、あるいは新銀行東京のずさんな問題とかですね、こういうさまざまな石原都政に対する都民の評価が下される選挙だと。そう思っています。従って、相当、重要な、都民にとって重要な意義を持つ選挙であると思いますし、民主党は最後まで候補者の擁立、努力をいたしまして、過半数の擁立が得られたということは何よりだったと思います」

 「今は全員の当選に向けて全力投球をすると。ある意味で、麻生政権というものに対する都民の判断が下されることにもなるわけでありますから、その両面を持って、大変重要な選挙だと位置づけています。民主党としてはまずは第1党になるという思いで、全員の当選に向けて全力でがんばります」


 【政治資金の虚偽記載問題】

 --自民党は虚偽記載問題で鳩山氏の参考人招致を求めている。社民、共産党の党首からも説明を求める声が出ているが

 「私はこの間の記者会見で、すべて、いわゆる記者のみなさん、すなわち国民の皆さんが知りたがっているさまざまな疑念や質問に対して、それなりにきちんとお答えしたつもりであります。従いまして、私なりに説明責任は行ったと。そう思っています。参考人などの問題に関しては、これは国対の判断に委ねたいと思います」

 --民主党北海道9区総支部への地方議員からの献金について、鳩山氏の原資だったのではないかと自民党は指摘しているが

 「どうぞ、お確かめになってくださいと」

 --9区総支部は調査したのか

 「しました。私ではありませんが、それはある意味で昔からの慣習で、すべて地方議員も寄付をして、9区の運営に当たっているということであります。どうぞ、お確かめになってください」


 【水俣病救済法案】

 --被害者からは民主党の合意に反発が出ている

 「すべての方が満足されることはなかなか難しいと思いますし、闘争することがいろいろと目的になっておられる方々もおられると。すべての方々に、やっぱり、満足していただくのはなかなか難しいなというのが実感としてあります。その中でですね、でき得る限り、多くの方々の満足がいただけるような救済というものを与党、野党を越えて努力をしたというのが今回の、私は合意ではないかと。そのように思っています」


 【政治資金の虚偽記載問題】

 --鳩山氏は政倫審に出たらどうかという意見も自民党から出ている

 「そのへんは全部、国対や現場にお任せします」

 --政治資金収支報告だけでなく、資産報告についても修正する考えは

 「ええ、できるだけ早く修正をいたします。今、その準備をしているところであります」


 【内閣不信任案】

 --幹部会で不信任案を含めた国会対応の協議をしたか

 「不信任に関しても若干の議論をいたしました。このような話は、事前に打ち合わせて相手に知られるようなかたちでやるのはそもそもいかがなものかというようなことなどもありまして、大変、大きな判断でありますだけに慎重を期していこうというのがうちの党の幹部の基本的な考えです」


 【内閣改造・自民党役員人事見送り】

 -この時期の内閣改造と、麻生太郎首相の党役員人事見送りへの感想は

 「うん、1人の大臣にいくつもの兼任がありましたから、そのことに対してのみ、大臣が新たに任命されたということでありましてね、そのことは必要かもしれません。しかし、麻生総理がなさりたかったことはなかなかお出来にならなかったんだろうなと。その意味では麻生総理の内閣の求心力というのがまた一段と低下をしたのかなと。そう思っています」


 【水俣病救済法案】

 --水俣病不知火患者会が鳩山氏の面会を求めているが、会う考えはあるか

 「私よりも、実際にこのことに関してきちんと正面で一生懸命議論をして、この法案、あるいは合意案をまとめた担当者の方が丁寧に接してくださっていますので、その方の域を私が越えるはずもありませんので、私は今、残念ながらお会いするような環境になっておりません。お会いしたいという思いはないわけではなかったのですが、現在のところ、そのような状況ではありません」

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from: 21世紀さん

2009年07月02日 10時10分11秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
「幹事長にお任せしている」(1日)
2009.7.2 00:13

このニュースのトピックス:東国原知事
 民主党の鳩山由紀夫代表は1日、資金管理団体の収支報告書の虚偽記載問題を受け自らの処分について「基本的に岡田(克也)幹事長にお任せしている」と述べた。国会内で記者団に答えた。ぶら下がりの詳細は次の通り。

 --麻生太郎首相は自民党役員人事を見送るようだ。首相のぶれをどう考えるか

 「日々、ぶれておられますからね。そのことに関していつも二転三転、なかなか意思決定をされないようでありますので、国民のみなさんも政権が末期症状だなという認識をさらに新たにしたのではないか。そう思いますね。つまり、日常茶飯事なものですから、あまりこれ以上、コメントしない方がよろしいのではないかと思います」

 --東国原(ひがしこくばる)英夫宮崎県知事を地方分権担当相に登用する案を検討しているとの報道もあるが

 「まあ、知事のことはあまりとやかく申し上げたくはありませんが、私が前から申し上げているのは、やはり、知事は知事として宮崎県のために今、働いておられるわけですから、まだ1期の途中で、これは兼任されるのですか」

 --兼任するという話もある

 「兼任されてお仕事ができるのかどうか。しかも、すぐに衆院解散・総選挙という話でしょうから、そのためのパフォーマンスとしてお使いになるということでしょう。果たしてそういうことが国民のみなさんに理解されるのかどうかと。私は必ずしもそうは思いません」

 --与党は鳩山氏の献金問題を追及するプロジェクトチームを開いた。公開された前の部分について調査すべきだとしている

 「うん、基本的に弁護士にお任せしております。弁護士を通じて必要なところは調査されると理解しています。他党がどのようになさろうとも、私は昨日の段階で、自分の知り得るすべての情報を国民のみなさんにご説明を申し上げて、おわびを申し上げたと。特に関係しておられる方々にはおわびを申し上げたつもりでございます」

 --十分に説明責任を果たされたという考えか

 「私はそのように思っております」

 --自身の処分を検討するか

 「そのことに関して、基本的に岡田幹事長に、党のこと、対応に関してはお任せをしております」

 --処分は必要だと考えるか

 「必要というか、私は昨日も申し上げた通り、説明責任をしっかりとまず果たすことが国民のみなさんに対する政治家としての義務だと思っておりまして、そのことは、少なくともあの時点で考え得るすべての説明を申し上げたつもりでございます。後はこういった説明責任を果たしながら、党を、政権交代をなんとしても実現させなければなりません。その目的に向けて最大限の努力をしてまいりたいと思っております」

 --今夜、社民、国民新の両党党首らと懇談するが、どのようなテーマで臨むか

 「これから選挙においても、お互いに協力をお願いをする同士でありますから、その中で、当然のことながら、この協力関係の在り方とか、それから、その中でこの通常国会がいよいよ最終盤を迎えていますから、どういう対応にするかということなどが議論されるのではないかと思います」

 --連立政権の枠組みとか、政策面について協議するか

 「まだ政権をとっていない段階から、あまり連立政権ということに入りすぎてはいけないと思いますが、まずはどういうところで政策の協力ができるかというようなことの議論は必要ではないかと思います」

 --社民党の福島瑞穂党首は内閣不信任案を出すべきだと主張しているが、どう考えるか

 「内閣不信任案というのは大変、重い決断であります。従ってですね、軽々に、簡単に結論が出るというものでも必ずしもありません。しっかりと議論しなければならんと思っていますし、当然、民主党の中でも不信任案の議論というものはなされていないわけではありません。必要なのか、あるいはタイミングとか、というものを計ることが大事であって、まずは私どもとすれば、社民党さんや国民新党さんのお考えをうかがいたいと思っています」

 --党内で不信任案を奇策ととらえ、正攻法や王道で解散に追い込むべきだとの意見があるが

 「不信任案が王道ではないっていうの?」

 --奇策だという

 「別に不信任案って、国民のみなさんが麻生内閣に対して決して信任しているとは思えないと。支持率が大変に低いという状況を考えれば、私は不信任案を提出するのは決して奇策ではないと。ある意味での憲政の常道の中の一環の議論だと思います。ただ、それは大変、重い判断でありますので、慎重に行わなければならないという意味で申し上げています」

 --自民党が混乱する中、不信任案が可決する可能性をどうみるか

「それは、予想で申し上げるべきではないと思いますが、そんなに簡単ではない。すなわち、いろいろと総裁選の前倒しを希望しておられる方もおられる。しかし、やはり、政党は政党ですから、その政党の論理で淡々と処理されるということも十分、考えられる。果たしてそれがどのくらいの意味を持つか、ということも真剣に考える必要があると。そう思います

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from: 21世紀さん

2009年06月29日 23時52分05秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
「自民党もっとしっかりして」(29日夕)
2009.6.29 20:46

このニュースのトピックス:次期衆院選
 民主党の鳩山由紀夫代表は29日夕、自民党内の麻生おろしの動きについて「首とか表紙をすげ替える発想自体、自民党がここまで来てしまったのかと思う。自民党さん頑張ってほしい、もっとしっかりしてもらわないと、政権与党だから困る。そんな思いだ」と述べ、あくまでも麻生太郎首相で衆院選に臨んでほしいとの思いをにじませた。党本部で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。
【暫定税率】

 --次期衆院選の政権公約(マニフェスト)に『暫定税率撤廃』を政権獲得後の初年度(平成22年度)から盛り込むかどうか、党内で議論が分かれているが、鳩山代表自身はどうお考えか

 「これは明日、(直嶋正行)政調会長、(岡田克也)幹事長交えて、最終的に決定をいたします。私自身の気持ちを問われればね、これはみんな、うちの候補とか、あるいは議員が、政権とったらすぐに暫定税率をやめると、撤廃すると、言い切ってますから。あまり時間は延ばさないほうがいいと、私はそう思っています。でもこれは、あした議論して決めます」


【小沢代表代行との会談】

 --党本部で小沢一郎代表代行と15分ほど会談していたようだが、選挙区調整など諸々あると思うが、きょうはどんな話をしたのか

 「うん、選挙全般の話。都議選も近いですから、全般的な話をいたしましたが、その中身は申し上げることはできません」
【献金疑惑】

 --鳩山氏への個人献金に関する問題について。党代表の立場と衆院議員・鳩山由紀夫という立場をどう切り分けて調査しているのか。あす定例会見があるが、そうした場で調査結果を発表する考えはあるか

 「今の2つの話は、関連しております。これは、あくまでも鳩山事務所の問題であって、党の問題ではまったくありません。鳩山由紀夫事務所…、あの、私自身もびっくりしている話でありますだけに、これは党とは完全に切り離します。従いまして、あすの定例会見などで申し上げる話ではありません」

 --今週中にも報告したいと言っていたが、いつごろになりそうか

 「うん、今週中には、しっかりとした報告ができると、そう思っております。まだ具体的に日程を詰めてはおりません」
【解散時期、横須賀市長選】

 --きょうの野党3党幹事長会談で、都議選前の衆院解散もあり得べし、もし都議選前に解散できなければ麻生太郎首相はもたないのではないか、との意見が出たようだ。その報告が岡田幹事長からあったと思うが、解散時期についてどう考えるか。また、横須賀市長選で小泉純一郎元首相が応援していた現職が敗れたが

 「うん、3党幹事長の報告は一切受けておりません。従いまして、そのような結果があったことは聞いてはおりません。一般論としての解散の時期は、いわゆるマニフェストを策定する段階の中で、われわれとすれば一番早い解散の時期というものを想定しようということでありまして、今急いでいるところであります。それ以上、解散の時期の話はきょうは、幹事長とはしておりません」

 「それから、横須賀の市長選挙。やはり…、いわゆる相乗り選挙、特に小泉元総理が2度も3度も応援に入られて、それでも歯が立たなかったということは、やっぱりこの横須賀においても、まあ全国もそうでしょうけれども、何らか今の政治の閉塞(へいそく)感、それを打ち破ってもらいたい、という思いが大変強くあるのではないかと。特に、小泉元首相のいわゆる弱肉強食的なイメージがですね…、必ずしも横須賀の現職がそのことをどのぐらい思っておられたかは別としてですね、イメージとして、マイナスに働いた可能性はあろうかと思います」
【西川問題】

 --政府はきょう、日本郵政の西川善文社長の続投を正式決定したが受け止めを。西川社長について、鳩山代表は麻生太郎首相との党首討論で政権を取ったらお辞めいただくと言い、野党全体でも集会をして続投を認めないとしているが、岡田幹事長が28日のテレビ番組で続投を容認するような発言をしていたが、いかがか

 「はい。西川社長が続投されたということでありますが、それは多くの国民のみなさんの思いとは逆の結論だと、そのように認識をしております。それを受けて私は国民の…、ある意味で、政府が100%株主という会社は国民が株主ということでありますから、その国民の意思というものを無視した人事というものはやるべきではないと思っておりました。従って西川社長の続投ということに対して、私は認めがたいと思っておりますし。従って政権政権取ったならば、という話はいたしました」

 「政権とったならば、ということと、今、党として結論を出しているか、ということとは別でありますから、岡田幹事長から先ほど、そのことに関しては『このように曲解されたけれども私は別に容認しているわけではない。まだ党として正式な意思決定を、政調レベルなどでしているわけではない、ということを申し上げたんだ』ということでありましたんで、その通りだと思っています」


 --と、岡田幹事長から鳩山代表に報告があったということか

 「そうです」
【麻生おろし】

 --自民党内で麻生おろしの動きがあるが、衆院解散の時期と絡めてどうみているか。麻生おろしは東京都議選後に加速すると思うか

 「まあ、他党のことですからね。あまりこちらから口をはさむのもいかがかと思いますが。選挙の前に首をすげ替える、国民にいわゆる目くらまし、目をくらますような戦法をお取りになるのはやめるべきだと。憲政の常道に従って、今日までの自民党、自公連立政権がどのように国民に評価をされるかというのが、選挙の最大の焦点だと、私はそう思っております。従って、首とか表紙というものをすげ替えるような発想を取ること自体が、自民党がもうここまで来てしまったのかなと、そのようには思います。自民党さん頑張ってほしいと。もっとしっかりしてもらわないと、政権与党ですから、困ると。そのような思いであります。あとなんでしたっけ?」


 --以上です

 「以上でいいんですか?」(記者団笑い)
【国会対応】

 --麻生首相は27日に会談した細田博之幹事長に、臓器移植法改正案、船舶検査法案、水俣病患者の救済法案の3つの重要法案の早期成立を指示したが、その麻生首相は党内基盤が脆弱(ぜいじゃく)になっている。麻生おろしの動きが、重要法案への民主党の国会対応に影響があるか

 「それは切り離したいと思います。国民のみなさんにとって大事なことは政策であって、麻生おろしではないわけであります。従って私どもは常に国民の立場に立って政策の必要性を訴えてまいりましたから、臓器移植、あるいは船舶、さらには水俣病というお話がありました。それは必要な議論をして、必要に採決をして、決定すればよいと。そのように思っておりまして、くどいようですが、民主党として、政権与党側がゴタゴタしているから、だから、という発想を取るつもりはありません」

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from: 21世紀さん

2009年06月25日 00時08分10秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
(2完) 麻生首相「思い通りの解散できないのでは」(23日夕)
2009.6.24 23:33
 【与謝野氏進退】

 --与謝野氏が金融担当相だった平成8年に成立した金融商品取引法では規制対象から商品先物を外しており、与謝野氏は国会で、商品先物取引はゲームではなく生産と流通を支える側面が大きい、などと答弁している。もし答弁と献金の因果関係が明らかになった場合、与謝野氏の進退についてどのような展開になると思うか

「これは大変、私は重い話だと思います。やっぱり大臣である。そして現実に答弁もされていると。お金が入ってると。それが、関わりがない、昔からの縁だ、という話が果たして通じるかどうかということではないかと思います。これから先は、特に私どもの戦い方にもよります。当然、執行部とかあるいは国対、あるいは幹事長とも相談をして決めていきたいと思います」

 【解散戦略】

 --解散戦略について。自民党幹部が、臓器移植法改正案や船舶検査法改正案の成立は来月半ば以降だとして、7月2日解散は難しい、との発言をしている。どう考えるか

「まあ麻生さん、昨年の9月、10月からずるずる、ずるずると、選挙をやりたい、でもできない。またずるずる、ずるずると。結局今回も、延長したけれどもホントはやりたかった時にもできないのではないかと。またか、という思いがあります。ここまで来て、ご本人の思い通りの解散ができないということは事実上、麻生総理、党のなかで、あるいは政府のなかで、力を失われたなと、そのように判断致します。……ただ私どもはですね、だからこそ、国民に信を問うべきだということは言い続けたい」
【水俣病救済法案】

 --水俣病の被害者救済法案について。与野党協議を、実務者レベルから国対・政調レベルに引き上げ、今国会成立を目指すということだが、現在は考え方に開きがあるなか、どう違いを埋めていくか。被害者団体は与党案について批判が多いが、被害者納得しないと解決は難しいと思う。鳩山氏は先日、被害者団体と面会していたが、お考えは

「うん。先日、被害者の方々ともお会いしましたし、今日もうちの党のなかで議論をうかがっていました。で、最終的に私どもは、政調会長とそれから国対委員長に一任しようではないか、ということになりました。溝はありますけれども、決して埋められない溝ではない、という思いもいたしております。被害者の幅をどれぐらい広げるかという議論、これは自民党さんのなかにも同調者がおられるとうかがってまして」

「またいわゆるチッソの問題に関して言えば、かなり現実論のなかで下りてきているなと思っております。従って、まったく溝がなくなったというわけではありませんが、まったく埋められない溝だとも思っていません。ここはやはり、長い間苦労されてこられた方々のためにも、できるだけ早く解決をするということが大事ではないかと思いますし。ただその中で、民主党の私どもの仲間が頑張ってこられたその方向に近いような形で決着がつくように努力をしていきたいと思います。その方向の努力を、政調会長と国対委員長が今している状況だと、そのように判断しています」

 --実務者から国対・政調レベルに上げた理由は

「それは、最終判断が迫られてきているなかで、溝を埋めるための努力を現実に、与党と野党との間で議論をして、答えを出していこうではないかということでありまして、そのことには実務者のみなさんも賛同されています」

 【“故人”献金疑惑】

 --鳩山氏の資金管理団体の政治資金収支報告書に亡くなった人が献金者として記載されていた問題について。近く第2弾の報道もあるようだが、以前、鳩山氏は「しばし時間をいただきたい」「結果に基づいて修正もしていきたい」としていたが、調査の状況はいかがか

「ええ、あの…弁護士の方に、正確に今、調査をしていただいてるところであります。これは正確をできる限り期さなければいけないと、そう思っています。確かに、いろいろな方にご迷惑をおかけしてると思います。それだけに、あまり時間をかけすぎるといけない。そう思っておりまして、しかし一方では正確な報告を皆様方に申し上げなければならないと思っています。今、弁護士の方が努力をしてまとめてくださってる最中であります。今しばし時間がかかるというところでありますが、まあそれほど長くお待たせすることにはならないと、そのように理解しています」

 --現時点では時期のメドは言えないという段階か

 「うーん、ただできるだけ私は急ぎたいと。急いでお願いしていると、そう思っております。お願いをしているところです」

 【水俣病救済法案】

 --チッソの分社化について、民主党の出した修正案に与党が歩み寄ってる…

 「与党のほうが下りてきているというわけではありません。むしろ、民主党の松野くん(松野信夫衆院議員)たちが努力をして、かなりある意味で近いところまで来ているなと。そんなように私は実感しました」

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from: 21世紀さん

2009年06月25日 00時05分10秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
(1)与謝野氏の説明責任「果たしてると思えない」(23日夕)
2009.6.24 23:32
 民主党の鳩山由紀夫代表は23日夕、与謝野馨財務相が商品先物取引会社のダミーの政治団体を通じ迂回献金を受けていたとされる問題で、説明責任について「果たしているとは思えない」とする一方で「大事なことは十分に調査し国民に説明責任を果たすことだ」と述べ、推移を見守る考えを示した。党本部で記者団の質問に答えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【与謝野氏迂回献金疑惑】

 --与謝野馨財務相が、先物取引会社からダミー団体を通じて迂回献金を受け取っていたのではないか、との問題が指摘されている。参院では野党国対委員長会談で、集中審議を求める方針を決めたが、この問題についてどのように受け止めているか

 「うん。やはり、大臣の就任中のね、話でもありますから、できるだけ慎重に、十分に、まずはご自身で調査をして、そして事実関係を明らかにされるということが大事じゃないですか。大事なことは、十分に調査をしてから、国民のみなさんに説明責任を果たすということですよね。それが、説明責任果たせるかどうかということを見極めながら、国会のなかで判断をするべきことではないかと思います」

 --河村建夫官房長官は「説明責任を果たした」と言っているが、鳩山氏はまだ果たしていないとの印象か

 「果たしているとは思えませんね」

 【東国原知事問題】

 --宮崎県の東国原英夫知事の問題について、与党内に混乱が広がっている。昨日は他党のことだからコメントしないとしていたが、こうした状況をどう見ているか

 「まあ個人的にはね、まあ東国原さん、頑張ってるなと思いますよ。ただそれは、あくまでも宮崎県の知事としてね、なさっておられることだと、そう思います。1期目の途中でね、まだ必ずしも十分に尽くされていない段階で、県民のみなさんが納得されるかどうかと。だいぶ反対論が出ているようですねえ。だから、やはり政治家に、あるいは知事になった以上、その務めをできるだけ果たすということだと思います」

 「まあ他党のことはあまり申し上げたくはありませんけれども、いよいよ自民党もここまで来たかと。なかなか自前のいい候補が見つからない、このままいったら選挙が厳しくなるという判断で苦肉の策に出られたと思いますが、果たして県民や国民が理解をされるかどうか、ということはなかなか難しいなと思いますね」

 --県民から反対が出ているなか、東国原知事は、宮崎のために国政に行く、と転身に意欲を示しているが

 「宮崎のために国政でやる仕事もありますよ、それは。地域主権というね、そのことを果たしていくというのは大変大事なことだと思います。しかし、それに真っ向から反対しているのは自民党さんですからね。自民党さんの主義主張と、宮崎県知事としてね、こんにちまで頑張ってこられたということは、だいぶ乖離がありますから。果たして、うまくいくかどうか。むしろ、知事としてなさっておられる仕事はですね、民主党の地域主権の考え方にかなり近いのではないかと思いますね」

 --東国原知事はテレビで、民主党との連携を問われて、全国知事会から各党にマニフェストへの盛り込みを要請している事項についての返事次第だ、と含みを残しているが

 「フフッ(苦笑)。どういうことですか、それ。国政に出られるんじゃないんですか」

 --自民党でも民主党でも、マニフェストに知事会の要請を反映するところと組んで、という意味のようだが…

 (鳩山氏、首をかしげる)

 --現時点で、連携する考えはあるかどうか。また地方分権についての考え方の近さは

 「うん。先ほど申し上げました通り、東国原知事、あるいは知事会の主張というもの、いわゆる地域主権の発想です。で、その発想をこれから政権取ってやりたいと思っているのは、民主党です。自民党ではありません。ただ私はやはり、東国原知事には、しっかりと1期目まず4年、知事としての成果を上げられることに尽くされることが、宮崎県民の要請に応えることだ。そのように思っておりまして、従って今、民主党が東国原知事…、考え方は民主党に近い、しかし、だからむしろ、知事としてその任を果たしていただきたい。そう申し上げたいですね」

 【日本郵政西川社長問題】

 --日本郵政問題について。政府は西川善文社長が報酬を減額したことなどで続投を了承した。この決着のつけ方をどう思われるか。また、あすから国家公務員法改正案が審議入りするが、会期残り1カ月のなか、民主党はどのように対応するか

 「まあ日本郵政の人事に関しては、まあ政府が、あるいは日本郵政の会社がなさっていかれるやり方に対して、国民のみなさんが反発をしてることはご案内の通りであります。これは、100%国が株式を持っていると。すなわち、国民の会社であります。国民の意思とかなりかけ離れた、極めて小さなことを行ってですね、給料を何割かカットすればいいだろうと、そんな発想で国民のみなさんが許すはずもない。私はそう思います」

 「それからいわゆる公務員制度改革の法案が審議入りされていくわけでありますが、私どもはですね、やはりこのなかで一部修正をして議論をする余地があると思っています。まだいわゆる天下りなどの問題に対して、この法案自体がですね、必ずしも前向きでありませんから、そのことを重要視する人たちは難しいと思ってるかもしれません。しかし一方でですね、一歩前進、このいわゆる天下りに関しては天下りで、別に政権取って頑張ればいい話であって。そうであれば一歩前進の部分をしっかりと取るべきではないかという、かなり強い意見もある。そのなかで、議論を尽くしていきながら、今の政府の案に対して修正が勝ち取れるかどうかという議論になっていくのではないかと、私は見ています」

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from: 21世紀さん

2009年06月22日 23時53分45秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
(2)完 都議選応援「麻生首相、どうぞ大いに頑張って」(22日夕)
2009.6.22 22:51
【政治とカネ】

 --民主党提出の政治資金規正法改正案について、自民党が提出している他の2法とともに審議入りを求める考えはあるか。また、自民党側は審議にあたり小沢一郎代表代行の参考人招致を求める意見もあるが、どのように対応するか

 「まさに、小沢代行の参考人招致を目的とするような法案をお出しになるということ自体がおかしいのではないかと私どもは思っています。さはさりながらですね、政治資金規正法の改正、私どもは企業団体献金を一切やめるという方向に関して、国民の支持もありますからできるかぎりこの法案はしっかりと議論できるような環境をつくりたいと思います。ただできない場合、やはり政権を取ってわれわれの政権のもとでわれわれの望む法案を成立させると。そして企業団体献金を禁止するという方向に力強く発進していきたい。そのための政権交代が必要だなと、改めてそう思います」


【衆院解散・総選挙時期】

 --解散・総選挙時期について早ければ7月2日にも解散だとの声もあるが、自民党総裁選を前倒しすべきだとの意見もある中、現時点の見通しはどうお考えか

 「うん。まあ総裁選前倒しというね、発想そのものが、ほんとにもう国民不在の政党に成り下がられたなあと、そう思います。もっとしっかりしてもらいたいと。麻生総理のもとで解散・総選挙を打つのが当然じゃあありませんか。改めてそう申し上げておきたいと思います。それ以上のコメントありませんが、できるだけわれわれとすれば早い時期に解散・総選挙を常に求めてきておりますから、早く解散に、いよいよ麻生さん打って出てほしいと。そう思っております」


【露大統領府長官との会談】

 --ナルイシキン大統領府長官とは北方領土問題で意見交換したのか

 「あれ? 今いませんでした? あなたは。私が最初に申し上げたとおりでありまして、その話をナルイシキン大統領府長官のほうが自ら先に話をされたということでありまして、意見交換をいたしました」


【地域主権】

 --民主党は地方分権について、『地域主権』として基礎自治体重視の考えを示しているが、都道府県の役割は今後、縮小していくということか。またこれまで基礎自治体数の目標を300としていたが、鳩山代表体制でも継承していくか

 「うん、そこは今、議論している最中でありますが、基礎自治体中心で私どもはいきたいと。必ずしも道州制ではない、ということであります。権限を基礎自治体に移譲すると。それにふさわしい財源も移譲するというのが、私たちの基本的な発想であります。その際ですね、ただしばらくの間は都道府県というものは残るであろうと思います。しかし広域の自治体に将来的に変えていくときに、それが都道府県レベルなのか、あるいは道州レベルなのか。まだ必ずしもそこのところは、ある意味で広域自治体の判断ですから、決めることでもないと」

 「基礎自治体の数を300と小沢代表時代に決めておりますけれども、私ども、新しい私の代表のもとで、今そこのところも議論し直していただいています。すなわち、これはある意味で、上からの押しつけみたいな話で数を決めるのではなくて、基礎自治体がそれにふさわしい権限と財源を行使するに値するサイズというものがおのずから、自らの発意の中で作られていくべきだと思っておりますので、最初に数ありき、というのはいかがなものかなと。私はそのように感じています。都道府県のサイズはそのサイズが少なくなるという発想よりも、全体の中での広域自治体。その広域自治体の役割というものは今の都道府県よりは小さくなりますけれども、その小さくなる中での広域自治体のあり方は先ほど申し上げたようなことであります」

 平野博文役員室長「はい、よろしいですか。終わります」


【東京都議選】

 --もう1点。都議選の目標と見通しを改めて。衆院選の前哨戦ともなるが、麻生首相は細かく応援に回っているが鳩山氏はどうか

 「どうぞ、麻生総理には大いに頑張ってまわっていただきたい。私ども民主党としても、今、候補者の擁立、最終段階だと思っておりますが、当然、目標というか勝敗ラインは、第一党になることだと。まずは都政を奪還するというのは、自民党に勝つということしかないと思っていますので。自民党を凌駕(りょうが)する勢いというものを、民主党は数で示していかなければならない。そう思っています」

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from: 21世紀さん

2009年06月22日 23時50分32秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
(1)「舛添首相」に「別にコメントもない」(22日夕)
2009.6.22 22:43

 民主党の鳩山由紀夫代表は22日夕、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、「首相にふさわしい人」は鳩山氏と0・3ポイント差で舛添要一厚生労働相がトップとなったことについて、党本部で記者団に問われ「別にコメントすることもない」と言及を避けた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


【労働者派遣法】

 --社民党と労働者派遣法改正案について合意し、国民新党も含めてあす、3党で合意発表することになったが、受け止めを

 「大変時間がかかりましたけれども、いわゆる雇用問題、労働者派遣法に関して合意ができたことは大変喜ばしいことだと思います。このような労働問題に関しては野党の皆さん方と何としても協力関係を築いていきたいと思っていましたから、それができたことは何よりだったと思います」

 --今後は共産党も含めて4党の共同提案とする方向は模索するか

 「それは政策担当者の判断だと思います。が、可能性として否定する必要はないと思います。もし共産党さんも協力できるという話であればね」


【骨太の方針】

 --きょう、自民党総務会が『骨太の方針2009』について了承を再び見送った。社会保障費の伸びを2200億円抑制するとした財政健全化目標をめぐって意見集約がまたできなかったということだが、こうした与党内の混乱をどう感じるか

 「いや、もともと骨太ではないと、そう思っておりましたから、混乱して当然だと思いますが、他党のことでありますから、これ以上コメントすべきではないと。民主党は民主党として、やはり2200億円削ってくるというこういう発想はね、やめるべきだと。1人の命も粗末にしない政治ということを考えれば、この辺のことは十分に答えがすぐに出る話だと思います」


【露大統領府長官との会談】

 --きょう、ロシアのナルイシキン大統領府長官と会談したがどのような話をしたのか

 「うん、まず基本はですね、お互いに日本とロシアの文化交流のそれぞれの担当の委員長でありますから、そのことの必要性。特に文化交流は継続しようねということを誓い合ったのが1つです。ただ、私があとで申し上げたんですけれども、いわゆる平和条約を結ぶ話に関して、ナルイシキン大統領府長官のほうからですね、話しかけてこられたというのが…。今まで私がロシアの指導者といろいろ会談をしましたけれども、基本的にはうちのほうから、日本のほうから申し上げてきた話でありますけれども、先方のほうから申してきたということに対して、大変率直な方だなと、そのように感じました」

 「ただ、解決に向けてそんな簡単ではない、という認識は感じましたし、麻生総理ともこの話をよくしたということでありました。私から申し上げたのは、領土問題など難しい懸案を解決するのは、ひとつはそれぞれの両国間の信頼関係がさらに向上していく必要があるというのが1点。そのための文化交流も大事だということがあります。ただもうひとつはですね、それぞれの国においての政治の信頼性というものが大変重要だと。今、日本にはそれがないと。そのような中でなかなか進展することは難しいだろうと。一番日本において大事なことは、政治に対する信頼感を取り戻すことだと、そのようなことを申し上げておきました」


【世論調査】

 --産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の世論調査で麻生内閣支持率が危険水域の17・5%まで下がったが、この受け止めを。一方で、自民党支持率も下がったが民主党支持率も3ポイントほど下がった。西松建設違法献金事件の初公判の影響をどのようにみるか

 「うん。まあ危険水域には入っていることは国民の多くのみなさんが認めているところだと理解をいたします。ただそのことによってですね、民主党に対する期待感というものが、どのように変化をするかということ。われわれはわれわれとしてあまり、国民の期待感というものをですね…、期待があるから、だから何もしないでいいかとかですね、緩んでしまうということが一番いけないと。むしろ民主党としてもっと国会の中でしっかりと議論するところは議論していくべきであるし、また戦っている候補者のみなさま方にも、さらにしっかりと自分の主張を述べていただいて、国民の生活が第一だ、という民主党の思いを理解していだだくことに、さらに努める必要があると思っています」

 「西松建設の問題に関して、すべてまったくかかわりがないと言い切るつもりはありません。しかし基本的にこの問題に関しては、いわゆる国沢被告の結審があった、ということであって、まだ大久保くんの話はこれからの話ですから。基本的に小沢代行、あるいは小沢事務所の問題だという認識をしています」


【官僚のあり方】

 --農水省の井出道雄事務次官が記者会見で民主党の農業関連の法案について現実的ではない、と批判したことに対し筒井信隆「次の内閣」農水相が、官僚内閣制を自ら暴露したものだ、と反発している。事務次官が公党の政策を批判することの是非をどのようにお考えか

 「これは言うまでもありません。このことに対して、あまり日本のみなさんが違和感を感じていないということであれば、そのこと自体がおかしいと思います。これは基本的にですね、いわゆる官僚、役人のみなさんは公平公正、政治的には中立というものを保たなければいけないと。その原点をお忘れになってるなあと。そのように感じております。菅(直人・代表)代行が話された通りでありまして、イギリスだったら即刻このような次官はクビだと。そういうことであります」


【世論調査】

 --世論調査では、首相にふさわしい人は誰かとの質問で舛添要一厚生労働相がトップになった。鳩山氏と差は0・3ポイントではあるが、このことはどう思うか

 「別に、コメントすることもありません」

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from: 21世紀さん

2009年06月20日 05時35分26秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
「私どもは小沢氏信じる」西松事件(19日夕)
2009.6.19 23:28
 民主党の鳩山由紀夫代表は19日夕、西松建設違法献金事件の初公判での検察側冒頭陳述で、小沢一郎代表代行の事務所が東北地方の公共工事受注に絡んで『天の声』を出していたと指摘されたことについて「小沢代行が今まで『ない』と言っているので、私どもはそれを信じる」と述べた。党本部で記者団の質問に答えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


【西松事件初公判】


 --西松建設の元社長の初公判が開かれた。受け止めを


「うん、公判があったことはうかがってますが、中身は必ずしもよく吟味をしていません。いずれにしても大久保容疑者(小沢一郎代表代行公設秘書で、政治資金規正法違反に問われた大久保隆規被告)に対する訴訟はまた別の話ですから、今ここでその件に関してコメントすることはありません」


 --検察側は、西松建設からのカネであることは知っていた、との大久保被告の供述調書を元社長の初公判で読み上げたが


「それが事実かどうか、私は知りません」


 --鳩山氏は幹事長時代、大久保被告の無実を信じていると言っていたが、検察側が供述内容を明かしたことを受けて、心境に変化はないか


「うん、私は、変化はありません」


 --冒頭陳述では小沢事務所が『天の声』を出していたとの指摘も


「『天の声』を聞いたことないから分かりません。ただ、その辺の、小沢(一郎)代表代行の存在の大きさみたいなものから、そういうことが出てきたのかもしれませんが、『天の声』というものを私は理解をしておりませんから、分かりません」


 --検察側のシナリオが示されたが、これは真実ではないという認識か


「そこは裁判やってるわけですから。これからが裁判のスタートですからね。検察側の言いたいことが出てきたという話で、これからがスタートでしょう。むしろ真実はこれから出てくるのではないかと思います」


 --小沢氏側の『天の声』は、そういうことはないと否定してきたが、検察側の冒頭陳述との食い違いを与党側が追求することも考えられる。どのように反論するか


「小沢代行がね、今まで、無いと言っているわけですから、私どもはそれを信じます」


【国会】


 --重要法案と位置づけられた3つの法案が衆議院での再議決で成立した。受け止めを


「3分の2の再議決というのは、本来よっぽどのことがない限りやるべきものではないと。それをここまで1日に3つ通すなどということ自体がですね、なにか国会の議論を冒涜(ぼうとく)しているなと、そう思います。まあそれは法的には許されていることですから、われわれとすればこのようなことが二度と起きないように、選挙でしっかりと勝たなければいけないなと。国民の皆さんの声がなかなか通らないという実態に対して、われわれの今日までの力不足というものを認めざるを得ないし、だからこそ力をつけて国民のためになる政治を取り戻していこうと」


【衆院解散時期】


 --衆院解散について、麻生太郎首相が先ほどの記者団のぶら下がり取材で『しかるべき時期に判断を私のほうでする』と述べた。重要法案が通っても首相はまだ解散するかはっきりしないが、民主党代表としては解散時期をどのようにお考えか


「ぜひ麻生総理にはご自身の手で解散をなさっていただきたいと、強く願います。自民党のなかでいろんな声がありますが、やはり3人、(歴代の)総理がですね、解散ができないで国民の支持を失っていると。だからこそ信を問わなければならないときですから、麻生総理の手で早く解散をなさるべきだと。そのように思いますし、これからもそう主張し続けていきたいと」


【問責決議案】


 --現時点での解散時期の見通しは。輿石東・参院議員会長は参院での問責決議案提出に含みを残しているが、提出の可能性は


「それは、問責は特に参議院側の話ですから、輿石会長はじめとする、参議院の執行部のみなさんと相談して、決めていきたい」


【内閣不信任決議案】


 --逆に与党が揺れている中、衆院で内閣不信任決議案提出の可能性もあるのか


「当然いろんな可能性は、すべてを否定するつもりはありません。その不信任を出したらおもしろいのではないか、という示唆もいただいています。これは衆議院中心ですから、ぜひ執行部のなかで議論してまいりたいと思います。今、決めているというわけでもありません」


 --解散時期については


「解散の時期に関しては、これは麻生総理がご自身で決めるとおっしゃるならば、早いのではないかと。私どもは、いわゆる7月上旬にでも解散があり得べし、という思いのもとで、マニフェスト作りなど今、最後の詰めを行っているところです」


【臓器移植法案】


 --衆院で通過した臓器移植法案は国民の関心が高いが、参院で審議を進めるかどうかが民主党の判断が問われると思われるが、早期解散を求めるなかでどのように考えるか


「うん。どちらが大事だという話はあります。国民のみなさんにとって、より望ましい政権を作るというのが、我々にとっては最優先ではないかと思います。しかし臓器移植法に対して、多くの方々が関心を持っておられることも事実だと思います。従って、極力解散を急ぐということでありますから、参議院において、臓器移植に関する考え方を民主党としても…、まあこれは当然のことながら1人1人の倫理観に関わるものですから党に、ということには必ずしもないわけですが、きちんとした対応を早くするべきではないかと思います」


【骨太の方針】


 --『骨太の方針2009』について、自民党がきょう、社会保障政策での意見の対立から党総務会での了承を見送ったが


「もともと、自民党には骨太のところがないんじゃないでしょうか。政権の体を成していないという証左だと理解します」


【マニフェスト】


 --さきほど直嶋正行政調会長と会っていたが、マニフェストについてどのような指示を出したか。また社民党の地方組織から民主党との連立に慎重な声もあがってるが、野党3党での共通政策作りのスケジュール感は。どのような政策でまとめたいか


「うん。マニフェストに関しては、これは政調会長中心にこんにちまでご努力をいただきました。いわゆる財源の議論というものが、本来、野党ですから必ずしも、予算編成権のない野党で財源の詰めというものの必要性はないわけでありますが、しかし国民のみなさん、政権取るにあたってやっぱり財源に対して気にしておられるようですから、そこのところのより正確な詰めというものを行っていく必要があるなということでですね、今日も話をうかがいながら、やや修正をお願いをしているところであります」


「それから連立という話はですね、まだ政権を取らないうちにあまり詰め切らないほうがよろしいのではないかと、私はむしろ思っておりまして。ペーパーみたいな話にするのかどうか。まあそれは、3野党で協力関係を高めていきながら、政策として重視されるものをうかがっておくというのが望ましいのかもしれません。どこまで…なんかあまり詰めていきますと、政権も取っていないのに何をやってんだ、という思いも当然、国民のみなさんがお持ちになるかもしれませんから。そこは慎重にやるべきではないかと思います」


 --マニフェストでやや修正を指示したということだが、どういった点が不十分だったのか


「不十分というわけではありません。詰めをしっかりやりましょうということです。特に、毎年、予算の額も変わってますし、税収もこれから来年に向けて相当減るのではないかと思っておりますから、そういうものをどのように読み取るかということであります」


 --鳩山氏が主張している『友愛社会の実現』はマニフェストにどのような形で盛り込まれることになりそうか


「うん。いろんなところにそれが盛り込まれるのだと…、結果としてね、そう思います。まあ外交・安全保障ですと東アジア共同体のような話というものもぜひ入れてほしいということは申し上げています。あとやはり、「コンクリートから人へ」という思いはですね、みなさんもともと持っておりますから、そういった考え方が政策のなかに盛り込まれていくと理解します」


【西松事件初公判】


 --共産党の穀田恵二国対委員長が、小沢氏だけでなく民主党としての説明が必要だと言っていたが、党としての説明は今後…


「これは今、裁判の話ですからね。そこは今、我々コメントする立場ではない、と理解しています」

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from: 21世紀さん

2009年06月17日 23時18分54秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
郵政社長問題「悩んだが敢えて触れた」(17日夕)
2009.6.17 21:44
 民主党の鳩山由紀夫代表は17日夕、麻生太郎首相との2回目の党首討論で日本郵政社長続投問題に触れたことに絡み「弟(鳩山邦夫前総務相)を利すると聞こえるといかがなものかと、党内にも意見があった。私も悩んだ」と明かしたうえで、「兄弟だからこの議論をできないのもいかがなものかという思いで敢えて触れた」と述べた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【党首討論】

 --2度目の党首討論を終えた所感は

 「所感? 仲間のみなさんからは、ほめてもらいましたから、それなりにできたとは思います。でも時間が圧倒的に足りないなと。うん。必ずしも論旨に合わないような話を総理が割と長くされるもんですから、時間をそこで失ってしまってですね。ほんとはもっともっと、いろいろと民主党と自民党政府との違いというものを浮き彫りにしたかったんですが、なにか、クリンチではないんですけれども、必ずしも、必ずしも論点ではないところに入っていったなあという気はします。でも概ねみなさんが評価をしてくださったから、よかったんではないかと思います」

 --前回と比べ、議論がかみ合ったか、かみ合わなかったかという点ではいかがか。建設的議論はできたと思うか

 「うん、必ずむこうは財源の話をしてくると思いましたからね。もっとほんとは財源の前に、我々はこういう考えだ、あなたはどうだというような話をいろいろやって、そこでじゃあ財源をどうするという話をしたかったんですが、もう、すぐに財源の話になり、総理の方から消費税の増税だ、という話になりましたから、やはりそちらに持っていきたかったんだろうなあという思いはありました。しかし、まあ概ね議論は議論として、できたかなと。そう思います。最後にただ、麻生総理はだいぶあせっておられたのか、『(米海軍)第7艦隊』の話などをやりかった、みたいなことを最後におっしゃいましたけどね、あまりおっしゃらないほうがよかったんではないかなあと思います」
--冒頭で日本郵政の西川善文社長の人事問題に触れたがその狙いは

 「狙いですか。これは、党のなかにもいろんな意見がありました。むしろ、ここは押さえたほうがいいのではないかと。兄弟の弟を例えば、利するというふうに聞こえるといかがなものかという配慮があったと思います。そこで私も悩みました。しかしやはり国民のみなさんが、なぜ麻生さんじゃダメなんだ、と烙印(らくいん)を押した一つの大きな事件であったことは間違いない。それを素通りすることもやはり…、兄弟だからこの議論をできないというのもいかがなものか、という思いがありまして、敢えて触れた次第です。触れ方も、別に弟のために触れたということではなくて、国民のみなさんがどう感じているかということを率直に申し上げて、なぜ麻生政権が末期症状なのかと。それは総理たる者が判断が遅れる、判断がブレる、判断を間違える、というここにあったんだなということを国民のみなさんに理解をして…もう当然理解をしていただいてるから、麻生総理に対する支持がまた下がったんだと思いますが、そのことを麻生総理にうかがったと。しかしそれに対してはかなり抵抗されてましたね。でも抵抗すればするほど、これは大いに抵抗して結構なんですけれども、国民のみなさんの意思とは逆の方向に聞こえるなと、そう感じましたね」

 --北朝鮮制裁に絡む船舶貨物検査の法整備の話は出たが、安全保障の話は、最後に首相が少し触れた程度で尻切れトンボに終わった印象があるが

 「尻切れトンボってあれはまだ、全然やるべき議論じゃなかったでしょ。ええ。なんであんな話にされたのかは不可解ですよね。よっぽどやりたかったと思いますよ。ただ私はやはり北朝鮮のこの問題は、北朝鮮の核実験の議論というものは今やるべきだけれども、それ以外の安全保障の議論よりも、優先されるべきテーマというものが様々あるよということを申し上げたかったし。何か、第7艦隊って盛んに…もう、小沢(一郎)代表時代の話を持ち出そうという思いが伝わってきましたよね。それは小沢代表の時代であって、今は私が代表ですから。そこのところはきちんと、議論はやろうと思えば十分にできた。そう思ってます」

 --前回に比べると互いのヤジが少なく、聞き取りやすかったが

 「うん。お互いに相手の話が聞こえたという意味では非常によかったと思いますし、拍手をしていただけるときにありがたいなとよく感じますしね。ヤジがないということはやっぱりいいなと。そう思いました。ただ若干、先方のほうからいろんな声が少しずつ聞こえてきましたけどね。まあヤジというほどでもなくてよかったと思います」

 --時間が足りなかったと言ったが、もっと触れたかったテーマは何だったのか

 「うん、例えば、ですからこの、医療から自殺に入るまでも相当、財源論の話になって。そこからまたいくつかテーマをですね、民主党の政策を、自民党あるいは政府の政策の違いというものをいくつか申し上げたかったと。まあその次の機会があるからそこにしまっておけばいいわけですけれども、うちの党のマニフェストの優先順位の高いような1つ1つの政策をね、国民のみなさんに訴えて、なぜそれが今の政権ではできないのかというところを浮き彫りにしたかった、という思いはあります」

 --社会保障のテーマに時間を割いたが、次期衆院選ではその辺で違いを際だたせたいという思いか

 「うん、ここは非常にある意味で分かりやすいというかね。コンクリートから人へ、というところがうちの党の考え方ですから。それがまだコンクリートだなあと。『アニメの殿堂』だな、というところが印象づけられればそれでよかったのではないかと思います。医療とか介護、それから教育、子供。こういったものがですね、私どもからすれば、ある意味で友愛社会建設のために非常に重要なテーマだというのは事実です。そしてそれを浮き彫りにしていきたいと思ってます」

 --きずなというテーマは非常に出ていたと思うが『友愛』のフレーズは出なかった。敢えて触れなかったということか。普段から発言している『早く解散をおやりなさい』という言葉も出なかったが

 「うん。友愛社会の話を、むしろ1つ1つ具体的にですね、政策レベルで申し上げていくことが分かりやすいかなと。そういう意味で、敢えて『友愛』という言葉はきょうは使いませんでした。中身でそれを理解を願えればという意味です。それから解散・総選挙、まあ頻繁に(自らの手で)やりたい、とおっしゃってるんですから、ほんとは最後はですね、麻生さん、あなたが解散してくださいね、ということは言いたいですよね。そのタイミングを失わないようにしたいと思ってます」

【不起訴不当】

 --自民党二階派の政治団体が西松建設のダミーとされる団体からパーティ券代を受け取っていたと政治資金規正法違反で告発されていた問題で、東京地検の不起訴に対し、東京第3検察審査会は不起訴不当と議決した。この受け止めを

 「うん。ある意味で、東京地検がいわゆる政府側の…、いわゆる二階派のパー券の問題に関しては不問に付そうとしたものに対して、待ったをかけたと。ある意味で、正義の力が働いたかなあと、そのようには感じますね。これからしっかりと本来、不起訴不当なんですから、また新たな展開というものを期待をします」

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from: 21世紀さん

2009年06月12日 23時29分07秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
(2)完 「小沢氏とそれほど差はない」(12日夕)
2009.6.12 22:20
 【安全保障政策】

 --安全保障政策について。小沢一郎代表代行が代表時代、自衛隊の武力行使は国連決議のもとであれば可能だ、との見解を示していた。鳩山氏は党代表選で、そうした方針は国連至上主義だとして見直す考えを示していたが、政権公約(マニフェスト)作成の前提として、国連至上主義の考えを見直す考えはあるか

 「はい。そのあと、私がその発言をしたあと、小沢代表代行に近い方から、自分の責任で申し上げれば、『小沢も決して国連至上主義ではない』と。『鳩山と同じ、国連中心主義だ』と。すなわち武力行使ということに関しては、いくら国連の決議があっても何でもできると考えているわけではない、という話でした。従ってそれほどの差があるとは考えておりませんし、私が代表でありますから、私の思いで、この安全保障の議論は進めていきたいと思います」

 【日経平均1万円回復】

 --日経平均株価の終値が8カ月ぶりに1万円を越えたが

 「うん。株価が戻ってきたということは歓迎すべき話だと思います。しかしどうもそんなに、すべて楽観できるような状況ではないともうかがっております。アメリカも若干持ち直してきておりますけれども、これも将来も極めて不安定だと。もう1回波が来るだろうという見方が大勢であります。そうしたときにやはり当然のことながら、日本も外需異存ということになれば影響、相当受けるのではないかと思いますので、このまま株価が回復していけばいいなとは思いますが、どうもそんな簡単な楽観論ではカタがつかないのではないかと。そのように見ています」

 【政権移行】

 --きょう昼、菅直人代表代行から訪英報告を受けたと思うがその中身は。政権移行議論で参考になる話はあったか

 「菅代行から話されてないですか? そこは」

 --ないです

 「ふーん。じゃあやめましょうか(笑)。(記者団笑い)あんまり言っちゃ悪いなと思いますが…。まあ菅代行からは、やはりイギリスの官僚制度と日本の官僚制度の違いというものを、かなり詳しくお話がありました。参考になるなと思っておりますのは、官僚のイギリスにおける政治的中立性ということでありました。これは日本もですね、法的には政治的に中立でなければならないと書かれているけれども、どう見ても今の官僚システムは、あるいは官僚のみなさんは、政府をサポートすることに中心がおかれて、またある意味での政治的な中立性というものが外れたような行動がしばしばなされると。そう思います。そのことを、どのように違いをですね、認めながら、日本にも政治的な、より中立的な官僚システムというものを作り上げていくかと。いうことがこれから1つのテーマになるんだ、ということを、示唆的にお話がありました」
--そうした話を今後どう取り入れるか。特に菅氏は、野党が政府幹部と事前協議できるよう首相に申し入れたいと英国で発言していたが、それについてはどのように判断するか

 「きょうは菅代行のほうからですね、総理に申し入れたい、という発言は一切ありませんでした。その発言は今でも生きてるのかどうか、私には図りかねるところがあります。従って、この問題に関して1回だけじゃないと思いますから、菅代行からより詳細に話をうかがって、そして取り入れるべきところを取り入れていきたいと思いますけれども、やはりイギリスと日本はだいぶ官僚の機構も違いますし、政治の仕組みも違うなと。それは見習うべきところはモデルとして取り入れていくべきだと思うけれども、基本的に、全部取り入ればいいとかいう類の話じゃないな、ということは理解しました」

【水俣病】

 --水俣病について。与党が水俣病の患者救済法案について、一部修正案を出してきた。地域指定解除や救済範囲拡大をうかがわせる修正案だ。鳩山氏は救済法案について、今国会中に決着をつけたいとの趣旨の発言をしていたが今後、どのように対応するか

 「うん。あの、現場同士でね、だいぶ議論を重ねているようですから。やはり議論を重ねることが一番大事で、民主党としては患者のみなさん、被害者のみなさん方の救済というものが一番大きな目的ですから。その方向に向けて修正がなされることを大いに期待したいし、やっぱりこれだけ長い間かかっている問題だけに、この通常国会中に結論を出せるように、さらに現場同士でですね、譲るべきところは譲って、一つの答えにまとめてもらいたいと思います」

 --さらに、現場より上のレベルで協議していく考えはあるか

 「それは、まとまらない場合にそういう可能性は出てくると思います」

【郵政民営化見直し】

 --郵政民営化についてさきほど、政権取って見直すべきだと言われたが、これは民営化そのものか、経営形態の話か

 「経営形態の話です。いわゆる三事業を一体化、というのが国民新党さんやあるいはいわゆる特定(郵便)局の方々の強い願いでもありますから、そういったことをベースにしながら見直していきたいと考えています」

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from: 21世紀さん

2009年06月12日 23時25分34秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
(1)「問責にも値しない内閣」(12日夕)
2009.6.12 22:17
 民主党の鳩山由紀夫代表は12日夕、都内の個人事務所で記者団に、鳩山邦夫総務相の辞任に関連して麻生太郎首相らの問責決議案を参院で提出する可能性を問われ「可能性を検討する価値はあると思うが、問責を出すにも値しない内閣だという気もする」と述べた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【鳩山邦夫総務相辞任】

 --日本郵政の社長人事をめぐり、鳩山邦夫総務相が更迭に近い形で辞任した。どのように受け止めているか

 「総務大臣が辞めるにあたって、西郷隆盛の言葉を使いましたね。『政府に尋問の筋これあり』と。これは西南戦争に決起をする、すなわち政府に反旗を翻したときの言葉ですね。それだけの覚悟を、辞めた総務大臣が持っているかということ。覚悟がこれから問われることになると思います。それからやはり、麻生(太郎)総理のリーダーシップの欠如、甚だしいにも程があると。そう思います」

 「なぜそう言うかというとですね、今夕でしょうか、(首相が記者団に)ぶら下がりで、国があまり介入すべきもんじゃない、みたいな発言をされたとうかがいましたけれども、(日本郵政株式)会社法を全然わかっておられないんじゃないかと思います。すなわち、会社法ではですね、日本郵政の株は100%政府、国が持ってるわけですから、国が100%の株主です(※日本郵政株式会社法では、日本郵政株について 「総数の三分の一を超える株式」の政府保有を義務づけているのみ)。すなわち取締役を決めるのは国なんですよね。それが国が介入しない方がいいって、どういうことなんでしょうか。ということでありましてね。なにか、最初からこの問題まったくおわかりになってなかったんだなと、いうことが最後になってよく分かりました」
--麻生政権では中山成彬国土交通相、中川昭一財務・金融担当相に続き3人目の大臣辞任となった。政権へのダメージはどのような形で出てくると思うか

 「政権の体をなしていない。だから当然、国民のみなさんは、あ、またかと。やっぱりなという思いのなかでね。…これは福島党首(社民党の福島瑞穂党首)が、やめるべきだったのはどっちなんだという発言もされてますけども、そこも含めてですが、やはり、政権が選択を誤ったり、あるいは政権の体を成していない姿を露呈したと。またもや露呈したと。そう思いますね。だから早く国民のみなさんに信を問うて、国民のみなさんの信頼に足る政権を早くつくると。これしかないですよ」

 --衆院解散・総選挙の時期や今後の政局に与える影響は。民主党はこれからどのように政府を追及していくか

 「うん、今申し上げたように、政権の体なしてないんですから、早く解散をなさりなさい、おやりなさいと。これに尽きるんじゃないんでしょうか。国民の皆様方にここまで失笑を買うような政権が長持ちするはずもないし、国民のための政治ができるはずもない。そう思いますから、早く国民のみなさんに信を問うような状況を、いかにして民主党としてリードしていくかと。それが求められるんじゃないかと、そう思います。ただ、当然のことながら、麻生総理とすれば、できるだけこういう時期は避けたほうがいい、そんな発想になるのは党利党略。国民のために仕事をやるのが総理であり政治家ですから、早く解散をおやりなさいと。くどいようですがそう申し上げます」
--内閣改造との話も出ているが

 「そんな小手先の細工をするような状況ではないんではないかと、そう申し上げたいですよね。内閣改造するって、もう法案などがほとんど仕上がって、あとは選挙しか待っていない。こういう状況のなかで、仕事もしないような改造内閣を作って何の意味があるんだと。それこそ目くらましだ、と言われるだけじゃないんでしょうか」

 --鳩山邦夫氏は離党について、仲間と相談してじっくり考えたい、と述べている。今後の連携の可能性は

 「本人がしかし、記者会見かぶら下がりで、連携はないでしょうねって言ってませんでしたか? なんかそう聞いておりますし、私どもも、政権交代を目指しているわけですから、そのことを念頭に置いてはおりません。ただ、弟の言葉はですね、政府に対して反旗を翻したときの西郷隆盛の言葉を引用したわけですから。弟としては、その覚悟を持っているんだなと、当然そう理解されますよね」

【問責】

 --早期解散に追い込むために、参院での問責決議案や衆院での内閣不信任決議案を早期に提出する考えはあるか

 「もう早期でもないわけですけれども(苦笑)、その可能性を、これは当然のことながら、これから三役とか執行部で検討する価値はあると思います。ただ、問責を出すまでも…出すにも値しない内閣だと(苦笑)、いうような気もしますだけに。これは当然のことながら、(問責決議案は)参議院の話ですから、参議院の方々のご意見をしっかりうかがわないといけない。そう思います」
--邦夫氏が総務相辞任後、話はしていないか

 「ああ、まったくしておりません。連絡はありません」

 --きょうでなくとも、先週土曜に同様の質問をした際は『ない』ということだったが、それ以降は

 「まったくありません。はい」

 --自民党が大勝した平成17年の『郵政選挙』から4年経って、いまだに郵政民営化をめぐって混乱が続いている状況はどう感じているか

 「麻生総理のですね、思いがまったくわからないんですよねえ。麻生総理が郵政民営化、これから突っ走っていかれようとするのか。あるいはどうも、本人は必ずしもそうではないようにも思うのですが、今回のような人事の時に郵政民営化路線を支持するという話でしょうから、ここがよく見えない。ただ、国民のみなさんからすれば、特に地域にお住まいのみなさんからすれば、郵政民営化で地域がいろんなところでボロボロになってきてる、という状況を、私たちは看過できない。従って郵政民営化に対しては、私どもは政権を取ってしっかり見直しするべきだと、そう思っています」

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from: 21世紀さん

2009年06月11日 23時23分00秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
自民の西松献金検証チーム「どうぞご自由に」(11日夕)
2009.6.11 21:28

このニュースのトピックス:鳩山代表ぶらさがり詳報
 民主党の鳩山由紀夫代表は11日、西松建設違法献金事件をめぐって民主党が依頼した「第三者委員会」の報告書について、自民党が検証チームを立ち上げたことに対し「どうぞご自由に、と思っている。私どもは報告書をベースに、岡田克也幹事長のもとでしっかり対応を決定していきたい」と述べた。党本部で記者団の質問に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


【参院定数削減】

 --民主党に、参院の選挙制度と定数削減を議論する委員会が設置された。議員定数に関して衆院、参院それぞれマニフェストにはどのように反映させる考えか

「衆議院に関してはすでに80減というのをね、決めていますから、それをベースに、もう基本的にできあがってると私は思っています。マニフェストに参議院に関してどう定数の問題を書くかは、今、岡田座長(岡田克也幹事長)のもとでようやく議論が始まったばかりですから、そこに任せたいと。そう思ってます」


 --鳩山氏としては数値をしっかり書き込むべきだとお考えか

「うーん、数値まで入るかどうかということは、ですから彼らが議論して決める話です。今回は、基本的には衆議院の解散・総選挙ですから、衆議院のほうが大きなテーマになると思ってます」


【静岡県知事選】

 --9日の常任幹事会では党本部推薦決定が見送られた。候補者の一本化に向けた調整状況は

「はい、これは小沢代表代行が大変努力をしていただいているところです。なかなかですね、やはりご本人たちは、出馬の意欲満々ですから、一本化の調整というものは難しいだろうと。そう思っております。であるとすれば、静岡県連などとよく相談をして、党本部としての対応を最終的に結論を出すべきではないかと思います」


 --7月5日投開票だが、時期は

「もう、選挙は近いですからね。早く結論を出したほうがいいと。ただやはり、小沢代行が大変ご努力されてますから、その努力が実ることを期待してます」
【東京都議選】

 --都議選に自民党もかなり力を入れており、麻生太郎首相が自民党系候補のところにすべて足を運ぶという戦略をとっている。鳩山氏はどのように取り組むか

「麻生総理は、非常に都議会の方には力を入れておられるようですが、私どもも、どうも麻生総理のあの行動ぶりを見れば、やはり(衆院の)解散・総選挙よりも前に、都議会の選挙があるという状況だと理解をいたします。であるとすればですね、前哨戦という言い方は正しくありません。都民のみなさんにとって大変重要な都議会の戦いでありますから。候補者のさらなる擁立ということも含みですね、私どもとすれば、まずは麻生総理に勝つと。すなわち、都議会においても第1党になるということを目標にして…、というか勝敗ラインにしてですね、頑張っていきたいと。そう思っています」


 --具体的な応援態勢は考えているか

「これはですね、うちの党には、小沢(一郎・代表)代行、菅(直人・代表)代行、さらに岡田幹事長をはじめですね、きら星のように応援団がそろっていますから、その応援団を集中をしてですね、すべての候補者に対して、重点を決めるというよりも全員の勝利を作り上げていくために努力をしていきたいと。さらにやはり都議会の戦い、これは国政が影響、かなりしますから。国政においてですね、党首討論含めてですが、しっかりと戦っていく姿を示しきることと。そう思っています」


【党首討論】

 --その党首討論が17日に再び行われることになった。前回は西松建設事件にかなりの時間が費やされたが、次の討論はどのようなテーマで、どのような戦いにしていきたいか

「まだこれは、秘密です(笑)。申し上げたらもったいないと、そう思っています。ただ国民のみなさんがやはり、期待感を持ってみていただいてますから、国民のみなさんに伝わるようなね、そういうメッセージを出したい。そう思っています」
【北朝鮮制裁の船舶検査法制整備】

 --政府は北朝鮮への制裁の一環として、海上自衛隊が公海上で貨物検査(臨検)を行うことを可能にする船舶検査法改正案や新法を提出する構えだ。民主党内では、修正協議に応じるべきだとの声もあるが、なぜ海上保安庁でなく海自なのかという声もある。他の野党に慎重論もある。民主党の対応が問われる問題になると思うが、鳩山代表の考えは

「法整備の必要があるかどうかということも含めてね、おっしゃる通り、(他の)野党の存在もありますが、まずは党として考え方をまとめる必要があります。そのためには、外務防衛の部門会議でね、今かなり真剣な議論が行われていると。そう理解をしておりますので、そこでまず議論をしていくことが大事だと。やはり北朝鮮に対して厳しく制裁を科すことは当然必要だと思っていますが、そのためには日米韓がですね、しっかりとした協力関係をつくるということが基本的に大事であります。そのなかで、果たしてどういう法整備が今回の(国連)安保理の決議を踏まえて必要かどうかということを考えていかなきゃならないときだと思ってまして、それは外務防衛の部門会議で結論出してもらうように期待してます。


【北朝鮮制裁国連安保理決議、憲法審査会】

 --国連安全保障理事会で採択された北朝鮮制裁決議の評価は。またきょうの衆院本会議で、憲法審査会規程が野党が反対する中で可決したが、受け止めは

「はい。その国連の安保理の決議に関しては、私どもとしてもやはり、北朝鮮があのような大変けしからん核実験を再開し、ミサイルの準備をしているという状況でありますだけに、厳しい制裁を科す安保理の決議に対しては基本的に賛成の立場であります。その中で、いわゆる貨物検査…、臨検というのかもしれませんが、貨物検査のことなどで法整備が必要だという状況であるわけですから、その法整備に関してはしっかり議論して結論を出すということを、できるだけ迅速に行う必要があるなと思います。くどいようですが、この安保理の決議そのものに関しては、党として、あるいは代表としても、基本的には歓迎です」

「それから憲法審査会の件でありますが、強行採決をされたと。私どもは、憲法の議論をするなというつもりはないんです。憲法の議論は大いにやるべきだと。そのようには思っています。ただ、いわゆるパフォーマンス的に、国会の会期がこのように延期をされた中で、形だけこのようなことを行うのはいかがなものかと。しかもいろいろと参議院のときの状況を考えればですね、何も条件を彼らとすれば満たしていないようなときに行ってよいのかと。その意味で私どもは、反対をいたしたと。だから『強行採決』なんだと。そのように申し上げております。中身に関して、憲法の議論というものをわれわれは閉ざすつもりは毛頭、もともとありません」
【社民党との連立】

 --社民党が今日、衆院選後の民主党との連立政権に向けて政策協議を開始する方向性を確認した。民主党と社民党は安全保障や衆院比例定数削減など、考え方に開きがある政策もある。選挙に勝利した場合、政権運営を安定したものにするためにどういった姿勢でいくか

「まだ何か、選挙が始まってもいないのに、選挙がもう勝ったかのような、浮かれた話になることはやっぱり禁物だと思います。それを前提にして申し上げれば、やはり参議院の状況を考えれば、民主党がいくら衆議院で勝っても、単独政権ということにはならないと。従って今、野党として協力をいただいている社民党さん、あるいは国民新党さんと連立を組むということが一番、考えやすい方向であることは間違いありません。従って社民党さんが前向きにお考えをですね、まとめようとしてくださってることは、私どもとすればありがたいことだと」

「ただ言うまでもありませんが、連立のなかにはさまざま、必要な条件というものも出てくると思いますから、まず第1歩が開かれたと。ステップがきられたということであって、そこですべてが決まったという話ではありません。安保の議論をはじめとして、これから私どもとすれば、大いに議論を深めていく必要があります。それは党として違うのが当たり前だと思ってますから、その違いをいかにして、小異を捨てて大同につくか、ということが大切なのではないかと思います」


【静岡県知事選、自民党の西松報告書検証チーム】

 --静岡県知事選について。鳩山氏はこれまで地方選の結果が国政に結びつくと話していたが、改めて知事選の位置づけは。また民主党に提出された西松建設事件に関する第三者委員会の報告書について、自民党が検証チームを立ち上げたが、受け止めは

「静岡の知事選はやっぱり、国政に大きな影響を与える選挙だと思います。従って私どもとすれば候補者を早く、(党本部の)推薦の状況まで党としても持っていければと思って今、小沢代行がご努力をされてると。努力をしてる最中であります。従って、必勝態勢で臨んでいきたい」

「それから自民党さんが西松問題で検証チームを作ったと。どうぞご自由にと、そう思っております。私どもは第三者委員会の報告書をいただいておりますから、それをベースにしてしっかりと。これは岡田幹事長のもとで対応を決定していきたいと思っています」

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from: 21世紀さん

2009年06月11日 01時02分26秒

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「Re:【鳩山民主党代表ぶらさがり詳報】」
「小沢氏を守る立場で発言した…」(10日夕)
2009.6.10 23:33
 民主党の鳩山由紀夫代表は10日夕、西松建設違法献金事件をめぐる小沢一郎代表代行(前代表)秘書の政治資金規正法違反での起訴を受けて設置された「第三者委員会」が報告書を提出したことに関連し、「私も幹事長として、ある意味で代表(小沢氏)を守る立場の人間で発言した」と当時を振り返った。党本部で記者団の質問に答えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

【西松事件第三者委の報告書】

 --先ほど、西松建設の違法献金事件をめぐる小沢一郎前代表の公設秘書逮捕・起訴を受けて民主党が検証を依頼した『政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会』(座長・飯尾潤政策研究大学院大教授)から報告書が提出された。この受け止めを

「はい。さきほど、つい20分ほど前に、第三者委員会の方にお会いをいたしまして、報告書をいただきました。従いましてまだ、中身はまったく読んでおりません。ただ、10分ほどお話をうかがいました。ぜひですね、この党に対する様々な提言もいただきましたようでありますので、こういったものを今後に生かしていきたいと、そう思っています」

 --報告書を受けて党として検討したりする考えはあるか

「そのことに関して今、(岡田克也)幹事長が考えてくださっています」
【温室効果ガス削減中期目標】

 --政府は温室効果ガス排出量削減の中期目標を2005年比14〜15%とするようだ。この数値を民主党としてどのように受け止めるか

「うん、この件は特に岡田幹事長がね、地球温暖化対策の問題はいつも議論してリードしてくださっていますから、きょうの(午後)8時から記者会見をやるというふうにうかがっています。(午後)6時からでしょ、(首相の)会見が(※この時点では午後5時過ぎ)。ですからわかりませんが、今言われているような14%というのも、これは2005年から見て2020年に14%(削減)という話であれば、これは…(苦笑)、これは1990年レベル(との比較)で考えれば、7%とか、そんな程度だとうかがっています。その7%程度のマイナスでは、果たしてこれは、地球温暖化の対策になるのかどうかと。極めてこれでは、少なくとも他の国々に理解されないのではないかと。もっと日本がですね、技術大国であるわけですから、科学技術立国である日本としてもっとリード役を示すぐらいのね、気概を持っていただきたいなと。個人的にはそう思ってますが、党としては岡田幹事長が記者会見で発表することになります」

【小沢氏の説明責任】

 --鳩山氏は幹事長時代から、小沢氏に対し政治資金をどう使っているかなどの説明責任を求めていたが、小沢氏が果たすべき説明責任について、報告書を受けた段階でどのようにお考えか

「それは提言を読んでみなけりゃわかりませんが、この提言の最大の民主党に対するですね、問題の指摘は、これは小沢代表、政治家個人のね、問題と、これは党の代表という立場であるのが、混然一体となってしまったと。本来ならば、政党と切り離さなければならない個人の問題を、政党の問題のように混然一体としてしまったということが、一番指摘されていることのようであります。従いまして、この問題で申し上げれば、小沢前代表が、この問題に対して基本的にしっかりと説明を…、もし果たすべきところが提言のなかであれば、果たしていただくことになるということであります。そこは、提言の中身を見ていませんから、これ以上のことはわかりません」
【政権移行構想】

 --菅直人代表代行の、政権移行に関する調査のための英国訪問について。鳩山氏は先日、菅氏の案はあくまで私案だ、最終的には自分で決める、と発言したが、菅氏の英国訪問報告は今後どのような形で政権移行の議論に生かすのか

「気が早いよね。だってまだ、どういう報告なのかわからないしね。それをどう生かすかって言われても…」

 --あくまでいろいろな意見の1つとして扱うのか、それともベースとして扱うのか

「それは当然のことながら、菅代行にはこんにちまでも頑張っていただいて、いろいろと政権移行の準備に関して議論していただいています。従ってその思いは尊重いたしますけれども、当然、1人の私的なご意見だということで考えております。ただ、イギリスをモデルにするという部分やはりあると思いますから、参考にかなり、ある意味でなるのではないかと思います」

 --鳩山氏はきょうの『次の内閣』でのあいさつで、英国も1つの例になる、と述べていたが、友愛社会の建設という意味で例えば北欧やEU(欧州連合)諸国の議会形式を、鳩山氏の政権構想モデルとする可能性もあるのか

「うん、そこは必ずしも、よくわかりませんが、カナダなどが1つの例になるのではないかという指摘はいただいています。まあ北欧などは、ある意味で社会保障のモデルとかですね、そういうところはモデルになると思いますけれども、果たしてこの議会のあり方とかですね、政権政党と行政の、あるいは内閣のあり方とか、そういうことに関して必ずしも私は十分に理解をしておりませんから、これ以上のことを申し上げるつもりもありません」
【千葉市長選】

 --14日投開票の千葉市長選について。民主党系が勝利したさいたま市長選に続く地方選だが、現在の情勢は。勝った場合の影響は

「うん、おかげさまでさいたま市長選はいい結果を出すことができました。これはやはり、ご当人が大変すばらしい候補者であったということであります。さらに、千葉の市長選挙も今、いろんな報道によりますとね、一歩リードしているという状況だと承っています。私どもはこれに決してある意味でうかれてはならないと。選挙は最後まで厳しいものだと。そのように認識していますが、候補者が若くて、ただ若いだけではなくて、しっかりとした識見を持っているということ。さらには、千葉はやはり前市長があのような形で辞めたあと、そのあとを継ぐような方が対抗馬で出ているわけですから、構図が割と分かりやすいと。民主党の今戦っている構図と極めて似てるということで、千葉で勝ったとすればその勢いというものは当然、国政にそのまま継続をされる可能性があると。なぜならばくどいようですけれども、官僚任せにしてきた千葉の市政。それを奪還するんだと。その思いは、国政においても同じだからです」
【西松事件第三者委の報告書】

 --第三者委員会の報告書を読む時間はなかったと思うが、委員らから話を聞いた際はどのような報告があったのか

「うん、基本はさきほど申し上げた通りでありまして。政党と、個人の政治家というものが、混然一体となってしまったと。例えば、例として飯尾座長が話したのは、最初の記者会見を党本部でしたということ。本来ならば、通常の記者会見とは別に、この問題を切り離して、例えば自分の個人の事務所でされるべきではなかったかとか。そういうお話を具体的にされていました。ですからトーンとしては、民主党という党の代表ですから、なかなかですね、切り離すことは難しかったわけでありますし、私も幹事長として、代表をある意味で守る立場の人間で発言をしたということで、結果として、混然一体になってしまった、というところのご指摘をいただきました。従って将来こういう問題が起きたときに、例えばこの問題に関して扱うときは、代表とは別の方を中心としてしっかりと議論をするとかですね、いくつかの提言もそのなかに、提案もいただいているようであります」

 --今の話はどう情報を出すかといった問題だと思うが、政治とカネのあり方については

「あの、ひと言だけあったのは、政治資金規正法が極めて不備であると。従って、非常にあいまいな部分が残ってしまっている結果、このような検察のある意味での、外から見ると恣意的とも思われるような話になってしまったと。そうならないような、やはり法整備が必要ではないかと。というような議論があるようであります」

 --党本部に戻ったあと、小沢氏に報告はしたか

「していません。報告書に関しては、平野(博文)役員室長から(小沢氏に)手渡すことになってます」

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