新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

憲法20条を考える

憲法20条を考える>掲示板

公開 メンバー数:22人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 21世紀さん

    2009年09月23日 10時47分31秒

    icon

    【政権交代と世論の風】

    (上)民主党でも弱い「地域」がある…
    2009.9.21 08:00

    このニュースのトピックス:鳩山内閣
     鳩山内閣発足直後の世論調査では、新聞各社ともに70%前後の高支持率を打ち出し、政権交代、新内閣の誕生を有権者が挙げて歓迎しているように見える。民主党が今回の衆院選で獲得した議席数が308と480議席全体の約64%に当たるから、衆院選で民主党を支持しなかった人々の中にも鳩山内閣に期待を寄せている人が多いということだろう。

     ところが、である。

     鳩山内閣を歓迎しているのは、全国を挙げてではないらしい。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が16、17両日に実施した合同世論調査で、鳩山内閣の支持率は68・7%に達したが、これは全国平均。全国平均にはるかに及ばない地方があった。

     それは中国地方だ。衆院選の比例代表でいうところの中国ブロック(鳥取、島根、岡山、広島、山口の5県)だ。なんとこの地域の鳩山内閣の支持率は53・3%とかなり低い。全国平均よりも15・4ポイントも低い。地域ごとの鳩山内閣支持率を見ると、最も高いのは東海地方の77・6%。鳩山由紀夫首相の地元、北海道は75・0%だ。50%台なのは全国でも中国地方だけ。

     内閣支持率だけでなく、民主党の支持率も中国地方は低い。今回初めて40%台を突破し、民主党は44・4%という高い政党支持率を記録したが、やはり中国地方は30・0%と全国で最低。逆に自民党の支持率は38・3%と全国で一番高い。

     今回の組閣について、「小沢一郎民主党幹事長の影響力が感じられるか」との問いに、全国では61・3%が「思う」と回答したが、中国地方はそれよりも15ポイント以上も高い76・7%が「思う」と回答。「小鳩政権」や「小沢院政」などと語られ、鳩山内閣に影がちらつく小沢氏に対し、育ててもらった自民党を飛び出して政権を取った、と「恨み骨髄に徹する」といったところも鳩山内閣の支持率が低い要因なのかもしれない。民主党新人議員への期待度も30・0%と低く、「期待できない」とする回答は全国一の55・0%だ。

     中国地方といえば、首相の「名産地」。初代の伊藤博文をはじめ、戦後は岸信介氏や佐藤栄作氏、最近では安倍晋三氏など戦前戦後を通じて最多の8人の首相を送り出した山口県をはじめ、岡山県からは橋本龍太郎氏ら、広島県では宮沢喜一氏ら3人など、自民党から首相が数多く輩出した保守地盤の強い地域であることは間違いない。

     世論調査では、「自民党の与党の座への復帰」についても聞いたところ、中国地方では全国平均よりも10ポイント近く高い60・0%が「期待する」と回答。「来年夏の参院選で勝たせたい政党は」との問いでは、全国で58・6%が「民主党などの与党」と回答する中、唯一、中国地方だけが「自民党などの野党」が48・3%と「民主党などの与党」を上回っており、いまだに自民党への忠誠心はなかなかのものだ。

     事実、全国に「民主の風」が吹き荒れ、各地で自民党の大物が、民主党の新人に敗れ、落選の憂き目を見た今回の衆院選でも、中国地方では自民党が健闘。比例代表でこそ民主党に6議席を奪われ、獲得議席は4議席に終わったが、選挙区では五分の戦いを演じた。5県の20選挙区で10勝10敗。このうち、鳥取、島根の両県では自民党が議席を独占、山口県では4選挙区のうち自民党が落としたのは一つだけと、強さを見せつけた。ただ、その自民党も岡山、広島両県では惨敗に喫し、中川秀直元幹事長は比例代表でなんとか復活するという始末だが…。

     とすると、来年夏の参院選で民主党が攻略しなければいけないのは、鳥取、島根そして山口の3県。民主党が戦う相手は、全員自民党の現職だ。平成19年の参院選で鳥取県は民主党が、島根県は国民新党が1議席を奪取したが、山口県は2議席を自民党が独占状態。さて、民主党の「長州征伐」といくかどうか、敵は手ごわそうだ。(小島優)

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 3
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全3件

from: hiroさん

2009年09月24日 10時03分13秒

icon

「Re:Re:【政権交代と世論の風】」
> (下)自民敗北原因は「あのCM」だった?
> 2009.9.23 0
 ネガティブキャンペーンで惨敗といえば、小泉郵政選挙のときの民主党岡田代表がとった戦術ですよね。あの時の民主党のスローガンは「日本をあきらめるな」でしたよね?
 そういえばあの時、広告代理店がからんで選挙やってたんでしょう?

 今回は自民党があのとき民主が使った広告代理使ったっていう噂もある。麻生さんはつくづく学ばない人だ。

 ところでその広告代理店って創価の息がかかってるって本当?

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 2

icon拍手者リスト

from: 21世紀さん

2009年09月23日 10時53分17秒

icon

「Re:【政権交代と世論の風】」
(下)自民敗北原因は「あのCM」だった?
2009.9.23 07:19

このニュースのトピックス:世論調査
 今回の衆院選での「自民党敗北の原因」は多く語られているが、「なるほど」という別なデータが出てきた。

 財団法人情報通信学会の「間(かん)メディア社会研究会」の調査だ。研究している学習院大の遠藤薫教授が説明してくれた。

 そこで分かったのは、今回の衆院選で自民、公明両党がインターネット上で展開した、民主党を批判するコマーシャル(ネガティブCM)を見た人のうち6割以上、63・5%が、批判している自公両党に対して逆に「悪い印象を持った」と答えていることだ。

 衆院選で自民党に投票した人に聞いても、その3割以上が「CMは自民、公明に悪印象だった」と衝撃の回答を寄せていたという。

 劣勢が伝えられ、起死回生を狙った自民党、公明党のネガティブキャンペーンが「逆効果」だった可能性も出てきたから大変だ。

 調査は8月31日〜9月1日、1000人を対象にネットで実施した。ネット調査なので、電話や対面調査と比べると、その数値の扱いは難しいが、ネットCMでありながら、ネットユーザーには不評だったということのようだ。

 自民党が展開したネガティブCMは3種類あった。そのうち、「ラーメン編」では、客が好みを言うたびに、それに合わせて、具や味やふりかけまでかけて、どんどん違うラーメンを作ってしまうラーメン店主を描き、「相手に合わせるだけでは誰一人幸せにできない」というテロップで、盛りだくさんの公約を打ち出した民主党を皮肉るというスタイル。

 また、「プロポーズ編」では、老後も生活も高速道路も乗り放題だと、なんでも大丈夫と自信満々に語って結婚を迫る男性を描いて、テロップで「根拠のない自信に人生を預けられますか」と、民主党のマニフェスト(政権公約)に財源の裏付けがないと揶揄(やゆ)するものだった。
遠藤教授の調査では、このネットCMは、いずれも数十万回アクセスがあり人気だったが、評価は悪く、CMを作った側に対する悪印象が6割を超えてしまったというわけだ。自民、公明両党の狙った通り、民主党に悪印象を持ったとの回答はわずか4・6%に過ぎなかった。

 遠藤教授は「昨年の米大統領選でもマケイン候補が展開したネガティブキャンペーンが失敗するなど、ネガティブキャンペーンの難しさが指摘されているが、日本ではネガティブCMは逆効果だった可能性がある」と指摘。「むしろ、有権者の良識がよく示されている調査結果だ」とも話した。

 確かに衆院選では、麻生太郎首相を筆頭に、民主党批判で「こんなばらまきでいいのか」と正面から批判してみせたが、ネットCMだけでなく、こうした選挙戦術そのものが受け入れられなかった可能性もある。

 だからといって、自民党の選挙戦略に代替案があったかどうかといわれると難しい。「ひたすら土下座」で同情を買うという戦略しかなかったなどといえば、あまりにさびしい話になってしまう。(金子聡)

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 2

icon拍手者リスト

from: 21世紀さん

2009年09月23日 10時50分38秒

icon

「Re:【政権交代と世論の風】」
(中)勝負は最後の3日間だった?
2009.9.22 10:20

このニュースのトピックス:政権交代
 鳩山政権に対する最初の評価、新聞、テレビなど各メディアの「世論調査」が出そろった。軒並み「高い支持率」で、鳩山政権は、まずは無難な船出というところだ。

 さて、その鳩山政権を生み出した今回の衆院選について、「事後分析」も進んでいる。

 財団法人情報通信学会の「間(かん)メディア社会研究会」という団体の調査もおもしろい。「間メディア社会」というのは、新旧さまざまなメディアが相互に関連しあって世論を作り上げている「複合的なメディア環境社会」のことで、研究している学習院大の遠藤薫教授が説明してくれた。

 最も興味を引いたのは、有権者がいつ投票行動を決定したかという調査だ。

 遠藤教授によると、「比例代表の投票先をいつ決めたか」との設問で調べたところ、全体の4分の1は「いつも決めている」と回答したが、年代別でみると、60代で4割程度がいつも決めているのに対し、その他の世代は25%程度にとどまっていた。

 では、いつも投票先を「決めているわけではない」有権者は、一体、いつ投票先を決めたのだろうか。

 具体的な態度決定の時期を聞いたところ、「7月の東京都議選以前」に10%程度が態度を決め、「衆院の解散前後」に5%前後が態度を決めた。さらに、「8月上旬」にかけて5〜10%が決め、「8月18日の衆院選公示後10日間程度」で20%前後が決めた。

 さて、残りの人たちはいつ決めたのか。

 実は、8月30日の投票直前、最後の「3日間」に決めたという回答がかなり多かった。

 60代では15%程度しかいないが、残りの若い世代では全体の25〜35%が、「投票直前に決めた」と回答した。特に20代は、3分の1以上、35%もの人が「直前3日間で決めた」と答えている。投票が迫ってから態度決定をした人がかなりいたという結論なのだ。

 マニフェスト(政権公約)の内容を競う選挙戦という色彩が濃く、民主党の優勢も長期間に渡ってメディアで伝えれてきた衆院選だったが、有権者の3分の1程度が、直前に決めたと答えていることを、どう考えればいいのだろうか。

 ひとつの回答としては、自民党に対する拒否感はあるものの、本当に民主党でいいのかどうか、最後まで迷っていた有権者がかなりの割合でいるのではないかとの推測がある。民主党への信頼感は、まだ高くないという説明もできるだろう。

 この推論に立つと、有権者の多くは「二大政党」という二者択一に慣れておらず、どちらかを選ぶという選択を模索しながら、直前に決めたということになる。

 もうひとつ推測ができる。それは、選挙が近づき、メディア報道も増えて、民主党のマニフェストが少しずつ浸透していったため、民主党の支持が次第に増えていったという分析だ。これなら、民主党への支持は、かなり固い支持として広がったと結論付けることもできる。

 有権者はマニフェストをじっくり読み込んだ上で、積極的に民主党を選んだのか、それは今後も容易には変わらないほど固い支持となって広がったのか。

 それとも、「自民党への批判」という消極的理由で、直前に迷ったあげくに民主党を選んだに過ぎないのか。

 今後の政治の行方を左右する大きな問いかけになりそうだ。(金子聡)

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 0

icon拍手者リスト