公務員
おっしゃるとおり。
公務員宿舎は、転勤や定年で、出ていかざるを得ません。

ただ、家が借家や宿舎でも、一応、真面目に勤めたら、途中でクビ、はありません。
公務員は、たとえば、病気で長期休業でも、むやみに解雇したりは、できません。
しかも、定年延長や再就職紹介もあったり、退職金も、少なからず、もらえます。
先物相場などの餌食になる人、ギャンブルにはまる人、などもいますが。
夫婦や親子で公職（教師、役場勤め、勤務医／看護師）も、結構いたりして。
そうした職歴があれば、信用というものも、社会的にはついてくる。
だから、食うに困る、住まいが全くない、というまでにはなりにくいと思われます。

もちろん、コンプラが必要以上にうるさくなって、失態は、即、退職にもつながる。
飲酒や異性関係の事案、ハラスメント行為、「お客様」対応の不都合･･･。
民間ならお目こぼしや配置転換で済む話も、「公務員だから」許されない。
嘱託職員や期限付き臨時任用でも、なおさら、即刻、クビや懲戒処分→辞任に。

集合住宅では、玄関前や共有通路にプランター一つ置いても、ダメダメでしょう。
園芸を楽しむことも、もし、愛するペットがいても、世話はできなくなります。
家がない、ということは、お金の余裕以上に、心が制約されます。
もし、生まれてこの方ずっと借家なら、それも日常当然で不便ないかもしれないが。

いずれにしても、あった住処がなくなる、とは、本当に大きな出来事になります。
住処とは、家空間そのものもですが、家族・人という意味もあります。
全く、ずーーーっと独りで過ごしたきた人って、いないのでは？
身内がいなくても、施設とか誰かの中では、育ち、暮らしてきているので。
家族の関係性が薄くても、辛くても、どこかで別の人間関係が生まれているはず。
そして、年取って、どっかでつながったり、消え失せたり、もします。

いろんな「覚悟」って言いますが、できそうで、できませんよね。
自分が納得・満足できる人生、幸せだった～って言うが、そう簡単には思えるか？
取り返しがつかない、あのときこうしていれば、という後悔。
しないように、毎日がんばろー！というけど･･･結局そうしまくり、が人生では？？

借家
衣食住の住の部分、雨風をしのぐ事が一番です
花を育てるより、ペットを育てるより、まずはヒトが心身を健やかに保つための場所の確保が必要です
特に、災害の後
｢覚悟｣という強い気持ちがなくても、そうせざるを得ない、得なかった人はたくさんいると思います

お金があれば、と思った人もたくさんいます
お金があれば新たな家を探して、またペットとも暮らせた、お金があれば広い家を建てて以前のように大家族で暮らせた…

一番大切なこと、どうしても譲れないことだけを守るしかないのだと思います