sweetさま

「少しでも若い（特に女性）は、高齢者から（横柄に）身の回りの世話を求められ」

　垣谷美雨（カキヤミウ）の作品で「避難所」という本があります。
3.11の後に書かれた本です。

　避難所での女性問題。社会の縮図ですね。これがすごく書かれています。

ayanonさま
PMさま

本の紹介、ありがとうございます
ご紹介頂いたのに、今はまだ3.11関係の本は読めそうにありません
当時の「避難所」については、当事者が口をつぐんでも、漏れ聞こえてきていました
いつの時代の話なんだろうと、腹が立ちました
泣けてきました

私が住んでいた所は、壊れた建物はあっても、津波被害がありませんでした
揺れでの被害を受けても、住まいは流されずに残りました
避難所に集まった人たちも、数日で避難所を出た人が多かったのではないかと思います

しばらくすると、避難所にいる人には、食事が提供されたようです　
それまでは日中一人で過ごしていた高齢者の方の中には、行政の方に手助けしてもらえ、食事が出て光熱費がかからないからと、避難所になった学校が再開しても、自宅に戻らない人がいるとの話が聞こえてきました

わが家は、壊れていない家具は、テーブルと椅子くらい　家中大荒れ状態でした
食器や食器棚、照明器具のカケラなどが散らばっていましたが、電気が使えないので掃除機が使えません　ホウキと古タオルで掃除し、暗くなる前に寝る場所を確保しました　
余震が続き、この後もっと大きな揺れが来るかもしれないと、防寒着を重ねて着たまま横になりました

1週間後、大家さんから、被害の査定をして修理をするので、出てほしいと言われました
停電しており、エレベーターが動いておらず、引越しを引き受ける業者もいないので、待って欲しいとお願いしました
1ヶ月半後、なんとか引越ししました

ayanonさま

お身体のご不自由な方や高齢の方は、環境の変化に、より一層不安を感じられるでしょう
状況が把握できない、周りで起きていることが理解できない、食料は十分ではない、トイレに行くことが難しい…
一人暮らしの方だけでなく、日中避難所で一人になる方も

やさしくしてくれそうな人を頼りたいのは、わからないでもありません
でも限度を超えた依存は、頼られた方としては重いでしょう
やってもらって当然のように振る舞われるのも…

食事の用意をしたり、掃除をしたり、高齢者のお世話をしたり…
高齢者じゃなくてもじっと待つだけのオジサン…
そうしたさまざまなことが、「女性」の（当然の）仕事になるのは、負担でしょう