PMさま

罪と罰
声の大きい人が「それは罪だ」と叫んだら、罪になるというのも、気に入らないからという理由で、量刑が決められるのも良くない。
今のところ、たどり着いた一つの形が、法律があって裁判を行うというものだと思います。

必殺仕事人がいて、悪を成敗してくれたらいいなとは（強く）思いますが、「悪」も単純ではなく、庶民が必ずしも善とも言えず。仕事人がいることの副作用も大きい気がします。

池田小のケース。
犯人が死を望んだからと、早い執行が行われたというのは（本当の所は分かりませんが）、どうなんだろうと思いました。自ら死を選ぶ事が出来なかったので、弱い者を犠牲にして、それで自分の望みが叶った？

少年犯罪者の１/３は、発達障害（すみません、言葉の定義があやふやです）などの障害を持っているという記事を読んだ記憶があります。一度罪を犯すと、世の中には受け入れてもらいにくい→再犯→よからぬ人たちとつるむ→更に大きな罪を…と、なりはしないか…

そうした特性（障害）を持っていると、親は育てにくいと感じる。特に母親は仕事をしていては、その子に全面的に関わる事が難しい。専門家にも繋がりにくく、予約も取れない。
父親は面倒くさい→母親に任せる→ますます子どもの事を理解出来ない（しない）→離婚→母子家庭→収入低下→母親も子どもに構っていられない…なんていう妄想をしてしまいます。

そうした特性のある子どもは、今、クラスに数人いるとか。ボーダーの子どももいるし、いわゆる普通（！）のしつけがなされていない子どもも…
そうした子ども達が成長した時、どこが受け皿になるのか…

世の中に余裕がなくなったというのは、あると思います。
都会に出て、ホワイトカラー（！）になる流れしか、想像できないとしたら、一定数の人しかそのルートに乗れない…

子どもを育てることは社会の仕事だと思うし、子ども達には多様な生き方を知ってほしいと思う。
勝ち組なんて言葉のない世の中にできないものかと思う。

とはいえ、上級国民、いるみたいです。
出自とか家柄とか学歴とか所属している「クラス」みたいなのはあるとかないとか…

sweetseed さま

私的なんとか？なんとか警察？（忘れた～）
ネットで「この人は犯罪者だ」と追いかけまわし、警察に突き出す、世間にさらす。
最近、こうした活動を画像にし、先に告発だか逮捕だかされた例、ありましたね。
これも「必殺シリーズ」に近い発想からの行動、かもしれませんね。
しかし、ドラマみたいに「痛快・爽快」ではなく、共感できない「エセ正義感」。
実際には、「仕事人」なんぞはいなくて、金払ってもやっつけてもくれない。
当然、頼む方・頼まれる方、これもまた、「立派な犯罪」なので。
逆に、必殺を実際やるのは「闇バイト」と変わらない面もあるかもしれません。
まぁ、えへへと笑って、懲りずに悪いことする政治家なんぞは、「必殺」の対象。

障がいをもつ人は、いろんなタイプもある。
誰もが見たらわかる、本人すら気が付かない、無意識的な性質・行動に現れる。
逆に、ある一面で、すごく集中力があって、融通は利かないが、スゴ技も発揮。
芸術的な才能を発揮するなど、それで充分、生活が成り立つ人もいますし。
まわりがどれだけ努力しサポートしても、本人につたわらない例も、あるでしょう。
同時に、おっしゃるとおり、そうした例も含め、親ですら、見放すということも。
学校では、言語などの習熟度の差どころか、はさみも使えない子も。
そうした差のあるなしを、ぜんぶ一クラス一律指導するのは、先生も辛いんだと。

昔は、「早生まれ」は心身の成長が遅いとか、その程度の差しか言わなかったです。
多様性尊重とか言いますが、「十把一絡げ」も、必要不可欠な面もあるかと。
生活環境や家族構成、好みが違うのは当たり前だから、差があっても、自然は自然。
最低限・底辺の権利も行使できず、支援やサービスもあたえられない状況。
これはやはり、社会全体で支えられるべきだし、見出して守らねばならない。
連鎖や悪循環は、自分で断ち切れないとすれば、誰かが「ないよ！」と示さねば。

「勝ち組」も、中流・平均の人はあまり意識してないのでは？
「勝ち」を誇りとずっと胸はる人らと、「負け」一方だと卑屈でしかない人たち。
これが、自分らで上下を作り、それを堅持・払拭したいときに、善悪も派生する。

上級国民
世界には、これ一番みたいな国・人種、まだまだいますもんね。
カラーバリエーション豊富、金は天下の回りものでなく自分にだけ還流。
こうした人や行動が生き残るうちは、妄想カースト制や士農工商意識は、消滅せず。
独裁的な指導者が、長きにわたって、勝手に国を動かすのは、その証拠かと。
人付き合い、ますます嫌になるな～、でも、独りじゃ生きられないっていうし。