出勤して、業務である。なかなか全員が在宅とはいかず、相変わらず人はいるわな。昨日まで在宅だったうちの部署のヘッドの先輩、今日は出てくる。
というのも、月曜日にお客さんが来社しての、立会検査である。それもあって、先輩も来たわけだ。午前中のうちに先輩たちが修正を加えて、その間に私は外注さんの作業の反映をして、仕様書を焼いたり。
午後から、会議室に部署内全員でセッティング。昨日営業さんがいきなり、お客さんから「実機を使いたい」という要望を言われたらしい。しかし実機はそう簡単に使えないし、出したところでほとんど役に立たない。でもお客さんは出せの一点張りだそうだ、なんかなぁ。ぶつぶつ言いながら、みんなで出す。どうにかして、三密を防がなければならない。どうにかして距離感は保っているが、白熱するとすぐ距離感忘れるぞ。

フライデーナイトの楽しみ、幸楽苑か吉野家。しかし緊急事態宣言で、営業時間も短縮だ。ちょっと残業すると、もう間に合わない。
今日はそこそこの時間に引き上げた、時刻は19時半前。吉野家には間に合わないので、会社近くの幸楽苑にする。入店すると、店内に客はちらほら。カウンター席に座ったら、座席一つ置きに養生テープで×印がつけられている。苦肉の策だよな、なかなか難しいもんだ。魚介つけ麺とギョーザを注文、品物を持て来たところで店員さんが「ラストオーダーになりますが、追加ございますか？」いえ、大丈夫です…わかってはいるけど、もうラストオーダーか。厨房にはいつもの店員さんたち、お疲れ様です。
食べ終えて、店を出る。自転車を出そうとしたら、駐車場に車が入ってきた。すかさず店員さんが出てきて、車のほうへ。営業終了を告げ、深々と頭を下げている。さらに店員さんはこちらも振り返り「ありがとうございました！お気をつけて」そんな言葉が、とてもしみる今日この頃である。パチ屋は真っ暗、バッティングセンターも真っ暗、さっきの言葉で少し心は温かくなったのだが、この先どうなっちゃうのかしら。