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  • from: orimasaさん

    2010年12月08日 10時26分34秒

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    日本周遊紀行(53)大阪 「浪速とミナミ」

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     日本周遊紀行(53)大阪 「浪速とミナミ」 


    水の都・大阪は浪速とも云われる

    大阪市内に入ると、水辺や橋の多さに驚く。 
    古来、譬え(たとえ・引き合いに出す)として、「大江戸八百八町」、「京都八百八寺」、そして「浪速八百八橋」といわれる。 江戸は町屋が多く、京はお寺が多い、そして、大阪は橋が多いという意味である。 
    大阪は古くから都へ通ずる水上交通の要地で、江戸期には幕府直轄地として庶民、商人の町として繁栄し、出船千艘、入船千艘と謡われたれた。

    大阪は浪速・難波・浪花とも読まれるが、昔は「なにわ・浪速」といわれ古代の日本書記には、たくさんの川があって、いずれも流れが急であったので「浪速・なみはやの国」と名付けられていたという。
    又、大阪の古い呼称で「浪花・難波」ともいって、共に水に縁があるのが面白い。 大阪は、やはり「水の都」といってもよい。現に、中ノ島などは川の中洲にある官庁・オフィス街である。

    又、この地域は、やはり水運に関連した「船場」があり、往時の周辺には船宿、料亭、両替商、呉服店、金物屋などが軒を並べ、政治、経済、流通の中心地となっていた。 
    江戸時代になってからは「天下の台所」として北部を中心に日本の商業の中心ともなっている。 
    現在は、東西南北の船場が有り、大大阪の中心地として繊維問屋や商社、証券会社、銀行等が集中しており、大阪より発生した大商社・伊藤忠商事や丸紅などは、この船場を出発点とする企業だと言う。
    中ノ島の北側を流れる堂島川は、江戸期には水上交通の要衝であり、米市場があって相場をなし、いわゆる相場の発祥地でもある。ここで大阪商人により江戸をはじめ全国各地へ送られていった。

    難波は「なんば」ともいって、道頓堀以南、浪速区の北部にわたる一帯を指し、私鉄・地下鉄の難波駅がある。 
    大阪の広域的な通称で、「キタ・北」や「ミナミ・南」と云ったりすして、北は、大阪駅を中心とした北区辺りを指し、南は、通天閣のある天王寺、難波を中心とした地域を指しているようである。 
    所謂「ミナミ」は、難波、道頓堀、心斎橋、法善寺横町、天王寺といったエリアで食い倒れ、難波花月、ひっかけ橋(戎橋)といった、いわばコテコテの大阪的なものは全てここに集まっているとされる。
    さしずめ、難波は、南場といったところか・・?。

    小生、20代後半の頃、仕事で国鉄・大阪駅(現、JR大阪・・乗り入れてる私鉄の駅名は何故か梅田駅という・・?)から難波の南海電鉄で堺東へ何回となく行き来し、ついでにミナミでよく遊んだのが懐かしい。 


    因みに、大阪駅、梅田駅については、

    大阪駅は北区・梅田にあっても国鉄、JRの駅であって、所謂、広域的な全国区である。
    梅田駅は同地域に在っても私鉄や地域鉄道が主で、所謂、地域的名称であり、地元っ子に言わせても「梅田」が適っているという。 例えていえば、JR東京駅が丸の内にあるから丸の内駅、なんて名前だったらやはり可笑しいし、丸の内にあってもやはり全国区は東京駅である。

    ミナミの中心とも云える上本町、千日前の繁華街道路は、さすがに車も人も多い。 疲れ気味の小生の運転では余程神経を集中しないといけないようだ、要注意、要注意・・!!。

    そういえば大阪人は人も車も、交通マナーの悪さは日本一だと言われるとか・・?。
    大阪人の気質をあらわすのに、「いらち」(苛ち)という言葉がある。 意味は、いらいらする、せっかちであるで、単にせっかちな人ではなく、現時のその人の状態、人々の様子をいっているようである。
    例えて「あんた、ほんまに“いらち”やなぁ、」といい「あなたは、本当に、せっかちで、すぐイライラする人ですね、」という意味であるとか。 
    赤信号、皆で渡れば怖くない」、この言葉遊びも大阪から発信されたものというが・・?。 併せて、違法駐車なども多いというが・・?。

    とかく大阪人は、「マナーが悪い」、「自分勝手」といわれるが、こういった気質の裏返しには「権威」や「お上」の対する、ある種の反骨精神もあるという。 
    江戸の権威に対して、こちらは「上方」と言っている、お上をあてにせず、権威に媚びず、笑いのネタにして、笑い飛ばす気質があるのかもしれない。 
    大阪人の挨拶に「もうかりまっか・・!」、「ぼちぼちでんな・・!」という、所謂、曖昧表現がある。 だが、その裏にはしっかりと計算された胸三寸もあるとという。 
    このことは特に、日本人独特の表現の仕方でもあり、外国人には意味不明で理解できないらしく、日本人の曖昧さ、いい加減さは存外、この大阪あたりが発祥なのかもしれない。

    しかし、大阪人は大阪の「橋」をはじめ、国公立大、病院、大阪城・天守閣等、私財を投入した大阪商人をはじめ、民間人によって建てられたという。 これらを見ても大阪人は、自分で出来る事は自分でする、といった独立自尊の哲学、精神があり、これらから単に自分勝手で意味不明とは云えない様でもある。


    さて、その「」である、
    東京は「大江戸・八百八町」、京都は「八百八寺」、そして大阪は「八百八橋」と言われるほど川筋、掘割、橋が多いことでは前述したが、この道の界隈は心斎橋、道頓堀、御堂筋といった、いわば大阪の顔とも言える主要な筋、道が走る。
    一般に大阪は道のことを筋といって、○○筋というのが多数ある。道頓堀の東西には道頓堀川が流れて、両川筋は「法善寺横町」、「宗右衛門横町」といった、唄でも御馴染みの歓楽街が並ぶ。
    又、この川を跨いで「戎橋」、「相合橋」が両横町を交んでいる。

    御馴染みの「戎橋」は、2003年の阪神タイガース優勝時、又、2002年のワールドカップ(コリア・ジャパン)での日本勝利・決勝トーナメント進出時には、この橋から道頓堀に飛び込む若者が相次いだ(この飛込みで死者も出した)。 
    又、この橋は、客引きやナンパも多く、通称「ひっかけ橋」、「ナンパ橋」とも呼ばれるらしい。「難波のナンパ橋で軟派した」など洒落としても面白が、天下に知れた名物の橋である。

    2005年の「阪神」優勝時には、大阪市がフェンスをめぐらして警察官を配置するなど対応をしたが、その目を掻い潜って道頓堀に飛び込む若者が少数ながら存在したという。
    これも、大阪人の反骨精神の表れかもしれない・・!!。


    大阪ラプソディー』 作詞 山上路夫

    あの人もこの人も そぞろ歩く宵の街
    どこへ行く二人づれ 御堂筋は恋の道
    映画を見ましょうか それともこのまま
    道頓堀まで 歩きましょうか
    七色のネオンさえ 甘い夢を唄ってる
    宵闇の大阪は 二人づれ恋の街

    次回は、大阪・「四天王寺」 



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