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  • from: 庵主さん

    2010年10月13日 21時03分40秒

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    戦国武将と茶の湯「佐々木道誉」第二回

    「ばさら大名」道誉。南北朝時代一世を風靡し、のちに「カブキ物」と呼ばれるようになる、「ばさら」とはいったい何でしょうか?

    ■ばさらとは

    ばさらとは、日本の中世、南北朝時代の社会風潮や文化的流行をあらわす言葉であり、実際に当時の流行語として用いられた。
    婆娑羅など幾つかの漢字表記があり、梵語(サンスクリット語)で「vajra = 金剛石(ダイヤモンド)」を意味するが、意味の転訛は不明であるとされる。

    1.《仏教関係の語に冠して》堅固・最勝の意。もと、金属中で最も堅い物の名。
    2.非常に堅く、こわれないこと。「―の身」
    3.「金剛石」「金剛身(=すぐれた身体、すなわち仏身)」「金剛杵(しょ)」などの略。
    <岩波国語辞典より>

    身分秩序を無視して公家や天皇といった時の権威を軽んじて反撥し、粋で華美な服装や奢侈な振る舞いを好む美意識であり、後の戦国時代における下剋上の風潮の萌芽となった。足利尊氏は幕府の基本方針である『建武式目』においてばさらを禁止した。ばさらに対して批判的な古典『太平記』には、源家足利氏筆頭執事の高師直や近江国の佐々木道誉(高氏)や美濃国の土岐頼遠などのばさら的な行動が記されている。これらの大名は「ばさら大名」と呼ばれる。自身の実力に目覚めた新興武士層の衒いのない生活意識・美意識の表現である。古い権威の徹底した否定を第一義とし、もののあわれや、無常観を説く王朝の価値観と真っ向から対立。万事に派手で豪壮、かつ率直な形をとることである。

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