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  • from: orimasaさん

    2008年07月10日 10時38分32秒

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    日本周遊紀行:温泉と観光編(34) 松島-Ⅵ 「湯の原温泉と斉太郎節」

    湯治場風の湯の原温泉

    日本周遊紀行:温泉と観光編(34) 松島-Ⅵ 「湯の原温泉と斉太郎節」

    松島に“おんせん”・・??、「湯の原温泉」です。 

    瑞巌寺を後にして、賑わう海岸通りでチョット早い夕食を摂り、その後、予約しておいた「湯の原温泉」へ向かった。 
    仙石線の松島海岸駅の横を通って、すぐ裏手には松島の喧騒とは打って変わって田舎の田園地帯が広がっていた。 その田んぼと小山に囲まれた静観な地に湯の原温泉:「霊泉亭」があった。 

    重厚な二階建ての木造建築で昔ながらの佇まいを残す湯治宿である。
    外観は大地主の旦那屋敷を想像してしまい、まるで木造建築の文化財のような造りである、やはりというか・・、創業200年の歴史があるという。
    宿といっても、宿泊している人は長湯治に来ている人がほとんどで、お年寄りが長めに湯治してる旅館らしい。中には、殆ど住んでるような感じのご年配の方々も見受けられる。
    地元の日帰り入浴客も次々と訪れているようである。 
    そう云えば、宿泊の予約をしようと電話をした時宿の人に、「あんたも湯治の人かえ・・?」などと聞かれたっけ・・。

    自炊専門の宿で、飲食物は勿論、寝具持参もOKというのは、如何にも湯治場らしい。
    自炊が基本の宿ならではで、古くから八百屋、魚屋、牛乳屋、呉服屋など様々な行商人が定期的に訪れていて、今日も生鮮物を積んだ車が、玄関前で営んでいた・・。
    今日は、丁度リニューアルされたと思しき部屋に案内され、畳 洗面所は新しくなっていたようだが、夏場でもエアコンなどは無いようで、蚊取り線香やハエタタキの持参も必要かも・・?。

    温泉は単純冷鉱泉の沸かし湯、透明のサラサラの湯のようだが、浸かると熱い・・!!。後で女将に「湯船の湯が熱すぎるヨ・・」と一言いうと、「職人さんが、いつもヌルイ、ヌルイと言うんですよ・・。」とネジッ返された。 
    そういえば地元の人達がたくさんお風呂に入りに来ていたようだ・・。
    ともあれ湯治場なのに、たった一泊だけで申し訳ない気持ちはあるが、一泊無食3000円はまずまずで納得であった。

    源泉が湧き出たのは千年以上前のことで、慈覚大師が湯を起こしたとも伝えられる。
    「円仁」といえば先にも記したが、瑞巌寺を勅願寺として開山したのが天長5年(828年)とされているので、或るいわ時期的にも符合しているのかもしれない。

    住所:宮城県宮城郡松島町松島字湯の原
    霊泉亭:022-354-2323
    泉質:単純冷鉱泉(無色透明の沸かし湯)
    旅館:1件
    日帰り入浴:400円


    <font size="2" color="#0000FF">松島と言えば「斉太郎節」でしょう・・、


    「松島の サーヨー瑞巌寺ほどの 寺もないトエー・・・」・・、お馴染み「大漁唄い込み」(斉太郎節)である・・。
    松島沿岸の漁師たちが鰹漁に出る時の折り、海の神に大漁を願って唄い、大漁の際には湾内に漕ぎ戻る時に、それぞれ唄ったという。

    歴史的には、歳徳神(としとくじん・さいとくしん、陰陽道でいうその年の福徳をつかさどる神)という神を祭る「祝い唄」として用いられ、これが「サイトクシン節」に、更に「サイタラ節」になり、とある職人の斉太郎の伝説と結び付けて「斉太郎節」になったといわれる。
    昭和6(1931)年、NHK仙台局の開局記念の民謡大会の時に始めて発表、日本の海を代表する唄となった。 

    <font size="2" color="#0000FF">「大漁唄い込み」(斎太郎節)
     宮城民謡
    エンヤトット エンヤトット
    松島の サーヨ瑞巌寺ほどの
    寺もないトエー
    アレワエーエエトソリャ大漁だェー

    (以下、繰り返し)
    前は海 サーヨ後ろは山で
    小松原トエー
    (以下、繰り返し)


    次回からは再び、「東日本編」の終盤に当たる首都圏に戻ります・・、先ず「千葉」について・・。
    御期待下さい・・!!。



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