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  • from: orimasaさん

    2011年03月16日 10時51分17秒

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    日本周遊紀行(97)広島 「原子爆弾」

    『東日本大震災』に遭われた被災者の皆さんに、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。 微力ながら援助は惜しみませんので、一日も早い安らぎと回復をお祈りいたします。





     日本周遊紀行(97)広島 「原子爆弾」   、




    世界遺産の「広島原爆ドーム




    1945年8月6日午前8時15分、広島上空・・、

    西瀬戸尾道I・Cから、尾道郊外の国道2号線のバイパスを行く。 
    長閑な海岸道から三原市街へ来たが、渋滞で弱った、もっとも天下の国道2号線が三原の目抜き通り、駅前の繁華街を東西に横断しているのだから混雑しないほうがおかしい。 

    渋滞ついでに「ジャスコ」で久方ぶりの買い物をした。 
    今朝、ブルーラインの何処かのP・Aに時計を置き忘れたようなので、新たに買い求めるためである。 
    ボンヤリしてたのも年のせいか、疲れのせいか・・?、いずれにしても余計な出費であった。


    三原市街をどうやら抜けて、瀬戸内の海岸沿いを行くか、山陽道で一気に宮島(安芸の宮島)真で行こうか思案したが、結局、山陽道にした。本郷I・Cから山間地のトンネルを数箇所抜けると、間もなく広島の北部に達した。 
    中国・四国地方では第一の都市である広島市街の高層ビル群が、夕日・・?に輝いている。 


    「広島」ときたら・・、
    先の戦争悲惨体験者の一人でもある小生にとっては、巡り来る8月になると否応なく「戦時」を思い起こさせるのである。

    広島市は、江戸期には毛利輝元が築城した広島城を中心とする中国・四国地方随一の城下町であった。 
    明治維新の後、広島城は広島鎮台となった。 
    鎮台(ちんだい)とは、地方を守るために駐在する軍隊・常備陸軍で、初め東京・大阪・鎮西(小倉)・東北(石巻)の四鎮台を置き、更に東京・仙台・名古屋・大阪・広島・熊本の六鎮台となり、これが全国における六師団となったとされる。 
    中国、四国地区は、ここ広島師団から日清戦争、日露戦争、日中戦争などに出兵していった。 これを機会に広島市内には、軍用施設・軍需工場が造られ、大幅に拡大され、「」の海軍と併せて広島湾一帯は軍都といった趣になった。そして日本は近代戦といわれる大東亜戦争、太平洋戦争へと突き進むことになる。


    世界最初の原爆犠牲・「広島」・・!、
    1941年(昭和16年)12月8日(日本時間)、日本海軍はアメリカ太平洋艦隊の基地であるハワイの真珠湾を攻撃した。これが事実上の太平洋戦争の始まりであった。
    日本軍は、この真珠湾攻撃の緒戦に勝利し、それに日本は他の南方地域でも勝利したようだが、その後の戦役は殆どが敗戦の連続であった。 
    レイテ沖海戦(フィリピン周辺海域)では世界史上最大の海戦となり日本海軍は、ほぼ壊滅状態となる。 
    その後、特攻戦術、戦艦大和の海上特攻隊全滅、沖縄敗戦、本土の軍事基地・各都市の空爆、そして開戦から3年8ヶ月後の1945年(昭和20年)8月6日、駄目押しとも思えるこの広島の上空に、「原子爆弾」が投下された。

    1945年8月6日早朝、ウラン型原爆を積んだB29(爆撃機・空飛ぶ要塞)はマリアナ諸島のテニアン基地を飛び立った。 
    投下目標を広島に確定し、午前8時15分、広島上空1万mの上空に達した。 
    広島市中区大手町、旧広島県産業奨励館(原爆ドーム)の辺りである。

    長さ3m、直径76cm、重量4tの原子爆弾は投下された。 

    43秒後、広島市上空・580m付近でそれは炸裂し、同時に280mにおよぶ巨大な火の玉になりその中心温度は4000度にも達したという。 
    半径3km以内の物体は瞬時に発火し、市内全域にわたって大火災が発生し、市街地のほとんどが1日にして燃え尽くされた。 
    直後、放射能を含んだ黒い雨が、広島市北西部に集中的に降り降り注そいだ。

    被爆直後において、広島県警察本部が1945年11月30日に広島県内の各警察署に指示し、12月中旬にまとめたの状況では、死者78150人、重傷者9428人、軽傷者28997人、行方不明者13983人被災者、176897人、合計306545人と報告されている。(この中には、軍隊の関係者は入っていない) 

    因みに、昨今の2006年(平成18年)8月6日の記念日、広島市当局により確認されて、原爆死没者慰霊碑に納められている「死没者総数」の記載数は247,787人となっている。

    或る犠牲者の体験・・!!、
    この様な中で、爆心地から僅か170メートルと、爆心に近い建物(戦前は大正屋呉服店、戦中は県の燃料配給統制組合、通称・燃料会館)が倒壊を免れ、一人の生存者がいたという。

    被爆当時執務中だった職員は殆ど即死したが、唯一の生存者は野村英三士氏(当時47歳、1982年に84歳で死去)であったという。 
    彼は地下室に偶然書類を取りに地下室に降りた直後被爆した。
    突如として明かりが消え、しばらく気を失っていたが漏水の冷たさで気がついた野村さんは、外に出たときは広島の街が真っ暗で廃墟のようになっていた。 そんな中、対岸の原爆ドームだけが火をふいていたのを見たという。
    後のインタビューでも「もう全然人の声いう声、音いう音は何もなく、人っ子一人見ず、 ただシーンとして、ただ火事の音ばっかりでした・・」と話していた。


    人類史上初の広島への原爆投下は後世に、様々な遺訓を残した・・、
    広島市中区大手町・旧広島県産業奨励館の通称・「原爆ドーム」は世界遺産として原爆資料館になり、又、広島平和記念公園には詩碑、慰霊碑、 供養塔、母子像の原爆モニュメントが遺訓として並んでいる。 

    その中心にある「原爆慰霊碑」の石棺には、「安らかに眠って下さい/過ちは繰返しませぬから」という碑文が刻み込まれている。 
    1952年11月、極東軍事裁判(東京裁判)の弁護人であったインドのパール博士はこの碑を訪れて、この碑よ観るに及んで「原爆を落としたのは日本人ではない。落としたアメリカ人の手は未だ清められていない」と発言し、いわゆる碑文諭争がおこった。 

    当時の山田節男広島市長は、「再び”ヒロシマ”を繰返すな、という悲願は人類のものである。主語は『世界人類』であり、碑文は人類全体に対する警告・戒めである」という見解を発表した。 
    しかし、判事であるパール博士は「責任の所在・・?」を問うたのであった。
    広島原爆投下の責任、戦争の責任についてパール判事は、「日本に戦争責任は無い」と断じているのである。 


    振り返って、日本はこの戦争責任の所在を、ある意味で「真っ当果たしながら・・」歳月の中に時効になっていったはずである。 
    しかし、未だに騒いでいる国も在る・・??、

    <b>A級戦犯だ・・、
    やれ靖国だ・</b>・、

    と、それは国内に於いても責任を云々する異見分子がいるための結果でもあろうか・・?。 

    一方、日本国内においては敗戦責任が未だ果たされてはいないのでは・・?、とする識者の見方もあるようだ・・!。 

    戦争責任に時効はないらしい・・?
     
    次回は、呉軍港と「江田島




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