（語り）
人間の限界を思い知らされた街
支えあう人間の底力を確かめあった街
そしてその夏　ひまわりが咲いた

倒壊した家の下から
ゆがんだ道路の裂け目から
仮設住宅の軒下にも
更地になった路肩にも
そしてその夏　ひまわりが咲いた

娘たちや息子たち　お父さんやお母さん
家族の眠る　その土の下から
そしてその夏　ひまわりが咲いた

♪奪われたその命と　残されたこの命を
　つなぎとめて　今年もまた
　ひまわりは咲きつづける
　新しい風が　港から届く
　あの日のことはもう泣かないで
　すべての命は　今も生きている
　輝く明日と愛の中で

　たかく　たかく　夏の空に
　生きて生きて　ひまわりのように

フォト：地元の神輿が介護施設に　３度（３団体）も
　　　担いでサービスしてくれていました。
　　　２０日ですが、大人神輿もあります。