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  • from: わかさん

    2008年11月28日 05時41分16秒

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    ♪ぼく 解説続き

    「ぼく」解説

    この国で、いま、君が存在しているのは、ほんの偶然からだ。
     お父さんの精子は、3億だと言われている。そのその3億の中の、
    たったひとつが、お母さんの卵子と合体して、君になった。
     お母さんの卵子だって、1ヶ月に1個だから、チャンスは少ない。
    その卵子も20万個以上を用意したもののひとつらしい。
      そして、精子の旅がたいへんな難行苦行だという。山あり、谷ありで、
    どんどん落伍していく。やっとのことで、難関をくぐりぬけても、子宮に
    入ってから、決定的な分岐点がくる。
     卵巣は左右2つあって、卵子は1ヶ月交代で左か右に出てくる。
    今月はどちらに卵子がいるかにのか、誰にも分かっていないのだ。
    そこで、そこまでやって来た精子の半分は徒労に終わる。
    卵子のいない方へ行ってしまうのだ。

      そして、ようやく、やっとのことで卵子のまわりに到達できる
    精子は100個ぐらいらしい。そのうちのどれかの精子のところの卵子の
    膜がとけて、精子がなかに入って行き、受精する。
    ぼくは以前、一番最初に卵子のところへ到着した精子が受精すると
    思っていた。
    なんということだ。人生は最初から競争か。
    人間は一等賞でないと生まれて来ないのか。そうだとしたら、ぼくは、
    どう生きていけばいいのか。不本意だった。釈然としなかった。

    が、しかし、そうではなかった。どの精子が受精するかは偶然なのです。
     ぼくはバンザイと叫んだ。ぼくは競争はきらいだ。生存競争を拒否してきた。
    そのために、人をけ落としたり、傷つけたりしないように、と思って生きてきた。
     よかったなァ。そして、偶然の産物であって、3億分の1という確率で、この
    世に生存している君とぼくに、心から拍手を送りたいような気持ちになっているのです。

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