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from: わかさん
2008/11/30 21:24:02
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AC
1月に 和歌山ダルクを作ってくれた和高優紀さんが
講演してくれるので、下記の本を読んでいたら
AC についての記述がありました:
ACは adult children of alcoholics
「アルコール依存症者の親のもとで育ち大人になった人」。
アルコール依存症の親の暴力や夫婦の諍いの中で育った
子どもは 強い緊張感や孤独感を誰にも打ち明けることができず、
もがき苦しんでしまう。必要以上に愛想よく振舞ったり
ノーと言えなかったり、人間関係をうまく結べず 親と同じ
ように不安定な家族をつうりがちになる。
ダルクで出会った薬物依存症者にはACがたくさんいる。
以上p.206 から抜粋。
(ブログ管理人の蛇足: アダルト チルドレンと言う言葉は
聞いてはいるけど、辞書を引いたこともなく、変な言葉だ
と思っていました。)
★
p.225-226には 病的依存 addiction についての説明:
病的依存とは 人生に飢えや渇きを感じる人が それを
埋め合わせようとする行為で、薬物乱用、過剰な飲酒、
過剰な摂食、仕事への過度な没入(ワーカホリック)、ギャンブル
など30種類もある。
薬物依存症に対する理解も浸透していないのが 現状で
病的依存として認知されていない。たとえば 学校では
薬物依存症は「非行」として扱われる。司法では「犯罪」
として処遇され、医療では「病気」として治療の対象と
なる。
以上 引用おしまい。
★病的依存の程度にまで働く人は 讃えられる。
児童養護施設の理事の中にも 熱心に無償で働き
寄付までして はた迷惑なほどの方も 見られる。
★「薬物依存を超えて-回復と再生へのプログラム」近藤恒夫著
2000年に海拓社から出された。
1997年に大海社から出た「薬物依存」の改訂版。
ネットの古本屋で買いました。
児童養護施設で育った人の中に 薬物・アルコール依存の人が
多いと聞いています。
本書の帯から:
社会から必要とされていない、役に立たないという
「寂しさの痛み」から薬物依存は生まれる。
民間の薬物依存リハビリセンター「ダルク」を設立した著者が
告白する 自らの覚醒剤依存体験と回復への軌跡。
薬物依存とは 「痛み」と「寂しさ」の表現だと 受け止めている。
「痛み」とは 身体的な痛みで、「寂しさ」とは自分は学校や
社会の中で必要とされていない、役に立っていないという
気分の悪さ、疎外感、虚しさ.....という心の痛みである。
薬物依存の広がりは 憂うつで気分の悪さを抱えながら
いきている人たちの増加を物語っている。
以上 帯から。
おりつるの会和歌山から転載しました。-
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