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from: わかさん
2008/12/25 05:48:46
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お待たせしました。
Kakinomiさん、23日の 梅原さんの続きです。
訪問の家 ともに話を戻そう。
そこには重度の障害者の方々がいた。そうとは聞いていたものの、失礼
ながら、正直言って言葉が出なかった。歌い始めようと足を前に一歩進めたが、
目の向けばに困った。
沈黙の中、直ぐ目の前では、スータッ、スータッと人工呼吸器のモーターの
音が鳴っていた。ベットにうつぶせのままの人もいる。。。
色々経験してきたが、障害の度合いもここまで大変な方々がいるとは思わな
かった。
歌い終わって控え室でお茶を飲んでいると
理事長の日浦さんが:「如何でしたか?」
「皆さん 喜んでいましたよ」
梅)「・・・・そ・・・・そうですか!?」
理)「はい。私たちには よく分かるんです。皆さんのまばたきだけでも、
わずかな指の動きだけでも、喜んでいらっしゃるかどうかが全部わかるんですよ」
梅)「そうでしたか!!ありがとうございます」
帰り際に日浦さんが言った言葉を、私はいつも思い出す。
「ここは医者から見放された人たちが何人もいらっしゃいます。生まれた時、わずか
数年の命ですよと言われた人たちです。しかしみんな、二十歳をすぎても、こうして
立派に生きていらっしゃるでしょう!
人は人の中にあって、はじめてその生命(いのち)が輝くのです!
コミュニケーションがとれなくなってしまった現代人にとって、もっとも大切なものが
そこにあった。
携帯、メール、ネット・・・・。間接的な接触機器が日進月歩で研究開発されて、直接
会って話すこと、触れることを、便利さが奪っていった。しかしやはり、直接的な
接触に勝るものはない。
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