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  • from: わかさん

    2010年07月26日 05時23分21秒

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    メールの新しい表現!

    「老い」テーマの刊行 黒井千次(くろい せんじ)さん

    撮影・小浜誓 作家の黒井千次さん(77)が、高齢者の純愛を描いた小説『高く手を振る日』(新潮社)「老い」に向き合って執筆を続ける作家に老年観を聞いた。

     『高く手を振る日』は、妻に先立たれ、独り暮らしを続ける70代の浩平の姿を描いた。ある日、娘を介して、大学時代のゼミ仲間の重子と久々に再会することになる。若かりしころ、二人は一度だけ、唇を重ねたことがあった。残された時間を意識し、身辺の整理を始めていた浩平の心境は、重子に出会ったことで徐々に変化していく。

     「年下の女性との恋愛を書いた“老いらくの恋”の小説はある。でも、美しく年をとった女性の魅力は若い人には絶対にないもの。かつては感じられなかった新しい美しさを発見し、惹(ひ)かれていく姿を書きたいと思っていた」と語る。

     浩平と重子のやりとりは、はがきというアナログなものから始まり、浩平は携帯電話を買い、おぼつかないメールでひらがなのメッセージを送るようになる。「だいじなものを くらがりに はなしました」。会話でも、手書きでもない言葉は、より大胆になっていく。

     重子との関係で心が揺れ動く浩平の心情は、少年のように若々しく、みずみずしい。しかし、「みずみずしいと言われることがあるんですが……。特別なことではないんじゃないかな」と作家は笑顔で応える。

     「枯れた心境、欲望から解かれるとか、老人の既成概念があって、楽だからそこに身をゆだねてしまう。でも、その年齢を生きている人間にとって、自然な感情なんです。長く生きる中で知恵ややりくりは覚えるけど、根元のところは死ぬまで変わらない」

    フォト:一昨日のうたごえ喫茶風景

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    vivi

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