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  • from: わかさん

    2010年07月29日 05時31分54秒

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    秋葉原事件のその後

    【コラム】
    筆洗
    2010年7月28日 東京新聞

     黒いスーツに白いワイシャツ姿。入、退廷の際に、傍聴席に律義におじぎをする。自らの生い立ちを冷静に語る口調と、事件の凶悪さは重なり合わない
    ▼東京・秋葉原で二〇〇八年六月、七人を殺害、十人を負傷させた無差別殺傷事件で、殺人罪などに問われた元派遣社員加藤智大被告(27)の被告人質問が東京地裁で始まった
    ▼「同じような事件が将来起きないように、対策として参考になることをお話ししたい」。冒頭、そう誓った被告は、犯行の原因として「伝えたいことを言葉ではなく、行動で示して分かってもらおうとする考え方」を挙げた
    ▼事件は母親のせいではないとしながらも、そう考えるようになった背景には、幼少期からの育てられ方があると分析、母親の厳しいしつけの数々を詳細に語ったのには驚かされた
    ▼人間関係に不器用で、職場でも不満を直接口に出せない被告が強く依存したのは、携帯電話を通じてつながっていたインターネットの掲示板だ。「私にとって居場所だった。本音で物を言い合える場所」と語る口調はどこか誇らしげだった
    ▼仮想空間の人間関係に強いリアリティーを感じ、その呪縛(じゅばく)に今もとらわれている被告の姿に、ネット社会の病理の一端が見えたような気がした。そんな被告の言葉が遺族や被害者に届くのだろうか。被告人質問は八月上旬まであと三、四回行われる予定だ。

    フォト:フウゼンカズラ

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    vivi

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