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  • from: わかさん

    2011年06月16日 05時49分50秒

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    「なぜ勉強をやり直そうと思ったのか?」

    DYS通信 第35号が届きました。
    非行・青年が本音を語っています。(全文転載です)

    「なぜ勉強をやり直そうと思つたのか?」

    新宅竜士

    今までよく聞かれてきたことです。そのたびに、概ね次のように答えてきました。
     「みんなを見返してやりたかったから。」

     実のところ、これではあまりしっくりきておりません。でも、色々ありすぎたり、説明が面
    倒だったり、誤解を恐れたりで、自分が満足できる答えを表現したことってないかもしれません。
     なので、「こんな理由がありました」を何回かに分けてお伝えできればなと思います。
     私は昔から、できることならいろんな人間と仲良くしたいと思っていました。しかし障害がありできなかった。私にとってその一番の障害は、「学歴」でした。
     「どうせあいつら(おそらく大卒くらいを意識しておりました)は俺を馬鹿だと思っているん
    だろうな。」
    こんな思いがあったので、近寄りたくなかったです。こちらとしてはあっちの世界に興味深々だが、ちょっと(理解するまで)覗いてみる、なんてことは到底不可能である以上、この溝は埋められないものだと半ばあきらめておりました。表面上の付き合いは可能かもしれませんが、私としてはそんなものまったく求めていませんでした。


     とりわけこのような思いが顕在化しはじめたのは、仕事上において大卒で立派な人がどんどん目につくようになってきた頃です。ものすごく賢そうな人が、難しそうな書類を抱えながら
    いつも最後まで残り、私たち以上に汚れたりもしながら頑張っている(そしてそんな人の周りには事務の綺麗なおねえさんもたくさんいる(笑))。20歳ころの私には、こういった人がもの
    すごく輝いて見えました。 しかし、既述のような理由により近づくことはできず、相手のほうもこちらの相手なんかしていられない様子でした。いや、どちらかといえば私のほうから避け
    ていました。

     この頃は、私を含めた周囲の多くは、いろんなことに対して文句ばかり言っていましたが、こういう人に対しても文句をつけている先輩に違和感を覚えたことが、“なにがの始まりでした。その先輩はデキる人であり、言っていることにも一理はあるように思いましたが、私に
    は、どちらかといえば“あっち側(大卒)”の人が正しく見えた、自分が目指すべきはあっち側だ、と思ったわけです。隣の庭の芝生が青く見えた、だけかもしれませんが、それまでに何度も職を変えた私からすると、いつもとは違う感覚でした。
     こういった経緯、そしてその他さまざまな理由があいまって勉強を始めることになったわけですが、当初は勉強をしながらいろいろなことを考えました。
                        
    (つづく)

    フォト:カワセミ

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