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from: わかさん
2011/06/29 05:44:43
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次世代送電網
雷鳴抄
企業の進化
(6月28日 05:00) 下野新聞
東日本大震災や電力不足の影響で製造業が相次いで日本から逃げ出すのではないか、との懸念が強まっている。もともと産業界は世界でも厳しい環境規制、高い法人税、高賃金、円高傾向などをあげ「まるで製造業は日本を出ていけと言わんばかりだ」と不満を漏らしていた▼そこへ震災が襲い、経営者は大地震リスクを再認識するとともに生産拠点を国内外に分散する必要性を痛感した。さらに定期点検を終えた後も原発が再稼働できない状況となり、電力不足が全国で長期化する可能性が高まった。エコノミストの間でも「いよいよ国内産業の空洞化が本格化する」との見方が広がる
▼ところが、大手企業の経営者にただすと「むしろ日本市場は今後成長が期待できる有望市場」との意外な答えが返ってきた。少子高齢化が一段と進むから、自動車や家電などの売り上げは減少していくだろう。しかし再生可能エネルギーを活用した「新たな成長分野」が急速に台頭してくるとの読みが背景にある
▼自動車業界は電気自動車を「各家庭専用の大型蓄電器」として普及させ、電機業界は次世代送電網「スマートグリッド」を中核事業に育てことで「新しい商品」を手にするという
▼環境変化にしたたかに適応しようとする「企業の進化」に期待したい。
今年は、早くも九州南部が梅雨が明けたそうです。
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