オーナー様。

至らない私のコメントにご説明くださりありがとうございます。
「序破急」の概念は私は体験したことがないのですが
相当の修練を伴われる世界観なのかもしれません。

以前オーナーさんのお能を少し拝見させていただいたときに
私なりに感じたことがあります。
「鬼」や「女」を演じられたとき、確かにそこに「鬼」や「女」が
存在しているようなそんな高揚を味あわせていただきました。
凄かったです。
表情といい動きといい、別人かと思いました。
間近で観させていただきますと指の一本一本に至るまで
神経が研ぎ澄まされていますね。
またお目にかかれましたら光栄です。
いろいろとありがとうございます。

チョッパーさん

>時間を巧みに操る？（調和する？）緩急

これを能では「序破急」と呼び、能のもっとも重要な概念となっています。

「拍子」は西洋音楽のリズム、一拍二拍…のことですね。

またそれらと複雑にかかわりながら「間」というものが
日本文化全般に大きな影響を与えています。
これは能・茶道・武道・絵画・書・建築から、禅の悟りにいたるまで、
すべてにわたる中心概念で、「間」をテーマとした書籍が
何冊か発刊されているほどです。

「序破急」「拍子」「間」…。なかなか言葉で説明しきれないものを
世阿弥は「水鳥は水面下で懸命に水をかく」
のたとえで、一言の下に伝えました。
やはり天才です。

オーナー様、こんばんは。

言葉にするのは恐縮なのですがお能の世界の美しさというのは
時間を巧みに操る？（調和する？）緩急の中にありそうですね。
拍子というのはピンときませんが稽古なされている方だけが
間合いみたいなものを体得なさるのかもしれませんね。

間合いというとオーナーさんが嗜まれていた居合道と
通じるところはあるのでしょうか？

文武両道にして繋がっているところがあるのではないかと
私なりに愚考させていただきました。