アメリカが帰国した高校生４人のうち、一人が多の乗客が入国を済ませた直後に発症し、豚インフルと診断された。
　この高校生の付近にいて、濃厚に接触たとこられる１２人は、「停留」措置も取られずに、世の中に出てしまったのである。その中に一人でも感染者がいたら、後は鼠算死期に２次、３次感染に拡大するのだ。
　こういう「擦りぬけ」は当然予想されることであり、件益当局の対応と連携のまずさが露呈したのだ。
　これは単なる過失では済まされない「パンデミック」の危機を招くことになるのだ。
　検疫当局、保健所、帰国者の連携の在り方を見直し、更なる万全対策を望むものである。
　村上新八