｢とってもしんどい1年だったけど、いよいよ最期の戦いに臨むのだと思うと、感無量だわ。早く楽になりたいと思う半面、もっと戦いの日々が続けばいいな なんて、ふっと思ったりもするの。 さあ、頑張って最後の相手を探すとしましょ。｣

｢マドンナたちとの決戦は99回戦。もう最期の１戦を残すのみとなるんだけど、しんどい1年だったけど、もう終わるとなると、何だか心残りがあるわ。そんな気持ちからか、なかなか決着をつける気にならなかっらの。この古典の世界は結構癒されるみたいだし、とっても居心地が良かったわ。でも、女性特別機動隊の任務はまだ全うしてないんだから、もうそろそろ勝ち名乗りをあげなくっちゃあ駄目ね。そんな訳で、裕子は絵の中へ入っていったの。そして直接長さを比べてみたわ。ビーナスさんはふっくらしてるから、そんなに長くないと侮っていたけど、意外と長いのでびっくりしたわ。｣

｢古典の女性たちって、ルノアールが代表させてるように、みんな脂肪太りなのかなあって思ってたら、どうも誤解してたようね。もう１人の脚長ビーナスさんと出遭ったわ。でもずっと寝そべってるので、股下長さ比べがなかなか出来ないの。｣

｢古典の人、マドンナを前にして勝負を掛けたものかどうかイジイジと考えていると、いつの間にかこの間のギネスマンがやってきたの。裕子の後をつけていたのかな。そして無言で裕子のスカートの中に手を入れてくるの。そして、暫く両脚の間をすりすりしたり、WAREMECHANをこちょこちょしたり、つんつんしたりしてたけど、“絵が相手じゃあしょうがないね。でももう1人絵の人と対戦すれば合わせて99回戦勝利ってことにしてやってもいいよ。”って言うのよ。このギネスマンはコレクター殿の回し者かしら。それとも本物?・・・・｣