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脚長裕子の華麗な冒険

脚長裕子の華麗な冒険>掲示板

公開 メンバー数:24人

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/09/15 22:40:04

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    フリー・ルポライターの裕子(10)、オマハ海岸の裕子(2)、第2次世界大戦の戦場巡り


    (オマハビーチはノルマンディー上陸作戦の天王山) 「着座した時はボーっとしてあんまり解らなかったんだけど、裕子はまさに大作戦の、しかも最大の激戦場の真っただ中に闖入しちゃったのね。水際は見渡す限り沢山のかく座した上陸用舟艇とそこから吐き出された無数の兵士たちで埋め尽くされていたわ。この全域に銃弾と砲弾が雨あられと降り注いでいるのよ。 幸い裕子の体は極薄強力バリアーで外界の衝撃から守られてるので銃弾や爆風には耐えられるけど、この人たちは大変ね。十字砲火に晒されて身動きも取れないとき、副師団長のノーマン・コータ准将が号令をかけたわ。"全員全力でバリケードの根元まで走れ!"どこにいても射程内なんだから、できるだけ内部へ入って、次々に来る後続部隊の場所を空けろ! ってことらしいわ。非常なものなのね。ユタ海岸やスオード海岸やゴールド・ジュノー海岸などの他の上陸地点は何とか侵攻が開始できたのに、このオマハ海岸だけは全く進捗してないらしいわ。ここの成り行き次第でこの大作戦の成否が決まる、いわゆる天王山になってるみたいなの。裕子の周りには生きてる人と怪我してる人と死んだ人が4:3:3ぐらいの割合で犇めいているわ。凄まじい地獄絵ね。」

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/09/15 19:35:29

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    フリー・ルポライターの裕子(9)、オマハ海岸の裕子(1)、第2次世界大戦の戦場巡り


    (D-day のオマハビーチへ着座) 「気がついた時は体中びしょ濡れだったわ。裕子は水際に膝上まで水に浸かって立っていたけど、周りはすっごい爆裂音と阿鼻叫喚!時空座標を調べたら、なんと、1944年6月6日、ノルマンディ・オマハビーチってなってたわ。まさにD-DAYの日にこのオーバーロード作戦で最も犠牲の大きかった上陸地点に着座しちゃったのね。第2次世界大戦のクライマックスの1つに飛びこんじゃったのね。大勢のアメリカの兵隊さんたちがこの水際から上がれずに密集して釘づけにされていたの。その中へ、情け容赦もなくドイツ守備隊の砲弾や機銃弾や小銃弾が撃ち込まれていたわ。海の水は真っ赤に染まり、生臭い匂いが立ち込めていたわ。ここで3000人余りの人が命を失ったんだって。」

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/09/15 19:33:02

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    フリー・ルポライターの裕子(8)、裕子は再び戦場へ、第2次世界大戦の戦場巡り


    (カオス空間へ射出される裕子) 「ボブと2人、戦艦ノースカロライナの艦載水偵キングフィッシャーに乗り込んでカタパルトから発進したわ。最初は時速450km位で暫く戦艦の上空を旋回していたけど、急に北東へ針路をとり、急加速したの。体にかかる重力は急激に増し、5G程度になった時、裕子は失神しちゃった。気がついた時は既にカオス空間に放り出されていたわ。どの時空間に到達するかは、空間の場の揺らぎと運に任せるしかないらしいのね。地面にはちゃんと軟着陸できるのかしら。」

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/09/14 10:09:07

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    フリー・ルポライターの裕子(7)、裕子契約成立、第2次世界大戦の戦場巡り


    ウイルミントンへの招待 北ビルマから帰ってみたら、国際時空間管理会社からの契約採用通知が届いていたの。なんでも、時空間フリー・ルポライターに内定されたんだって。早速USノースカロライナのウイルミントンまで出頭するようにって書いてあったわ。よっぽどなことがないとテレポーションは禁じられてるので、飛行機で行くことにしたわ。先ずワシントンDCのダレス空港まで飛んで、ミッドウエー・エアラインのプロペラ機に乗り換えて、ダーラム経由でたどり着いたわ。そして指定されたケープ・フェー河のX地点へ行ったわ。裕子は高3の時、大型バイクで1度訪ねたことがあるのよ。そこには第2次大戦に使われた戦艦ノースカロライナが当時の外観のままで係留されているんだわ。この戦艦の前で、国際時空間管理会社の北米支社長のMr.ウォーレンが待っていたわ。そして、裕子の北ビルマのルポを読ませてもらったけど、短時間の仕事としては良くできてるし、あのハグの下りはぐっと来た、って言ってくれたわ。そして、「裕子君はまだ学生だから取り敢えず1年契約としておく。北ビルマのボブを専属の時空間パイロットとして君に付けるから、思う存分第2次世界大戦のルポを取って来てくれたまえ。」だって。・・・・・・・そして、ボブと再会したわ。ついこの間別れたばっかりだけど、何だか変に懐かしかったわ。戦艦ノースカロライナの艦尾のカタパルト上に搭載されてる水上偵察機・キングフィッシャーが今回の時空航機なんだって。ボブは、今度こそは精度高く裕子を送ってやるって言ったわ。多分、第2次世界大戦の真っただ中で着地した途端に弾に当たって死んじゃうかもしれんけど、なんて怖いことを言うのよ。

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/09/14 10:06:04

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    フリー・ルポライターの裕子(6)、裕子は北ビルマへ(5)、第2次世界大戦の戦場巡り


    ボブとの再会 「なかなか感動的なシーンだったぜ。俺は日本軍と顔を合わせるわけにはいかんから,そっと離れて見守っていたんだ。お行儀のいい連中で良かったな。中には野蛮な連中もおるぞ。南京虐殺なんかもやってのけるんだからな。中国特有の誇大広告はあるにしても,あった事実は否定できんもんな。」 「そうね,野蛮性がむき出しになるのが戦争よね。ボブさんがタイムリーに出てきてくれて良かったわ。1人になっちゃって心細かったのよ。」 「ここに隠してあるP38に,タイムスリップの仕掛けがあるんだ。古いシステムだからちゃんと動くかどうか心配だが。ところで,俺にもハグハグしてくれんかな。」 「いいわよ、これから暫くいろいろお願いしなければならないし、チョットだけよ。だけどボブさんて意外とお小さいのね。」 「てやんでい、べらぼうめー。俺はGIジョウの仲間で、インターナショナル・スタンダードなんだぞ。裕子がでか過ぎるんだ。このでか女め。」 「まあそんな憎まれ口たたかないで。仲良くしましょ。こら、チョットだけって言ったでしょ。そんなとこつまんだり、顔突っ込んだりしないで。こそばゆいでしょ。もう何時まで悪戯してんのよ。早く裕子を裕子の時代にちゃんと返してよ。」 「まあそう言うなって。お陰で俺様と行き会えたじゃあねーか。そんじゃあ行くぜ。このP38で9000メートルまで昇り、地面に向けて急降下するんだ。時速が900km/hを超えるとスリップできる。」 「超えなかったら?」 「地面へ激突!」 「うっそ〜。」 「まあ自由落下でも超えれるから大丈夫だ。まあこれから月1回の付き合いになるから、大切なお客さんを粗末にはしないよ。」 「本当に信用していいんだか?」

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/09/14 10:04:19

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    フリー・ルポライターの裕子(5)、裕子は北ビルマへ(4)、第2次世界大戦の戦場巡り


    (遂に中緬国境の山岳地帯に) 「スコールで体中びしょ濡れの状態になっちゃったけど、何とかビルマと中国との国境の山岳地帯に到達できたわ。小隊長さんは、"俺たちが護衛できるのはここまでだ、ここからは目標地点まで1人でいけるだろう。一人ガイドらしい男が付かず離れず付いてきてるようだし、後は彼に託したらいいだろう。"って言ったわ。ここでいよいよお別れね。そしたら、小隊長さんが裕子にお願いがあるって言うの。"俺たちは常に最前線にいて、このまま女子に一指も触れることも無くお国の礎になることだろう。お別れに際してそんな俺たちを抱きしめてくれないか。"って言うのよ。裕子はいいわよって即答しちゃった。そして、独立別動小隊37人、全員を、一人ひとり、しっかりと抱きしめてあげたの。小隊長さんが22歳で、軍曹さんが25歳で最年長、それ以外はみんな18から20歳なのよ。みんなしっかりした骨格をしてたけど、身長は裕子より10cmほど小さいの。この人たちの何人がこの後に待っている苛酷な激戦と飢えと病気に生き残れるのかなと考えると涙が止まらなかったわ。 (戦場の男声合唱)「お別れの時,彼らは軍曹さんの号令で整列したの。そして,小隊長さんの指揮で,『埴生の宿』と『喜びの歌』と『百舌が枯れ木で〜っていうの』と3曲アカペラの男声合唱を披露してくれたの。そして最後に,"裕子君に頭〜右,敬礼!"て言って,敬礼してくれたの。裕子はまだ地球防衛軍に入隊する前だったけど、日本陸軍式敬礼でちゃんと答礼したわ。だけど,やっぱり涙が止まらなかった。そして彼らは暫くは隊列を組み,そして散会して駆け足でジャングル地帯へ戻って言ったわ。・・・・・・・・・裕子の時代では,従軍慰安婦っていうのが社会問題になっているのを思い出したわ。力で強制的に異民族にこれを強いるのは言語道断だと思うけど。こんな雰囲気だったら自然に自発的にやってあげようかって気になってくるから不思議ね。以心伝心なのか,下卑た人は1人もいなかったわ。でも勿論素肌の胸で抱き締めるだけよ。裕子はまだ二十歳になったばっかりなんだから。 みなさん,死んじゃいや〜。

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/09/10 23:09:47

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    フリー・ルポライターの裕子(4)、裕子は北ビルマへ(3)、第2次世界大戦の戦場巡り


    (裕子たちは更にジャングルを踏破する) 「この威力偵察小隊に誘導されてミートキーナから更にジャングルの中を北上したわ。彼らは忍者のように音を立てず,樹木に隠れるように速やかに移動したけど,裕子はちょくちょく脚を枝に絡まして,大きな音を立てたり,身動きできなくなったりでみんなに大迷惑を掛けちゃったみたい。でもこの頃はまだ援蒋ルートも細々としたもんだったし,イギリス軍も中国軍も殆ど出てきていなかったので,結構のんびりとした行軍だったわ。」 (裕子は日本軍の極意,密林同化術を身に付ける) 裕子は子供の頃から運動神経はいいほうだったから,長いこと歩兵の方たちとジャングル内を歩いているうちに,木々に同化する術を会得したような気がするわ。映画『戦場にかける橋』でも日本軍のジャングル戦闘能力の高さがちょっとだけ描かれていたような気がする。だからって,これから何に役に立つか分らないけど。そうこうしてるうちに,凄っさまじいスコールが降ってきたの。木に登っていないと泥流に流されちゃうし,木に登ってても木ごと流されちゃいそう。モンスーン地帯の雨季ってのは半端じゃないのね

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/09/09 12:56:26

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    フリー・ルポライターの裕子(3)、裕子は北ビルマへ(2)、第2次世界大戦の戦場巡り


    ミートキーナで日本軍歩兵と遭遇 「おい,毛唐の女が木に引っかかっているぞ!」 「どらどら,お,こら上玉だな。脚がやけに長いな。お前の2倍はあるんとちゃうか?」 「おっぱいもおけつもぷりぷりだぜ。最前線の役得ってもんだ。早速 いて込ましたろか。」 「こら待て!こんなかわいい子を犯したら罰が当るぞ。司令部に内緒でそっと連れて行こう。」 「小隊長は学があるけどオセンチだからかなわんな。確かに使い捨てはもったいないな。誰か英語できる奴はおらんのかいな。」 「皆さん紳士で良かったわ。さっきからの話,みんな分ってんのよ。私は日本人で,昨日85年先の未来から帰ってきたの。て言ったって信じないかな?」  「日本語ぺらぺらな毛唐だぜ。それにしてもかわいそうに,若いのに頭いてもうてる見たいやな。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・小隊長はとても紳士的で、インテリで、若くって,いい感じの人だったわ。名前を忘れちゃったけど、自分の部隊を合唱指導してるんだって。水島って言う上等兵もいたから、いずれビルマの竪琴で有名になるあの部隊だったのね。悪いことはしないから速く降りてきなさいって言ってくれたわ。いい人たちに行き会えてよかった。2年後にはインドアッサム地方からビルマ北部一帯が激戦と飢えとマラリヤで一面白骨地帯になっちゃうんだってけど、当然今この人たちは何も知らないわ。勝ち戦に有頂天になっている最中なのよね。ああ、みんな生きててほしい。理解できないだろうと思ったけど,小隊長に一通り話してみたわ。そしたら意外にも,"僕は科学小説をよく読んでいたから,裕子君の言っていることがまんざら分らんでもない。宇宙戦争やタイムマシンも知っている。"って言うのよ。海野十三って言う当時のSF作家に憧れてたんだって。そんな訳で,ボブから聞いていた某地点まで,親切にも連れてってくれるって言ってくれたわ。彼らは最前線の威力偵察隊なんだって。

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/09/08 22:05:40

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    フリー・ルポライターの裕子(2)、裕子は北ビルマへ(1)、第2次世界大戦の戦場巡り


    現地の時空パイロットにはすぐ巡り合えたわ。「俺はボブ・ブロシュナン、ボブと呼んでくれ。普段はアメリカの義勇空軍、フライングタイガースのパイロットをやっている。今も中国の成都上空で日本陸軍の隼戦闘機とドッグファイトをやってきたところだ。ここはビルマ北部で、そろそろ日本軍が占領しにやってくるころだ。裕子ちゃんは日本人だけど、これから攻め込んでくる日本陸軍に引き渡しても、多分すぐ銃殺されちゃうんだろうな。皮肉なもんだね。だからしょうがないから、俺がこのジャングルの中を、タイムスリップできるところまで連れてってやる。ここまでが旅行契約の範囲だからな。」「なんのことかよく分からないけど、よろしくお願いします。」って言うと、ボブは「ところで裕子ちゃんは本当に日本人か?背は結構高いし、おっぱいは大きいし、手脚は俺より長いし、信じられん。」何て言うのよ。そして、「今日は1942年6月1日だ。日本軍は3月にラングーンを落とし,戦線を北上させて,もうそろそろこの辺りに出没する頃だ。裕子ちゃんとは国は一緒だろうが,時代が違うから多分彼らは何も理解できないだろうし,何せ遮二無二突進してくるから,ここは逃げるが勝ちだ。」 「どっちへ逃げるの。」 「そうさな,ひたすら北へ向かって,ミートキーナを通って中国国境まで行くか。」 「それよか,長い脚をジャングルに絡ませないよう,注意して歩けよ。」「ボブ、待ってよう。ジャングルの中では思うように進めないわ。」「裕子ちゃんは脚が長すぎるんだぜ。枝を跨ごうとするからすぐ引っ掛かっちゃうんだぞ。潜り抜けることも考えたらどうだ。」 「潜り抜けようとしても、やっぱり引っ掛かっちゃう。」 「しょうがねーな。まあ暫くは日本軍はマンダレーより北には来ないから、のんびり進んだらいいよ。今から1年半後にはこの辺一帯で大激戦が始まり、2年後には至る所地獄になるんだけどね。太平洋戦争の後半の一大エポックがこの辺りを中心に展開するんだ。援蒋ルート,ビルマロードの設営,ウインゲート空挺団の侵入,乾坤一擲の暴挙インパール作戦,中国軍の大軍を含む連合軍の北からの総攻撃などなど,一気に大日本帝国陸軍が自滅の道を辿るシナリオが書かれている。機会があったらまた詳しく話してあげよう。今ならまだ,蒋介石軍も出てきていないし,ピクニック気分で高山性密林を愉しむこった。」

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/09/08 22:02:33

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    フリー・ルポライターの裕子(1)、Stanford の2年目、第2次世界大戦の戦場巡り


    Stanford 2年目から宇宙物理研究所で生活しなければなんなくなった裕子だけど、ひと月に7日間だけ自由外出が許されたわ。そこでこの7日間を何に使おうかなってしばらく考えたの。そして、閃いたのがフリーのルポライターになることなの。そして、高3の時大型バイクで訪ね歩いた世界の保存艦で、ショッキングな知識を蓄えたので、実際戦闘シーンてどんなに非常なもんかと実体験したくなって、時空移動機でルポに行ってみたくなったの。思い立つと直ぐ行動しちゃうのが裕子の悪い癖ってお兄ちゃんに良く言われてるけど、まさにその悪い虫が暴れ出したわ。そこで、廉価時空旅行社を訪ねてみたの。そしたら、先ず希望の年代とエリアを幅をもって教えてくれ、って聞かれたので、1941~1944,太平洋、ビルマ、西ヨーロッパ、ロシア(当時ソ連)の範囲内で、って答えたわ。この時空エリアの担当パイロットは今、1942年の北ビルマに居るから、先ずそこへこの時空旅行機で行ってもらうい、そこでその担当パイロットに引き継ぐから、って言ってたわ。早速契約書に署名して第2次世界大戦の戦場巡りの旅に出ることにしたわ。この契約書には「命の保証は全くない。」って明記されてたわ。

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