サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: Dr. Slipさん
2025/11/27 15:58:06
icon
Stanfordの2年目 21歳の裕子 (2) ダーク成分の裕子 新コロナウィルスと対決(2)

「裕子は自分の意志でダーク成分を分離できたの。そうしたらダーク成分だけでもう1人の裕子が出来ちゃったの。勿論意識はしっかり共有できてるわ。そう捨てこのダーク成分の裕子は大きくなったり小さくなったりが自由で、1ミクロン以下まで小さくなっちゃった。こうなると電子顕微鏡レベルの視野が共有できるの。そして、ダーク成分の裕子は光子エネルギーが原点となる物質世界には感知されず、自由にどんな物質でも透過できるから、例えば人間の体なんかも平気で中まで入れるの。そこで主任教授にウィルスや癌細胞と戦ってみようか、って提案してみたら、やってみな、だって。そんな訳で、これから暫くは裕子の分身は人体に入って新型コロナと戦うことになったの。地球歴2020年の日本に時空座標は定められたわ。でもどうやって戦ったらいいのだろうか。裕子は手脚が自由に使えるから、取り敢えず格闘戦に持ち込んで、リセㇷ゚ター部位なんかをもぎ取ったりしてみたら。何てアドバイスをもらったわ。リスクはどうなの、って聞いたら、それは全く分からない。やってみてのお楽しみと言うところかな。だって。無責任この上ないのね。では行ってきます。」 -
from: Dr. Slipさん
2025/11/26 23:44:34
icon
Stanfordの2年目 21歳の裕子 (2) ダーク成分の裕子 新コロナウィルスと対決(1)

「裕子は自分の意志でダーク成分を分離できたの。そうしたらダーク成分だけでもう1人の裕子が出来ちゃったの。勿論意識はしっかり共有できてるわ。そう捨てこのダーク成分の裕子は大きくなったり小さくなったりが自由で、1ミクロン以下まで小さくなっちゃった。こうなると電子顕微鏡レベルの視野が共有できるの。そして、ダーク成分の裕子は光子エネルギーが原点となる物質世界には感知されず、自由にどんな物質でも透過できるから、例えば人間の体なんかも平気で中まで入れるの。そこで主任教授にウィルスや癌細胞と戦ってみようか、って提案してみたら、やってみな、だって。そんな訳で、これから暫くは裕子の分身は人体に入って新型コロナと戦うことになったの。地球歴2020年の日本に時空座標は定められたわ。」 -
from: Dr. Slipさん
2025/11/26 23:39:56
icon
Stanfordの2年目 21歳の裕子 (1) ダーク成分の裕子 脚長裕子

「Stanford に来て3年目になるんだけど、2年目でPh.D すなわち博士号を取っちゃった。裕子のお陰でダークマター(DM)やダークエネルギー(DE)を捕まえることが出来たっていう業績なのよ。裕子はお兄ちゃんと一緒に脚をアンテナにしてこれら暗黒素粒子を捕まえて頂かなんだけど。そしてこの研究は次のphase に入ったって言うのよ。多元宇宙構造を解明する班と特殊生命体を研究する班とに分かれてやるんだって。裕子とお兄ちゃんは特殊生命体班に組み込まれたわ。二人とも特殊生命体そのものなんだから、当たり前のことなのよね。だけど自分のことって言ったて、何にも知らないのよね。先ずは裕子の体からダーク成分を分離するとどうなるのか調べてみようなんて主任教授が言い出したわ。そんなことしたら裕子死んじゃうかもしれないのに、いとも平然と言ってくれるわね。でも裕子にも興味あるわ。ダーク成分を裕子の体から分離する方法は裕子の意思次第だってことがすぐに分かっちゃったの。裕子の興味が大きすぎたせいか、自然に分離してくれたの。ダーク成分の分離体は何かボーっとした裕子の投影体のような感じだったわ。等身大の時はボーっとしてたけど、小さくなるほど鮮明になって行く感じ。意識は不思議と2つに分かれたりしないで統一されているんだけど。ダーク成分が見ている像はどんどん巨大化していく感じで2元体験をしてるみたいね。このまま小さくなったら目に見えなくなっちゃいそう。だけどそこで止まらなかったわ。顕微鏡で見える世界を通り越して、電子顕微鏡でようやく見える程度まで小さくなっちゃった。でも超不思議なことに、ミクロの世界を目で見ている、しっかりとした意識はあるのよ。そして遂に1ミクロン以下、ウイルスと同じくらいになって漸く小さくなるのが止まったみたい。」 -
from: Dr. Slipさん
2025/11/17 23:41:51
icon
地球防衛軍の裕子中尉(110-1) 裕子中尉とお兄ちゃん大佐の新婚生活(1)脚長裕子

暗黒帝国との戦争が終わって、暫くは平和が続いたわ。ゴジラ騒ぎなんかあったけど、巨大生物でも動物愛護の対象と考えた裕子の住み分け対策案が採用されて、それを実行したくらいで、ここんところずっと平穏な日々なの。定期的に多元宇宙パトロールは行ってるけど、穏やか過ぎてかえって不気味なくらい。ペルセウス座ξ星のマイホームで羽を伸ばしている昨今です。こんな平和がいつまで続くんだろうか。 -
from: Dr. Slipさん
2025/11/15 09:05:50
-
from: Dr. Slipさん
2025/11/09 08:07:02
-
from: Dr. Slipさん
2025/11/08 08:37:01
-
from: Dr. Slipさん
2025/11/06 11:09:05
-
from: Dr. Slipさん
2025/11/05 11:11:25
-
from: Dr. Slipさん
2025/11/04 23:54:52
icon
フリー・ルポライターの裕子(33)、独ソ戦のど真ん中へ(5)、第2次世界大戦の戦場巡り

(両軍総壊滅、予備兵力は) 「こんな、お互い総力を挙げての激突だから、どちらもへとへとに消耗し尽くしちゃったのね。余力は殆どないって感じ。後は更に投入できる予備兵力がどのくらい残ってるかが勝負の分かれ目になったの。結局反撃用に残しておいたなけなしのコーネフ元帥麾下のステップ方面軍から戦車師団を引き抜いて投入したことによって力のバランスが崩れ、ポロホルフカの原野でソ連軍がドイツ軍を撃退できたの。この戦いがターニングポイントとなってソ連軍の反撃が開始されるのね。この後、この巻き返しが完結してベルリンへ攻め込むまで2年掛かるんだけど、この戦争でソ連人は3,000万人も死んでるんだって。これに引換え、攻め込んで撃退されたドイツ人の死者はソ連以外にもオランダやフランスや北アフリカやバルカン諸国にも攻め込んでいるのに、しかもドイツ全土が戦場になっているのに700万人程度なんだって。如何にドイツ(ナチ)が占領地区で残虐なことをしていたのかを物語っているわ。因みに日本人の死者は300万人で、本土が戦場にならなかったとはいえ原爆や無差別都市空襲などで馬鹿にならない数字になったけど、ここで見落としてならないのは中国の死者だと思うのよ。何と2,000万人なんだって。中国は内戦などもあって自分らで殺し会ったこともあったけど、大部分は日本の責任のような気がするの。満州事変から15年以上にわたって殺し続けてきたのね。ヒトラーとナチスのような強烈な支配層があり、そこに戦争責任を集中させれば国民は禊が出来たドイツ人と違って、日本人の場合は軍部が勢いと下克上で支配されたやくざ集団の様なものだったから、戦争責任がいつまでも曖昧にされているのね。裕子はここまでルポをやって来て、つくづく戦争が嫌になっちゃった。これ以上ルポを続ける気力が萎えてきちゃったので、暫くフリールポライターの裕子はお休みとします。




