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from: Dr. Slipさん
2025/09/14 10:06:04
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フリー・ルポライターの裕子(6)、裕子は北ビルマへ(5)、第2次世界大戦の戦場巡り
ボブとの再会 「なかなか感動的なシーンだったぜ。俺は日本軍と顔を合わせるわけにはいかんから,そっと離れて見守っていたんだ。お行儀のいい連中で良かったな。中には野蛮な連中もおるぞ。南京虐殺なんかもやってのけるんだからな。中国特有の誇大広告はあるにしても,あった事実は否定できんもんな。」 「そうね,野蛮性がむき出しになるのが戦争よね。ボブさんがタイムリーに出てきてくれて良かったわ。1人になっちゃって心細かったのよ。」 「ここに隠してあるP38に,タイムスリップの仕掛けがあるんだ。古いシステムだからちゃんと動くかどうか心配だが。ところで,俺にもハグハグしてくれんかな。」 「いいわよ、これから暫くいろいろお願いしなければならないし、チョットだけよ。だけどボブさんて意外とお小さいのね。」 「てやんでい、べらぼうめー。俺はGIジョウの仲間で、インターナショナル・スタンダードなんだぞ。裕子がでか過ぎるんだ。このでか女め。」 「まあそんな憎まれ口たたかないで。仲良くしましょ。こら、チョットだけって言ったでしょ。そんなとこつまんだり、顔突っ込んだりしないで。こそばゆいでしょ。もう何時まで悪戯してんのよ。早く裕子を裕子の時代にちゃんと返してよ。」 「まあそう言うなって。お陰で俺様と行き会えたじゃあねーか。そんじゃあ行くぜ。このP38で9000メートルまで昇り、地面に向けて急降下するんだ。時速が900km/hを超えるとスリップできる。」 「超えなかったら?」 「地面へ激突!」 「うっそ〜。」 「まあ自由落下でも超えれるから大丈夫だ。まあこれから月1回の付き合いになるから、大切なお客さんを粗末にはしないよ。」 「本当に信用していいんだか?」
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