サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: Dr. Slipさん
13時間前
icon
地球防衛軍の裕子中尉(108-3)帝国軍の襲撃(26-3)裕子中尉の帰還(2)脚長裕子
裕子が目覚めて暫くすると、サイコ通信でお兄ちゃん大佐の懐かしい声が頭の中に広がったわ。ちゃんとフォロウしてくれてたのね。裕子が意識のないときでも裕子のセンサー機能によって周囲の映像が相手に伝わることになってるのよ。そしてお兄ちゃん大佐は「凄いものを見ちゃった。」って言ったわ。裕子はブラックホールの死闘で本当は死んじゃったらしいんだって。でも虚次元空間の黄泉の国へ行きかけた時、何と美少女が飛び出してきて、裕子の両脚を掴み、この虚次元空間から渾身の力を込めて引きずり出してくれたんだって。恐らく「スカサハ」さんが命を助けてくれたのね。ひと月ほど前、TVの裕子のコーナーのゲストとしてこの「スカサハ師匠」をお呼びしたところだったの。ここでは、また是非お会いしたいですね、と言って別れたんだけど、こんなに早く会えるとは思わなかったわ。でも裕子は全くの意識不明だったので、お会いしたことにはならないか。「スカサハ」さん本当に感謝、感謝です。また是非、今度は正気で会いたいな。そして、お兄ちゃん大佐から「裕子中尉の声が聞けたから、多次元時空間の座標が特定できたから、すぐ迎えに行ってやる。」って言ってくれたわ。こんな綺麗なビーチ久し振りだから、もうちょっとのんびりしたいわ、って言ったら、バカ!って怒られちゃった。 -
from: Dr. Slipさん
13時間前
icon
地球防衛軍の裕子中尉(108-2)帝国軍の襲撃(26-2)裕子中尉の帰還(1)脚長裕子
裕子は何時間寝ていたのだろうか。あるいは何日間? あるいは何年? 気が付いた時、裕子は広い静かなビーチに横たわっていたわ。光がさんさんと降り注ぎ、平和そのもので、今までのブラックホールでの死闘は何だったのかと思うわ。ひょっとしてここは「あの世」?