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  • from: 坪井さん

    2010年11月27日 22時11分20秒

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    切支丹禁制の高札


    酒屋さんにあった高札と同様の高札が明大博物館にあり、訳文があった。
    「きりしたん宗門は累年御制禁たり、自然不審成物有之ハ申出へし、御ほふひとして  バテレンの訴人 銀五百枚 いるまんの訴人 銀三百枚 立かへり者の訴人 同断  同宿井宗門の訴人 銀百枚
    右之通下さるへし、たとへ同宿宗門之内たりといふとも申し出る品により銀五百枚下さるへし、隠置他所よりあらハる丶におゐてハ、其所之名主井五人組迄一類共に可被行罪科者也
     正徳元年五月 日 奉行」
    明大博物館には他に驚くべき展示があった。刑具である。中でも右端のは鋸引きの刑具。これらを展示して検地などがおこなわれたのであろう。

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    坪井

  • from: 坪井さん

    2010年11月20日 22時55分03秒

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    蓬莱鏡


    ◆坪井の「酒屋」さんには古文書だけでなく古い鏡もあった。柄のついた蓬莱鏡である。蓬莱鏡とは、背に松竹に囲まれた鶴を描き、不老不死の仙人が住むという蓬莱山を文様化した絵が彫ってある。中国を源流とする吉祥文様の一つで婚礼調度の鏡の定番である◆銘は「天下一藤原政重」とある。「天下一」とは、安土桃山時代に信長が各種手工芸者集団の中からそれぞれ一人に与えた称号だが、江戸時代にはほとんどの鏡士がそう名乗るようになった。「天下一藤原政重」の鏡は東京国立博物館にも展示されており、江戸初期の作品である。柄があることから、祭事用ではなく実用品である◆なぜ、蓬莱鏡が「酒屋」にあるのか。その推測が面白い。百姓に鏡は不要である。化粧をする暇などない。当時の岩佐家は庄屋。「寿」という字からして嫁入り道具として持参され、この鏡で身だしなみを整え、お役人を接待していたのであろう。



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    坪井

  • from: 坪井さん

    2010年11月15日 20時58分43秒

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    安養寺


    <font size="3">◆坪井には日蓮宗の安養寺がある。西光寺が武家の寺で、安養寺は農家の寺・・ではない。文安2年(1445年)8月15日開創。安養寺は、中山法華寺を本山とする神保組13寺院の一つ。中山法華寺は千葉胤貞の庇護で栄えた寺である◆明治の大火で焼失した安養寺は民家を移築して寺としていたが、平成9年にりっぱな寺院を構えた。寺を訪ねると、玄関の中に鐘が置いてあった。ご住職に聞くと、盗難が多いので仕舞ってあるそうな。かつては鐘を吊った鐘楼があり、鐘の音がこの一帯に響き渡っていたであろう◆鐘の刻印には本願主北総千葉郡高本邑(むら)湯浅治良衛門とある。高本は吉橋と坪井の間、西高校より坪井寄りにある地区。坪井だけでなく、この地一帯に信仰を集めた寺である。

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    坪井

  • from: 坪井さん

    2010年11月05日 22時46分12秒

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    西光寺


    <font size="3">◆坪井の北、県道沿いに西光寺がある。坪井では最も古い辺田(へた)と呼ばれる地区にある。旧本尊の薬師如来から、創建は鎌倉時代以前とされ、足利時代の如意輪観世音や板碑、裏山には江戸時代の墓石が並ぶ。これは秘密だが、坪井城につながるという伝説の洞穴もある◆眼下の坪井川を下ると桑納川に合流し吉橋となる。この一帯は、古くは神保郷とともに臼井氏、後に千葉氏の勢力下であったが、戦国の世には、足利、上杉、千葉、北条、里見の大軍勢の通り道にあった◆吉橋城は戦国期、高木氏が城主であったが、天文6年正月行事の最中に北条に攻められ、あえなく落城。遺臣達は、吉橋に貞福寺を、各地に13の末寺を再建し、討ち死にした者を弔った。その末寺の一つが西光寺である。新木戸交差点には、貞福寺の本尊である血流地蔵の道標が悲しげに建つ◆西光寺を再建し、坪井に移り住んだ家臣こそ、吉橋から来た岩佐家の先祖という伝承がある。

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    坪井