コミック版【第08MS小隊】は、飯田馬之介が描いた【宇宙のイシュタム】の流れを受け継いでいる。OVA版でのシローの過去は【虐殺されたサイド2出身の連邦軍士官】としか描かれなかった。【宇宙のイシュタム】では、シローがどのような経験をした結果、ジオンを心から憎むようになったのかの経緯が描かれている。ジオン軍の毒ガス攻撃によって家族を失い、そしてコロニー落としが行われる際には、多くの仲間を失ったシロー。目の前でジオンによって奪われたたくさんの命の重さを知っているからこそ、シローは強くジオンを憎んでいるのだ。

劇団指揮のアクセス数が750000を突破しました〓ありがとうございました〓

オーナー
劇団員一同

アパッチ少尉以下6人が搭乗したAH-64Dアパッチ・ロングボウ3機は、朝霞駐屯地のヘリポートを飛び立って秩父へ向かった。同時にさいたまの入間基地からF-15J戦闘機が2機、同じく秩父へ向けて発進した。朝霞駐屯地の正門から完全武装した自衛隊員を乗せたジープと三菱の兵員輸送用トラックが出て行き、その後を90式戦車大隊が続いた。ミッソー中佐は教団の子供達が虐殺された山道を下っていた。この山道を下れば国道に出る。あとは朝霞駐屯地までは一本道である。ミッソー中佐の運転するジープが国道へ出た時、上空を2機のF-15J戦闘機が飛び去った。

彼の乗るボールは、進路確保の作業用だった。地球へ配置転換される兵士たちを運ぶシャトルに積み込まれていたボール。OVA版では、その理由が明確にされていなかったが、コミックス版ではスペースデブリ【宇宙のゴミ】回収のための作業用として登場。そして、シローはいきなりボールに搭乗している。これはシャトルの航路を確保するために出撃した部隊と音信不通になってしまったため、急遽シローがデブリ回収の役目を買って出ていたからなのである。

私が初めてellegardenを知ったのは、もう７年も前になる。
彼等の元々のﾊﾞﾝﾄﾞ結成はそれより前だが、結成〜CDﾘﾘｰｽまでに約３年のﾌﾞﾗﾝｸが有った。
まともな音源となってﾘﾘｰｽされたのは、６年前のﾐﾆｱﾙﾊﾞﾑだった。私が彼等の存在を知ったのはそのﾘﾘｰｽから１年前の事だ。
元々、英詞の邦楽ﾊﾞﾝﾄﾞが大好きだった私は当時、好きだった英詞ﾊﾞﾝﾄﾞが突然解散し、嘆いて居た。時の移り変わりの中で、GRAPEVINEやﾃﾞﾋﾞｭｰ間もなかったﾊﾞﾝﾌﾟｵﾌﾞﾁｷﾝ等のﾊﾞﾝﾄﾞを聴く日々が暫く続き、仲間たちと頻繁に情報交換を行う中、近日ﾘﾘｰｽ予定の英詞ｲﾝﾃﾞｨｰｽﾞﾊﾞﾝﾄﾞが居るそうだとの話を耳にしたのである。
まだｶﾞｷ見たいな奴らやけど、ﾒｯﾁｬ格好えぇらしい…との声。ﾒﾃﾞｨｱ登場率ｾﾞﾛ、ﾗｲﾌﾞ活動予定白紙、しかし期待度はかなり高い所に有った。ﾎﾞｰｶﾙが帰国子女、千葉県成田市出身、ﾗｲﾌﾞ活動は主に千葉ｺｰｽﾄ、ﾄﾞﾗｯｸﾞ使用経験有り。初めの情報はこんなものだった。
存在を知ってからﾘﾘｰｽまで実際、約１年有ったわけだが、その間一度、千葉ｺｰｽﾄでの対ﾊﾞﾝﾗｲﾌﾞを観に行った。１曲だけ、未完成だったが英詞曲を歌い切った。
奇跡とも言える参加だった。ﾎﾞｰｶﾙ細美武士は、伸びきったﾏｯｼｭﾙｰﾑｶｯﾄを茶色に染め、痩せた体に不釣り合いなｻｲｽﾞのﾃｨｰｼｬﾂ姿で、体全体でｷﾞﾌﾞｿﾝｷﾞﾀｰを鳴らし、湿った声で歌った。
知名度は勿論まったく無いﾊﾞﾝﾄﾞだった。しかし凄まじい存在感を示し、やがてﾘﾘｰｽされる曲の話をしただけに終わった。
dream is color!
彼はそう言い放ち、ﾋﾟｯｸを投げた。
ようやく日の芽を浴びるようになったのは、それから５年近く先だった―――

アプサラスは、オリジナルビデオアニメーション【機動戦士ガンダム第08MS小隊】に登場する架空の兵器。ジオン公国軍の試作型モビルアーマーである。Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの3機が存在している。

西暦2307年。人類は枯渇した化石燃料に代わるエネルギー源となる軌道エレベーターと宇宙太陽光発電システムを手に入れていた。しかし、莫大な建造費が必要な軌道エレベーターを所有し、その恩恵が得られるのは3大国家群である【ユニオン】【人類革新連盟】【AEU】のみであり、それらの超大国は全面的な対決こそ無いものの熾烈な軍備開発競争による冷戦状態にある。そしていずれの連合にも属せなかった小国は貧困にあえぎ、紛争や内戦を繰り返していた。
そんな世界の中で突然現れた謎の私設武装組織【ソレスタルビーイング】(CB)は、人型機動兵器モビルスーツ(MS)【ガンダム】を投入。世界から戦争を根絶させるべく戦いを挑むが、それは【平和のための武力行使】という矛盾も抱えていた。ガンダムを操るのは4人の青少年。彼らは自らを【ガンダムマイスター】と呼ぶ……。

「お入り」西島軍曹が学長室のドアをノックすると、中から返事があった。「失礼します」西島軍曹は入って驚いた。部屋は薄暗く、窓には分厚いカーテンが吊ってある。「シスターミザリィ、どうされたのですか？」西島軍曹が尋ねた。「最近、紫外線に弱くなってね。出来るだけ日光に当たらないようにしてるんだよ」「それは大変ですね。シスターミザリィ、最近太られましたか？」「わかるかい？千絵の自殺があってからストレスがかかり、過食症になってしまったんだよ」「そうだったんですね」西島軍曹は自分の携帯でトーマスのサイトを見せた。「このサイトには千絵をいじめて自殺に追いやったのは美紀だと書いています。でも私にはどうしても納得がいかないのです。あの優しい美紀がこんなことするはずはないんです」

「それは千絵さんのご両親の手前もあるだろうから仕方ないんじゃないか？」「私も最初はそう思ったの。でもこの時期に補助金をカットされることにでもなれば学園にとってはかなりのダメージなはずでしょ？私はてっきり、お二人が帰られた後にテレビ出演の依頼を受けるように言われるとばかり思ってたの」「どちらにしても、学園にとっては痛いんじゃないかな？」「そうよね。でも私は臨時の講師だわ。いざとなったら括にすることも出来るし、出演するにしても私に学園については一切話すなって口止めすることも出来たはずじゃない？なのに、学園長は補助金のことなんてまるで頭にないって感じだったのね」

「ん？何だ！これは！」西島軍曹は仰天した。西島軍曹が見ていたのはトーマスが作ったサイトだった。そこには自殺した千絵をいじめていた真犯人は美紀だと書かれていた。確かに美紀は千絵といつも一緒にいた。だがあの優しそうな美紀が千絵をいじめていたなんて、西島軍曹にはとうてい信じられなかった。西島軍曹は毎日サイトを見ているうちに、サイトの発言が悪意ある管理人の行為かどうか見分けることが出来るようになっていた。西島軍曹はサイトをお気に入りに登録すると、さっそくさいたま市教育委員会にサイトのアドレスをメールで送った。その後、管理人に千絵に関する書き込みの削除依頼をした。管理人の名前はトマチヨとなっていた。このサイトのことはシスターミザリィ学長にも知らせておいた方がいいだろう。西島軍曹はシスターミザリィ学長に電話をかけ、面会を申し込んだ。