「もうすぐ仲間の今村と松尾が来るわ。二人が来る前に、ここを抜け出さなくちゃ。そうしないと、ユーラちゃんまで三人の餌食になってしまう」みさきが言った。「うん。でもどうやって抜け出すの？」「二人で考えましょ」みさきとユーラは、泉川の部屋から脱出する方法を相談した。一方、ミサはユーラがいつもの時間に帰らないので、心配していた。ベランダに出て、上からマンションの入口を眺めたが、ユーラの姿は見えない。ミサはいてもたってもいられず、エレベーターに乗り、一階にある管理人室へ行った。

「ユーラちゃんに謝らなければならないことがあるわ」みさきはユーラに言った。「なあに？みさきさん…」「秩父湖であなたを殺そうとしたことよ」「ああ、あれね。ミッソー中佐がハンググライダーで助けてくれたからいいよ。それにアンナの命令でやったことなんでしょ」「それはそうなんだけど」「ところでみさきさんはどうしてここに監禁されてたの？」「私、トーマス様と一緒に住んでたの。アルバイトで喫茶モンブランで働いていたんだけど、常連のお客さんの泉川達三人に拉致されて、この部屋でメイドをやらされてるの。三人の性のはけ口として、相手もさせられてるわ」「ひどい！」ユーラは憤慨した。みさきに対するうらみはいつしか消えて無くなっていた。

方面総監部会計課、師団・旅団司令部会計課に会計幕僚が配置されている。これらの部隊や部署には、それぞれ会計の専門的知識を有する会計科職種の隊員が補職される。

私は自分の生い立ちを、あの女に話しました。不幸な生い立ちですから、今まであまり人に話したことはありません。それでもあの女には、自分でも驚くほど素直に話せたことを覚えています。私と弟が生まれて間もなく、父母は離婚し、私と弟は祖父のもとに預けられたことなどを、あの女にしみじみと語ったのです。

「風魔忍法！人くらげ！」「お頭！」それは泉川だった。泉川の全身から伸びた触手は、三人のくノ一忍者の体を捕らえた。そして水着をビリビリに引き裂き、あい、はな、ぽにょ子を裸にした。「キャッ！やめて！」ぽにょ子は両手で体を隠そうとしたが、両手は触手によって自由がきかない。そればかりか触手は、ぽにょ子の女の部分に侵入して行った。ぽにょ子は失神した。「松尾！行くぞ！」泉川は松尾に言った。「お頭、ありがとうございます」二人は硫黄島で共に戦って以来、10年ぶりの再会を果たした。

「肉棒を持っているから女の子を触りたくなるんだ。ぽにょ子、こいつの肉棒を食いちぎってやれ！」あいはぽにょ子に命令した。「わかりました」ぽにょ子は松尾の水着を脱がせにかかった。「ば、馬鹿！何をするんだ！やめろ！」松尾は必死に水卍固めから逃れようとした。だが水卍固めはがっちりと松尾の体を捕らえて放さなかった。ぽにょ子が松尾の肉棒をくわえようとした瞬間、異変が起きた。あいとはなとぽにょ子の体が電気に打たれたように硬直して、松尾の体を放した。

会計業務の処理を専門とする部隊には、大臣直轄の中央会計隊、各方面隊ごとにある方面会計隊、各駐屯地単位に配置されている会計隊があり、機関には補給処の調達会計部、学校の会計課などがある。

しかし、その女はなかなか打ち解けず、冗談を言ってもにこりともしません。よほど深い悩み事でもあるのでしょうか。私は根気よく指導を続けました。あの女は私の言うことに素直に従っていましたが、心はどこか遠くの方にあるらしく、目に生気というものがなく、本当に物悲しく見えていたのです。

ぽにょ子はあっと言うまに排水管に引き込まれ、流されて行った。「これで一人は片付いた。あと二人！」松尾はあいとはなを待ち受けていた。松尾が勝利を収めたかに見えた。だが松尾は重大な事実を忘れていた。それはポニョが魚の子であるということである。ぽにょ子は排水管の流れに逆らって、ポニョ昇りをして、排水口に戻ると、松尾の背後に忍び寄っていた。「グハッ！」突然ぽにょ子に背後から首を絞められた松尾は、呻き声を上げた。「き、きさま！」「伊賀忍法水卍固め！」ぽにょ子が首を絞め上げると同時に、あいが松尾の両手を、はなが両足を拘束した。伊賀忍法水卍固めが決まった瞬間だった。

松尾元上等兵はピンク色の水着を着た少女に注目した。「あの泳法は伊賀忍法ポニョ泳ぎだ！」松尾は残りの二人も観察を続けた。「あの二人もやはり伊賀者だ」松尾は自分を捕らえるために三人がプールにいることを悟った。「おのれ、伊賀者め！思い知らせてやるわ」松尾は再び潜水すると、プールの排水口に設置してある金網を取り外した。それから排水口の近くで潜水をしながら、三人を待った。まもなくぽにょ子がやって来た。ぽにょ子はポニョ泳ぎをしながら、松尾のそばへ寄って来た。松尾はぽにょ子の背後に回ると、風魔忍法呪縛陣によってぽにょ子を羽交い締めにして、排水口へ押し込んだ。