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  • from: ミッソーさん

    2006年07月31日 18時44分27秒

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    推理小説4

    旭川水死事件4
    警察自動車は、国道を矢のように疾走していた。やがて車は国道をそれると、旭川に沿ってしばらく進み、まもなく静かに停止した。川岸には多くの野次馬が群がっていた。その人垣をかきわけるようにして、僕達は進んだ。死体には防水シートがすっぽりとかけてあった。防水シートを取ると、若い男が現れた。男の衣服は、たっぷりと水を吸っており、顔や手足に無数の傷が見られた。「被害者の身元はわかったか?」警部は警官に尋ねた。「はい。判明しております」警官は機敏な動作で、敬礼して答えた。

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  • from: ジャニスさん

    2006年07月31日 14時45分22秒

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    カワイイコ〓 39


    「実は美代のことなのよ」
    「ん?美代ちゃんがどうかしたの?」
    「ええ、あの子、年明けで三つになるじゃない?なのに何も話さないのよね。そろそろママとか喋ってもいい頃なんじゃないかと思って…夕子のとこはどうだった?」
    「なんにも?うちは少し静かにしててよ!って言うくらいよく喋ったかも。上の子より下のほうが早かったのよ。あっ、でもうちの場合、上がいるし、赤ん坊の時から保育園だから早いほうなのかも」
    「そう…女の子のほうが早いって言うわよね…私も育児雑誌の担当になってから、そうゆうの目にする機会が多くて気になってたの」
    里佳は少し不安になった。

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  • from: ジャニスさん

    2006年07月31日 08時46分16秒

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    カワイイコ〓 38


    「ねぇ、夕子。ついでといっちゃなんだけど、一つ聞いてもいいかな?」
    里佳が切り出した。
    「何?私でよければなんでもどうぞ!」
    明るい性格の夕子に一言、心配することなんてないと言ってもらいたかった。
    「夕子のお子さん、下が女の子じゃない?もうじき4歳になるのよね?」
    「そうよ。最近はお兄ちゃんと喧嘩してばっかりよ」
    「そうなんだ。でも兄弟がいていいわね」
    「もしかして二人目が欲しくなったとか?」
    真顔で聞き返す夕子に里佳は慌てて首を振った。
    「いやだー!そうじゃないのよ」
    「びっくりした!また仕事辞めるのかと思っちゃったじゃない」

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  • from: ミッソーさん

    2006年07月31日 08時04分46秒

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    河原操子(みさこ)年譜

    明治8年 6月6日、長女として長野県松本市に生まれる。
    明治22年(14歳)母しな子死去。
    明治24年(16歳)長野県師範学校女子部入学。
    明治29年(21歳)東京女子高等師範学校入学、その後病気のため退学。
    明治32年(24歳)長野県立高等女学校教諭として赴任。明治33年(25歳)8月諏訪湖畔の旅館にて下田歌子と会う。
    明治33年(25歳)下田歌子の推せんにより横浜の大同学校教師として赴任。

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  • from: ミッソーさん

    2006年07月31日 06時43分56秒

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    満州帝国の野望171

    「黒住君、おめでとう」マルリナさんは、シャンパンを僕のグラスに注ぎながら言った。「ありがとう。マルリナさんは、日本のどこに留学していたのですか?」「岡山市の大学です」「へえ。僕は岡山市出身なんですよ」「そうだったの。私は大学の留学生会館にいました」「僕は岡山市で、岡山北署の原警部と殺人事件を捜査していたんです。でもひょんなことから、この戦争に巻き込まれたんです」「そうだったの。大変だったわね」マルリナさんは、大きな瞳をくるくると動かして言った。「黒住君、しばらくこの島にいてください。私がこの島を案内して上げるわ。私の家に泊まればいいわ」「ありがとう」

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  • from: ミッソーさん

    2006年07月31日 06時16分26秒

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    恋愛小説31

    河原操子(みさこ)物語31
    部屋の真ん中にはテーブルが一つあるだけの、まことに簡素なものだった。部屋はオンドル構造になっていた。しかし、日本のように風呂はない。私は荷物を運び込むと、早速操子先生の部屋に行った。支那ボーイが来て、湯を持って来た。操子先生は緑茶を取り出して、その湯でお茶を入れてくれた。「操子先生、蒙古王のご定宿にしては粗末ですね」「そうですね。くもの巣があるし、とても清潔とは言えませんね」まもなく食事が運ばれて来た。「操子先生、この食器は真っ黒でぞっとします」「そうね。食べる気がしませんわ。串山軍曹、ここに缶詰があります。これでがまんしましょう」私は缶詰を開けると、操子先生と一緒にそれを食べた。

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  • from: ミッソーさん

    2006年07月31日 05時40分44秒

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    推理小説3

    旭川水死事件3
    第2章 水死体
    岡山北署へ着いたのは、10時を少し回った頃だった。原警部と僕が、警察自動車の後部座席に乗り込むと、井上刑事がハンドルを握った。車がスタートすると、すぐに警部は話し始めた。「水死体が発見されたのは、旭川下流の辺ぴな場所で、人通りはほとんどない。たまたま付近を若い女性が通りかかって、中州で男の死体を発見したというわけだ。女性はすぐに110番した。それが9時30分、派出署から北署に報告があったのは9時50分だった」警部はそれだけ言うと、あとは何も言わず、シートにもたれると腕組みをして、じっと前方をにらんでいた。

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  • from: ジャニスさん

    2006年07月31日 01時36分33秒

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    カワイイコ〓 37


    二人は時間の経つのも忘れ、すっかり話し込んでしまった。
    「あら、もう10時になるのね。ごめんね、またまた引き止めちゃった」
    「ううん、私のほうこそ。それに凄く楽しかったわ」
    「うちの子たちは慣れっこだから構わないんだけど、美代ちゃん待ってるわよね?」
    「美代ももう寝てると思うわ。この頃はお婆ちゃんと一緒に寝ることが多いの」
    「えらいなー美代ちゃん、うちの子なんて私がいないとぐずって大変だったのよ。旦那がね」
    夕子はそう言ってペロッと舌を出した。

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  • from: ジュピター☆さん

    2006年07月30日 23時04分18秒

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    D O O R

    もう 気付いたろう
    目の前のドアの鍵を
    受け取れるのは手の中がカラの時だけ
    長い間 ここは居心地が良くて
    いつの間にかいろいろと拾い過ぎた
    どれもが
    温かくて
    失い難い いくつかの光

    手に入れる為に捨てるんだ
    揺らした天秤が掲げた方を
    こんなに簡単な選択にいつまでも迷う事はない
    その涙と引き換えにして
    僕らは行ける

    もう?気付いたろう
    僕に君のドアは見えない
    同じドアをくぐれたら…
    と 願っていたよ
    さあ 時は来た
    繋いだ手を離すんだよ
    カラになった手でそれぞれの鍵を受け取ろう

    恐らくもう
    戻れない
    いつか忘れる
    君と居た場所

    手に入れる為に捨てたんだ
    揺らした天秤が掲げた方を
    そんなに勇敢な選択だ
    いつまでも迷う事はない

    その記憶と引き換えにして僕らは?

    振り返らないで
    悔やまないで
    怖がらないで
    どうか 元気で
    僕は唄うよ 歩きながら
    いつまで君に届くかな

    その涙と引き換えに
    その記憶と引き換えに
    この詩と引き換えにして
    僕らは 行ける

    もう 気付いたろう
    目の前のドアの鍵を
    受け取れるのは
    手の中がカラの時だけ
    ただ一人だけ…
    ☆彡

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  • from: ミッソーさん

    2006年07月30日 17時08分33秒

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    満州帝国の野望170

    ウエーク島では、盛大な戦勝記念パーティが催された。100人以上の人が、島のホテルに集まった。島の酋長も出席して僕達を歓迎した。その会場で、僕は一人の女性と会った。それは酋長の娘のマルリナさんである。彼女は日本での留学を終え、最近島へ帰って来たばかりだった。マルリナさんは南方系の顔立ちをして、肌の色は健康的な褐色だった。マルリナさんの横には、一人の将校がいた。二人は親しそうに談笑していた。マルリナさんは僕を見つけると、近づいて来た。

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