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  • from: ミッソーさん

    2014年04月26日 17時09分13秒

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    ハジマリの終わり後日譚 964

    「ミッソー、あなたはそうやっていつも私を置き去りにして来た。これからもそうするつもりなのね」
    「私がいないと寂しいと思い、ユーラをそばに置いている。ユーラがいるから、多少は違うんじゃないか」
    ミッソー中佐には何を言っても理解されないと、ミサは改めて思った。
    ミッソー中佐は女性の気持ちや恋愛感情には全く無頓着で、頭の中は任務をいかに遂行するか、どうしたらたくさん殺害出来るか、そういう事で一杯だった。

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  • from: ミッソーさん

    2014年04月23日 19時38分26秒

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    ハジマリの終わり後日譚 963

    「ああ。今度はパキスタンへ行かなければならない」
    ミッソー中佐はブルマンを一口飲むと言った。
    「パキスタンへ?危険な国じゃないの?」
    「危険だからこそ防衛省テロ特命課が派遣されるのさ」
    「いつ帰れるの?」
    「わからない。半年になるか1年になるか」
    ミサはミッソーが任務のためなら、恋人もあっさり捨てる非情さを持っていることを十分知っていた。
    そんなミッソーの習性を知ってはいたが、ミサは納得することが出来なかった。

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  • from: ミッソーさん

    2014年04月20日 11時29分52秒

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    ハジマリの終わり後日譚 962

    ミサの部屋に入るとユーラが薄型テレビの前で踊っていた。
    「リルぷりっリルぷりっ!ひめチェン!」
    「な、なんだ?」
    ミッソー中佐はユーラの服装を見て驚いた。
    それは正にリトル・プリンセスだった。
    「ミッソー中佐、いらっしゃい!明日はみさきさんの結婚式だから準備してるのでーす」
    ユーラは得意そうに言った。
    「そうか。ユーラは女の子だったんだな。てっきり男の子かと思っていた」
    「失礼しちゃうわね」
    「冗談だよ」
    ミッソー中佐は笑いながらソファに腰を下ろした。
    ミサはブルマンのカップをテーブルに置くと聞いた。
    「また任務なの?」

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  • from: ミッソーさん

    2014年04月18日 17時30分48秒

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    ハジマリの終わり後日譚 961

    「マーク中佐、開発の遅れついでに一つ要望があります。バズーカ砲についてですが、従来のバズーカ砲ではなく波動バズーカ砲を装備して欲しいのです。波動バズーカ砲なら魚雷のように水中でも使用可能ですし、ビーム砲よりはるかに遠くまで到達出来るからです」
    「確かにミッソー中佐の言われる通りですね。ガンダムは水中における攻撃能力はかなり低下しますからね。横須賀のダンディ中佐に相談して見ます」
    「ありがたい。パキスタン潜入はガンダムなしで行くことになりそうです」
    ミッソー中佐はマーク中佐と別れるとミサのマンションへ向かった。

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  • from: ミッソーさん

    2014年04月15日 17時11分25秒

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    ハジマリの終わり後日譚 960

    マーク中佐は続けた。
    「工藤防衛大臣の考えは、どうせ開発するなら今までにないガンダムを作り上げたいというものです」
    「ビームサーベルやビームライフルやトランザムライザーはもちろん装備しているんだろうな」
    「もちろんです。それらの基本的装備を備えながら、あらゆる場面に対処出来るガンダムを作ろうとしているのです」

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  • from: ミッソーさん

    2014年04月11日 19時41分05秒

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    ハジマリの終わり後日譚 959

    「そんなことよりガンダム開発が遅れている理由は何だ?」
    ミッソー中佐は厳しい表情で言った。
    「自衛隊の要望はガンダムを宇宙空間・地上・水中でも使用可能なタイプにして欲しいと言うことなのです。特に水中での潜水深度を300mまで可能にして、機動性も地上と同等にしろと言う命令です」
    「誰がそんな無茶な開発を命令したんだ?」
    「ミッソー中佐、命令したのは工藤防衛大臣です!」

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  • from: ミッソーさん

    2014年04月08日 07時44分31秒

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    ハジマリの終わり後日譚 958

    「マーク中佐は誤解している。南大尉は大津の109教育大隊の頃の教え子だよ。私が伊丹36普通科連隊に移動になった時、南大尉は同じ連隊に配属された。私が防衛庁テロ特命課に移動になった時、南大尉はワック隊長になり、その後、工藤防衛大臣の秘書に昇格して、私と一緒に任務を遂行するようになったのだよ」「へえ。そうだったんですか。道理で仲がいいわけですね」

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  • from: ミッソーさん

    2014年04月06日 11時52分33秒

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    盗まれた手紙

    パリで、18――年の秋のある風の吹きすさぶ晩、暗くなって間もなく、私は友人C・オーギュスト・デュパンと一緒に、郭外サン・ジェルマンのデュノー街33番地4階にある彼の小さな裏向きの図書室、つまり書斎で、黙想と海泡石のパイプとの二重の快楽にふけっていた。少なくとも1時間というものは、我々は深い沈黙をつづけていた。


    エドガー・アラン・ポー(盗まれた手紙より)

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  • from: ミッソーさん

    2014年04月04日 21時01分28秒

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    ハジマリの終わり後日譚 957

    「あまり待てない。パキスタンとアフガニスタンの山岳地帯では爆撃機や戦車は役に立たない。ガンダムのような機動戦士がぜひとも必要なのだ。マーク中佐、開発が遅れている理由は何だ?まさか女性自衛官ワックとのデイトが忙しいと言うのではあるまいな」「ミッソー中佐、それはないです。ダンディ中佐はともかく、私はそんなことはありません」「ダンディ中佐は名前からしてワックにモテそうだからな」「ミッソー中佐こそ、ワックの南大尉と頻繁にデイトしてるんじゃないですか?」マーク中佐はにやにやしながら言った。

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  • from: ミッソーさん

    2014年04月03日 08時07分36秒

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    ハジマリの終わり後日譚 956

    「ダンディ中佐から武器等を預かっています」市ヶ谷駐屯地の中にある防衛研究所東京本部のマーク中佐が言った。ダンディ中佐は横須賀にある防衛研究所の所長である。ミッソー中佐はパキスタン潜入のために開発された武器リストを見ながら尋ねた。「このリストの中にはガンダムがないようだが…」「ミッソー中佐、ガンダムはまだ開発中です。もうしばらく時間がかかると思います」マーク中佐は申し訳なさそうに答えた。

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